S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

激震!戸塚哲也監督解任

2011-05-31 21:57:10 | SC相模原・記念日
今日、SC相模原のホームページを見てびっくりされた方も多いかと思います。戸塚哲也監督が解任されました。後任には望月代表が監督として今後の試合の采配を振るう事になりました。望月代表は「開幕戦では勝利したものの、その後は1分2敗と成績が振るわず、クラブ創設以来、初となるリーグ戦での連敗を喫しました。」と、関東2部リーグ1勝1分2敗の成績不振を今回の監督交代の理由に挙げています。

成績もさることながら、望月代表は選手達ともよく話したことと思います。また、今後5月と同じような状態が6月続いた時のインパクトを経営者として熟慮・判断したことと思います。横浜猛蹴に負けてから、リカバリーアクションを戸塚監督がどのような手を打つかにも注視していたことと思います。そうした総合的な判断から、経営陣は現在の戸塚体制ではSC相模原を復活軌道に乗せられない、と判断し今回の監督退任劇に至ったと私は推測しています。

①関東2部リーグ1勝1分2敗の成績の持つ意味
やはり、「厚木に引き分けた、横浜猛蹴に負けた」という事実は、私たちサポーターにとってもショックでした。過去、負けた事がない相手に負けた、しかも神奈川県のチームに勝てない。このことは夏の天皇杯・神奈川予選でのSC相模原の苦戦を暗示しています。またSC相模原が引き分けた厚木マーカスがエリース・横浜猛蹴・東京海上に惨敗しているのを見るとますます不安になるサポーターの方も多かったに違いありません。
厚木マーカス戦は、私は「SC相模原が厚木マーカスの詳細な分析を怠った」のではないか、と見ています。エリースFC東京は厚木マーカスに対し、SB・ボランチの攻撃参加で数的優位を作り、余ったFWの選手がDFライン裏に抜け面白いようにゴールを量産していました。一方SC相模原は・・・

とにかく「縦への突破」。確かに、村野や吉岡の縦に抜ける突破力はスピード・テクニック共に素晴らしいのですが、これもFWやボランチ、SBらとの連携があればこそ。縦パス1本で裏に抜けて厚木マーカスのディフェンスを破る単調な攻めに終始したために無得点に終りました。
②エリースFC東京戦の采配
チャンスは数多く作りましたが、結局1点どまりで敗戦しました。これは個人的な意見ですが、私はなぜ健太が左サイドハーフなのかが疑問でした。クリスティアーノをDFに下げるなら、健太をボランチに戻す選択肢もあったように思うのです。

上の図の通りサイドハーフの特長は、タッチラインを背にするため、自分の視界180度の中で状況判断します。そしてサイドから入れるクロス、狭いスペースを抜くドリブル、ワンツーなどで崩すショートパスなどは、サイドプレーヤー特有のキックを持っていないとチームの攻撃戦力にはなり得ません。古賀はその意味で、攻撃的な左サイドハーフとしては、今もって日本で有数のテクニックを持ったプレーヤーです。
逆に、健太のようなセントラルミッドフィールダー型の選手は、コートの中央に位置し360度の視野を持ちコート全体にいる敵・味方の位置やスピード・キック力などを見極め、攻撃を仕掛け又守備体型を作るパスを出します。こうした攻守両面での戦術眼、360度に蹴り分けられるキック力、相手のボールを奪い中盤戦を制するキープ力において健太は今Jでプレーしている選手と全く劣りません。
戸塚監督は、選手の成長を促す采配、そしてそれがJFLだけでなくJにも通じるサッカーにしていきたかったのだと思います。慣れないポジションでプレーさせたのもそのため。しかし、地域リーグは教育リーグではありません。1試合1試合がJFLへの階段であり常にチームのベストパフォーマンスを出さないと勝ち続けることはできません。監督解任は止むをえないと私は思います。

あとは選手・関係者・サポーター全員が心を一つにして目の前の一戦に全力投球することです。どんな相手にもリスペクトしてどうしたら勝てるか真剣に考えてプレーしていきましょう。今年のこれだけの戦力の力を発揮すれば1戦1勝を続けられます。サポーターも監督交代を機に一層引き締めて応援しましょう!再スタートを何としても成功させましょう!
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組み合せ決定!今年の全社関東予選の展望

2011-05-30 23:44:19 | フォーキャスト
第47回全国社会人サッカー選手権大会・関東予選の組み合わせが今日発表されました。注目のSC相模原はさいたまSC・クラブドラゴンズと同じCブロックに入りました。では、Aブロックから順に対戦表を見ながら勝敗の展望をしてみたいと思います。

まずAブロックは、1回戦なしの4チーム2回戦&3回戦で代表を決めます。当然本命は「流通経済大学FC」ですが、この大会よく下剋上が置きます。番狂わせがあるとすると、「流通経済大学FC VS tonan前橋サテライト」。昨年、全社関東代表を勝ち取ったtonan前橋サテライト。今年も旋風を巻き起こせるかどうかに注目が集まります。
Bブロックは、昨年YSCCを破った坂戸シティFCがまた同じブロックに入りました。王者YSCCが2年連続の番狂わせの轍は踏まないと思いますが、前後半80分(40分+40分)の試合だけに、何が起こるかわかりません。東京消防庁も地力があるだけにYSCCも2回戦・3回戦と全力でぶつかっていくことでしょう。

そして注目のCブロック。SC相模原 VS さいたまSCの対戦は、昨年のブロック決勝の対決と同じカードとなりました。さいたまSCは、今年関東リーグで流通経済大学FCに2-1で勝利。YSCCにも先週惜しい試合で2-3と敗れましたが、王者に最後まで食い下がるいい試合を続けています。SC相模原は決勝戦を2度戦う覚悟で臨む必要があります。運よくさいたまSCに勝利できても、次はクラブ・ドラゴンズ。7月の炎天下のRKUフットボールフィールド。去年も2回戦この場所で戦いましたが非常に暑かったことを思い出します。暑さの中、集中を切らさず走りきったチームが勝利することでしょう。
Dブロックは、力の差の少ない5チームによるサバイバルマッチとなりました。FCコリアの安定度がやや抜けているものの、マーカス・鹿島・東京23FC・横浜猛蹴の4チームにも大いにチャンスあり。接戦の末、PK戦の運・不運が明暗をわけそうなブロックです。

Eブロックは、関東1部のヴェルフェたかはら那須がやや今シーズン調子を落としているだけに、神奈川県教員SC・日立ビルシステムにもチャンスがあります。強豪不在故の混戦必至のブロックです。
Fブロックは、逆に強豪同士の対決が期待される楽しみなブロックです。関東1部の2チーム、tonan前橋・東邦チタニウム以上に、エリースFC東京・青梅FCが好調。さがみ大沢も選手強化が進んでおり、どの試合の行方も全く分かりません。勢いで判断するならばエリースFC東京 vs tonan前橋のブロック決勝戦となりそうです。

上の画像は昨年の全社関東予選決勝のさいたまSC戦のスナップ。CBの秋葉と工藤が見事なリスクマネジメントを見せてさいたまSCの攻撃陣を封じました。また80分の試合ですので1点が普段以上の重たい点になります。先制点を取った方が有利。SC相模原がこの大会に向けて強力なチームに成長するよう、6月の公式戦を応援していきたいと思います。頑張れ!SC相模原。
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SC相模原は序盤戦なぜ苦戦したのか

2011-05-29 23:49:17 | SC相模原・激闘の足跡
関東リーグ2部でのSC相模原の厚木マーカス戦・横浜猛蹴戦での引き分け&敗戦は、どこに原因があったのでしょうか。先週のエリースFC東京戦で、明るい兆しが見えてきましたので、序盤戦SC相模原が何故ここまで苦しんでいるのか、原因を確認してみたいと思います。
戸塚監督は、当初SC相模原を2つのチームに分けました。Aチームは、クリスティアーノをボランチに置きがっちり守備を固め、縦に早い攻撃で得点を狙うチームです。Bチームは、昨年のパスサッカーを基本としサイドから崩して得点を重ねるチームです。結局、戸塚監督はAチームを基本にし、不足しているスキルをBチームの選手から一本釣りして融合することにより補いチーム作りを進めていきました。しかし「0点に抑える守備を基本」としたのに守備は安定しません。Jチーム・社会人チームと対戦して「0点」に抑えたのは厚木マーカス戦だけ。特にSC相模原の左サイドは相手から徹底して狙われました。町田・厚木・猛蹴などです。

町田戦で左サイドを突かれ失点を重ねたのを見て戸塚監督は、左サイドハーフにスピードと運動量のある吉岡が起用。吉岡は左サイドの守備のサポートにも頻繁に顔を出し、SC相模原の守備を支えます。こうして慶應大学戦・アルマレッザ戦・厚木戦は、左サイドが破たんすることなく持ちこたえることができました。
しかし、横浜猛蹴戦では左サイドハーフに古賀を起用します。古賀は吉岡以上のキープ力、攻撃センスと多彩なキックを持ちこの日も1点をゲット、攻撃には貢献します。しかしスピード&運動量に劣り左サイドの守備をサポートをする機会は激減します。こうしてSC相模原の左サイドバックは孤立。横浜猛蹴の付け込む隙を作ってしまいました。
エリースFC東京戦では、この反省が活かされました。左SBに中川が入り八田が左のCBと「左サイドの穴」を埋めました。試合を通じて安定した試合運びが出来たのは、この「穴」がふさがったためです。

一方、攻撃は「縦への早い展開から前線の選手のスピードを活かして得点」を基本戦術として選択しました。しかし、この戦術は未だに機能していません。切り替え早く縦パスを出すべきクリスティアーノ・中川・天野・八田らDFラインのパスはことごとく相手に読まれ有効なパスが通りません。特にボランチ・クリスティアーノが得点に絡む攻撃は練習試合の1~2度だけ。上記の先発メンバーリストを見ての通り、戸塚監督はクリスティアーノが機能するよう3月4月5月と辛抱して彼を使い続けましたが、守備では合格。しかし攻撃はさっぱり。ようやくエリースFC東京戦で、彼の本来のポジションであるCBに戻しました。クリスティアーノ自身、このポジションの方が慣れておりエリースFC東京の強力な攻撃陣を上手くさばいて見せました。

またチーム戦術が変わり、その能力をチームとして活かしきっていないタレントがいます。上の3人。古賀・健太・富井です。昨年、好成績を残した中盤の核の選手が今年ほとんど輝いていないのです。ですからセットプレーからの得点が高くなる道理がありません。得点チャンスが少なくなり、FWの得点力が落ちるのも至極当然。また、怪我で山本・榎本・山形・天野・萩原らの出場に目途が立ちません。松本も公式戦の出場機会が少なく、今年の新戦力を試合に活かしきれていません。控えに甘んじている昨年のレギュラー工藤・奥山も含めてチーム全体でこれだけ人材リソースの無駄遣いしていたら勝率は落ちて当然でしょう。

「地域リーグ決勝で勝つサッカー」は11月に披露してくれればよく、今は目の前の相手に「絶対勝利」するためのサッカーをすべきです。ようやくエリースFC東京の試合から、このモードに切り替わりました。これからも相手はSC相模原攻略のための研究をして試合に臨んできます。とにかく目の前の一試合一試合全力で必死に勝つ!この繰り返しでまず6月「勝利軌道」にSC相模原を再び乗せていって欲しいです!
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天皇杯・今年も「目指せ川崎フロンターレ戦」

2011-05-28 22:45:55 | フォーキャスト
第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会の日程・組み合わせが発表になりました。神奈川県大会を勝ち抜いたチームは、9月4日(日)群馬県代表と1回戦を戦います。毎年、群馬県はアルテ高崎とtonan前橋の勝者が勝ち上がってくる確率の高く、今年も高崎・前橋の勝者と神奈川県代表が戦うのではないかと予想されます。ここに勝つと2回戦は昨年と同じ等々力での川崎フロンターレ戦が用意されています。
SC相模原は、まず6月の関東リーグ2部の結果重要です。天皇杯はその後の7月の全社関東予選が終ってから、ゆっくり考えることにしましょう。今は、目の前の試合に結果を残すのみ。
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広告宣伝に有名タレントを使うリスク

2011-05-25 23:42:42 | マーケティング
上の広告は、富士フィルム社のヘルスケア事業商品のCM・画像の数々。富士フィルムが、これまでの事業の柱だった写真現像・カメラビジネスに変わる新しい事業の柱にと、経営資源を投じて育成しているのが、このヘルスケア事業です。ブランドイメージの確立と、商品のバリューの認知拡大を目指し、タレントの「松田聖子 & 中島みゆき」「堀北真希」らを起用し、年末年始大CMキャンペーンに続き4月から再び「松田聖子 & 中島みゆき」に加え稲垣吾朗を加えCMを制作、放映しています。
確かに、「松田聖子 & 中島みゆき」の2ショット画像を見ると、「富士フィルムの化粧品のCM」という認知度は、昨年の今頃に比べ格段に上昇したと言え一次的には成功している、と見てよいでしょう。

しかし、こうしたタレントをふんだんに使い流すCMは、40億円とも50億円ともいわれる大きなコストがかかります。それに対し、富士フィルムにおけるヘルスケア事業の売上高は、業界関係者の話によると未だ年間60億円にも満たない規模と言われています。ですのでこの宣伝広告は「先行投資・大赤字覚悟」と考えてよさそうです。その背景には上記のグラフにみるような富士フィルムグループの事業の低迷があります。急速に縮小する赤字部門「写真・カメラ事業」に代わる収益源を一刻も早く育てる必要があるのです。
ただ、こうした有名タレントをふんだんに使ったCMにはリスクが伴います。「松田聖子 & 中島みゆき」を使わなくなった途端、ビジネスが落ち込む可能性が高いのです。ですので富士フィルムは商品・ブランドが広く消費者に定着するのがいつなのかわからないまま、とにかく同じCM路線を続けて行かざるをえない状況にあると言ってよいのではないでしょうか。

「ファッション・モデルに、個性はいらない」「歩くハンガーであることが重要」とよく言われます。それはモデルの強い個性やイメージは、アピールしたい服のイメージを損なうからです。上の画像は、女優・長谷川京子を使ったユニクロのCM画像ですが、モデルの知名度を活かしながらも、その個性は最大限抑えた画像になっています。ユニクロはこのほかにも数多くの有名タレント・文化人・スポーツ選手をCM画像に起用していますが、そのモデルの名前が前面にでることはなく、ただ単に「スポーツ選手」「ミュージシャン」と職業だけが画像に書かれている事が多いようです。これは売り出したい服のイメージに影響しないよう、モデルとなるタレントの個性をできるだけ抑えたものにしたいという意図です。

逆に、販売者を隠すことによりブランド価値を最大化する戦略もよく見られます。上の画像は、都内で女性に人気のフランスパンのお店「PAUL」です。フランスの老舗人気店を首都圏に店舗展開しており、どこのお店も昼休み女性が長い列を作って並んでいる光景をよく見かけます。でもこのPAULという人気店を日本で事業展開しているのは、敷島製パンであることはあまり知られていません。「PASCOの超熟」と「PAULのフランスパン」が同じ企業の商品である、という事実は「PAUL」のブランド価値を下げる、という判断です。

コーヒーショップ・タリーズにも同じことが言えます。言うまでもなくタリーズは「お~い!お茶」の伊藤園の経営傘下にあります。しかし、伊藤園という企業名がタリーズブランドを毀損しないよう最大限の配慮がなされています。
それに対し、富士フィルムでは「富士フィルムの化粧品」と堂々と「フィルムメーカーの化粧品」であることを売りにしています。これも珍しいことです。一方でデジカメなどの宣伝も「富士フィルム」ブランドで展開しており、消費者にも「写真屋さんの化粧品」であるとの認知をCMで広めています。広告宣伝に多額の費用をつぎ込むなら、PAULやタリーズのように欧米の化粧品ブランドをM&Aした方が賢明なのではないか、と私は思います。

ソニーは、ブルーレイレコーダーのCMに矢沢栄吉を起用し、「もったいない」のコピーでビデオデッキ戦争を勝利しました。しかしソニーのブルーレイレコーダー・フラットパネルTV事業は、2010年度のソニーの発表資料をみると収益がでていません。右肩上がりでビジネスが成長していた昭和時代のCMは、有名タレントを使っても多くの広告投資は回収できましたが、現在の低成長時代下では、大きなリスク承知の投資になります。「お正月を写そう!フジカラーで写そう!」のコピー・CMの成功体験を早く忘れて、事業計画に見合った適切なマーケティング戦略に変えた方がよいのではないか、と「松田聖子 & 中島みゆき」の笑顔をTVやWEBで見るたびに私は思っています。
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えっ!北信越・中国リーグで「首位陥落劇」

2011-05-24 22:59:58 | ライバル達の咆哮
先週末5月21日(土)~5月22日(日)に全国の地域リーグで熱戦が繰り広げられました。結果、上の表の通り北信越・中国リーグで波乱がありました。北信越リーグは「孤高」のJapanサッカーカレッジが3位上田ジェンシャンに3-4と3点差を追いつかれての逆転負けを食らい首位陥落。これによって2位アルティスタ東御が首位で前半戦を折り返しました。これで面白くなってきた北信越リーグ。後半の首位攻防戦「Japanサッカーカレッジ vs アルティスタ東御」戦は6月12日(日)に開催されますが、この試合が今年の北信越リーグの行方を決める決戦になりそうです。

北信越リーグは上位2チームの他、上田ジェンシャン・サウルコス福井までのチームが優勝圏内。次節6月5日(日)は、長野北濃ダービー「アルティスタ東御 vs 上田ジェンシャン」戦。ジェンシャンは勝って優勝争いを三つ巴に持っていきたいところ。さて勝敗はどちらに?
中国リーグも、首位のレノファ山口が松江シティに0-1で敗戦・・と思われた終了間際、1点を取り返し1-1の引き分けに持ち込みました。この結果順位は以下の通りとなっています。

一昨年、JFLにいた三菱自動車水島が首位に立ち、つづいてデッツォーラ島根が2位。以下レノファ・ネクスファジ・ゼロックス広島までの5チームが団子状態。毎週末の試合結果で首位が入れ替わりそうな大混戦となっています。
関西リーグは、順当に奈良クラブが白星を積み重ね首位。昨年の関西王者・三洋電機洲本は今週も元気なく最下位・阪南大クラブと引き分け。この時点での首位との勝ち点11点差は重く優勝に黄色信号が灯りました。

九州リーグは「大分 VS 鹿児島」直接対決が行われ、ヴォルカ鹿児島が新日鐵大分を3-0で下し3位をキープ。一方新日鐵大分もこの時点での首位HOYOとの勝ち点12差は重く、「大分 VS 鹿児島」対決は「HOYO VS 鹿児島」の構図に流れつつあります。

関東は、昨年の1位 VS 2位対決「YSCC VS さいたまSC」の試合が行われYSCCが3-2で快勝。首位を堅持しています。2位流通経済大学FCも勝利し勝ち点3差でYSCCを追っています。

東北リーグは昨年の覇者、グルージャ盛岡が引き分けを喫し、ライバル福島ユナイテッドとの勝ち点差が「2」開きました。その両雄、今度の5月29日(日)仙台での直接対決を迎えます。勝ち点差2あるだけに福島は勝って今年の東北リーグを福島主導で進めたいところ。一方盛岡は勝つか引き分けに留め、後半戦に逆転の望みをつなげたいところです。
今年の地域リーグは、奈良クラブやアルティスタ東御、FC KAGOSHIMAなど新勢力の台頭や三菱自動車水島・流通経済大FCといった元・JFLチームの復活などで昨年とは全く違った優勝争いが繰り広げられています。今後もこうした熱い優勝レースに是非ご注目ください。
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SC相模原の選手達よ!世界を目指せ!

2011-05-23 22:10:44 | 勝利への叡智
女子マラソンの競技でバルセロナオリンピックで銀、アトランタオリンピックでは銅メダルを獲得した有森裕子さん。「自分で自分をほめたい」という言葉がまだ多くの方々の記憶の中に残っていることと思います。女子の陸上で2大会連続してメダルを手にしたのは日本初。当然女子マラソンではワールドクラスのトップランナー。ですので誰もが有森裕子さんはマラソンのエリートで、才能の豊かな人だと思っています。しかし、学生時代は全く無名選手。それどころか生まれた時から両足股関節脱臼を患っており小学校時代は体育の授業が大嫌いな少女だったそうです。

そんな少女の有森さんを勇気づけたのは、小学校の体育教師だった安藤先生の「自信の無いことも、短所も、みんなお前だけの素晴らしい特徴なんだ。武器なんだ。有森は頑張れる子だから、ずっと頑張り続けられるものを見つけなさい」という言葉でした。
「人と違うことが悪いことではない」と思うようになり、自分の短所をわかってくれる人がいることがとても嬉しくて、安藤先生が指導していた陸上を始めます。これが有森さんの陸上との出会いです。

有森さんが本格的に競技者として陸上を始めたのは高校時代。しかし高校入学時、陸上での実績「0」。ですので陸上部への入部すら一旦は断られる有り様。なんとか入部したものの国体・インターハイには全く縁がなく駅伝でも常に「補欠」。陸上部顧問の先生に推薦状を書いてもらい入学した日本体育大学。しかし大学でも全く鳴かず飛ばず。大学から実業団リクルートランニングクラブへ半ばおしかけ入部。ここまでの有森さんのアスリートとしての実績は無きに等しかったのです。しかし、リクルートでの練習で同期の後塵を拝しながら全力で諦めずに食らいついてゆく有森さんを見て、名伯楽・小出義雄監督は「身体の素質はゼロ、気持ちの素質は世界一」と評したといいます。その努力が花開き日本のトップランナーと認められたのは有森さん24歳の時。1990年大阪国際女子マラソンで6位入賞した時でした。

昨日、セリエA最終戦で得点を決めた長友佑都。ヨーロッパのビッグクラブ・インテルの左サイドバックを務める長友も大学2年生までは全く無名のサッカー少年でした。日本人選手としてはフィジカルの強さが売りだった長友選手。しかしセリエA・チェゼーナ入団時多くのサッカー関係者が「世界のトップリーグの選手の中に入れば、この程度のフィジカルの強さだけではやっていくのは難しい」と、考えていました。しかし長友は、セリエA・チェゼーナ、インテルでも急成長を遂げ、昨日の試合ではマイコンに代わって右のサイドバックも問題なくこなせる技量を見せつけました。長友が他のヨーロッパで活躍する日本人選手と一番異なるのが「チーム内のメンバーとのコミュニケーション能力」。チェゼーナでもインテルでもすぐにチーム内に溶け込みロッカールームを団結させるメンタリティをコーチ・他の選手が高く評価している、と言います。

有森さんと長友佑都に共通することは以下の点にあるのではないでしょうか。
1.自分の力以上の世界でプレーする事を恐れない勇気を持っている
2.目標設定がうまく、その達成のための努力を惜しまない
3.対人関係・人生全般において能動的であり積極的
SC相模原は「2011年JFL昇格」がチームとしてクラブとしての目標です。これはどう頑張ってもこれ以上の現実的な目標が持てないからです。しかし選手は、「日本のトップリーグでプレーし、そしてアジア・世界でも活躍する。」と常に高い目標設定を自分に課して欲しいのです。ベテラン選手も「ここからトップに再び這い上がる」目標設定がなければ、全盛期から力は衰えていくばかり。SC相模原の選手は素晴らしい素質にあふれています。そのポテンシャルをどこまで伸ばすか、は「自分の志」次第です。
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エリースFC東京を攻守に圧倒、しかし敗戦

2011-05-22 21:58:23 | SC相模原日記
本日、麻溝公園競技場で関東サッカーリーグ、SC相模原 VS エリースFC東京の試合は、1-2でSC相模原は敗れました。「サッカーの勝負に負けた」のですから、当然改善点を整理し明日からの練習や試合に活かしていかなくてはなりません。特に以下の点です。
・エリースFC東京は少ないチャンスの中で決める時に決めた
・SC相模原は数多い決定的チャンスに決められなかった
ただ先週の横浜猛蹴戦に比べると、サッカーの内容は良くなってきたと思います。安定した守備。中盤のゲーム構成力・ポゼッション。エリース東京のそれを上回りこれからが期待できる内容でした。来週は1週間リーグ戦は中休み。この2週間で新しいSC相模原をもう一度再構築し、6月5日(日)東京海上日動戦に向かっていって欲しいと思います。
今日の、先発メンバーは以下の通りでした。
FW:齊藤・水野 MF:村野・健太・富井・坂井 DF:八田・クリスティアーノ・大将・中川 GK:佐藤

エリースFC東京は、予想通り4人のFWを前線に並べる布陣。上の画像は後半20分頃の4トップ。深澤は昨年は慶應大学のFW。村山は昨年は横河武蔵野のFW。山本は昨年の明治大学のFW。青山は帝京大学出身のFW。ですのでサイド攻撃はSBが上がってきたときのみ。あとは前線4人の個人技で勝負するチームです。この4人をSC相模原のDFは90分間、ほぼサッカーをさせないまま終了させることができたのは収穫点。ポゼッションもシュート数もSC相模原が上回った1つのポイントがここにあります。

しかし、数多くできたチャンスをSC相模原ものにできません。今日の敗因はこの「決める時に決める力」不足にあります。
4分左サイドから健太が入れたボールを水野が落しバウンドするボールを齊藤がボレー。決まらない。
6分クリスティアーノのロングフィードにDFライン裏に抜けた村野がGKと1対1に。しかし決まらない。
10分村野がドリブルでバイタルエイアへ侵入。齊藤へラストパス。齊藤シュート。決まらない。
17分相手ゴール前の密集から齊藤シュート。跳ね返りを水野シュート。決まらない。
そして、前半最大の決定的チャンス
18分齊藤が村野にスルーパス。村野と健太抜け出す。ゴール前村野から健太に絶妙パス。健太フリー。GKと1対1。シュート!しかしゴール枠左。決まらない。

このあと30分頃から雨&風がひどくなりますが、SC相模原の流れには変わりありません。エリースFC東京は精度の低いミドルを打つのみ。SC相模原がエリースFC東京のよさを消しています。だからこそ前半で1点・2点決めておくべきでした。
39分富井のミドルシュート。しかしゴール枠左。決まらない。
44分大将の縦パスに抜けた坂井がゴール前でシュート。決まらない。
これで0-0で前半を終わってしまいます。

雨の中のハーフタイムショーはダンスパフォーマンス。雨で重たくなりそうな観客の気持ちを明るく和ませてくれました。晴れてたらもっとよかったのですが、ダンサーの皆さんありがとうございました。
キックオフ早々からもSC相模原のペース。そして後半9分でした。右サイドのスペースにでたボールを大将がキープ。これを坂井にパス、坂井は左から走りこんで来た齊藤にタイミングよくパスを出すと、齊藤シューーート!ゴオオル!1-0。SC相模原先制します。齊藤ようやく今シーズン初得点。
このあと14分にも齊藤がGKと1対1になりますが、相手DFが帰ってきてゴールならず。決まりません。

そして後半20分、エリースFC東京はコーナーキックからゴール前にボールが転々と転がる中、最後はボランチの近藤が決めて1-1。そしてそのすぐ直後の後半24分。坂井が中盤でファウルを取られると早いリスタート。エリースFC東京深澤が、大将のマークを振り切ってGKと1対1に。シュート。ゴール。1-2。本当にこの時間帯だけ。しかも崩されたのではなく相手がしたたかにゴールを決めた印象が強く、この時間帯のSC相模原の選手たちの集中力・リスクマネジメント意識の低下が招いた失点でした。

後半42分、中川に代わって投入されたのが工藤。中川が守っていた左サイドバックに健太が入り、工藤はトップ下の位置にはいります。それが上の図。村野に代わって入った吉岡と工藤と齊藤と水野の前線。1点を追いかけるチームの前線としては迫力不足。森谷・松本はコンディションが良くなかったのでしょうか。また、意識して出さなかったのでしょうか。工藤FWの奇策もむなしくこのまま試合終了。1-2でSC相模原敗れました。

今日の試合で痛感したのは「攻撃の駒不足」。古賀が出場停止。森谷・松本欠場。「齊藤頼み」の構成ではこれからの戦いを勝ち続けることはできないでしょう。「決まらない。」の連発解消は、齊藤・健太・村野らのシュートの精度の向上とともに、有り余るGK・CBに比べ薄いFW・SBの選手層に関しても再考する必要がありそうです。
しかし、エリースFC東京を攻守で圧倒できた事は収穫。あとは「勝ち方」。6月からの連勝を是非期待しましょう。頑張れ!SC相模原。
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SC相模原よ!追撃の烽火をあげよ!

2011-05-22 00:00:52 | マーケティング
目標に到達するためには、必ず苦難の時がきます。かつてJFL昇格していったチームもそういった場面を何度も対面しそれを精神力ではねのけ勝ち上がっていきました。
丁度、1年前の2010年5月30日の北信越リーグでは2強の激突を迎えました。言うまでもなく長野パルセイロ vs Japanサッカーカレッジ(JSC)の対戦。2010年何としてもJFLへの階段を上がりたい長野パルセイロ。しかし前半JSCは、開始早々から先制攻撃を仕掛けます。2分、左サイドのリスタートから、DFの隙をつきゴール前で簡単に決め1-0。長野パルセイロの中に「先取点を取られた!」と動揺が走ります。7分、落ち着かない長野守備陣、今度はペナルティエリア内でファウル!PK~!。JSCこれを決め2-0。2010年の公式戦で2点目を取られたのは初めての長野。しかし、長野はここからゲームを立て直します。17分、栗原が1点を返し2-1。後半さらに勝負に出た長野は、後半2分大島のゴールが決まり同点に追いつきます。しかしここから地力に勝る長野は攻め攻め攻め続けますが、得点ならず。試合終了の笛をレフェリーが吹かんとするラストプレイ。長野はコーナーキックから籾谷ヘッド!ゴーーーール。3-2!全員ピッチに倒れ込むJSC。狂気乱舞の長野パルセイロ選手&サポーター。

この試合、もし長野が敗れていたら、北信越リーグから地域リーグ決勝大会に進んだのはJSCでした。長野の2010年JFL昇格はなかったかもしれません。しかし2点リードされても慌てず1点づつ返す冷静さ、そして最後の最後まで勝利を諦めないで1点を決める我慢づよさ。本当に最後の紙一重は「精神力」で決まります。
「精神力」を強化するのは普段の「練習」。俺たちは絶対JFLに上がれる、という強い自信と精神力は「練習」によって培われるもの。SC相模原の選手たちがこれまでサッカー人生を賭けて取り組んできた練習量と質は相手に絶対に負けていません。先日のカマタマ―レ讃岐の北野監督コメント集でも「自信の裏付けは練習にあり」と読み取れたと思います。「練習でやっていたから」こそ自信がつきそれが試合での精神力の支えとなります。

明日の試合では、SC相模原が普段の練習の成果を必ず見せてくれるはずです。全員の炎のような闘志、堅い結束と息の合った速い連動で必ず勝してくれるはずです。SC相模原ファンの皆さん、是非応援よろしくおねがいします。選手・サポーター全員で買って関東リーグ2部逆転優勝向けて追撃の烽火(のろし)を上げましょう!

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自動車業界土日出勤に伴うサッカーへの影響

2011-05-20 22:42:19 | マーケティング
5月19日、日本自動車工業会は
・計画停電の実施を回避しピーク電力の需要抑制を図る手段として、休日を「土・日」から「木・金」へシフトすることが有効な策と判断し、部工会・自動車総連と連携して実施していくことを決定した。
・休日の振替えによる平日電力需要の抑制は、多くの企業の参加により大きな効果を生み出すため、参加企業が増えていくことを期待している。
などの、会長声明を発表しました。また、神奈川県の同じ県央地区の市の一つ、海老名市は節電のため水曜日・午後を休日とし電力需要の少ない土曜午前を開庁すると発表しました。こうした夏の電力需要のピークを平準化する社会の動きは、Jリーグ始めサッカー興業の集客にも少なからず影響します。

自動車産業が基盤となっている地域、例えば愛知(トヨタ自動車)・広島(マツダ)・埼玉(ホンダ・日産デ)などで開催される試合の観客動員力低下は避けられないでしょう。また、JFL以下のチームでは土日にレギュラーの選手が、出場できなくなるようなケースが発生するのではないでしょうか。例えば・・
<JFL・地域リーグ>
ホンダFC・ホンダロック・トヨタ蹴球団・三菱自動車水島・マルヤス工業
逆に、新しいビジネスチャンスが生まれるのが、木曜日・金曜日。旅行業・フードサービス業は、夏の「木・金休暇」にともなう、商品拡充を急ぐことでしょう。

今日、5月20日(金)東京も昼間は24度近く気温があがりました。オフィスの中は、それ以上の体感温度。今後、冷房用電力を含めて各企業は消費電力15%OFFの施策を次々と出してくるでしょう。今年のサッカークラブの観客動員は普段の年以上に難しい環境にあります。

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