S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

Jチームへの挑戦 ②ジェフユナイテッド千葉

2009-08-31 23:01:31 | SC相模原日記
全国クラブサッカー選手権大会 関東決勝大会の8チームが出そろいました。
1.群馬  山名クラブ(県2部-高崎市)*今回決定
2.山梨  フエゴベルグ(県3部)   *今回決定
3.東京  FLUTTO-FLUTTO(都2部-目黒区)
4.神奈川 S.C.相模原(県2部-相模原市)
5.千葉  コラソン千葉
6.埼玉  江南ブロッコリーズSA(県3部・熊谷市)
7.栃木  鹿沼FC(県2部・鹿沼市)
8.茨城  ファンファーレ日立(県2部・日立市)
今週、組み合わせ・スケジュールが、発表されると思います。連覇に向けていいゲームを期待したいですね。

また9月4日(金)16:00、ジェフユナイテッド千葉とのテストマッチを行うことが、SC相模原オフィシャルHPで発表になりました。ジェフ江尻監督と、SC相模原秋葉監督は、ジェフユナイテッド千葉(当時は市原)でのチームメイトであったこともあり、そうした縁で実現したテストマッチなのではないかなぁ、と思います。ファンの皆さんは「見たいなぁ~」と思っている方も多いと思うのですが、金曜日の16時では仕事・学校などがあり千葉県市原市まで見に行くのは難しいですよね。しかし、チームとしては、相手が強ければ強いほど、上に行くための強化ポイントが明確になるはず。日本代表岡田ジャパンも、今日オランダ遠征へ出発しました。SC相模原も、岡田ジャパンも 成長のためのステップになるといいですね~。

先日、日本代表岡田監督がテレビのインタビューで「来年の2010年6月11日までのスケジュールを決めた。」と語っていました。W杯ベスト4に導く工程表は、既に岡田監督の頭の中にあるのでしょう。SC相模原も、「Jリーグチーム挑戦10番勝負」などと銘打って、選手のステップアップを計画的に図ると同時に、ファンを巻き込むようなマーケティングも一案と思います。




静岡FC戦(トレーニングマッチ)

2009-08-29 19:47:33 | SC相模原・激闘の足跡
本日の、静岡FCとのテストマッチは、2-1でSC相模原が勝利しました。快晴で暑い静岡県中央防犯宮原グラウンド(藤枝市)で14:00に試合開始。スタメンは、GK榎本・DF秋葉・奥山・藤田・井上 MF鈴木・水野・吉岡・真仁田 FW齋藤・森谷 のメンバーです。水野が、守備的MFの位置に起用されたのが、普段の選手起用と異なるところでしょうか。

開始早々の3分、右から裏に抜けた真仁田に対し、相手DFたまらずファウル。その藤田のフリーキックから齋藤がゴールを決めて先取点!まず1点SC相模原がリードします。続けて5分、水野からのパスが右サイド裏に抜けた真仁田に通ります。そこから真仁田がセンタリング、齋藤がシュートしますが、惜しくも右に外れます。続けて9分、今度は縦パス1本を受けた齋藤がDFをかわしゴール!2-0と試合の主導権を握りました。

静岡FCベンチから「齋藤って、あの沖縄かりゆしの齋藤?」という声が聞こえてきます。その中、前半は相模原の攻勢が続きます。12分真仁田のパスを中央から鈴木がシュート、13分吉岡・齋藤と続けざまにシュート、20分正面からの齋藤のシュートも枠をとらえていましたが、キーパーにはじかれます。32分にも、藤田からパスを受けた齋藤が中央からシュート、これもキーパーにはじかれてしまいます。このように前半はSC相模原がボールを支配し、シュート数も圧倒していましたが、静岡FCもなんとか局面を打開しようと、必死にボールに食らいついてきます。
そんな静岡FCの気持ちが、SC相模原から信じられないミスを引き出します。34分ゴール前のDF間のパス交換を受けた秋葉が、静岡FC10番納谷に足元でボールを取られ、フリーになった納谷がそのままシュート。静岡FCに1点を許します。このあとも、SC相模原ペースで、前半を終了します。

後半は、静岡FCが攻勢に出、SC相模原は機を見てカウンターという流れにかわります。3分真仁田が相手と交錯、足を痛め森野と交代します。静岡FCの攻勢の中、8分齋藤がフリーになりキーパーも交わし、あとは決めるだけのシュートが、なんとバーに当たりゴールならず。静岡FCは後半から入った25番牟田が、立て続けにSC相模原のDFを突破しゴールに迫ります。15分、キーパーと1対1になった牟田がシュート、榎本が勇気ある飛び出しでこれをセーブ。見に来ていた名波さんも「ナイスキーパー」の一言。しかし16分再度牟田が、縦パスを受けシュート、しかしこれも外れます。19分大野・24分平川がin。26分またまた牟田が裏に抜けシュート、しかしまた外してしまいます。28分野村・30分佐藤がin。33分、右サイドを森野が持ち前のスピードで抜け、中央でフリーの佐藤にセンタリング、決定的と思われたシュートを相手キーパーに守られゴールならず。37分芹沢・39分長崎in。フレッシュな選手で固めて45分守りきりそのまま試合終了。SC相模原が2-1で勝利しました。

久々の試合を、勝利でスタートでき良かったです! が、後半少しミスも目立ちました。そのあたりは、また次回に。

日産スタジアムが消える!

2009-08-28 20:47:55 | マーケティング
「日産スタジアム」の命名権(ネーミングライツ)契約を、来年2月28日で終了すると横浜市は、発表しました。「日産スタジアム」は、その名称を元の「横浜国際陸上競技場」に戻すか、他の企業との命名権(ネーミングライツ)契約の可能性を探るしかないと思われます。

日産自動車の現在の経営状況は、思わしくありません。業績上昇の鍵を握っているのは、電気自動車ビジネスの立ち上がりです。それまでは、現在の内部留保金3兆9千億円をうまく運用して、無駄使いをせず,現行車種を販売して食いつないでいかなければ、GMと同じ運命をたどってしまいます。その意味で、今回の日産自動車の判断は、中村俊輔問題と併せて正しい判断と言ってよいでしょう。

また、東京ヴェルディの経営難、日本テレビ(以下日テレ)のヴェルディからの撤退問題が、改めてニュースになっています。Jから退会する場合、Jリーグ規約で「9月30日までに申請しなければならない」とされていることから、この一ヶ月で日テレに代わる新しいヴェルディの経営体制が決まらなければ、最悪名門東京ヴェルディは縮小、あるいは消滅の可能性があります。「広告費」だけの上に成り立つ民放テレビ番組や「広告費」だけの上に成り立つ企業スポーツが、ビジネスモデルとして終焉に向かっていることは2~3年前から叫ばれていたことです。日テレは、それを身をもって知っていたはずですので、最悪を覚悟した上で どこまで踏みとどまれるか?の判断でしょう。

マリノス、ヴェルディといったJの名門チームの経営難は、これからJを目指すチームにたくさんメッセージを発信しています。マリノスからは「身の丈にあった経営をすること」。マリノスタウンの建設は、今のマリノスには贅沢すぎました。ヴェルディからは、「地域に根ざした三位一体の経営をすること」。ヴェルディが消滅しても、悲しむ市町村はありません。困るビジネスパートナーも多くはないのです。

相模原に生まれ、相模原に愛され、相模原を代表して戦い、相模原市民の輪の広がりと共に大きく育っていく。今、SC相模原が進んでいる方向の正しさをどんどん加速させて、素晴らしいチームに成長していってほしいと改めて願うばかりです。



有望な、外国人若手選手の発掘という夢物語

2009-08-27 07:15:44 | クラブマネジメント
今日、G大阪のFWレアンドロが、カタールのアルサードに移籍することが決まりました。レアンドロとは今季シーズン途中、レアンドロ側の理由で移籍する時、G大阪に移籍違約金10億円(推定)を支払うことになっており、カタールのアルサードがそれを支払うことを了承したようです。おなじようなことが、名古屋のエースストライカー・ダヴィの時もありました。ダヴィが、カタールのウムサラルに移籍したため 違約金7億円(推定)が名古屋グランパスの手に入ったのです。もちろん両方とも、両選手を獲得するために費用がかかっていますが、それを差し引いても2億円~5億円の利益が、G大阪・名古屋の手元に残ったものと思われます。

2008年、川崎フロンターレでプレーしていたフッキは、シーズン早々の3月に東京ヴェルディに移籍、東京ヴェルディは移籍金5億円(推定)を川崎フロンターレに支払いフッキを獲得しました。その年の7月、フッキが、今度はポルトガルのポルトへの移籍を志願 すったもんだの末、違約金5億円+アルファ(推定)で移籍が決定しました。ヴェルディは損も得もありませんでしたが、この一連の移籍で結果的に川崎フロンターレの手元には5億円が残りました。そのポルトが、今月フッキと契約を延長したそうですが、契約期間中、他チームへの移籍に伴う違約金は、なんと134億円に上ると言います。凄い金額ですね。こうしたニュースを聞いていると、選手には大変失礼なのですが、株や不動産取引のニュースのようです。

レアンドロも、日本では大宮からキャリアをスタート、ダヴィ・フッキは、契約保有権は別にして、選手としては札幌から実質キャリアをスタートしました。ですので、ブラジル→J2、J1下位クラブ→J1上位クラブ→中東へ移籍&多額の違約金がオイルマネーから支払われるビジネスモデルが出来つつあります。

SC相模原もいかがでしょうか。若くて将来性の高いブラジル・アフリカの選手を発掘し、スポンサー様&SC相模原が、社員として契約。契約途中の移籍には、高額の違約金を設定します。そしてSC相模原の選手としてバリバリ育成。SC相模原のステージアップに貢献&爆発的な活躍してているとそのニュースがJ1上位のクラブの耳に入ります。J1の上位クラブも、中東への移籍も考慮した、獲得に乗り出し移籍・契約。スポンサー様&SC相模原には、高額の違約金が収入として手に入り、チームの運営費に還元されるという「サッカー選手育成のビジネス」?。なぁ~んて、不謹慎な発言でした。申し訳ありません。SC相模原は、相模原の代表として確実に着実にJクラブに向けたチームとして成長を続ける王道を、是非歩んでください。





ブラジル→Kリーグ、J2、J1下位クラブ→J1上位クラブ→中東へ

東京都のチームが神奈川県社会人1部リーグを制するか

2009-08-26 00:20:47 | SC相模原日記
神奈川県社会人1部リーグは、現在日本工学院Fマリノスが首位に立ち、試合消化が遅れている横浜猛蹴が、直接対決を制してどこまで迫れるか、という情勢になっています。日本工学院Fマリノスは、このままいけば関東リーグ昇格も射程圏内。専門学校の20歳前後の選手編成でこの結果は大健闘といっていいのではないかと思います。SC相模原も何度か、日本工学院グラウンドで試合をしましたが、あの素晴らしい設備、羨ましいですよね~。強くなるのもわかる気がします。

神奈川県サッカー協会には、社会人はじめ 大学・高校・中学などさまざまなカテゴリーがあるなかで、専門学校のカテゴリーが、ありません。東京都サッカー協会には、東京都専門学校サッカー連盟がありますが、日本工学院は、あえて学生のレベルを考えて社会人リーグ加盟を選択したものと思われます。しかも東京都八王子市のチームでありながら、東京都ではなく、神奈川県のサッカー協会に入っています。チームがFマリノスと提携している、という理由でしょう。このように「日本工学院Fマリノス」というチーム、カテゴリーも地域も、多少無理を通している事が分かります。

平川選手が、選抜された国体神奈川県チーム、最初に対戦したのが、東京都の国体代表チームでした。そのメンバー表を見てびっくり!日本工学院Fマリノスの選手が、東京都代表で入っているではありませんか。国体ならでは?なのでしょうか。ここでもまたまた無理を通しているのです。

サッカーの専門学校で有名なのが、新潟のジャパンサッカーカレッジ。アルビレックス新潟と提携し、北信越社会人リーグで今年も優勝を果たしました。北信越社会人リーグでは、長野パルセイロ・松本山雅・ツェーゲン金沢・サウルコス福井とそれぞれJリーグを目指すチームが各県目白押しなのですが、このジャパンサッカーカレッジの壁がなかなか越えられず、昇格に苦労しています。そろそろU-20リーグを活性化させるなど、専門学校の選手リーグを考える時期にきているのでは、と思います。でないと、働きながら限られた時間で練習を続け 上を目指すプレーヤー達のチャンスの芽を摘んでしまわないかと、余計な心配が頭をよぎります。

中学生Jリーガー・森本貴幸

2009-08-25 00:05:28 | 勝利への叡智
イタリアセリエA・カターニャのFW森本が、開幕戦で1ゴールを決めました!昨年は、7得点を決め、セリエA4年目の今年は「エースFW」として開幕を迎え、その最初のゲームで早速、期待に応えたました。スゴイ~!

森本が、監督・チームメイト・サポーターから「エースFW」として期待されているのは、森本のストライカーとしての成長、そして昨シーズン きちんと結果を出している事であるのは言うまでもないでしょう。しかし、もっと大切な事は、森本が昨年までの3年間、カターニャのプリマベーラ(ユース)からスタートし、1年1年、異国の地で、苦しく激しい練習とポジション争いを勝ち抜いて来たことを、サポーター&チームメイト皆がよく見、またよく知っていることです。その結果として助っ人ではない、カターニャ育ちのエースFWとして森本は今のポジションにあるのです。森本は、日本のTVのインタビューで、「日本代表よりも、今はカターニャで結果を出すことに集中したい。」と語っておりカターニャとの契約も2011年まで延長しています。(が、岡田監督は来月のオランダ戦に森本を招集する意向) 高い目標意識・強い意志力・今、何を優先すべきかの判断の確かさは、セリエAの4年間で、培われたものなのではないかと思います。

森本は、ヴェルディジュニアユース時代の15歳の時、その素質を見出されて東京ヴェルディ1969に帯同、中学3年生の卒業式直前の2004年3月13日、ジュビロ磐田戦でJリーグデビューしました。SC相模原Jユース育ちの選手が、SC相模原トップの試合のピッチに立つ日が来ることを願い、サポーターは選手たちの成長を温かく見守っていきましょう。もしかしたらJユースの中学生が、トップチームに加わる時が来るかもしれませんョ!



マリノスの中村俊輔獲得交渉は失敗か?

2009-08-24 00:01:05 | クラブマネジメント
今日から、SC相模原のHP(ホームページ)に「TOUCHLINE REPORT」というオピニオンサイトができました。今日のテーマは、「声の重要性」。7月のYSCC戦で、選手兼監督の「秋葉の声」がなかった事でチームの意思統一が完全ではなかった事に着目し、秋葉に代わる「声」、そしてチームとして高いコミュニケーション能力を作りあげることを提言しています。外部からのこうした建設的なオピニオンは、必ずやSC相模原にとってプラスです。今後も、鋭いオピニオンを楽しみにサポーターも注目していきましょうね!

同じように、昨今 企業の経営の中にも、「外部の高い見識」を、積極的に取り入れようとする動きが加速しています。「ユニクロ」は、皆さんもよく行かれているアパレルのお店で有名ですよね。ユニクロの創業者であり、経営者として有名なのが「柳井正」(やないただし)氏。個人資産だけで5700億円もあるという日本一の億万長者です。過去、このタイプの企業は ともすると「柳井天皇」となってしまい、誰も「天皇」に意見すら言えなくなり経営が誤った判断を繰り返しても修正されず、結果として衰退してしまうケースがありました。(旧ダイエーの中内さん、西武の堤さんがこの典型ですね。)
しかし、ユニクロの取締役は、ほとんど社外取締役。つまり全くユニクロの社員の経験がない人々&アパレルに詳しくない方々が、経営幹部になっているのです。しかしこのメンバーが「日本の叡智」という名経営者ばかり。逆に「柳井天皇」が、「取締役様、教えてください!」とお願いしたくなるようなメンバーばかりです。このトップの高い見識に基づくリーダーシップが、ユニクロが、この消費不況にもかかわらずたくさんのお客様を集め、業績が成長&安定している一つの要因になっています。

今年7月、横浜Fマリノスが、中村俊輔獲得に契約直前で失敗し、日産自動車から出向していた横浜Fマリノスの社長が責任を感じて交代する、という事件がありました。メディアは、サッカーを分からない人が選手獲得交渉するから、こうした事が起こったのだ、というネガティブな論調を張りました。確かに、日本で中村俊輔選手のプレーが見れなくなり残念です。しかし今のマリノスの中盤は、狩野・アーリア・小宮山・山瀬・兵頭・小椋・水沼など若手選手が競い合い、高め合い、活き活きとプレーしていることに満足&期待大のサポーターも多いと思います。メインスポンサーである日産自動車の経営状況、横浜Fマリノスの自身の経営&チーム状況から、「外部の高い見識」で、日産から出向していた社長が判断したもの、とポジティブな見方もあっていいのでは?とも思います。個人的にはエスパニヨール(スペイン)での中村俊輔選手の活躍が、非常に楽しみです。



静岡FCの運、FC琉球の運

2009-08-23 02:57:43 | SC相模原日記
来週8月29日(土)、静岡FCとのTM(テストマッチ)開催が発表されました。静岡FCとは、今年2回目のTM。場所は、藤枝市中央防犯宮原グランドと、前回の静岡市蛇塚よりもさらに遠いですが、久々のゲームですので、お時間のある方は応援を是非!

水野選手・齋藤選手の古巣、静岡FCは、サッカー王国静岡県で、Honda FC(JFL/浜松市)に次ぐNo.2の社会人サッカーチームです。今年は、矢崎バレンテなどのチームに後れをとっているものの、常に東海社会人リーグで優勝か上位につける強豪チームです。実力的には、とっくにJFLに昇格していてもおかしくないチームですが、何故かJFL昇格を決める地域リーク決勝大会で苦杯を強いられています。それくらい「地域リーグ決勝大会」は、ある意味特殊な大会と言えるでしょう。

「地域リーグ決勝大会」は、毎年11月末に開催され、第一ラウンド、全16チームが、4つのブロック(4チームで1ブロック)でのリーグ戦が3日連続の3連戦で行われ、首位のチーム1チームだけが勝ち上がります。翌週勝ち上がった4チームでの決勝ラウンドも3日連続の3連戦で、優勝~4位の順位が決まるのです。このような大会、国内社会人大会では他にない特殊な大会と言えます。もちろん実力がないと勝ちあげれませんが、プラスアルファの「運」がかなり勝敗に影響します。
1.1次リーグの組み合わせの「運」・・レベルが少し落ちると言われる北海道・中四国チームと、逆にJ昇格を目指す強豪チーム、などとの組み合わせの運。
2.PKの「運」・・上位チームの実力が均衡しており、PK戦が多い。特に決勝リーグ。
3.試合順序の「運」・・3日で3連戦での試合順序。他チームの結果に応じて、加えて選手のコンディションも考慮した綿密なゲームプランを考える必要がある。

2005年のFC琉球は、九州リーグで優勝することなく、九州リーグ2位で参加した初めての地域リーグ決勝大会で、JFL昇格を決めてしまうという、「強運」のチームでした。1次リーグの組み合わせも、中国リーグ代表と、関東リーグ代表の3チームだけという「強運」。決勝リーグも4チーム中3位ながら、JFL愛媛FCのJ2昇格決定に伴い、繰り上げでJFL昇格を果たしました。静岡FCのように、何回挑戦してもJFL昇格を逃しているチームにとっては、信じられないような「運」ですよね。だからサッカーは怖い!いや、面白い。

水を運ぶ選手

2009-08-22 16:35:04 | 勝利への叡智
SC相模原の今年は、一試合あたりの得点が多く、その攻撃力が目立っています。全社関東予選でも関東2部のエリース東京に対し5-2での勝利。次のYSCC戦でも10人で1点先制と、この状況を見る限り関東リーグレベルでも攻撃力は十分戦えているのではないかと推測されます。あとは、豊富な運動量をベースにしたメンバー全員の守備への貢献が、もっと強化されると、よりバランスのとれたチームにレベルアップできるのでは?、と思っているファンも多いことと思います。

オシム前日本代表監督の名言に、「サッカーというのは、バランスを保つために水を運ぶ役割をする選手が必要。」という言葉があります。この「水を運ぶ」という言葉は、調べると「水を運ぶ」=「労を惜しまず攻守にグラウンドを駆け巡る」選手=「抜群の運動量、チーム全体の攻守の状況を的確に判断する戦略眼、中盤の攻守両方ともに高いレベルのテクニックを持つ」選手と、メディアは伝えています。こうしたチーム全体のバランス・攻守両面に献身的に貢献する選手こそ重要なのだ、という日本サッカー界に一つの「気づき」を もたらした言葉となっています。

「水を運ぶ選手」として世界的に有名なのが、マンチェスターユナイテッドFCの朴智星(パク・チ・ソン)。FWからMFのすべでのポジションがこなせるユーティリティプレーヤー。ニックネームは「酸素タンク」。ゲーム終盤でも全く落ちない運動量、鋭い戦術眼、どのポジションでも高いレベルでこなす技術。献身的にチームに貢献する朴智星を、アレックス・ファーガソン監督が、大事なゲームで起用する理由がわかるような気がします。



切り替えろ!切り替えろ!

2009-08-20 00:57:28 | SC相模原日記
浦和レッズが、今日柏レイソルに負けて6連敗。しかもホーム埼玉スタジアムで1-4。鹿島・川崎など上位チームが相次いで敗れたので、浦和としては、差を詰めるチャンスでしたが、柏のJ残留への執念の前に敗れ去りました。浦和、J優勝に向けて、まずはACL出場圏獲得の4位内を確保したいところです。

しかし変わったなぁ~、と思うのはレッズサポーターの冷静さ。浦和駒場スタジアムを本拠地にしていた2000年頃までの浦和レッズですと、連敗が続くと試合後サポーターが熱くなり監督を批判するようなコールがよく起きていたのですが、今のレッズサポーターは、フィンケ監督が今やろうとしている事を、理解し支援しようとする空気が大勢です。レッズサポーターのブログなどを読むと「レッズ生え抜きの若手の出場機会をよく作っている」「アレックスとの別れは寂しいけれど、横浜の小宮山獲得に乗り出すなど逆に楽しみ」など非常にポジティブなコメントが多く、歴史を重ねチームも強くなると、サポーターのレベルも高くなっていくんだなぁ~と思ってしまいました。

SC相模原を強くする為に、私たちサポーターもレベルアップするよう頑張りましょう!県レベルの試合では、時に不可解な判定が続き審判にフラストすることもありますが、審判も「人間」ですから、観客席からの野次やクレームを受ければ腹も立ちますし、不愉快な気持ちにもなります。榎本選手ではありませんが、気持ち「切り替えて!切り替えて!」選手の後押しに私たちも「集中!集中!」