S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

SC相模原 vs ジェフ市原・千葉戦は引き分け

2011-08-28 20:38:08 | SC相模原・激闘の足跡
本日、千葉県フクダ電子アリーナ横・ユナイテッドパークで行われた、ジェフ市原・千葉 vs SC相模原の練習試合は1-1の引き分けに終わりました。SC相模原の先発は・・
FW:佐野・森谷 MF:水野・古賀・坂井・富井 DF:八田・工藤・大将・中川 GK:佐藤
ジェフの先発で(背番号からの判断で)分かった選手は下記の通りです。
FW:マット-ラム・久保 MF:益山・渡邊・藤田 DF:茶野・福元・山口・藤本 GK:大久保

茶野・藤田俊哉・福元・・昨日の京都サンガ戦、出場しなかった選手にしては、豪華な顔ぶれ。さすがにジェフは選手層が厚いです。キックオフ直後は双方なかなかボールが足元に収まらない展開。しかしこの試合最初のチャンスをSC相模原が活かします。6分、左サイドバック中川が、古賀のスプリントのタイミングを見計らってDFライン裏にボールを出すと、古賀がこれを前に持ち出し中央へクロス、佐野がシュート!GKボールをはじく、これを森谷が拾って右サイド角度のないところからシュート!ゴオオル!1-0。SC相模原が先制点を上げました。

この後も、SC相模原が攻勢にでます。前半15分くらいまでは、中川が高い位置を取り古賀との連動で崩すシーンが多く、逆に前半15分以降は、右サイドで大将が「チェンジ!」と連呼しボールを受けるとスピードに乗った攻撃でクロスを上げ形を作っていました。ジェフはSC相模原の攻撃後の早いカウンターからチャンスを作りますがこれも決めきれません。20分過ぎからは今度はジェフの左MFが、常にDFライン裏を抜け出すポジションに張り、3トップのような形で攻撃を続けますが、オフサイドに引っ掛かり得点できません。30分、前半終了。1-0。SC相模原リードで終わります。

後半、SC相模原は齋藤が1トップの形でスタート(水野out)。後半、開始早々大将のミドルシュート!GKキャッチ。そして後半6分。古賀が中央ボランチの位置から、まっすぐDFラインとGKの間にボールを入れると、齋藤がタイミングよくダッシュでこれにおいつきGKをかわして無人のゴールへシュート!しかしDFがかろうじてゴール前でこれをクリア。ジェフサポーターの皆さんが拍手。SC相模原サポーター「あ~マーティン~」。12分GK山本に交代、古賀out吉岡in。そして19分。坂井が中央で持ち上がり、DFライン裏にボールを流すと、齋藤これに追いつきGKと1対1に。狙い澄ましてシュート!しかしゴールマウス左横にそれゴールならず。SC相模原サポータ「あぁ~~マーティン~決めてくれ~」。

好機を逸していると、ツキが相手に移るもの。後半21分ジェフ左サイドのコーナーキックが、そのまま入りゴール!おそらくゴール前でジェフの誰かが触ってゴールと思いますが、観客席からはコーナーキックがそのまま入ったように見えたあっけない失点でした。もったいないです。しかし後半25分、左サイドの縦パスに吉岡がうまく抜け出し、中央の齋藤にパス。齋藤シュート!しかし今度もゴールマウス左外。SC相模原サポーター「あぁ~ぁ~ぁ~マーティン~頼むよ~」。このまま試合は終了し1-1の引き分けで終わりました。

齋藤の惜しいシュートが決まっていれば、というのはありましたが試合を通じてSC相模原の攻守のバランスが、大きく崩れることはありませんでした。後半、ジェフの高い位置からのプレスになかなか自陣から抜け出せない時間帯はありましたが、全般的には守備攻撃共にSC相模原は、いい出来の試合だったように思います。「ジェフ戦で1失点」を、大いに自信にして9月の公式戦に臨みましょう!ガンバレSC相模原。
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クラブライセンス制度下でのJ2昇格基準2

2011-08-26 22:02:53 | クラブマネジメント
「SC相模原って、何でユース(U-18・高校生)チームが無いんだろう。」私もついこの前までこの理由がよく理解できませんでした。最近になって「トップチームのJFL昇格を最優先にしているから」なのではないか、と私なりに勝手に解釈しています。

上の三角形が、ユース世代のリーグ戦の体系図です。一番下に都道府県リーグがあり、その上のプリンスリーグは地域リーグと同じ位置づけ。その上のプレミアリーグは東日本と西日本の2つに分かれユースチームの強豪がチャンピオンシップを目指して戦う、という構成になっています。要は、この構成は社会人のリーグ体系と骨格は殆ど同じですので、このリーグを戦うには、社会人と同じくらいの育成&運営予算が必要になってきます。SC相模原は限られた経営資源(資金)を「トップチームのJFL昇格」を最優先に投じよう、と判断し、今はユースの立ち上げを控えているのだ、と私は思います。その傾向は他のJFL&地域リーグクラブでも見てとれます(下の画像)。

昨日、「J2昇格はクラブライセンス制度基準に移行しつつある。」ことをお伝えしました。クラブライセンスが取れなければ、J2に上がれませんしJ1&J2チームでもクラブライセンス審査で不合格ならばJFL陥落です。クラブライセンス審査項目には、
・U-18、U-15、U-12の各年代で、大会に出場できるレベルのチームを持つこと。
とありますので、ユースチームを持っていないクラブは、J2に上がれません。讃岐・長崎といったJ準加盟クラブもユースを立ち上げないと、J2に昇格できません。SC相模原も、全く同じ課題をクリアする必要がありそうです。

愛媛FCの本拠地「ニンジニア・スタジアム」。収容人数は約21,000人。しかしJリーグは、芝生席を収容人数に数えないためクラブライセンス制度下では収容人数約10.600人となります。このスタジアム要件ではJ1には昇格できません。単に芝生席に椅子をつける工事だけなら、愛媛県がその気になればすぐ15,000人収容という人数は比較的簡単に越えられるでしょう。しかし、昨年水戸・富山を下回りJリーグの中で一番入場料収入が低かった愛媛FC。ニンジニア・スタジアムはアクセスが悪いと言われており、そのクラブ・サポーターの懸命な努力と裏腹に、なかなか思うように集客が伸びていきません。椅子を増設しても使われる可能性が低くければ単なる数合わせのための工事になってしまいます。クラブの財務状況も他のJクラブと比べ厳しい愛媛FC。このクラブライセンス制度が「厳密に」施行されるなら、そのハードルを乗り越えるアクションはなかなか簡単ではないように思います。

麻溝公園競技場も、現在椅子席だけだと約6,300人程度しか収容人数がありませんので、SC相模原が今後Jを目指す中で芝生席の改修工事が必要となってきます。新しい基準に沿うようJリーグ・相模原市と緊密に連絡を取り合い、無駄のない計画的な工事を進め、麻溝公園競技場を、三ツ沢・平塚を上回る神奈川県トップクラスのスタジアムに仕上げて欲しいと願うばかりです。
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クラブライセンス制度下でのJ2昇格基準

2011-08-25 20:24:39 | クラブマネジメント
現在のJFLの順位表が上の通りです。ここに「Jリーグ準加盟」という欄を入れてみました。J2入りを目指すステップは
ステップ1.Jリーグ準加盟申請の準備中・・長野 秋田
ステップ2.Jリーグ準加盟継続審議中・・・琉球 金沢
ステップ3.Jリーグ準加盟承認・・・長崎
ステップ4.Jリーグ入会予備審査中・松本 町田 讃岐
ステップ5.Jリーグ入会承認手続
と、大きく分けて5ステップあります。9月上旬に入会予備審査の結果が発表され、予備審査に合格したクラブがシーズンを終わった実績で、1.順位 2.観客動員数 3.クラブの財務状況 の3つの観点からJリーグ理事会で審査され結果J2入りが判定されます。しかもギラヴァンツ北九州のJ2昇格以降、昇格審査が非常に厳しくなっている傾向にあります。

上記が、この7月~8月にヒアリングを終えたJリーグ担当者のコメントです。
注目すべきは、松本山雅に対するコメントで「自前の練習場を持つ事」をJリーグ側が要請したことです。これは、J2昇格条件にはなく平成13年からスタートするクラブライセンス制度の中に盛り込まれている項目です。つまり今後J2への昇格を判断する際には「Jリーグクラブライセンス制度」を前提とした判断も合わせて実施していきます、とJリーグが言っているのではないか、と考えてよさそうです。
では、「Jリーグクラブライセンス制度」とはいったいどのようなものでしょうか。報道されている情報を要約すると以下の通りです。

J2のクラブで、未だに15,000人収容のスタジアムを持っていないクラブが現在7クラブあります。こうしたクラブは今年2011年シーズンJ1昇格圏内である3位以内になっても「J1昇格は待ったがかかるのではないか」と言われています。平成13年度に15,000人収容するスタジアム改修に目途がつかなければ、成績の如何に関係なくJ1からJ2降格だからです。
同じことがJFL→J2昇格の際にも問われます。速くて平成13年シーズン、J昇格を目指すSC相模原にとっては間違いなくこの「クラブライセンス制度基準」の昇格ハードルを乗り越えていかなくてはなりません。そのためには、まず1年でも早くJFLに昇格すること。そしてクラブライセンス基準の施設・育成・財務の各項目に対し一つ一つ確実にクリアしていく必要があります。

私は、JFL昇格、そしてその次のJ2昇格という高いハードルをSC相模原が越えていく鍵の一つは「サポーター」(個人&企業)だと思っています。みんなで手分けして1試合1試合の興行を支えていく。各カテゴリーに渡るSC相模原の活動をささえていく。みんなで応援の輪をひろげていく。こうした支援の輪が広がれば広がるほど「クラブライセンス基準」というハードルはどんどん低くなるはずです。
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相模原市「本陣巡りの小旅行」

2011-08-23 23:33:20 | いい街・相模原
相模原市には、さまざまな歴史遺産が残されています。本日、ご紹介するのは江戸時代、大名が参勤交代の折に宿舎として使われた「本陣」という建物です。宿役人や名主などその宿場町でも格式の高い家が、大名が宿泊する宿舎~本陣として指定されました。現在、東海道・中山道・奥州街道など主要街道の宿場町の中で本陣の建物が、今に伝わる建物は9つしかないといわれていますが、その一つが、相模原市緑区小原にある「小原宿・本陣」です(上の画像が小原宿・本陣の門)。

相模原市には、江戸時代・甲州街道の宿場町が4つありました。江戸から八王子に入り、高尾山の少し北の小仏峠を下ったところが「小原宿」。次いで今の相模湖駅周辺に立ち並んでいた宿場町「与瀬宿」。江戸時代大きな宿場町として栄えた「吉野宿」。そして相模(神奈川県)と甲斐(山梨県)の国境の宿場町「関野宿」。それぞれの宿場町に、宿場町の核となる施設・本陣がありましたが小原宿以外は、今はすでに本陣の建物は現存しません。しかし、ここに本陣がありました、というモニュメントが残されています。旧・甲州街道の面影を忍びながら本陣めぐりの散歩も楽しいもんです。与瀬宿のモニュメントは・・

この木の杭。そしてこの木の杭の後ろに立つ家屋の門に「旧・本陣」と堂々と掘られています。またこの与瀬宿の周辺の旧・甲州街道には、たくさんの旧街道の案内杭が立っており、これを追っていくと、江戸時代の甲州街道の様子をぼんやりと思い浮かべることができます。

次の宿場町は、吉野宿。幕末の吉野宿・本陣の写真が今に残されていますが、それが上の画像。木造ながら「5階建」となっており往時、この宿場町がかなり賑わっていたことを忍ばせます。今は、大きな石の記念碑が、この大きな本陣があった位置を今に伝えています。

最後に、相模原市と山梨県上野原町の県境となっているところに江戸時代「関野宿」がありました。今は上の通り、本陣跡に看板が立っており宿場町の中心がどこにあったのかを知ることができます。この相州・甲州国境近くに「関野の滝」という景勝地があったそうで、明治13年明治天皇の甲州街道行幸の折には、この関野の滝を見ながら一服したことが上野原町の記念碑に書き残されています。下の画像は、江戸時代に描かれた景勝地「関野の滝」の墨絵です。

以上が、相模原市に残された「本陣を巡る小旅行」です。小原宿・吉野宿には、郷土資料館があり当時の宿場町としての小原・吉野の様子を窺いしることができます。もし、お子様が夏休みの自由研究が終わってないお宅では、この週末出かけてみてはいかがでしょうか。
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全社出場32チームが全てが出揃った!

2011-08-22 23:40:03 | ライバル達の咆哮
本日、2011年全国社会人サッカー選手権大会・出場32チーム全てが出揃いました。最後の2チームは東北代表。まず福島ユナイテッドが3年連続3回目の出場を決めると、グルージャ盛岡も2年連続出場を決め順当に「東北2強」が勝ち残りました。これによって32チーム全てが出揃いましたが、今回は今年の各地域リーグでの戦績から大きく3つに分類してご紹介します。


まず、今年の地域リーグの主役のチーム11チームを並べてみました。地域リーグ決勝大会進出有力チームで全社に出場しないのは、北信越で優勝を決めたJapanサッカーカレッジと、関西で優勝目前の奈良クラブの2チームだけ。今の情勢ですと地域リーグ決勝大会出場を決めて全社に参加するチームが、6チーム~8チームとなりますので、今年もこの大会が「地域リーグ決勝大会前哨戦」となることは間違いありません。また2011年全社4強にも、この中から相当数進出するものと思われます。

次に、「今年こそJFLへ」との強いモチベーションを持ち、各リーグでも順当に白星を重ねているチームを並べてみました。まず近年JFLから降格し「何としてでもJFLに戻る」というモチベーションをもっているのが、流通経済大学FC・FC刈谷・三菱自動車水島の3チーム。次に今大会を開催する地元・岐阜県代表のFC岐阜SECOND。また今年地域リーグ決勝大会開催が予想される県のチームも「チャンス到来」。特に関西リーグチームは、運がよければ予選・決勝ともに関西で戦うことができ「今年に賭ける!」といったところでしょう。日本サッカー協会のHPでは「予選ラウンド・宮城県」となっていますが、大きな余震がまだ続いているためか、毎年「地域リーグ決勝・開催グラウンド」として定番になっている高知県・春野総合への変更が噂されています。

3つめに、「都府県リーグチーム・初出場チーム・今年のリーグ戦の成績が今ひとつ」のチームを上げてみました。しかし、こうしたチームでも40分ハーフの全社でなら勝ち抜くことが、これまでにも多々ありました。初戦でリズムに乗りさえすればどのチームでも上位の可能性があるのが全社。昨年、SC相模原は県リーグでしたからこのグループに相当しますが、結果は3位。TOKYO 23 FCも上位に食い込む可能性は大いにあると思います。

さぁ、次は組み合わせですね。どんな相手がきてもいいように、今月のトレーニングでチーム力をアップして欲しいです。特に、控え選手がレギュラー選手のポジションを取るくらいになってくれないと、チーム力が高まっていきません。ここ2試合、練習試合でアピールを続ける吉岡・井上・萩原・松本・渡辺らが全社で活躍するようになればSC相模原も本物です。齋藤主将の言うとおり「1人も欠けることなく」全員の力でJFL入りを決めてください!
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速く激しくぶつかり会う好ゲーム~専修大学戦

2011-08-20 16:36:37 | SC相模原・激闘の足跡
本日、関東大学1部専修大学との練習試合でSC相模原は2-3で敗れました。専修大学は、8月13日天皇杯・東京都予選準決勝でJFLの横河武蔵野を6-0と下し、8月27日(土)町田ゼルビアと決勝戦を争うことが決まっています。専修大学は、この試合来週の決勝戦のための調整の位置づけでしたが、試合開始から終了まで練習試合とは思えない鋭いプレス・豊富な運動量・激しい当たりで試合の主導権を握り、後半SC相模原の追い上げを2点に抑え勝利しました。SC相模原の先発は以下の通りです。
FW:森谷・佐野 MF:古賀・水野・坂井・富井 DF:八田・工藤・中川・大将 GK:佐藤。

試合の入り、SC相模原の選手たちは、相手の力量・サッカーを見定めるべくパスを回そうとしますが、専修大学の選手は、キックオフから、気持ちが入り本番さながらの動き・キレの良さでSC相模原に向かってきます。専修大学のフォーメーションは4-3-3。前線の3トップが、SC相模原DF陣のビルドアップのボールにも休むことなくプレスをかけてくるため、SC相模原は思うように攻撃を組み立てる事ができません。ボランチの坂井のところにボールが収まって前を向けばこの通り・・

坂井の視界には、素早く攻守の切り替えを終えた専修大学の赤いユニフォームの選手が立ち並んでいます。パスコースをのんびり探していると、専修MFに後ろから足を入れられてボールを取られてしまいます。専修大学の鋭い動きの目立つ前半6分、専修FWがペナルティエリア左45度外側の位置から、いきなりミドルシュート!GK佐藤も意表を突かれたか、反応が遅れボールはそのままゴール右上に決まり1-0。これでSC相模原、少し目が覚めたか、ワンタッチ・ツータッチと速くボールを回そうとしますが、本来の速さには程遠く、専修大学によるSC相模原陣内での攻撃の時間が長くなっていきます。

そうした展開の中、前半19分SC相模原は専修大学の3トップの右側18番の選手を、つかみ損ねてしまいGKとの1対1を許してしまいます。開始から、ひときわ動きのよかった18番は佐藤の動きをよく見てゴール左にシュートを流し込み2-0。専修大学のいいところばかりが目立った序盤戦でした。

「ガンガン!」と2発決められてようやくSC相模原も目が覚めたか、前半20分過ぎから気持ちも動きも戦闘モードに入ってきました。特に、左サイドから古賀が素晴らしい突破でゴールに迫りシュートを放ちます。次第に前線にもボールが入り始めますが、ボールに2~3人の選手が群がってくるような専修大学の守備の中では、前線のFW佐野・MF水野のところでボールの収まりが悪く有効な攻撃の基点がなかなか作れません。佐野は、自然とプレーエリアが中盤まで落ちて来て・・

得意の正確なパスで専修大学DFを崩そうと試みますが得点に至らず。専修大学優勢のまま2-0で前半戦を終了します。

後半、富井に代わってFWに齋藤が入ります。齋藤が入ってようやく前線でボールが収まりだすとSC相模原は徐々にシュートチャンスを増やしていきます。さらに後半10分、古賀に代わって入った吉岡が、中盤で攻撃をうまく組み立て、ようやくSC相模原らしいサッカーが始まりました。ここぞとばかり後半21分には、佐野に代わって松本を投入。専修大学陣内でFK&CKを続け得点の匂いが漂ってきました。 が、相模原のペースになった後半24分、GK山本のパスを受けた大将がパスミス。相手専修FWがこのボールをそのまま「ごちそうさま」ゴール。3-0。もったいない失点でした。

練習試合とあって、両チーム選手が目まぐるしく代わる後半36分、右サイドでボールを受けた森谷が、抜群のボディバランスで相手DF陣を抜き去りそのまま中央へ。専修DFは森谷を止めようと寄せてきますが、その左裏で吉岡がフリーになり森谷のパスを受けてそのままシューート!ゴール。3-1。後半42分、左サイドで吉岡に入ったボールを吉岡が1タッチでDFライン裏にボールを流すと、齋藤がこれに追いつきシュート!こぼれたボールを松本が押し込みゴーール!3-2。その後も「同点か?」というシュートが2回続きましたが力及ばずゲームセット。3-2で専修大学が勝利しました。

上の画像の通り、今日はお互いユニフォームをつかみ合いながらボールを取り合うという「熱のこもった」練習試合となりました。見ていてもプレーの激しさが、観戦するサポーターにも伝わり、終わった後皆「今日は負けたけどいい試合だった。SC相模原にとってもいい練習になった。」と話し合っていました。このくらいのプレースピードの速さ・判断の速さ・ボールコントロールの正確さを求められる試合に勝っていかないと全社・地域リーグ決勝を連勝できません。是非、この試合を振り返ることによりSC相模原のサッカーの質をより高めていって欲しいと思います!!専修大学の皆さん、今日はいい試合をありがとうございます。天皇杯・東京都決勝頑張ってください。
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SC相模原を応援するフリートークの会

2011-08-18 22:12:35 | いい街・相模原
地方主要都市では、シャッターが降りたままのお店がならぶ商店街の多くは、残念ながらまだ生き返る気配を見せていません。しかし、その商店街の中の開いた土地に今数多くのビジネスホテルが、新築・開業しています。その代表格が、地方都市だけでなく首都圏の駅前にもよく見かけるビジネスホテルチェーン「東横イン」。相模原市内でも橋本・相模原・淵野辺と3ヶ所で営業をしています。この全国241ホテルにも及ぶ日本最大のビジネスホテルチェーンに対抗して、後発組の各ホテルによる「東横以上」のサービス合戦が繰り広げられています。

先々週、九州リーグの強豪チームを福岡で観戦してきた時宿泊したホテルが、リッチモンドホテル博多駅前。ベッド幅140センチと広めのベッドだと、東横イン博多駅前で5,980円。しかし、このリッチモンドホテル博多駅前は5,000円。私の場合、部屋で仕事したりブログを書いたりすることが多いので、リッチモンドホテルの広い机と、ゆっくりした肘掛椅子は助かる設備です。「東横以上」のサービスと安い価格。博多のような九州一のメジャーな駅の周辺でも、5,000円という低価格での競争。激しいです。

昨年、山口県で開催された全社の時、宿泊していたのが、コンフォートホテル新山口。九州代表のHOYO AC ELANや新日鐵大分と同宿でした。ここは朝食メニューの多さと美味しさが「東横イン以上」。価格は東横インと同じくらいですが、室内も清潔で、駅前で、コンビニが隣にあり言うことなし。外資系のビジネスホテルは、高いサービス品質攻勢で、東横インを追い上げています。
その後今年になってまたビジネスで新山口で宿泊しなければならなくなり、迷わずコンフォートホテル新山口に申し込んだところ「満室」。さすが評判がいいホテルは違うな・・。と、仕方なく同じ駅前にあるホテルアクティブ!山口というビジネスホテルに泊まったところ朝食付きで4,980円。安いのですが、サービスや設備はコンフォート新山口に劣りません。ホテルアクティブ!は、地元山口県のビジネスホテルチェーン。山口で勝たなければ生き残る方法がないだけに「必ずコンフォート以上」のサービス品質を提供しています。東横インの「後発組」であるコンフォートホテルが「東横以上」で集客を増やし、そのさらに後発組のホテルアクティブ!が、そのコンフォートホテルのサービスを上回ろうと努力を重ねる、という激しいサービス合戦が、ここ新山口でも展開されています。

昨日、SC相模原後援会で開催された「SC相模原を応援する皆さんのフリートークの会」に参加してきました。その中でSC相模原から、「日本サッカー協会から、麻溝公園競技場はJの試合を開催する競技場として一定の高い評価はもらっているものの、来場されたお客様にもっともっとサッカーが見やすい競技場にするためのアドバイスも同時にいただいている。」とのお話を聞くことができました。J2のクラブなどでは、麻溝公園競技場の施設レベル以下の競技場も複数存在します。しかしJリーグからしてみれば、J1・J2のチームがほぼ飽和状態。ですので、リーグ全体のスタジアム観戦環境レベルを上げるために、現在の「先発」J2クラブを上回る施設を持った「後発」クラブを数多く加入させ 結果として観戦環境レベルの向上を図っているように思います。ホテルもサッカークラブも、後発組はあらゆる面で先発組を上回って初めてスタートラインに立つことができるのですね。後発組が求められるハードルが高くなるのはやむえないところでしょう。

こんどの「SC相模原を応援する皆さんのフリートークの会」は、9月21日(水)19:00からSC相模原・後援会事務所(市役所の南隣りのセブンイレブンの建物の2階)で開催されます(詳しくはSC相模原後援会HPを参照ください)。お忙しいとは思いますが、皆さん是非ご来場をお待ちしています。
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先人のつくった歴史の上に私たちがある

2011-08-16 23:43:31 | SC相模原日記
先週末からお盆に入り、帰省・観光・自宅で休息等々、のんびりお過ごしになられていることと思います。
お盆の前後は、
・8月6日  広島平和記念式典(原爆犠牲者慰霊)
・8月9日  長崎平和祈念式典(原爆犠牲者慰霊)
・8月12日 日航機墜落事故慰霊式
・8月15日 終戦記念日
と、3日毎に国民的な慰霊の日が続きます。また前後に青森ねぶた・秋田竿灯・仙台七夕・盛岡さんさ・徳島阿波おどり・高知よさこいと故郷は夏祭り真っ盛り。先祖の慰霊が「祭りもあるからかえってこい」と手招きしているようですね。私も皆さんと同じ、墓所を掃除し、花を手向け、手を合わせてきました。日差しが強く、これだけで一段と黒くなってしまったようです。

相模原市にも太平洋戦争の歴史が、今も町の中に息づいています。座間キャンプ・相模総合補給廠・産業・道路に至るまで太平洋戦争抜きには今のこの町を語ることはできません。同じような町が、神奈川県の各所にありますが、今日ご紹介するのはその一つ、寒川町にあった(日本)相模海軍工廠と相模線支線西寒川駅です

1984年、相模線寒川駅から西寒川駅までのたった1駅だけの「盲腸線・西寒川支線」が廃止されました。当時相模線は未だ電化されておらず相模線自身立派なローカル線でしたが、この1駅だけの「西寒川支線」は、ローカル線の中のローカル線。廃止が決まってから全国の鉄道ファンがここを訪れ、廃止される「西寒川支線」を 名残惜しそうにカメラのシャッターを切っていました。
戦前は、相模原の砂利を運ぶために作られた路線のようですが、太平洋戦争前ここに相模海軍工廠ができると、完全に軍事用路線に変わってしまいます。そして何よりもこの相模海軍工廠が有名なのは、化学兵器工場があった事。恐ろしい大量殺戮兵器がこの地で研究、製造されていました。
しかし、それも過去の話。今では海軍工廠はとうに閉鎖・解体され、「西寒川支線」も廃止され、その跡は何も残っていません。しかしこの地で「最先端の化学兵器が研究・製造されその技術者がそこで数多く働いていた」歴史の遺産は今に残っています。

上記のリストの通り、相模川を挟んでこの周辺には、大手化学製造業の拠点が数多く並びます。ちょうど馬入ふれあい公園の北側の一帯です。私達は、気がつかない内に、過去の先人たちの作った歴史の礎の上で生活を営んでいるのですね。

全社・北海道予選で3チームが全社出場を決めました。予想通り、ノルブリッツ北海道&札大GPの2強に加え今年は六花亭マルセイズが出場を決めました。


あとは、東北の2チームを待つだけです。サッカークラブもまた、歴史の礎を一つずつ作っていきながら成長していきます。SC相模原も、来年はJFL入りを果たし「全社は過去の歴史」にしてしまって欲しいと思います。
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暑い夏の熱いポジション争い~青山学院大戦

2011-08-13 16:27:57 | SC相模原・激闘の足跡
本日、青山学院とのトレーニングマッチが行われ3-2でSC相模原は勝利しました。この試合、SC相模原は
1.前半は、レギュラー組の休み明けのコンディション確認とコンビネーション向上
2.後半は、サブ組のプレー品質チェック・チームとしての連動を確認
の目的で、取り組んでいたように思います。特に後半、山本・萩原が負傷からの順調な回復を確認することができました。後半戦の負けられない試合の中でチームを助けてくれる存在になって欲しいです。先発メンバーと試合終了時のメンバーは以下の通りです。
先発メンバー
FW:森谷・佐野 MF:水野・古賀・坂井・富井 DF:八田・工藤・中川・大将 GK:佐藤
試合終了時メンバー
FW:松本・練習生 MF:吉岡・村野・坂井・富井 DF:工藤・奥山・萩原・井上 GK:山本

炎天下の中キックオフ。前半、SC相模原は「休み明けプレー確認モード」か、いつもよりやや遅いボール回しが続きます。一方、青山学院は、背番号10番・9番・2番・4番・5番と若い背番号の選手=1軍の選手中心に先発し、豊富な運動量でSC相模原に対抗します。中盤の攻防からやや青山学院が攻め込む時間が時間が長くなるものの、SC相模原はDF・中盤の選手の堅実な守備で相手に得点を与えません。

しかし、後半40分から古賀の切れ味鋭いパス・ドリブル・シュートからSC相模原が得点を重ねます。40分、中央やや左サイドをドリブルで上がった古賀が、右45度からDFライン裏に飛び出してきた森谷にパス。森谷GKのポジションを見てシュート!ボールはGKの左を抜けてゴールネット左にゴール!1-0。このゴールのすぐ後、まるでTVのリプレイを見ているような場面が続きます。同じ位置を古賀がドリブルで上がっていくと、走り込んできた中央・佐野、中央右の森谷にパス。佐野をスル―して森谷が右足のアウトサイドに乗せてシュート!今度はゴールキーパーの右横に抜けゴール!2-0。青山学院GKが、すかさず「おい何やってるんだ!集中を切らすな!」と檄。

この檄が聞こえなかったのか、前半43分、またまた同じ位置を古賀がドリブルで上がり、今度は自分でDFラインを抜き去りそのままシュート!ボールは右ポストに当たりそのままゴールの中へ跳ね返る!ゴール。3-0。相手DFの弱点を見つけると、そこを徹底して突いて攻撃を繰り返したSC相模原。前半44分にも古賀のすぐ外側の左サイドを中川が駆け上がり、ドリブルから中央に切れこんでシュート!しかし惜しくもゴール右に外れます。ここで前半終了。調整モードの佐野・水野は目立ったシュートを1本も打つことなくピッチを後にしています。

後半、双方サブのメンバーが登場します。GK渡辺 DF井上 MF村野 DF奥山が後半開始から交代で投入されます。井上は、後半自身の得意とするポジションである左サイドバックで登場しますが、途中から右サイドバックとしてプレー。両サイドで井上らしいオーバーラップからのクロスを見せてくれました。守備でも、サイドを使われての攻撃を許すことなく後半を終了。1回トラップミスがありましたが全般的には安定したプレーを見せ「いつでも行けます!」というところをアピールしてくれました。

GKは後半最初は渡辺、途中から山本が出場。渡辺が安定した守備とDF統率力で無失点に抑えたものの、山本は、中央やや右から2人に得点を決められて3-2にしてしまいました。1点目は後半29分、自陣でボランチ富井がボールを失い、青山学院の早いショートカウンター。最後は17番にゴールネット右に決められ3-1。その直後の30分、オフサイドに見えた青山学院56番が、DFライン裏に抜けループシュート。ゴール。3-2。オフサイドとの見切りが早すぎて、相手を捕まえ損ねてしまいました。山本・工藤・奥山・富井間で中央の守備に関しもっとコミュニケーション&守備の連携確認が必要に思いました。

このまま試合は3-2で終了。両チームとも、失点直後に失点を重ねるというやや集中力を欠いたプレーが守備面ででてしまったように思います。後半、SC相模原のサブ組の選手が生き生きとしたプレーを見せてくれました。「速くボールを動かす・上手く周りを使う・速くサポートに入る」というチームとしての連動品質をさらに上げていけば、レギュラー組に追いつき追い越していけるはず。激しいポジション争いの中からチーム全体のレベルアップを実現して欲しい!と思います。ガンバレSC相模原!
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奥出雲の市民がもてなすローカル線旅行

2011-08-11 22:31:06 | いい街・相模原
深い山間の駅に列車が到着すると、地元の保育園児が、駅のプラットホームで乗客に向けてハンドベルで音楽を奏で始めます。時間にして列車の止まっていたのはわずか3分程度。しかし、乗客は、全員総立ちでこの音色に聞き入り拍手。わずか3分の子供たちの音楽で、乗客はこの列車に乗った事を、忘れえぬ想い出として記憶の中に留めていくことでしょう。
ここは、山陰・島根県奥出雲を走る木次(きすき)線・出雲八代(いずもやしろ)駅。木次線は、過疎化が進む島根県の中でも、中国山地を縦断するローカル線のため、営業収支・地域住民の乗客数だけで判断するなら、とっくに廃止になっても仕方のない路線です。

しかし、多くの人に奥出雲の自然・歴史・文化を感じてもらおうと1998年(平成10年)から運行を始めたトロッコ列車「奥出雲おろち号」は、地域住民の努力が実り、2009年には年間(155日運行)20,000人以上のお客様をこの奥出雲おろち号に招くことに成功しました。秋~冬は運休すること、一列車の定員が65人であること、を考えると、この数字は見事な数字です。島根県を代表する観光資源として成長した奥出雲おろち号。この成功には、地域住民による「この列車で県外から多くのお客様に来ていただこう。」「そして多くの人たちに楽しんでいただいて、楽しんで帰っていただこう。」という「おもてなしの心」無しには語れません。

まず、運行に必要な最低限の費用・約1300万円とプロモーション費用500万円は島根県と雲南市、松江市、奥出雲町が負担(時としてそれ以外の周辺市町からも負担することがあるとの事)。行政もJR西日本と緊密にコミュニケーションを取り、奥出雲おろち号の運行を支えています。その上で地域住民が、きめ細かい「おもてなしの心」で、旅行を盛りあげます。まず「食」では、地元産品を素材にした弁当・飲料・お菓子を各駅ごとに販売してきます。どれもここでしか味わえない手作りのものばかり。ですので朝食を軽くして奥出雲おろち号に乗るほうがベターです。
1.日登駅・・・木次乳業の乳製品

2.出雲三成駅・笹ずし・仁多牛弁当

3.亀嵩駅・・・奥出雲名物・手打ちそば

4.八川駅・・・奥出雲そばにマイタケを乗せたそば弁当

5.出雲坂根・・焼き鳥・おこわなどなど

そもそも乗客は満員で65人しかいませんから、これらの食の逸品は、儲けを生み出すほど、数多く売れる訳ではありません。ですのでこうした活動は、単に儲けだけを目的としているのではなく、奥出雲の味を少しでも多くの人に楽しんでもらいたい、の一念で地域住民のみなさんが、活動していることがよく分かります。またその気持ちは、乗客に伝わります。
次に景観です。景観にかんしては取り立てて「ここだけ」というものは特にありません。しかし運行中、車窓に見える景観をドラマッチックに演出する、専門ガイド(地元のボランティア)が乗車し、社内アナウンスで旅行を盛り上げます。
1.国道314号線「奥出雲おろちループ橋」

2.出雲坂根駅・・延命水(駅に湧くおいしい湧水)

3.出雲坂根駅・・スイッチバック
列車が高い急勾配を登るために、線路をジグザグに敷設しそこを列車が走ります。ですので今走った線路が車窓の下に見えるのです。

これらの素材を、まとめ上げる「物語~ストーリー」が、風土記にある「八岐(やまた)の大蛇(おろち)伝説」と映画「砂の器」です。特に日本映画の傑作とされる砂の器の舞台となった亀嵩駅では、ロケの模様など詳しく解説することがあるそうです。また全ての駅に出雲の神々の物語が、絵と文章で掲示され奥出雲の旅の物語をまとめ上げていきます。

今年、2011年6月14日の日本経済新聞「なんでもランキング~森林を楽しめるローカル線」で、奥出雲おろち号&木次線は、西日本の第一位に評価されました。選定は、旅行会社・鉄道会社・日本における旅行ジャーナリスト&鉄道旅行専門家のトップの人たちによるもの。地元住民の志一つで、赤字ローカル線として廃止されるか、西日本随一の観光ローカル線になったか、木次線の運命は大きく異なったと言えるのではないでしょうか。
麻溝公園競技場に多くの県外のお客様をお招きしたいSC相模原にとって、学ぶべき点が数多くあると思います。山陰を訪れる機会がありましたら是非一度「奥出雲おろち号」に乗車してみてはいかがでしょうか。
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