S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

SC相模原・戦力点検 ③CH (センターハーフ)

2009-10-31 17:49:59 | 勝利への叡智
ランパード・セスク・ジェラード・ピルロ・デコ・エッシェン・シャビ・イニエスタ・・・世界の強豪チームには、最高のセンターハーフがプレーしています。日本代表では、サイドハーフ(SH)中村俊輔は、得点を生み出すパスを出すのに対し、センターハーフ(CH)遠藤は、攻守の状況を的確に読み、チームの攻撃・守備を組み立てるパスを出すチームの要。ですのでCHは、高い技術力に加えて、試合の流れと先を読む戦術眼が必要なポジションと言われています。

【今年のCH】
SC相模原でも、今年この重要なポジションにはチームの中心選手がその役割を担ってきました。まず年間を通してのレギュラーが鈴木健太。健太が怪我で出場できなかった6月頃、児玉・井上らがCHに入りましたが、結果健太を追い越すには至りませんでした。そして健太とコンビを組む、もう一人のCHは同じくSC相模原の中心選手坂井・水野・秋葉らが他のポジションとの兼任で入りSC相模原のポゼッションサッカー・パスサッカーの要としてゲームを組み立てています。そうした中、また新しい変化が訪れたのが10月。チームに新しく鈴木隼人が加入しました。隼人もさまざまなポジションがこなせますが清水エスパルス時代の本職はCH。SC相模原での隼人のCHでの試合はまだ2試合だけですが、チームの中に隼人の経験と技術が溶け込めば、さらに中盤から数的優位を作りだす創造性溢れるコンビネーションプレーが生まれてくることでしょう。
【来年に向けて】
まず、SC相模原の中心選手である健太・坂井が、チームが高いレベルで勝ち抜く戦術をチームのメンバー全体と共有し、その為に自身のスキルをどう高めていくか、自ら高い目標を設定しレベルアップを図る事が、何よりも大切です。また隼人の成長・チームとの連携強化することも、健太・坂井の成長のためにいい刺激となることでしょう。また、相手にポゼッションを奪われるようなケースでは、守備力の高い水野がこのポジションに入ってくることが予想されます。DF陣で大野の成長・また新しい強力な選手が加入してくれば秋葉・健太のCHコンビも、有力な選択肢になります。このようにCHはSC相模原の中心選手同士でのハイレベルな競争の中から、一層プレーの質を上げ、SC相模原の更なる躍進の核として頑張って欲しいと思います。




SC相模原・戦力点検 ②SH(サイドハーフ)

2009-10-30 23:28:45 | 勝利への叡智
SC相模原では、基本的なフォーメーションは、4-4-2で、中盤がセンターハーフ(以下ボランチ)と、サイドハーフ(以下SH)から構成されています。最近、サイドハーフを攻撃の起点とする4-4-2は多くのチームで採用されています。SC相模原の場合も「サイドからの地上戦」が、攻撃の鍵を握ることになりますから、大変重要なポジションです。望月代表は、今年1年を通じ、個々の選手の特徴と戦術の観点から2つのタイプのSHを組み合わせて起用しているように見えます。まず一つ目は①起点型の選手、もう一つが②ウィング(以下WG)型の選手です。ここに望月代表が誰をスタメンで入れているかで、その試合の攻撃のゲームプランの一端が分かります。
起点型のSHとは文字通り横からの攻撃の起点となるプレーヤーです。坂井・水野・井上・藤田がSHで起用されるケースです。
WG型のSHは、相手ゴールに斜めから切りこんできて、FWとのコンビネーションでゴールを狙う攻撃型のサイドハーフです。吉岡・真仁田・木下・森野がSHで起用されるケースです。

【WG型のSHの今年】一年通じて不動のレギュラーは、吉岡です。最近では、左SHだけでなく右SHにもチャレンジしプレーの幅を広げています。得点力・ドリブル突破・パスセンス・SBとのコンビネーションなどスキル全般で他のSHプレーヤーを上回っています。これに続くのが真仁田です。スピード・ドリブル突破力で吉岡を上回るものの、もともとFWの選手ですので、クロスの精度・SBとのコンビネーションなどMFとしてのプレーが今後の課題です。同じ事が森野にも当てはまります。こうした状況下WG型の選手層を強化するために、今年の夏入団してきたのが木下選手です。まだ19歳ですが、このポジションに必要とされる素質をもっていると思います。また右・左どちらでもこなせますので、早くチームに慣れレベルを上げていき、吉岡のポジションを奪う選手に成長して欲しいと思います。

【起点型SHの今年】起点型はWG型よりも守備と攻撃のバランスを重視するポジションですので、一試合でこのポジションの選手が、ボールに触れる機会は非常に多くなります。この起点型SHとボランチが、縦と横のSC相模原の攻撃を組み立てていくのです。年初は、さまざまな選手が試されていましたが、夏以降は水野が、隼人が入団して以降は、坂井がスタメンで起用されています。パス交換の要となる、縦に仕掛ける、アーリークロスを入れる、サイドバックのオーバーラップを使う、ミドルシュートを狙うなどまさに「万能型選手」でありチームの攻撃の鍵を握る選手ですので、当面は坂井・水野・藤田の3人での併用が続くでしょう。

【来年に向けて】県一部リーグ上位チームとの対戦では、やはり「吉岡・水野」「吉岡・坂井」が左右のSHを組むことが多くなると思います。そして後半、SHの足が止まったところでスピードスターの真仁田・森野が交代出場というのが、今の望月代表の「ジョーカー」かと思います。まず木下選手がこのポジションを取る事を宣言し、トップ選手とのGAPを早く埋めていって欲しいです。またFWに森谷・齋藤と同じレベルor以上の選手が加入したとすると、森谷がSHを兼任する選択枝もありと思います。昨日のFWと関連しますが、FWにもう一人得点力の高い人材が育つか、入団してくるかで、来年度のFW・SHのポジション争いが高まり、チーム全体の底上げにつながるのではないでしょうか。

SC相模原・戦力点検 ①FW

2009-10-29 22:24:35 | 勝利への叡智
Jリーグクラブは、来年に向けた戦力増強に着手しています。既に各リーグの昇格・降格が決定、あるいは濃厚のチームも絞られており、新しいチーム作り構想がまさに検討されていることでしょう。SC相模原も、各ポジション別に今年の成長を振り返り、来年への飛躍を占ってみたいと思います。今日はFWです。

【今年を振り返る】
年初、神奈川県社会人サッカー選手権大会で優勝を遂げたものの、六浦FCに1-0、決勝の横浜猛蹴戦では、敗戦濃厚のロスタイム森谷のスーパーCKで1点をもぎ取ったものの1-1。このような県リーグ1部チームのディフェンスに苦戦している状況を打開すべく、4月 チームに加入してきたのが齋藤です。以降、FWは齋藤を軸にチーム作りが進められ、大きな成果を出してきました。年初怪我がちだった森谷も回復し、夏以降は、FWは「齋藤・森谷」で固定されました。当初は齋藤の個人技が際立っていましたが、次第に2人のコンビネーショが熟成し、最近では森谷が得点する場面が、多くなってきました。来年の神奈川県1部リーグでも齋藤・森谷の2トップは、怪我なく高いコンディションを維持できれば、一層の熟成&レベルアップを増し試合を決める得点を今年以上に、バシバシ決めてくれることでしょう。

【来年に向けて】
課題はこの齋藤・森谷に続く、あるいは脅かす選手の成長が遅れていることです。特に佐藤の成長は、ファン・関係者も願い続けているところですが、今年後半は怪我もあってか出場機会にも恵まれず得点シーンが少なくなっています。水野は競り合いに強く、前線でのシンプルなボールさばきは見事ですが、ゴールに向かうFWらしい迫力に欠けています。全社レベルの屈強なDFに対抗するには、齋藤・森谷に続く強いFW、つまり「前線でボールキープが上手くセットプレーで抜群の得点力を発揮する選手」が必要と思います。Jリーグに例えると、巻・ヨンセン・長谷川悠・チョンテセ・田原豊のようなタイプの選手です。佐藤・水野の早い成長を待ちたいところです。

今年は、SC相模原が先制する試合が多かったので、齋藤・森谷の2人で、勝ち続けることができました。しかし来年は、SC相模原が「ビハインドを許し追いかける試合」が増えてきます。その時、望月代表&秋葉監督は、同点に追いつく打ち手、逆転を狙うオプションを持つ必要があります。今持っているのは「スピードスター」のカードがあるくらいで、「パワープレー」「必殺のセットプレー」「強い相手への3トップ(1トップ2シャドー)」他のカードは、「ラスト10分で1点を取りに行く」「齋藤・森谷の足が止まった時の打ち手」のために、一層磨きをかける必要があると思われます。0-1の試合を、1点もぎ取って延長・PK戦又は引き分けに持ち込む逞しさ。さらに2-1に逆転する攻撃力・精神力の強さ。今年、全社の試合を見てSC相模原にも、是非必要な要素だなぁ~と、強く感じました。




クラブチームサッカー選手権・・・後日談

2009-10-27 22:56:13 | SC相模原日記
本日、神奈川県リーグ2部Bの残り試合のスケジュールが発表になりました。次の試合は4週間先の11月22日(日)13:00から、北里大学第一総合グラウンドで港北FCとの試合が、開催される事になりました。開幕戦の麻溝公園陸上競技場以来の県リーグ2部の試合で、2回目のSC相模原地元開催試合です。近所・友人お誘い合わせの上、是非観戦に行きましょう!そして11月29日(日)18:00からしんよこフットボールパークでのBEBERRADO FCとの最終戦が行われます。2部最終戦ですから、来年につながるさらにレベルの高いプレーを期待したいですね。

一方、県リーグ2部Aは、ALL-Zが最終戦に勝利し優勝を決めたかに思われましたが、なんとコワダFCが今日時点であと4試合残しており、全勝すると勝ち点が並ぶため、ALL-ZはコワダFCの試合結果待ちとなりました。コワダFCが1試合でも負けか、引き分けた時点でALL-Zの優勝が決まります。同じ相模原市のコラソンFC&FCインフィニット相模原は、善戦し上位に食い込んで来ましたが、僅かに及びませんでした。

【全国クラブチームサッカー選手権・後日談】
昨日、共同通信社から「“草サッカー日本一”へ鹿沼FCが挑戦」という記事が配信され日刊スポーツなどが記事として採用しています。
http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20091026-559704.html
今週末から大分で行われる「全国クラブチームサッカー選手権大会」の開催告知用に主催者が、準備したプレスリリースだと思われます。見出し&記事の主人公になっているのは、SC相模原不出場となり代わって関東代表として出場する「鹿沼FC」。記事の中身も「草の根レベルの普及、技術向上を目的に始まった大会も16回目」など主催者全国社会人サッカー連盟が「SC相模原の出場を認めなかった理由」を書いているような記事です。「日本サッカー界の底辺を支える精鋭たちの祭典」がこの大会の目的で、SC相模原はもはや「日本サッカー界の底辺ではなくトップを目指す力のある有望なチームであり今大会の趣旨には沿わない。」が、SC相模原の参加を認めなかった主催者の真意だったろうと推測されます。しかし既に過去の事。鹿沼FCは、確かに地道に頑張るさわやかなチームでした。全国大会での健闘を心から祈りたいと思います。

ザウルス西湘南戦(神奈川県2部リーグB公式戦)

2009-10-26 00:09:26 | SC相模原・激闘の足跡
本日、県リーグ2部Bザウルス西湘南戦が南足柄運動公園で開催され3-0でSC相模原が勝利しました。これによりSC相模原は、9勝無敗で当リーグの優勝を決め、来季の県リーグ1部昇格も併せてGETしました。スターティングメンバーは以下の通りです。
【SC相模原】FW齋藤・森谷MF吉岡・坂井・健太・隼人DF秋葉・奥山・井上・水野GK平川
【ザウルス西湘南】*4-3-2-1のフォーメーション

開始から20分までは、両チーム一進一退を繰り返します。ザウルス西湘南は、SC相模原のFW+サイドハーフをフリーにせずタイトなマークで、SC相模原の攻撃を防ぎます。SC相模原は、相手の消耗を早めようと、シンプルにパスを回そうとしますが、雨を吸った土のグラウンドで微妙なボールコントロールが効かず、体力満々のザウルス西湘南ディフェンスを、破る事ができません。
しかし20分を超えた頃から、SC相模原がザウルス陣内でボールを回す時間が続きチャンスを次々と作りだしていきます。21分健太と齋藤の縦連携から齋藤がDFラインを突破しシュート!しかし惜しくもゴールマウスの右にそれます。31分隼人と森谷の巧みなワンツーから森谷が抜け出しシュートしますがこれも外れます。
そして32分、相手右サイド奥に上がった右SB水野がFreeとなり、精度高く中央にセンタリングを上げます。これを森谷がシュートを打ち込みゴーール!先制点をSC相模原がGETします。その後も、健太から右・左のサイド、または中央の齋藤へとパスを供給、40分過ぎから前半終了まで、ザウルス西湘南は、ペナルティエリア内に、FW1人を残して全員引いて守りゴールを死守します。

後半、ザウルス西湘南は、健太へのマークを徹底(上記写真参照)、ファウルすれすれのハードなアプローチでSC相模原の攻撃を防ぎます。(健太が倒れるシーンが続き心配でした。)そうすると後半8分頃から、ザウルス西湘南の反撃が開始されます。ザウルス24番が、立て続けにSC相模原ゴールにシュート、平川始め水野・秋葉・奥山らDF陣が体を張って守ります。しかしここから16分まで、SC相模原ゴール前で激しいザウルス西湘南の攻撃が続きます。24番のCKからの攻撃、10番のシュート、22番FWのシュートと、完全にザウルス西湘南ペースとなり、集まった南足柄サポーターからも歓声が上がります。SC相模原、危うし・・。

しかし、この流れを断ち切ったのは、望月代表でした。16分「隼人OUT 藤田 IN 」~この采配が、この試合を決定付けました。SC相模原は、「いつものスタメン」メンバーとなり、パス回しが安定し落着きを取り戻します。効果テキメン、2分後の18分、相手ゴール正面で森谷がフリーになりコースを狙いシュート!GOOAL!SC相模原2点目を取り、流れを再び取り戻します。
そしてその3分後の21分、左サイドをドリブルで上がった井上が、中央ゴール前にパス、齋藤がうまくDFを引きつけ、森谷にボールが渡りシュート!ゴーール!SC相模原は、望月采配から4分間で2点を取り、勝敗を決しました。

26分、この日ハットトリックの森谷を下げ、真仁田をIN、FWを水野-齋藤の2トップに変えます。この後も、SC相模原がポゼッションを維持し、攻撃を続けます。特に水野がポストプレーでうまく周囲の攻撃陣を使っていたと思います。ここからは、「ゲームを終わらせる」望月采配。秋葉⇒大野・井上⇒大山・健太⇒野村とフレッシュなメンバーを続々投入し、足の止まったザウルス西湘南を攻め試合終了。3-0でSC相模原が勝利しました。

今日は、GK榎本が体調不良で会場にも来らませんでした。変わって平川がゴールを守りましたが、後半ザウルス西湘南の相次ぐシュートもよく防ぎ、安定した守りを披露してくれました。榎本も「平川・岩田がいるから大丈夫」とゆっくり休めたことでしょう。3人が競い合い&協力し合いGKとしての力量を、さらに高めていって欲しいと思います。


S.C.相模原、県リーグ2部B優勝!来季の1部昇格決定

2009-10-25 19:23:14 | SC相模原・記念日
本日、ザウルス西湘南との試合で3-0勝利し、神奈川県リーグ2部Bで優勝し、来季の1部昇格が決まりました!チームもサポーターも目指しているところは、もっと上にありますが、その一里塚を無事越えられた事をまずは喜び、次の一里塚である2010年度の「3月決選」神奈川県社会人サッカー選手権大会の2連覇に向け、階段をさらに昇っていきましょう。

ただ、数値から見たSC相模原の最近のサッカーを振り返っみると、喜んでばかりはいられないような気がします。
神奈川県リーグ2部Bで、開幕当初こそ2桁得点試合が続くなど大差の勝利が続きましたが、夏~秋にかけてだんだんと得点数が少なくなり、今日の試合は最少得点の3点でした。シーズン一貫してどの試合もポゼッションサッカーが出来ていたと思いますが、得点の減少が目立っています。観戦録を見直してみると以下のようなデーターに気付きます。
①セットプレーの精度が県リーグ2部後半になって低くなっています。どの試合も攻め続けているので1試合に非常に多くのFK・CKのチャンスがあるのですが、成功率が非常に低く得点になっていません。2部なら結果オーライですが、全社・地域リーグを目指すのであれば逆に弱点になりかねません。
②今年のお盆休み以降、スタメン選手はほぼ固定されたメンバーで、このメンバーでの意思疎通・パスの受け渡し・攻撃パターンは、安定して高いレベルにあると思います。それはジェフ市原とのTMがそれを証明していると思います。しかし、後半交代で入った選手の、得点力が落ちています。後半途中から入って来た選手で、得点を決めたのは(お盆以降)木下選手の1点だけです。あとはすべてスタメン選手の得点でした。

今年まだ2試合、県リーグ2部Bの試合があります。優勝争いは終わり消化試合になってしまいますが、今後は試合の中身に注目して観戦してみませんか。セットプレーから点がとれているか、真仁田選手、木下選手、佐藤選手、森野選手、大山選手他、後半攻撃を活性化させる「ジョーカー」の選手たちがゴールを決められたかどうか等の点は、誰でもわかる着目点かと思います。もう2010年の準備は始まっています。サポーターもその準備の進捗状況をしっかり見守っていきましょう。


市役所隣りに新オフィス

2009-10-24 18:33:52 | SC相模原日記
オフィシャルサイトで既報の通り、SC相模原の事務所が田名から中央に移転しました。今日、お引越し後の事務所に遊びに行ってまいりました。上写真の通り井上選手が明るく迎えてくれました。新オフィスは、市役所のすぐ近くで、何と言っても交通の便がいいですね~。またここなら相模原市行政機関ともコミュニケーションが取り易く、今後のSC相模原の活動にとってもプラスになることでしょう。また部屋も以前より少し広くなったのか、奥にはちょっとしたミーティングができるスペースもできました。選手はもちろん、スタッフ・サポーターの皆さんもより気軽に立ち寄れるのかな・・と思います。ただ、1年半もの間、物心両面でご支援されていた田名の皆さんにとっては、すこし寂しくなるかも知れませんね。

明日は、ザウルス西湘南戦。会場の南足柄市運動公園(多目的広場)は、久々の土のグラウンド。観戦もちょっと準備が必要かもしれません。(折りたたみ椅子・ビニールシートなど)天気も、不安定なようです。
http://www.k-mask.jp/undou/html/ennai_m/index.html
SC相模原の選手全員の力で、明日の勝利を勝ち取って欲しいものです。
頑張れ!SC相模原。


見晴らしがいい都市。 ―サガミハラ

2009-10-23 21:52:30 | マーケティング
本日、政府閣議で相模原市を政令指定都市とする政令改正が承認されました。その新政令指定都市をアピールするイメージコピーが「見晴らしがいい都市。 ―サガミハラ」。
一瞬、相模原って見晴らしがいいところだったけ?と私も「?」でしたが、「見晴らしがいい都市」の頭に「サガ」を付けると、「サガみはらしが、いい都市」という語呂合わせがその心でした。個人的には、もう少し街のビジョンとか、夢とかを分かりやすく語ってくれるといいと思うのですが。

先週、町田ゼルビアのゼネラルマネージャー(GM)として、岡本純氏の就任が発表されました。広告会社博報堂で26年間、スポーツイベントディレクターとして活躍されてきた方で、昨年から町田ゼルビアのマネジメントコンサルタントとして活動を開始し今回のGM就任に至りました。サッカークラブのGMというと、長年サッカークラブで経営にあたっていた経営者か、現場の監督を長く務めたベテラン監督が就任するケースが多いのですが、町田ゼルビアは「営業本部長」をGMに据えました。この意図には、
1.J2に昇格するための安定的な運営資金を、さまざまな企業から獲得したいとする意図が考えられます。1億5千万ともいわれるJ2の年間運営資金を、町田市内の企業からだけでは限界があるため、国内の様々なスポンサー企業と人脈をもつ岡本氏にGM就任を依頼したのではないでしょうか。
2.一試合平均4,000人以上の観客を動員できる集客力が、J昇格へのハードルと言われています。氏のスポーツイベントプロモーターのノウハウを生かし集客力をアップさせたいというメッセージもこの中に込められていると思います。

SC相模原にとっても今後ますます町田ゼルビアの動きは注目すべきでしょう。観客動員を上げるために、どんな活動をしているか。企業の支援を受けるためにどのような提携を進めているか。目の前に生きた参考書が、あるようなものです。「有効と思う事はすぐマネる」事は、非常に重要な営業戦略の一つです。ゼルビアが行っている小田急とのアライアンス・玉川学園とのアライアンス等は、全てSC相模原でも「マネ」できます。
さらに、相模原市には町田市に無いポテンシャルを持っています。「見晴らしがいい都市。 ―サガミハラ」もその一つ。相模原市の政令指定都市移行を期にしたイメージアップ活動の中に、「SC相模原」のメッセージを是非加えてもらいましょう。美しい自然に囲まれ、快適な都市環境が整備された新政令指定都市--相模原の中に、強く、熱く、そしてさわやかなサッカークラブ「SC相模原」という宝を、市民が大切に育てている事を、日本全国に情報発信するために!




サポーターの見つめる先に・・・

2009-10-22 22:02:09 | フォーキャスト
今年の地域リーグの最後を飾る大舞台、地域リーグ決勝大会の一次リーグ組み合わせが、日本サッカー協会HPで発表になりました。
http://www.jfa.or.jp/match/matches/2009/chiiki_league/index.html

YSCC、今回はいいグループに入りました。(グループAです。)一次リーグで北信越リーグチームと当たらない上に、北海道代表と中国第二代表と同じグループです。
また対戦の順序も理想的です。このチャンスを生かし決勝リーグで北信越の強豪に挑み 今、神奈川県チーム不在となっているJFLへの昇格を決めて欲しいものです。
一方、Bブロックは一番の「混戦予想グループ」です。どのチームにも戦い方次第でチャンスがあると思われます。関東の日立UVA/北信越のJSCが軸になると予想されますが、結果は全く分からない「死のグループ」です。
松本山雅FCとツェーゲン金沢は、「ポールポジション」からのスタートと言ってよいでしょう。松本山雅FCは、2戦目沖縄かりゆしとの勝負、ツェーゲン金沢は、初戦徳島ヴォルティスセコンド戦への入り方を間違わなければ、両チーム決勝リーグ進出本命は動きません。
しかし、力の拮抗した4チームの勝ち点・得失点差は、ごく僅かの差。風の吹き具合で簡単に順位が変わります。本命が他の3チームにマークされて、堅守&PK戦に持ちこまれれば、順位は簡単にひっくり返ります。結局、実力+短期決戦という「ケンカ」に勝つ強い精神力を持つチームが生き残ります。

SC相模原サポーターは、全社同様、地域リーグ決勝にも注目していきましょう。注目し、分析し、関心が高まれば高まるほど、チーム全体の視線も上に向かいます。松本も金沢も「地域リーグ決勝に進んで勝ってくれ!Jリーグに上がる階段を昇ってくれ!」というサポーターの熱い想いがあればこそ、選手も「その想いに応えたい」と、厳しいトレーニングに耐え強豪チームへと成長したのです。サポーターが、「来年は順当に一部を卒業してください」と視線を下げた瞬間に、チームの目標意識も下がってしまいます。SC相模原が歩いて欲しい道を、サポーターがしっかりと見つめていきましょう。


全社が残してくれたメッセージ

2009-10-20 21:55:06 | SC相模原日記
様々なサイトで既報の通り、今年の全国社会人サッカー選手権大会(以下全社)は、本日松本山雅FCとツェーゲン金沢が決勝戦を戦い、松本山雅FCが優勝を決めました。結果全社経由地域リーグ決勝大会進出を果たしたのは、松本山雅FCとツェーゲン金沢です。試合の詳細は、各チームのオフィシャルサイトにお任せするとして、本日は今大会がSC相模原に残してくれた「メッセージ」を、忘れないよう記しておきたいと思います。

①今年は北信越チームのレベルが強化の目標。来年は?
地域リーグ決勝大会進出を決める2チームは、「北信越社会人リーグから」という戦前の予想は、多くのファンが予想した通りでした。準決勝で松本山雅FCに敗れた、薩川コーチ率いるAC長野パルセイロも、チーム力は、松本・金沢と遜色ありません。今年の全社は「北信越リーグチームを上回る力」が、勝ち残りの基準だったように思います。ですので今年、松本山雅FCとツェーゲン金沢が、JFLに上がれるかどうか?が、来年の全社を勝ち抜くレベルを大きく左右します。SC相模原の来年を考えると両チームにはJFLに上がってもらって、JFLの下位チームが降格してくれた方が「吉」と思います。
②松本山雅FCを優勝に導いた「五連戦の優先順位付け」
今日の松本山雅FCとツェーゲン金沢の決勝戦は、両チームとも5連戦の5戦目。その意味で勝敗に大きく影響したのが、松本山雅FCの初戦が、小山田FCだったことです。小山田FCは、千葉県リーグ5位のチーム。そこで松本山雅FCは、「初戦はレギュラーを使わず勝利できる」と計算し、2回戦~4回戦の「3連戦3連勝」を最優先するゲームプランを立てました。これが見事に大成功。決勝は、「取れたら儲けもの」で勝利優先順位を下げ、レギュラーではなく疲れの残っていないメンバーで戦いました。しかし5連戦で疲れ果てたツェーゲン金沢のレギュラー陣に、これまた見事に勝利。まさに「風は松本山雅FCに吹いていた」大会だったと思います。

③北海道・九州・中四国の代表との試合が組まれるか?が鍵
実力的に、全国平均より下回っていると思われる北海道&中・四国地区のチーム、そして強豪がすべてJ2・JFL入りしてしまった九州地区のチームとの試合が5連戦の中に、1~2試合入ってくることが上位進出の風を吹かせる要因です。ツェーゲン金沢は2試合、長野パルセイロも2試合この地域のチームとの対戦が組まれました。SC相模原が、今年全社に参加できた、として仮定し対戦カードが
一回戦 とかちフェアスカイジェネシス(北海道)
二回戦 九州INAX(佐賀県)
三回戦 カマタマーレ讃岐(香川県)
であれば、ベスト4進出できる可能性は高かったと思います。その意味で、YSCC&厚木マーカスは、全く対戦相手運に恵まれませんでした。YSCCのトーナメントの山には、ラランジャ京都・静岡FC・福島ユナイテッドと実力チームが揃い、勝ち抜いたところで力尽きました。この「北海道・九州・中四国」との対戦が組まれるかどうかの運は、11月の地域リーグ決勝大会でも同じことが言えます。YSCCは、「今度こそ」対戦カードに恵まれるといいですね。
④関東を勝ち抜くチームづくりにサポーターの力を!
今大会で日立UVA、tonan前橋、YSCCなど関東リーグのレベルが、全国平均より高い位置に留っていることを再認識できたと思います。(地域リーグ決勝大会の結果にもよりますが、)来年これらのチームと7月の全社関東予選を戦うことを想定したチーム作りを目指していかなければなりません。既報の通り北信越3チームのサポーターの支援が見事だった事が上位進出の力となりました。私たちサポーターの輪が、必ず選手の力となります。「サポーター支援力」で、SC相模原を全社に押し上げていきましょう!!がんばるゾ~。