S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

DFラインがボールだけ見ている場面が多々あり。何故?

2014-07-29 23:53:49 | SC相模原・激闘の足跡
昨日の藤枝戦終了後の、木村監督と報道陣の質疑応答の文章に以下のようなコメントが掲載されています。
記者:DFラインがボールだけ見ている場面が多々ありましたが、監督はどう考えていますか?
監督:セットプレーで競った後、ボールウォッチャーになっている。

では具体的に、どういう場面でDFがボールウォッチャーになっているか、SC相模原にとってこの日の非常に痛かった後半38分の藤枝の2点目の画像から確認していきたいと思います。

この画像大変小さくて申し訳ありませんが、詳細に説明します。後半37分、木村監督はこの日、右サイドバックに入っていた寺田に変えて天野を投入、決勝点を狙って攻撃にアクセルをかける采配を取ります。相模原の選手全員、この交代の意図は理解したと見え一層前がかりに攻めはじめますが中盤でイージーなパスミスを犯し、藤枝のカウンター気味の逆襲を食らいます。藤枝10番久富が広々とあいた相模原右サイドバックのスペースからゴールに迫ります。ここに追いついたのがボランチの北原。久富の侵入を阻止し、さらにはモービーも戻りこの時点で久富自身のシュート確率は低下しました。ファーサイドに入ってきた藤枝FW石井には、桝田が体を寄せシュートさせじとガッツリマーク。ここまでの守備は問題ないと思います。問題はここから。久富は仕方なく中央に遅れて入ってきたMF枝本にパスを出します。そのパスを出した瞬間が上の画像です。北原とモービーは「中央か!」と中央のキッカーの方を振り返りますが、中央に戻って守備をしていた天野は、まだボールウォッチングしたままです。

藤枝・枝本の前には、正確なシュートを打つ時間とスペースが、天野の反応の遅さによって生まれます。枝本シュート!ゴール前を守っていた桝田が身を挺して止めようとしますが一歩及ばずゴール。後半38分の時点で1-2。久々の勝利をゲットしたかったSC相模原には痛すぎるゴールでした。こういった場面を記者さんたちは取り上げて「ボールウォッチャーになり相手の攻撃を読む守備ができていない」と木村監督に詰め寄ったわけです。しかしこの失点は、単に天野の寄せの甘さだけでなく、ピンチに戻り切れていないDF工藤ボランチ佐野、DFが攻撃参加しているにも関わらずイージーなパスミスを犯しカウンターを食らう原因をつくった攻撃陣、天野に枝本の侵入を声でつたえられなかった相模原の選手全員に起因します。では試合を振り返ってみましょう。

この日SC相模原は、前半は守備の安定から入りました。いい組み立てだったと思います。メンバーも
FW:高原・松本
MF:曽我部・北原・佐野・神田
DF;桝田・工藤・モービー・寺田
GK:佐藤
とDFのメンバーを入れ替えました。連敗、しかも失点が多すぎる現状ですのでこのスタメンも大いにうなづけるところです。特に桝田の左サイドはさすがに安定。相手が中から攻撃を加えようとする時、素早く絞ってセンターバックをサポートする守備は、大森・天野とはポジショニングが異なります。攻撃面では前の4人が次々とポジションを変え変幻自在なパスで相手を混乱させます。前半16分の先制ゴールも右に開いていた高原が今度は左に開いてクロス、中に走りこんできた松本が合わせてゴール!。1-0。チームの勢いをつけるゴールがいい時間帯に入りました。「今日は行けそうだぞ!」しかし、藤枝は32分、SC相模原の右サイドからドリブルで崩し、45度の角度からエース大石がシュート。ゴール。相手の最も得点力のある選手にフリーでシュートを打たれての同点にスタンドも大溜息。38分、相手右サイドを神田がドリブル突破。中に待つ高原にクロスを上げますが寸前で相手GKにパンチング。40分縦のロングパスに松本が胸トラップ一発で綺麗に裏のスペースに抜けましたが相手GKにセーブされます。42分には神田が思い切ったミドルシュート。なんとか1点を突き放そうと攻撃をたたみかけますが得点には至らず前半を終了します。

後半2分、相手ゴール正面で松本の足元に入り、松本2点目か?と思った瞬間、松本は後ろの佐野にバックパス。佐野シュートは相手DFにあたりチャンスを逸します。これは松本が決めるべきチャンスだったと思います。SC相模原のいい形がたくさん出ていた後半38分、松本と神田を下げ淳と天野を投入。SC相模原の選手の頭の中が攻撃一色になった瞬間、冒頭にある通り1-2と逆転弾を浴びてしまいます。ロスタイム曽我部のゴールで同点にしたのは「最後まで勝負を諦めなかったご褒美」として前向きに受け取るにしても、「ホームで勝てなかった」「またもや2失点」と、課題未解決のまま試合を終了しました。
次節は、福島でアウェイの試合を戦います。桃が美味しい季節の福島で、6月1日琉球戦以来の美味しい白星「桃」を是非いただきましょう。徐々に調子が上向きになってきたと思いますので皆さん変わらぬ応援よろしくお願いします。
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この笑顔が観客を熱くする!

2014-07-27 22:34:28 | SC相模原・激闘の足跡
本日行われたJ3第14節「SC相模原vs藤枝MYFC」の試合は2-2の引き分けに終わりました。勝てなかったもののどん底にあったSC相模原にとって一筋の光明が上と下の画像です。ホームゲームでのこの弾ける笑顔、ガッツポーズのシーンは、実に6月1日FC琉球戦以来でした。このシーンは、ホームゲームでSC相模原が先行している展開でのゴールでしか見ることができません。SC相模原が相手リードを追いかける展開でゴールをしてもすぐにボールを拾い上げセンターサークルに戻り、少しでも追い上げるための時間を作ろうとするからです。今日は試合開始が雷で1時間遅延するなどのハプニングの中、このシーンを見ることができて、本当によかったですね。相模原ギオンスタジアムが大きく沸きました。

今日も試合会場では、名DJケチャップさんが一生懸命試合を盛り上げようと熱いアナウンスを繰り返しますが、どんなにケチャップさんががんばってもこのゴールシーン以上にお客様を熱くすることはできません。次のホームは8月10日。またこのシーンを是非数多く見せてくださいね!試合詳細はまた明日ご報告します。
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甲子園・神奈川県予選、相模原高校が快進撃!

2014-07-26 00:39:38 | SC相模原日記
夏の高校野球・神奈川県予選で、神奈川県立相模原高校(県相)はベスト16の試合で第2シード校の横浜創学館を6-4で下しベスト8に進出しました。私学の強豪ひしめく全国でもトップレベルの神奈川県予選で、唯一の公立高校が私学の強豪校を破り快進撃を続けているこのニュースは、今日の朝日新聞・読売新聞の地方版にも大きく取り上げられました。同じ相模原市からは第一シードの東海大相模もベスト8に進みましたが、こちらは全国大会優勝経験もある強豪だけに「順当」という感じです。

今年も下馬評では、昨年・神奈川県代表になった、横浜高校が大本命。相模原高校はベスト8の次の試合でこの横浜高校とあたります。「うーん、快進撃もここまでか・・」という言葉が湧いてしまうのは禁じえませんね。しかし、野球も何が起きるか解りません。しかも横浜高校に勝つと、準決勝は「県相 vs 東海大相模」という相模原市にとっては夢のようなカードが実現するかもしれません。公立の星、相模原高校にはどんな状況になろうとも諦めずひたむきに勝負を挑んでほしいです。わが母校・県立相模原高校と優勝候補・横浜高校とのベスト8対決は7月27日(日)13:30@横浜スタジアム・・・・うーん、SC相模原と日程がカブっている。残念!。テレビ神奈川の中継があるので相模原ギオンスタジアムで(ワンセグ)テレビを見ながら応援します。相模原高校!頑張れー。
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人の不幸は蜜の味

2014-07-24 23:38:42 | SC相模原日記
今年のNHK大河ドラマはなかなか面白いです。日曜夜8:00から始まる軍師官兵衛は、先週の日曜日7月20日の視聴率が19.4%と過去最高を記録しました。さらに、面白いのが新聞・週刊誌・ネットニュースのマスメディアは、このニュースに全く無関心な事。「岡田官兵衛、視聴率絶好調」などという記事は全くの少数です。逆に大河ドラマの視聴率が低いと、ネット・週刊誌を始め「低視聴率!」「史上最低レベル」とわんさか書きたてます。2年前の平清盛は確かに内容が面白くありませんでしたが、「松山ケンイチ、史上最低視聴率また更新!」と、一年間通じてメディアに書きたてられました。この事はメディアというものの本質をよく表しています。メディアの世界において「人の不幸は蜜の味」なのです。

オリンピックのスポンサーシップの契約は大変厳格で、オリンピックの5つの輪のマークも、その使用には対価を払いオリンピック委員会の承認を得なければなりません。あるパン屋さんがオリンピック期間中、ベーグルというリング状のパンをオリンピックの五輪に見立てて店頭に飾ったところオリンピック委員会からNGをだされる程です。基本的には公式スポンサーへの便宜が最大限に図られるのです。ロンドンオリンピックでのスポーツ用品の公式スポンサーは「アディダス」でしたね。それに対抗してアメリカの「ナイキ社」が五輪期間中、ロンドンの地下鉄主要駅をナイキの広告を張り巡らしたというニュース、ご記憶にありますでしょうか。この報道こそナイキ社の「仕込み」なのです。地下鉄の駅がナイキのポスターだらけになることなど別によくあること。どこの会社でもよくやる宣伝広告です。しかし、それを「ナイキが五輪公式スポンサーであるアディダスに挑戦」とメディアに書かせる(=仕込む)ことによって、初めてナイキとしての大きなマーケティング効果を発揮するのです。

ですので企業の広報は、一般社会に広く知ってもらいたい自社のニュースを、メディアが欲しがるような記事内容に仕立てて記者・ライターに取り上げてもらい、自社の都合よく流すのが仕事です。今年のSC相模原の広報の仕事で「これは素晴らしい」と思ったのは何といっても「働くJリーガー」の記事。朝日新聞に始まりサッカー専門誌、ネットのスポーツコラムなど、メディアが繰り返しこのテーマを記事にしました。この記事もJリーガーなのに、職務の時間によりサッカーだけに集中できない選手を笑うメディアの「人の不幸は蜜の味」がたっぷり染み込んでいます。いやらしいですよね。逆にSC相模原の広報としてみれば、より多くの人にSC相模原の実情を知ってもらい認知度を上げたいという「仕込み」で作られた記事です。
だから皆さん、メディアから流れるニュースの真実をよーく見抜いてくださいね。「人の不幸は蜜の味」「仕込み」をよく見極めて起こっている事実を正確に把握しながらニュースを読んでみてください。逆にSC相模原は、「人の不幸は蜜の味」と「仕込み」をよくブレンドしたメディアが欲しがるニュースをどんどん流してSC相模原の認知度UPを推進してください。
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SC相模原よ!「戦う理由」を心に刻め!

2014-07-23 21:45:50 | SC相模原日記
今のSC相模原には、欠けているものが数多くある。その中でも最も欠けているのは「何のためにSC相模原は試合を戦うのか」という目標意識である。町田との試合に負けて以来4連敗。町田戦の敗戦で「もう町田に追いつくのは難しい」「優勝は遠のいた」選手の頭の中に少なからずこうした心理が頭をよぎったのではなかろうか。確かに今の勝ち点でJ3の優勝を実現させるのは難しい。また天皇杯は大変ショッキングな負け方を喫した。だからこそ今SC相模原は、「戦う理由」をチームとして明確に決める必要がある。
「チームとして今できる最高のサッカーをお客様に見せお客様を熱くさせる。」
これも一つだ。だったらホームゲームで負けるな。先制点を奪われるな。
「来年の優勝に向けたチーム作りを始める。」
これも一つだ。だったらもっと沢山の選手に出場機会を与えよう。
「勝ち点13の差を跳ね返し3位を目指す。」
これも一つだ。だったらここから最終節までの14試合を無失点で乗り切る守備を示せ。
チームが何を目標に戦っているのかが解らないと、サポーターも応援の目的を失う。Jリーグは来年平成15年度から2シーズン制になる。何故ならば現在の1シーズン制だと後半戦大多数のチームが戦う理由を失うからだ。チームが戦う理由を失えばサポーターは応援の目的を失う。スタジアムから足が遠のく。メディアの露出も下がる。赤字クラブが増える。
SC相模原創立以来、今最も空虚な空気が漂い始めている。まだ県リーグを戦っていた時の方が明確な「戦う理由」がシーズン最終戦まであった。支える理由があったからこそ私たちは毎週応援した。
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敗戦しかし非常に楽しい試合でした!

2014-07-21 16:27:53 | SC相模原・激闘の足跡
昨日開催されたSC相模原vsJリーグ・アンダー22選抜の試合は2-3でSC相模原敗れました。この試合を決めてしまったのは、前半開始早々7分と12分の連続失点でした。まず最初の失点は、U22の左コーナーキックにセンターバック高橋が簡単に合せての失点。試合の入りでの相手のマーク、特に後ろから入ってくるDFへの対処方法についてのチームとしての油断を突かれました。その直後の2点目は、天野のミスから。右ゴールライン際に釣り出された天野はそのままボールをゴールラインの外に出して確実に一旦試合を切るべきところを、相手選手にボールを拾われて&抜かれてスルスルとゴールに向かわれてしまいます。DFラインが崩壊している状況に中盤の選手たちの戻りも遅れ中央に出されたボールを簡単にゴールに流し込まれてしまいました。

この試合の先発選手は以下の通りです。
FW:高原・淳
MF:曽我部・北原・佐野・菅野
DF:大森・工藤・ウェズレイ・天野
GK:佐藤
一方、攻撃は中断期間前よりも増して連動力が増していました。菅野がゲームメーカーとして攻撃を構成し、天野・曽我部・北原・淳・高原らが連動するサッカーは、さらに鋭さを増しています。特に後半は、SC相模原のボール支配がアップし次々と素晴らしいサッカーを見せてくれました。後半9分の最初の得点は右サイドのコーナーキックからの2次攻撃からでした。こぼれたボールを今度は左サイドからペナルティ・エリア内の淳に入れると淳は相手DFのプレッシャーをかいくぐり中央左に残っていた工藤にパス。工藤は相手ゴールキーパーの位置を見て右隅にゴール!。2点目は菅野がペナルティエリア左からドリブルで中に持ち出したところからスタート。菅野は撃つぞ撃つぞとシュート機会を伺うと、相手DFの注意は自然と菅野に集まります。そのタイミングで菅野がペナルティエリア右に入ってきた曽我部にパス。曽我部はU22のゴール左上に正確なキックを蹴りこみゴール。後半はSC相模原らしい攻撃サッカーが展開され、お客様も拍手&大きな声を出して声援を贈っていました。

そしてこの試合一番素晴らしかったのは、サポーター&SC相模原スタッフ&ボランティアの皆さんでした。何と観客4021人。J3今節ダントツのNo.1です。城南建設・住宅情報館スペシャル・サポート・マッチと銘打たれたこの試合、相模原ギオンスタジアムの入口の所に、東海大学吹奏楽研究会によるミニ・コンサートが開催され「アンと雪の女王メドレー」の華やかなブラスパンドの音楽は、普段のスタジアムの空気を一変、その吹奏楽の前に大勢のお客様が足を止め聞き入っていました。またスタジアムグルメの他に様々なイベントがセットされフェスティバル感覚も格段アップ。加えて普段より数多くのお客様をボランティアのみなさんも笑顔でお客さまをお出迎え。スタジアムの雰囲気は今シーズンでNo.1だったと思います。試合は残念な結果でしたが、ご来場いただいたお客様には大いに楽しんでいただけたことと思います。
さぁ来週のSC相模原の試合には何が飛び出すのでしょうか。是非またスタジアムにご来場よろしくお願いします!
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お帰りなさい!阿波加俊太

2014-07-19 22:04:27 | SC相模原日記
長かった中断期間が終了、明日JリーグU22選抜を迎えてJ3第18節が相模原ギオンスタジアムで15:00キックオフで開催されます。相手チームのメンバーの中には、先月までSC相模原に在籍していた阿波加俊太が加入、U22選抜常連の内山・中原とコンサドーレ札幌の選手が3人入りました。SC相模原には、コンサドーレ札幌から加入している神田夢実がおり、夢実にとってはモチベーション200%の試合となりそうです。夢実、出場機会つかもうぜ!
この一ヶ月間の練習で、SC相模原が何をつかんだか、明日の試合ではじっくり観戦しましょう。個々の選手の成長も楽しみです。そしてホームですからお約束の絶対勝利!試合後の選手のパフォーマンス何がでますかこちらもご注目。天気予報はまずまず。連休の日曜日を地元相模原で大いに楽しみましょう!
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横浜Fマリノス嘉悦朗社長の講演を聞いて

2014-07-18 22:53:28 | クラブマネジメント
先週金曜日、横浜Fマリノスの嘉悦朗社長の講演会に参加しました。嘉悦社長の講演は2回目の参加ですが、前回は、講演の話の中の主語が「私が」「私が」の言葉で終始するのでどうしても自慢話にしか聞こえずスポーツマーケティングの面で参考になる情報が乏しい・・という印象でした。今回の講演も全体的には同じストーリーでしたが、逆に二回目なので嘉悦社長のエピソードを一つ一つ深く分析しながら聞くことができ結果、以下2点に関してセレッソ大阪の岡野社長と共通していると感じました。
1.Jリーグの現状に対する強い危機感
2.エンターテイメントとして多くの人に受け入れられる試合づくり
嘉悦社長の語りからこの2点を詳しく掘り下げてみたいと思います。

嘉悦社長の講演は「私が日産のゴーン改革の手法と同じ改革をマリノスにも試みた。」「結果として私が社長になってから観客動員は上昇傾向だ。」と、嘉悦改革について動画を交えた話が続くのですが、講演の終盤で「私がここまでやっても僅かな黒字にしかならない。」「Jリーグの観客動員数は右肩下がり。」「今のリーグのあり方に強い危機感を覚える。」とJリーグの今の現状に疑問を添えます。その為に、横浜Fマリノスが取った施策が、先日発表された「シティ・フットボール・クラブ」との提携です。シティ・フットボール・クラブは、マンチェスター・シティの経営母体となっている(ホールディングス)会社ですが、イングランドだけでなく、現在世界に3ヶ国のリーグのクラブの経営に携わっており、提携という形ながら横浜Fマリノスの経営にもアドバイスを実施します。Fマリノスの親会社・日産自動車も、シティ・フットボール・クラブとスポンサー契約し親会社含めた固い絆で結ばれました。
嘉悦社長は素直に「進んだヨーロッパのクラブ経営を学びたい。」と語っていました。この提携を、横浜Fマリノスが上手く活用すれば、Jリーグで最も海外事業が進んだクラブになり結果としてJリーグで最も進んだクラブになる可能性を秘めています。

「2.エンターテイメントとして多くの人に受け入れられる試合づくり」は嘉悦社長はそう意図して実施した訳ではありません。ただ、結果として同業のライバル企業とコラボレーションを進める中で、普段の試合の演出を変更せざるを得ず結果として新しいサポーターをスタジアムに呼び込むことに成功しています。一番解りやすい事例がミュージカルとのコラボレーションです。レ・ミゼラブルの劇中歌を帝国劇場のミュージカル俳優を招いてホームゲームで大合唱する。こうしたニュースがネットからあふれ出せば、休みの日ミュージカル観劇を楽しんでいた人たちをマリノスに巻き込むことができます。Jリーグのライバルは、週末をエンターテイメントで楽しんでもらおうと集客を狙う企業全てがライバルです。しかし今のJの試合では、ディズニーランドやUSJのハリーポッターにエンターテイメントとして勝てる要素が見当たりません。ライバルに学び古き悪しき事を変える。これは今Jリーグ全チームに必要とされている命題です。SC相模原も例外ではありません。
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ワールドカップが終了、J再開!ブログも再開!

2014-07-14 22:48:05 | SC相模原日記
ワールドカップがドイツ優勝で幕を閉じました。ドイツvsアルゼンチンの決勝戦と、アルゼンチンvsオランダの準決勝の2試合は、手に汗握る大接戦でサッカー世界一の国を決めるにふさわしいいい試合でしたね。またサッカーのレベルの高さにも驚かされました。次のワールドカップは2018年ロシアで開催されます。今度こそ、日本代表もチームを一新し世界一目指して決勝トーナメントに進出してほしいです。
そのためにも、まずはJリーグが優秀な日本人選手を育んでいかなくてはなりません。このリーグの成長なくしては、日本代表の成長はありえません。まずは2016年のリオデジャネイロ・オリンピックのアジア予選が来年開催されます。手倉森ジャパンは、五輪出場を決めることができるでしょうか。
今週末の7月20日からJ3も再開します。SC相模原はJリーグU22との対戦。まさに来年五輪アジア予選を戦う有力候補たちとの戦いですね。手倉森さんも見に来るのではないでしょうか。ここで三幸や夢実が、大活躍したら「なんだ、相模原のU22の方が全然うまいじゃん」と、なってくれるかも。久しぶりのJ3の試合。SC相模原もいいサッカーで勝利をつかんでください。皆さん、再開するJ3に更なる応援よろしくお願いします。
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経営悪化のJリーグ、SC相模原を成長させる道は?

2014-07-05 22:30:32 | SC相模原日記
昨今、Jリーグのクラブの経営悪化のニュースがよく流れています。昨年末は、アビスパ福岡・FC岐阜が、今年に入ってザスパクサツ群馬やカターレ富山が、毎年の赤字に苦しみクラブライセンスを維持できるかどうかの瀬戸際まで追い込まれています。いずれも、新規スポンサー様の支援を仰いで急場を凌ぎましたが、借金を返しただけでクラブの経営体質は変わらないので焼け石に水。毎年綱渡りの自転車操業が続きます。この状況は、もちろん各クラブの企業努力による部分も多いのですが、一番のネックはJリーグ自身の問題に起因するところが大です。昨年の観客動員数はピークの3分の2に落ち込んでしまいました。今年ラグビー選手だった大東チェアマンから広告会社リクルートの役員だった営業マン村井チェアマンに交代したのも当然こうしたJリーグの経営状況を受けてのものです。

どのようにしたら、多くのお客様にJリーグの試合を楽しんでいただくようになることができるのか。それはSC相模原望月代表が今懸命に取り組んでいる事、つまり「ピッチ上のサッカーの充実」「試合をエンターテイメントとしてお客様に楽しんでもらう事」この点に尽きるのです。高原が相模原を率いてくれるこのワクワク感。これがお客様をスタジアムへといざなうのです。逆に、今多くのJリーグの試合で行われていることは、多分にお客様をスタジアムから遠ざけている部分があることを、しっかり認識する必要があります。どこの地方へ行っても同じような応援風景、会場の雰囲気の作り方や運営もほぼ同じ。
勝利した試合終了後、選手がど派手にパフォーマンスするSC相模原の試合は、だからこそ楽しいのです。試合終了後あの高原選手とハイタッチすることができるSC相模原の試合だからこそファンが増えてきたのです。「働くJリーガー」が活躍するからこそ同じ企業人としてSC相模原に共感するのです。この楽しさはSC相模原が独自で創り上げたものです。

ですのでSC相模原は、J1・J2のクラブ今の現状をそのまま真似てはいけません。J1J2のクラブの中からお客様に受け入れられている事象を見出しSC相模原流に考え工夫を重ね実行する。セレッソ大阪が観客動員を今年も大幅に増やしているのは何故か。誰もが知っている「セレ女」という新しい観客をスタジアムに呼ぶことに成功したからです。「セレ女」の皆さんがどのようにサッカーを楽しんでいるのかをよく観察してください。チャントを歌って声援を挙げているサポーターとは全く違う別な世界でサッカーを楽しんでします。彼女たちの黄色い声援を聞き「お客様の嗜好が大きく変化している」ことに気付くべきだと私は思います。
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