S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

次のステップでもがんばれ!天野&寺田

2016-11-26 23:26:49 | SC相模原日記

シーズンが終わるこの時期、様々なJリーグチームで退団する選手の発表が相次いでします。SC相模原でも引退・退団する選手の発表があり、その中で天野恒太・寺田洋介の引退が発表になりました。

天野は2011年から6シーズン、SC相模原を支えた中心選手です。特に木村監督が就任した2012年、それまで金澤大将のポジションだった右サイドバックにコンバートされると、水を得た魚のように、相模原のサイド攻撃の核として活躍してくれた選手です。特に前線での菅野(現・長野)・曽我部とのコンビネーションが絶妙、右サイドからの迫力ある攻撃は見ていて本当にワクワクしましたよね。しかし昨年から怪我を繰り返し、試合出場が少なくなっていた中での今回の引退の発表。残念ではありますは天野には「ここまで相模原を引き上げてくれてありがとう。」の言葉しかありません。

寺田も相模原には欠かせない選手でした。寺田を最初に見たのは2010年YSCCの右のサイドバックとしての寺田のプレーでした。あの頃の寺田のプレーは非常に攻撃的で、サイドから中央にドリブルで上がってきては自らシュートを決めるという華やかさ。長野に移籍して以降は、薩川監督の下でプレーし、攻撃よりも守備のスペシャリストとして以降琉球・相模原で活躍した選手です。新しい次のステップでもがんばってほしいですね。ありがとう、寺田。

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SC相模原は11位で終了~そのカギとなった試合は?

2016-11-24 01:24:35 | SC相模原日記

SC相模原は今年11位でシーズンを終了しました。一試合当たりの平均観客数は4300人を超え、その意味で営業チームは非常に好成績でシーズンを終了しただけに、後半戦の試合内容の悪さ、不甲斐なさに一層悔しさが募る一年でした。地域リーグ時代からのライバルであるYSCCや福島よりも上に踏みとどまって最低限のメンツを保てたかな、と思う反面、藤枝・琉球・秋田に大きく追い越されてしまったこの順位はやっぱり残念です。順位表は以下の通りです。今年のJ3は8位以上のチームと9位以下のチームではっきりと力の差がついてしまったシーズンでした。

 シーズン終了して振り返ると、その順位に至るカギとなる試合があります。昨年2015年シーズンは間違いなく山口との3試合3連敗でした。今年は、私は6月19日のホーム・カターレ富山戦だったと思います。5月末の段階でSC相模原はJ3で首位に立ちました。しかし首位で臨んだアウェイ大分戦に完敗、首位の座を一試合で明け渡してしまったその次の試合がこの富山戦でした。内容は相模原が圧倒的に優位に立ち勝ち点3を絶対取りきらなければならない試合でした。しかし再三の決定的なチャンスを決めきれないまま、ワンチャンスを活かした富山に敗れてしまいます。この敗戦で、前半戦首位に上り詰めたSC相模原の勢いが完全に止まりました。この富山に敗れた後、長野・栃木にも連敗し4連敗。薩川監督は「ミスが多すぎる」と、選手個人の能力の低さがその連敗の原因であるとし、ルーカス・FWとしての服部・シンバに見切りをつけ、現場が主導する形で赤井・近藤・石川を獲得し選手を入れ替えていきます。しかし、選手を入れ替えても成績は好転せず、横浜猛蹴戦の失態の責任を取って薩川監督はシーズン途中で辞任してしまいます。

 その後、転落の一途をたどったのはもう説明する必要もないでしょう。カターレ富山に勝っていれば、長野・栃木戦は引き分けでOK。後半戦の頑張りで十分優勝は狙えたはずです。私にとっては、あの富山戦こそが、今年の結果を導き出した鍵の試合に思えてならないのです。

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ホーム最終戦、ようやく安永監督初勝利!

2016-11-13 19:57:30 | SC相模原・激闘の足跡

今日のホーム最終戦、小春日和の素晴らしい気候の元、なんと5500人のお客様をお迎えすることができました。藤枝サポーターの数は多くなくほとんどが相模原サポーター。こうした熱気あふれる相模原ギオンスタジアムでSC相模原は藤枝MYFCに3-1で勝利しました。安永監督になって9試合目、ようやく初勝利をプレゼントすることができました。よかったですね。

私の今日の一番印象に残ったプレーは、3点目の起点となった普光院のスペースへの縦パスです。右サイドの牧内のポジションと牧内の縦に走るスピードを計算し「ここ!」という藤枝DFラインの裏に普光院はスルーパスを出しました。このパスで藤枝の守備を完全に崩しました。牧内はこのボールに追いつき中央にクロス、これを中央で飯田がシュート!ゴール右にゴーーール!普光院の攻撃センス、牧内のクロスの精度、飯田のシュートの精度、この3つの要素が相まって生まれた見事なゴールでした。

1点目はコーナーキックから服部がニアから決めました。勝負を決めたのは後半開始早々の2点目。同じくコーナーキックからの流れで岩渕が決めました。安永監督になってから1試合で2点以上取れた試合がこれまでありませんでしたから2点目が取れたことでSC相模原全体に「行ける」という雰囲気になりました。そして飯田の3点目。1試合3点をとったのは4月24日のセレッソ大阪戦以来2度目です。こうした記録を見ても如何に今年は攻撃陣が不振だったのかが実感としてわかります。

今日はホーム最終戦。ですがまだあと1試合あります。次節の富山戦も必ず勝って今シーズンを終えて欲しいです。最後まで頑張れ!SC相模原。

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今年のSC相模原、低迷の原因は?

2016-11-03 17:23:48 | SC相模原日記

SC相模原は10月30日(日)、FC東京U23に敗れ、チーム創設以来最悪となる5連敗を喫しました。昨年、一昨年も4連敗はあったのですが5連敗は初めて。しかも8月から引き分けを挟んで9試合勝利がありません。順位も11位まで転落し14位との勝ち点差も1しかありません。チーム創設以来、毎年優勝、あるいは上位でシーズンを終えていたSC相模原。ここまでチームを転落させた原因はどこにあったのでしょうか。もちろん原因は一つではありません。様々な要因があろうかと思いますが、私が挙げる最大要因は「外国人選手の起用方法」です。

薩川監督でスタートしたシーズン当初から、今年のSC相模原はFWの1トップの選手がなかなか固定できませんでした。編成を担当する望月代表はここに「アレシャンドレ」「シンバ」「深井」といった選手を獲得し井上と服部・半田の契約を更新、これらの選手から1トップをまかなうチーム編成を想定したと思います。しかしアレシャンドレは早々に帰国、シンバもなかなか出場機会を得ることができません。服部は決定機になかなかシュートが決められず、シーズン中盤からはディフェンスにコンバート。深井・井上は相手ディフェンスと体を寄せての接近した状態でのボールコントロールに精度が上がらず、薩川監督は2列目で2人を起用します。こうして、開幕からこのFWのポジションは、近藤・石田の獲得をもってしても現在まで固定することができずSC相模原得点力低下の最大要因となりました。

現在の5連敗を招く原因となっている一つにセンターバックの選手の層の薄さも挙げられます。望月代表の今年のチーム編成は工藤とルーカスを軸に、安藝、寺田をサブで、といった構想で薩川監督にマネジメントを指示したと思いますが、薩川監督のルーカスに対する評価が低く、夏場からルーカスのスタメン起用を中断してしまいます。安永監督に至っては、坂井や天野をセンターバックにコンバートさせるという奇策に打って出て失敗。大量失点での敗戦が未だに止まりません。このように薩川・安永両監督の外国人への人材マネジメントは結果「アレシャンドレ帰国、シンバ・ルーカス・トロ・ヨンファンは戦力として使いきれず」という結果です。

薩川監督は、若い選手の育成に定評のある監督です。また選手の兄貴分としてオープンマインドで選手と接しチームの人心をまとめ上げていくのが非常に上手です。サッカーの基本も「コミュニケーション」を非常に重視しています。ですから技術があってもコミュニケーションが円滑にできない外国人よりも、非常に高い素質を持つ若い選手を預けると期待以上の成果を出す、といったタイプの監督です。ここに望月代表が指示したオーダーを薩川監督が消化しきれなかった一因があると私は考えています。

J3のチームはどこも、選手の人件費に充てる資金を潤沢に持っていません。J1・J2であれば、多様な高い技術をもつ選手をたくさん獲得できるので、その集まった選手の顔ぶれから監督がやりたいサッカーを組み立てる自由度が高いと思います。が、J3ではまずチームコンセプトをGMと監督で考え、それを実践できる最適な選手を限られた予算の中でピンポイントで探して獲得しチーム作りをしていかないと経営が回らなくなります。もう11月、来年に向けての編成が始まっていると思いますが、外国人選手をどうするのか、SC相模原の未来を託す若い有望選手をどう獲得し育成するのか、今年の反省をうまく活かして欲しいと思います。

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