S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

地域リーグ強豪チーム・ジャイアントキリングの妙

2010-05-31 21:52:50 | SC相模原・激闘の足跡
今週は、関東リーグが再開したものの来週に決戦を控える東北・近畿は試合がありませんでした。その中、注目の「川中島の戦い」~北信越の無敗対決、長野パルセイロ vs ジャパンサッカーカレッジ(以下JSC)の一戦が行われ、3-2で長野が逆転勝利しました。長野は、2位JSCに勝ち点差こそ3差であるものの、得失点差で大きくJSCを引き離していること、JSC以下のクラブとの実力格差が大きい事から、北信越リーグ優勝争いの主導権を完全掌握しました。

1.劇的!川中島の戦い
新潟・越後JSCは、上杉謙信騎馬隊のごとく開始早々から先制攻撃を仕掛けます。2分、左サイドのリスタートから、DFの隙をつきゴール前で簡単に決め1-0。長野・信濃パルセイロの中に「先取点を取られた!」と動揺が走ります。7分、落ち着かない長野守備陣、今度はペナルティエリア内でファウル!PK~!。JSCこれを決め2-0。どうしたんだ長野鉄壁守備陣。。。しかし、薩川監督ここから陣形を立て直します。17分、栗原が1点を返し2-1。後半さらに「これからだ!」と勝負に出た長野は、後半2分大島のゴールが決まり同点に追いつきます。しかしここから地力に勝る長野は攻め攻め攻め続けますが、得点ならず。試合終了の笛をレフェリーが吹かんとするラストプレイ。長野はコーナーキックから籾谷ヘッド!ゴーーーール。3-2!全員ピッチに倒れ込むJSC。狂気乱舞の長野パルセイロ選手&サポーター。この勢い、この自信で長野はこのまま突っ走っていきそうです。

2.ジャイアントキリングの妙
前橋では、tonan前橋が関東リーグ首位を独走するYSCC2-0で勝利。このジャイアントキリングをきっかけにtonan前橋もその高い潜在能力で上位に食い込んでいって欲しいですね。一方敗戦はしたものの、YSCCの関東リーグでの優位は動きません。が、問題は今週末6月6日(日)のヴェルフェ那須戦です。上の表の通り負ければ首位陥落です。前橋に勝っていればヴェルフェに負けても首位安泰だったのですが、ジャイアントキリングの妙でこのホーム三ツ沢での試合が「決戦」となりました。天気さえよければYSCCサポーターならずとも関東リーグファンは「首位決戦」にみんなかけつけます。大勢の応援の中、YSCC歓喜を得る事ができるか?ここが最後の踏ん張りどころです。
一方、中国リーグでもジャイアントキリングが発生。レノファ山口が、岡山2ndに敗れました。こちらも山口の首位不動ですが、ジャイアントキリングの妙で、次節6月6日(日)のホーム松江戦が「決戦」となりました。松江に負けても山口の首位は不動ですが、勝ち点差1を争う戦国時代に引き込まれていきます。
    
3.引き分けの明暗
戦国東海リーグは、鈴鹿が現在最下位で全敗の芙蓉クラブに痛~い引き分け。一方、FC刈谷もマルヤス工業に引き分けましたが、こちらは愛知県全社予選でマルヤスに敗れているだけに引き分けで「OK」。混戦東海は、今後藤枝MYFCが軸になって動いていきそうな気配です。

先週、「下剋上でリーグを面白くして欲しい」と結んだところ、だんだんと面白い首位争いになって来ました。来週は、どこのチームがジャイアントキリングを起こすのか?今週末の首位攻防戦5試合、是非注目してください!

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SC相模原 平塚SCに完勝

2010-05-30 21:43:28 | SC相模原・激闘の足跡
本日、馬入ふれあい公園にて神奈川県1部リーグ「SC相模原 VS 平塚SC」戦が行われ6-0でSC相模原が完勝しました。古賀は今日初先発。自身初ゴールを決め勝利に大きく貢献しました。先発メンバーは以下の通りです。
FW:船越 齋藤 MF:古賀 富井 隼人 坂井 DF:秋葉 工藤 井上 大将 GK:榎本

出だしは、ボールの主導権争いが続きます。平塚SCFW1人を残し、MF5人がSC相模原の中盤でのボール支配を阻止しようと、すばやくプレスをかけてきます。しかし、15分を過ぎ、平塚SCのプレスが弱まってくると、SC相模原は左の古賀の精度の高いパスからチャンスを連続して作ります。17分、古賀から中央の船越にクロス、船越合わせますがキーパーセーブ。24分右からの富井のクロスに古賀が中央からヘッドで合わせますが、キーパーキャッチ。
そして前半28分、井上-古賀と左サイドでのパス交換から井上が中央にクロス、密集の中から齋藤がシューート!ゴオオオオオル!1-0。船越と齋藤がハイタッチ!先制点がSC相模原に入ります。35分、左・古賀から中央齋藤にクロス、齋藤胸トラップからオーバーヘッドシュートを試みますが失敗。しかしサポーターからは「おおお~っ」と歓声。36分古賀の左ライン際からのシュートが入りゴール、かと思いましたがオフサイドを取られノーゴール。船越が大きな体で「どこがオフサイドなのよ?」のジェスチャー。しかしその1分後の37分、左からの富井のパスを中央で齋藤がボールを受けうまく体を使ってDFをかわし、GKと1対1に。齋藤、GKの動きを見ながらゴール左隅にシューート!ゴーーール!
その後もSC相模原のペースで攻め続け、前半を2-0で終了します。
   
後半も、開始からSC相模原ペースの試合運び。チャンスは作りますがなかなか決まらない場面が続きます。ここでベンチは船越に変わり森谷、鈴木隼に代わり吉岡を入れ前線の攻撃のテコ入れを図ります。そしてその効果が出たのが24分、右サイドを大将が上がり中央森谷にラストパス。森谷コースを見極めシューート!GOOOOOOL!3-0。とどめは30分、左でフリーになった古賀が、左45度からボンバーシュート、ゴーーール!4-0。これで試合は決しました。
ここからは、奥山・野村とフレッシュな守備的メンバーを入れ試合を終わらせにかかります。40分、交代した古賀の左SHに入った坂井が、左から右ゴール前の森谷にロングパス。これが通り森谷シュートの構えでGKを引きつけ齋藤にパス。齋藤がこれに合わせてシューート!ゴオオオオル!5-0。最後は45分、森谷が相手陣内でボールを奪うとそのままシューート!ゴール!6-0。SC相模原が相手を寄せ付けず勝利を飾りました。

今日の試合、古賀がチームにフィットし始めSC相模原の進歩が明確に見えた試合でした。今年これまでの試合は、右の金沢のクロスの精度・チャンスメイクが目立っていましたが、今日は古賀-井上の左からの攻撃が多くのチャンス・得点を生み出していきました。またCKのキッカーも古賀が勤め、イージーなショートコーナーが少なくなり、高い精度・明確なゴールへの意図を感じるクロスが入ってきます。また古賀が入り富井がスタメンをキープしている状況から、これまでチームリーダーだった坂井・吉岡・鈴木健・水野・鈴木隼らで1~2のポジションを競う状況。これからの更なるチームの成長が楽しみになってきました。

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SC相模原 VS 東京ヴェルディ戦(6月2日)に思う

2010-05-29 19:03:11 | クラブマネジメント
6月2日(水)13:00から東京ヴェルディとのトレーニングマッチが組まれました。久しぶりにJチームとの対戦でこの1ケ月間のチーム作りの進捗状況を見る事ができます。また東京ヴェルディの高木兄弟、相模原市出身の河野ら若手有望選手のプレーが見られるのも楽しみ。齋藤・船越は、元ヴェルディの2トップ。古巣との対戦は楽しみであり、またモチベーションも上がる事でしょう。水曜午後という「勤め人」には難しい時間ですが、応援に行ける方は是非。

一方、東京ヴェルディの経営は「6月以降の資金繰り不可能」の状態となり、今シーズン一杯Jリーグがその経営にあたることになるようです。「東京ヴェルディホールディングス」という実態・クラブ経営能力不透明な企業に今シーズンの運営を承認したJリーグの判断が「凶」と出ました。もちろん東京ヴェルディのこれまでの伝統と功績、大きなジュニア・ユース組織、選手雇用などの観点から「なんとか継続させたい、その方法を探したい」という日本サッカー協会・日テレの考えには、文句なく同意です。しかし「なぜ東京ヴェルディホールディングス」なのか、はその事業内容・資金状況の不透明さから、当初より疑問に思っておりました。また、Jリーグ側からその詳細な内容は今も明かされる事はありません。ヴェルディと大分が一番異なる点は、昨年末の決算での巨額な累損など、負の遺産を引き継ぐことなく、日テレの最大限の配慮とクラブ継続支援の元、今シーズンの経営計画を立て事業を進める事ができた点です。今シーズンのJ2前半戦の興業を諦めてでも、しっかりした事業基盤を固めて新しい出発ができれば、名門復活の烽火が上げられたはずです。しかし結果的には、Jリーグが、今シーズン後半の事業資金のうち不足分を補てんせざるをえず、Jリーグとしてはまたまた「公式試合安定開催基金」を切り崩す事になります。

Jリーグは4月、クラブライセンス制度を2013年以前にはスタートさせたい、との意向を発表していますが、Jリーグ自身がこのクラブライセンス制度を運用するに耐えうる人材と組織を持っているのか、昨今の大分・ヴェルディへの場当たり的な対応を見ていると疑問です。昨年末、大分にJリーグが監査に入り「公式試合安定開催基金」からの資金投入を決めた時の債務超過額は9億円強だったのですが、この4月大分トリニータの株主総会で発表された、昨年末時点の債務超過額は11億6700万円と、なんと2億円以上増えました。「前経営陣の経理操作で不明だった」のが理由のようですが、見抜けなかったJリーグの「監査力」を「徹底監査」しない限り、こうした不幸なクラブの物語は続くのではないかと懸念されます。

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GET GOAL ! Sagamihara 第6号 発信!

2010-05-28 02:49:03 | マーケティング
今週は、気温が極端に上がったりぐっと下がったりで体調を崩された方も多かったことと思います。ですが、もう週末。明後日5月30日(日)SC相模原は、平塚市のトップチーム「平塚SC」と初対戦します。青山学院大学戦で得た収穫をこの試合で是非見に行きましょう!。GET GOAL Sagamihara Vol.6では、県リーグ1部の順位争いの中での平塚SC戦の位置づけをご案内しています。今回の画像は「船越選手と健太選手」。チームが進化していく上で大事な作業を行っている風景です。その「大事な作業」とは何か?・・。30日、今度は馬入人工芝で13:00キックオフ。シート・折りたたみ椅子持参でのご来場をお待ちしております。応援もがんばりましょうネ!


↓ここをクリックしてください↓
http://cid-f50504b738542cfd.skydrive.live.com/self.aspx/.Public/GG-Sagamihara%5E_vol6%5E_2010%5E_05%5E_30.jpg

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相模原代表になれないSC相模原

2010-05-26 22:00:37 | SC相模原日記
今日は、残念なニュースを2つほど。。

残念①「また青山学院大学に勝てなかった事」
本日、SC相模原 VS 青山学院の試合が開催され1-1の引き分けに終わりました。練習試合ですので勝負にこだわる必要は全くありません。ゲームを通じてSC相模原の狙うサッカー、各プレーヤーのスキルアップ、連携の熟成が図れればそれでよいと思います。ただ同じ相模原市内で練習する青山学院に1年半以上勝てないのは、いただけません。確かに青山学院は関東大学リーグ2部の上位に位置し、来年の1部昇格を狙うほど力・勢いのあるチームです。優秀な選手もそろっており相模原市の大学ですから是非、1部昇格を勝ち取ってもらいたいですし、応援もしています。だからこそSC相模原が、胸を貸してあげる位になって欲しいです。

残念②「相模原市政令都市移行記念試合」で町田ゼルビアが
                         麻溝公園競技場でサッカー教室開催
    
まずイベント概要をご覧ください。アメリカンフットボールの相模原ライズが、相模原政令指定都市移行記念試合を麻溝で開催するのは素晴らしい事です。ぜひその成功を願いたいと思います。イベントの後援に「相模原市」「相模原市教育委員会」も入っています。
そのイベントに「町田ゼルビア・サッカー体験」コーナーや「町田ゼルビアチーム紹介ブース」があります。ブレッサ相模原ではなく、さがみ大沢でもなく「相模原政令指定都市移行記念試合」に「町田ゼルビア」のプロモーションが行われるのは何故でしょうか。相模原市や相模原市教育委員会から、ブレッサ・大沢・SC・インフィニット・コラソンなど地元クラブに声がかかっていたのでしょうか。
別に普段の相模原ライズの定期戦ならば、何も問題ないのですが、「相模原市政令指定都市移行記念試合」「後援;相模原市」と銘打った試合で、町田ゼルビアのプロモーションイベントが開催されるというのは、どうも私みたいな了見の狭い人間には理解に苦しみます。


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JFLマトリックス~成長クラブに向けた今の位置

2010-05-26 00:32:19 | マーケティング
JFLも今年の3分の1の試合を消化し、各クラブの実力値・顧客支持力がはっきりしてきました。上のポートフォリオはその数値をまとめたものです。縦軸に12節までの1試合当たりの平均観客数(上に行けば観客数が多い・顧客支持が高い)、横軸に現在の順位(右に行けば順位が上・サッカー実力値が高い)を取ってみました。
JFLはJ2と地域リーグとの間に位置づけられた「中間リーグ」。ですのでリーグ戦の注目は、「優勝争い」と同時に「どのクラブがJ2に昇格するか」「どのクラブが地域リーグへの降格危機にあるか」にも興味は集中します。昇格するには、さまざまな条件を満たさなければなりませんが、一番の鍵は「顧客支持力」。多くのサポーターから支持され試合で多くの観客を集め営業収入につなげられる力です。


1.どのクラブがJ2に昇格するか
町田ゼルビアが今、唯一J2昇格圏内におり、鳥取・松本がこれを追走します。このポートフォリオは、横軸(順位)の変動性が高いため、松本もこれから勝ち続ける事によってJ2昇格圏内にスッと上がってくるはずです。逆に長崎は観客数も順位もここが踏ん張りどころ。

2.どのクラブが地域リーグへの降格危機圏内にあるのか
逆に、人気実力ともに降格圏内にいるのが流通経済大FCとジェフリザーブス。流経大FCの今節の観客は184人。ただ龍ヶ崎開催の試合は500人前後入っており、今後龍ヶ崎開催を固定できれば地元&大学サポーターの熱い声援の中でプレーが出来ると思います。がんばれ!


3.マーケティングでは青色のセグメント(顧客支持が高くクラブ実力も高い)を「スター」、ピンク色のセグメント(顧客支持高・クラブ実力低)を「金のなる木」、紫色のセグメント(顧客支持低・クラブ実力高)を「問題児」、灰色のセグメント(顧客支持低・クラブ実力低)を「負け犬」と呼ぶことがあります。

それぞれのセグメントは、次のような戦略を取ると良い、とされています。
1.問題児 … 高成長で魅力的であり大きな可能性を持っている。しかし現在は乏しい顧客支持のためスターに変えるには大きな資金を要する。(スタジアム・クラブ組織・支援団体などなど)
2.スター(花形) … 実力成長度も高く顧客支持も大きくもっとも魅力的である。売上も大きいが成長への投資も続けているため利益はそこそこである。
(プロクラブとして準備が出来ている。しかし投資と収入のバランスに要考慮)
3.金のなる木 … その分野(地方)の中心であることが多い。戦略をうまく練れば顧客支持の維持を通じて利益を生み出せる。
4.負け犬 … 今後とも力を入れるだけの利益が期待できない。

黄色でマークした金沢・琉球・秋田・草津といったクラブは、JFLというリーグを活性化してくれる「将来のスター候補生」です。また全てのクラブが右上を目指すことで、JFLは「歓声の満ちたリーグ」になっていくことと思います。


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地域リーグ強豪チーム・前期最終決戦へ

2010-05-25 18:13:47 | ライバル達の咆哮
地域リーグは、関東を除く全国で試合が開催され強豪チームはいずれも順調に勝ち点を積み重ね、順位・形勢に大きな変動はありません。しかし次節は、前期最終節の「強豪同士の決戦」です(下の表)。この結果によってはYSCC・レノファ山口に次ぐ「当選確実ライン」を越えてくるチームが出てきます。そうはさせじ!と、中堅上位チームが奮起しリーグ後半戦をさらに面白くして欲しいですね。
   
1.やはり強いチームは失点が少ない。
当り前の事ですが、こうして上位を走るチームの失点を見る限り非常に少ないことが改めて確認できます。関西の首位攻防戦となった三洋洲本 VS アイン食品も1点を争う好ゲーム。前半三洋、後半アインの流れでしたが双方堅い守りで得点を許さず0-0。この結果三洋・アインのマッチレースのまま最終節へ。(上記表参照)奈良クラブ・ラランジャ京都の2チームは、この前期最終節の勝利が優勝争いに残る絶対条件。勝って関西リーグを盛り上げて欲しいです。

2.さぁいよいよ川中島の戦い
北信越は、信濃・越後の両巨頭、共に譲らずいよいよ「川中島合戦」を迎える事になりました。信濃・長野パルセイロは薩川監督の守備指導が実り、今シーズン失点わずかに1点のみ。この安定したDFの強さで信濃勢有利と見ますが、結果やいかに。長野は、勝てば一気に「当選確実ライン」を越え後期の試合を優位に進める事ができるでしょう。
東北も、次節「福島 VS 盛岡」決戦です。福島が勝てば盛岡との勝ち点差が「4」に広がり同じく「当選確実ライン」を越える事になります。盛岡は、勝つか、最低でも引き分けに持ち込み勝ち点差を「2以下」にとどめておけば後期に望みがつながります。

3.残念!PKの1点負け
刈谷 VS 鈴鹿の「愛知・三重対決」は、愛知・刈谷に軍配が上がりました。双方互角の勝負で進んだ前半20分、鈴鹿はPKを取られてしまいます。これを刈谷・日川が決めて1-0。後半追い上げますが刈谷の守備は崩せず惜敗。しかし、リーグはまだ始まったばかり。鈴鹿は前期残り試合を全勝で行き、7月10日の藤枝MYFCとの再戦で「勝利」することが上位進出の条件となります。

前週の「天王山」でほぼ主要リーグの形勢が決まり、来週の「前節最終決戦」で優勝チームが絞られてきます。高成績を上げているチームの守備をいかに崩せるか、逆に失点を防ぎ相手にプレッシャーを掛け続ける事ができるかどうか。「リーグを面白くする」観点から、是非下剋上でリーグを戦国時代に戻してほしいと思います。


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秋葉忠宏監督のコメント「古賀選手加入がもたらす力」

2010-05-24 01:06:59 | SC相模原・激闘の足跡
今日の日本工学院F・マリノス戦の後、サポーターを代表して今度は秋葉忠宏監督にお話を伺ってきました。何としても取りたい県リーグ1部のタイトルへの想い、古賀選手の加入がSC相模原にもたらす力、などが聞けて「来週の平塚SC戦も、大事な試合」という感を強くしました。「神奈川県リーグ1部優勝」に向けて応援さらに頑張っていきましょうね!

Q.今日の試合を振り返ってのご感想をお聞かせ下さい。(Good Point,改善点など)

秋葉監督;前半はほぼパーフェクト。入り方も良かったし、リスクマネージメント、決定機を作り決める事も出来た。逆にそれが90分続けられなかった事が今後の改善点。後半、相手が捨て身に出て来た時に、それをいなす技術も身につけていかないといけない。加えて凡ミス・単純なミス(も後半出たので)無くしていく事も必要。

Q.今日古賀選手が公式戦初出場でした。古賀選手への期待など教えてください。

秋葉監督;(古賀選手が)加入してくれて、まずチームにレギュラー争いの緊張感を与えます。また彼の事はJリーグ時代からその精度の高い左足のシュート・クロスの凄さなどよく知っています。あとは、早く(SC相模原の)選手の特徴をつかんでチームになじんでくれれば、と思っています。

Q.来週の平塚SC戦に向けて抱負をお聞かせ下さい。

秋葉監督;初戦(六浦FC戦)を引き分けているので、得失点差も意識した試合をしたい。そのためにもこれから1週間十分にトレーニング・準備をして試合に臨みたい。

Q.ありがとうございました。


県リーグ1部のタイトルも重要なタイトルだという事を秋葉監督のお話を聞いて再認識しました。またその一試合一試合の中でSC相模原がステップアップしていく事も必要で、その意味でサポーターにとってもチームの成長度を見続ける大事な機会です。次週平塚SC戦@馬入も是非お時間お繰り合わせの上、ご来場いただきますようよろしくおねがいします!


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昨年の覇者・日本工学院F・マリノスとの戦い

2010-05-23 21:22:16 | SC相模原・激闘の足跡
本日14時より、八王子・日本工学院グラウンドで神奈川県リーグ1部「SC相模原 VS 日本工学院Fマリノス」の試合が行われ7-1でSC相模原が快勝しました。日本工学院F・マリノスは、昨年度神奈川県1部リーグの優勝チームで、今年3月21日神奈川県社会人サッカー選手権大会決勝戦でSC相模原が対戦した相手。しかし今年3月末で2年生が卒業。この4月から新1年生を加えたチームを立ち上げたばかりだった為か、予想以上の大差がつきました。SC相模原の先発メンバーは以下の通りです。

FW:船越・齋藤 MF:吉岡・森谷・隼人・富井 DF:秋葉・工藤・井上・大将 GK:榎本

試合は、前半5分から動きます。センターサークル手前からのFK、相手ゴールすぐ右スペースに大きく出すと、齋藤が快足を飛ばしてこのボールをキープ。中央に詰めた隼人にマイナスのパスを出し隼人がこれに合わせてシューート!ゴオオオル!。1-0。SC相模原が先手を取ります。2点目はその2分後、船越がポストプレーで右・森谷に流し、森谷が右から中央・齋藤にクロスを上げます。齋藤のシュートはディフェンスに阻まれボールの奪い合いに。この混戦の中、齋藤が改めてボールを奪うと、左に待つ吉岡にパス。吉岡、混戦の隙間を狙いシューート!ゴーール。2-0。3点目も吉岡でした。15分左サイド井上がDFライン裏スペースにボールを出し、吉岡を走らせます。吉岡これをゴール前に持ち込みシューート!ゴオオル!3-0。このSC相模原の流れに乗って18分。大将が右サイドをドリブルであがり中央齋藤にクロス。齋藤これに合わせてシュート。ゴーール!4-0。試合を決めるとどめとなった5点目は34分。齋藤が左に流れ井上とポジションチェンジ。その中央井上が、右横でゴールを狙う森谷にパス。森谷がアウトフロントキックでシュート!ボールは右ゴールポストを巻くようにして入りゴーール。5-0。前半は、SC相模原の長所が万遍なく発揮されたナイスゲーム。唯一のピンチは前半終了間際、自陣ペナルティエリア右横からのFK。Fマリノス内田のキックはゴールに入ったかに見えましたが、寸前で榎本が弾きノーゴール。このまま5-0で前半を終了します。

後半、日本工学院F・マリノスは、激しいボディコンタクトでSC相模原のポゼッションを断ち切りに出てきます。7分、マリノス内田が船越の動きを手で止めイエローカード。その後も内田の荒っぽいプレーが続きピッチ上で小競り合いに。その直後の9分。Fマリノス中央付近からのFKは、PA内でFWがキープ。SC相模原DFが、シュートを打たせまいと、体を寄せますが、足がからんだかFWが倒れPK。これをF・マリノス9番FW高水が決め5-1になります。
後半は、前半の5-0で気が少し緩んだかSC相模原らしくないミスも発生、相手シュートが榎本のセービングをすり抜けゴールに入りそうになるシーンが2度ありましたが、工藤がゴールライン直前でボールを蹴りだし失点までには至りません。このいやな流れを変えようと21分、吉岡に変わり古賀誠史が登場。スタンドは「セイジ!セイジ!」コールで大いに沸きます。すると28分、森谷のスルーパスにDFラインを抜けた船越がGKと1対1に。船越、GKを交わしてゴール。6-1。そして45分。左から古賀が中央齋藤に正確なクロス。齋藤、シュートコースを探し移動してシューート。ゴーール。6-1。このまま試合終了。SC相模原が快勝しました。

後半開始から20分くらいまで、降り続く雨でピッチに水が浮き始める中、相手の早いコンタクトやパスミスでボールが奪われたりと、前半のSC相模原らしさが消えてしまいました。後半25分過ぎから鎗田・野村・奥山・佐藤と、守備的な選手の投入が功を奏し試合を落ち着かせることができ、逃げ切りに成功しました。
しかし関東リーグの首位を走るYSCCの一試合当たりの平均得点は4.14点。レベルの高い関東リーグのチーム相手に5点ゲーム・6点ゲームで勝ち続けています。SC相模原の今年の目標はこのレベルを超えるところにあるはずですから、前半での「5-0」で満足せず、後半もSC相模原のペースで得点を重ねる試合展開を来週平塚SC戦では、是非見せて欲しい!と思います。がんばれ、SC相模原!


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王様と私

2010-05-22 13:35:50 | 勝利への叡智
自分の考えをはっきりと表現する本田圭佑のコメントが、「王様・本田」のニックネームとともにメディアに広く取り上げられています。岡田監督と基本的な考え方に大きなズレはないものの、岡田監督のサッカー理念・戦術に順じたメンバーが数多く集められた日本代表の中で、新しい風を吹かしていることは間違いありません。

岡田監督「ワールドカップでベスト4に入ることに向かって闘志を出していきたい。」
王様「実現できるか正直分からないが、実現しようとするかどうかが大事。僕自身は優勝を目指してもいいと思う。」
王様「自分の特長は攻撃。それを出すためにぼくは試合に出ている。できれば守備はしたくないですね。」
岡田監督「あいつは大丈夫。心配していない。守備もやりますよ」
岡田監督「みんなが同じ方向を向いていこう!」「日本の集団スポーツが世界で勝つときは、やらされるのではなく、自分たちから出るモチベーションがある。」
王様「チームのことを考えたり、チームのためにって思うと自分のプレーができなくなる」
元王様・中田英寿「自分の個性をどれだけ出せるかが勝負」

本田は、今の日本代表に必要な「闘う姿勢」「ゴールに向かうプレーの重視」「チームプレーの中で如何に個の力を活かすか」を真剣に考えていることが上のコメントからもよく分かります。他の選手はもっと真剣に取り組み実現しようと努力していると思いますが、それを「上手く表現」できていません。こうした能力は、次の日本代表を担う森本・内田・香川(残念ながら代表に選ばれていません)らは是非”王様”先輩の背中から学びとって欲しい重要な「力」です。メディアを使って自分の考えを伝える能力。そしてそれが首脳陣に建設的な意見として聞きいれられるようにする能力。プロの選手である以上、ヨーロッパサッカー界の中で成功するには必要です。

大昔、「王様と私」という映画・舞台がありました。ここに出てくるタイ(シャム王国)の「王様」は、封建的かつ、伝統としきたりを重んじる「王家の長」であったのに対し「私=王子のイギリス人女性家庭教師」が、近代的な新しい考え方を、王室に持ち込み絶対的な存在である王様と対立、周囲を驚かせます。しかし双方だんだんと溝を埋め理解を深めていくという物語です。日本代表では「私=岡田監督」が、王様・本田はじめとする、選手の新しい「力」「個性」「モチベーション」を強敵との試合で引き出していけるかどうか、で日本代表チームの勝敗が決まります。私・岡田監督の中の「伝統としきたり」だけでは、国際舞台では通用しない事は、これまでの日本代表の試合からも残念ながら明らかです。

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