S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

ライバル達の咆哮・横浜猛蹴

2010-02-28 22:09:05 | ライバル達の咆哮
本日、SC相模原の勝利を見届けた後、日本工学院グラウンドで横浜猛蹴 VS 平塚SCの試合を観戦しました。着いたのは前半23分、0-0の白熱した攻防が続いていました。横浜猛蹴スタメンは上記のメンバー。FWは米山・飯田の神奈川大学コンビでした。28分、この2人で先取点をあげます。米山のスルーパスに抜けた飯田がキーパーと1対1になり落ち着いて決めてゴール。1-0でリードします。横浜猛蹴2点目は、左サイド鳥毛の折り返しに米山がゴールに向かいますが、平塚SCのDFの足にかかって倒れPK。飯田がPKを決め2点目を取ります。平塚SCもチャンスは作るものの、決定機にシュートが枠に入らず追いつくことができません。そしてロスタイム横浜猛蹴代わって入った9番石井のシュートが綺麗にきまってタイムアップ。3-0で横浜猛蹴が勝利しました。
形としては飯田が1トップ気味に常にDF裏を窺いながらポスト役を果たし、そこから両サイド・トップ下から鳥毛・米山・渋沢らがポジションチェンジしながらスペースに飛び出してゴールを狙う展開力・攻撃力はさすがです。横浜猛蹴、次はさがみ大沢FC戦です。

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SC相模原 VS 横浜GSFCコブラ戦(県社会人選手権)

2010-02-28 18:03:02 | SC相模原・激闘の足跡
本日、麻溝公園競技場で神奈川県社会人サッカー選手権、SC相模原 VS 横浜GSFCコブラの試合が行われ2-0でSC相模原が勝利しました。SC相模原は来週3月7日(日)天皇杯神奈川県予選進出を賭けてフットワーククラブと対戦します。
朝から降り続く雨を見、麻溝公園競技場のグラウンドコンディションを心配しましたが、大きな水たまりも見当たらず、一安心。しかし気温が午後を過ぎても上がらず試合終了時には5度の気温でした。風雨に加え低気温で選手たちもさぞ寒かったことと思います。スタメンは以下の通りです。
SC相模原;FW船越 齊藤 MF吉岡 富井 健太 坂井 DF奥山 秋葉 金沢 井上 GK佐藤

序盤、雨の中相手の出方を探りながらもSC相模原のペース試合が進みます。5分井上が右に開いた健太に展開、健太から中央の齊藤にクロスを上げ齋藤がシュート、GKはじきコブラピンチを逃れます。富井のCK 2本と相模原の攻勢が続く8分、先取点がSC相模原に入ります。右サイドに流れた齋藤が中央でフリーの坂井にパス、坂井は慎重にゴール右隅を狙いシュート、ゴオル! 早い時間に先取点が入ったことが、この試合SC相模原ペースで進んでいく事を決定づけました。
この試合特にSC相模原の度重なるCK/FKがいずれも「得点を奪いに行く」セットプレーであったため、コブラの中盤は守備のためゴール前に下がらざるを得えません。SC相模原の攻撃を防ぎGKからのリスタートとなりますが、そのセカンドボールをまたSC相模原に奪われ、なかなかコブラはリズムを掴めません。前半唯一のコブラのチャンスは23分、カウンターからスルーパスがコブラFWに渡りDFライン裏に抜けます。奥山たまらずファウルでFWを止め「イエローカード」。コブラSC相模原ペナルティエリア10m手前でのFK、しかしゴールを外しチャンスを逃します。
26分、SC相模原は富井が左サイドの大きなスペースにボールを出します。そこに井上が走り込んで中央の吉岡にクロス。吉岡これに合わせゴーール!2-0。SC相模原リードを広げます。このあともSC相模原のペースで試合が進み前半を終了します。

後半スタートしても、SC相模原のポゼッションサッカーは続きましたが、結局最後までチャンスを得点に生かすことはできませんでした。試合が進むにつれ、風が強くなり体感気温はさらに下がっていったためコンディションが悪かったこともあります。しかし、中盤のパスが続くだけで生きたボールがFWに供給できません。「ポゼッションは手段。ゴールに向かうという目的を忘れてはならない。」というガンバ大阪西野監督のコメントを思い出してしまうような展開です。応援団からも時々「シュート打て!」のコールが出るほどスタンドからはゴールを期待する声が響きましたが残念ながらコブラの健闘の前に攻撃陣の力が及びませんでした。しかし最後まで相手に何もさせなかった守備の安定ぶりは大変すばらしかったです。

しかし勝ちました!これでベスト8進出です。もっともっと成長を続けてまずあと県社会人選手権連覇までの「3勝」、是非とも勝ち取って欲しいですね。頑張れ!SC相模原。

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チームコミュニケーションのレベルは上がったか

2010-02-27 16:56:58 | 勝利への叡智
新チームになりトレーニングマッチ中・後で画像のようなコミュニケーションを取り合う光景がよく見られました。各選手の力・個性・チーム戦術・チームプレーが一つのチームの力としてまとまるには、コミュニケーションが一番大事であることは言うまでもありません。どんなに強力な選手が入団しようとも、チームとしてお互いの信頼関係と意思疎通ができないと、ピッチ上で即時に判断&アクションを必要とされるプレーができません。

海外で活躍する日本人選手に共通している事は、「自己主張の強い選手」であると言ってよいでしょう。またそれに対する相手の反発を恐れず、相手の主張もよく理解し信頼関係を築きあげる事ができる選手です。日本国内は「和をもって尊しとなす」文化ですが、海外、特にヨーロッパは今や人種のルツボです。全く考え方の違う人とコミュニケーションするためには、自分も主張しなければなりません。相手も言ってくれないと解りません。

そしてチームコミュニケーションの要が、「監督」です。オーケストラの指揮者と似ていると言ってよいのではないかと思います。セルティックのストラカン監督は、中村俊輔の長所・短所を理解したうえでチームの戦力として俊輔の長所を活かそうとチームづくり・コミュニケーション作りを進めました。しかし、エスパニヨールのポチェッティーノ監督は、スペイン人とアルゼンチン人で大半構成されているメンバー中に中村俊輔が人間的にも技術的にもチームコミュニケーションの中に入るのは無理と判断、俊輔をピッチに立たせることはほとんどありませんでした。

新チーム結成してまだ2ヶ月、SC相模原の試合中のピッチ上でも、秋葉監督はじめ様々な選手の会話が飛び交っています。望月代表もベンチを飛び出して選手に指示をします。力のある個々の選手たちの力が、チームプレーとしてどこまで連携のレベルを上げる事ができたか、明日28日のコブラ戦でSC相模原が勝利できるかのポイントの一つと思います。

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強豪出そろうベスト8入りを賭けた試合

2010-02-25 23:13:57 | SC相模原日記
2月28日、いよいよ神奈川県社会人サッカー選手権に「役者」が出そろいます。2009年県1部リーグ優勝の日本工学院Fマリノス、「横浜3強」横浜GSFCコブラ・六浦FC・横浜猛蹴、「相模原3強」の内SC相模原とさがみ大沢FC、そして大健闘のFCコラソンプリンシパル(相模原市)の全チームが、麻溝公園競技場と日本工学院グラウンドでベスト8入りチームの決着をつけることになります。もちろん一番の注目の試合は「SC相模原 VS 横浜GSFCコブラ」戦ですが、その他の試合も楽しみな試合ばかりです。麻溝公園から日本工学院グラウンドは、1時間以内で移動可能な距離。是非、強豪チームの完成度をしっかりチェックしたいところです。

東京都社会人チャンピオンシップも一次戦A/B/Cの3ブロックのうちCブロックが早くも決勝戦です。警視庁サッカー部 VS FC GANADORの対戦です。警視庁サッカー部のお巡りさんに「違反!退場!」のレッドカード切符をきる審判の姿を一度見てみたいものです。平川選手の移籍した東京23サッカークラブは東京消防庁に「消火」されてしまいました。東京消防庁は3月14日東京ベイフットボールと決勝戦を戦います。

梅の花が美しい季節、是非サッカー場へ応援に行きましょう!

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残念!Jリーグの官僚化傾向

2010-02-24 23:55:48 | クラブマネジメント
官僚的になり腐敗が進む組織を表現した言葉に「パーキンソンの法則」があります。その第一法則は「仕事量は与えられた時間を使い切るまで膨張する」というもの。つまり官僚的な組織は「与えられた時間一杯まで仕事のための仕事に終始する」というものです。
皆さんの周囲に、組織の目標や現状から見て、どう考えても無駄としか思えない仕事に時間を費やしている人を見かけませんか?地元の自治体の中で何をやっているのかさっぱり分からない組織が見当たりませんか?

Jリーグの官僚化が進んでいると思わせるニュースが、昨日流れてきました。
(日刊スポーツ 2月23日紙面)
Jリーグの各スタジアムが格付けされる。Jリーグは22日、スタジアム検査要項の改定に関する詳細を公表した。09年では68項目だった検査要項を182項目まで増やした。ACLを開催する基準を満たし、将来像をふまえて改善していくため。追加項目は「入場待機スペース」や「救護室」など。スタジアムプロジェクトの佐藤仁司マネジャーは「詳細は検討中ですが、5つ星などランク付けも公表したい。10年後も今のままでいいのかという観点から検討しています」と話していた。

今、地方自治体の財政はひっ迫しているところが多くなっています。そこにきてJリーグがスタジアムの格付けするのは勝手ですが、改善のための資金もださず、評価し検査するだけならアドバイスレポートを書いてくれるだけで十分です。こういう佐藤マネージャーの仕事を「パーキンソンの第一法則」といいます。明日、佐藤マネージャーがいなくなっても日本全国誰一人困る人はいません。Jリーグでも組織として不都合はないでしょう。

今週のサッカー専門誌では「日本代表岡田監督問題」が数多く取り上げられています。またヴェルディ・トリニータの再建も上手くいっておらず、Jリーグ側の対応に対しても厳しい指摘がなされています。そして問題が起きてもJリーグ側は誰も責任をとりません。これら諸問題の「根」は、Jリーグが90年代の成長の志を忘れ「官僚化」が始まっているところに一因があるのではないでしょうか。ちなみに2009年度Jリーグは赤字の見込みですが、社会問題を引き起こし信用を落とした日本相撲協会は2009年度なんと黒字の見込みとの発表がありました。

腐敗した組織は「支出は収入の額と一致するまで増大する」(パーキンソンの第二法則)
官僚的な組織は、予算があるだけ使い切る仕事の仕方をするということ。

Jリーグは、日本相撲協会よりも腐敗しているのかもしれません。

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SC相模原、琉球FCに勝利!

2010-02-23 19:37:46 | SC相模原・激闘の足跡
本日御殿場時之栖裾野グランドでJFL琉球FCと45分×2本、30分×1本の3セットマッチでの試合が行われ2-1でSC相模原が勝利しました。この勝利の勢いを横浜GSFCコブラとの決戦に持ち込んで欲しいですね。あと4日間、コンディションを整えてホーム麻溝公園競技場でSC相模原らしさを存分に発揮して勝利して欲しいです。

さすがに私も火曜日の日中では、応援には行けませんでした。昨年5月の横河武蔵野戦以来の「欠場」となってしまいました。そういえば横河武蔵野戦も火曜日でしたね。試合に行かないと決めても「勝ったかなぁ」「いい試合したかなぁ」と気になっていました。琉球FCは、先週土曜日20日はヴェルディに1-1と引き分け、翌日横浜FCに2-3で敗北という成績を残しており、金子達人氏も「ヴェルディ、横浜FCと、J2の2チームと連戦してみて、はっきりとわかったことがあります。今年の琉球、J2のミドルクラスとであれば、ガチにやれる。」とコメントするほどの上昇気流に乗ったチーム。こうした琉球FCに2-1で勝利するなんて大したもんです。ジェフ戦での教訓、琉球戦での自信を胸に県社会人選手権に臨んで欲しいです。頑張れ!SC相模原。

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       2月21日、ジェフ戦での富井と中後のマッチアップ

水戸ホーリーホック・金沢選手がSC相模原入団!

2010-02-22 22:59:37 | SC相模原・記念日
慶應大学戦や昨日のジェフ千葉戦で、右SBにスタメンで出場した「練習生」が、本日正式にSC相模原への入団が発表されました。昨年まで水戸ホーリーホックで活躍していた金澤 大将(かなざわ・ひろまさ)選手です。しかし昨日も秋葉監督がグラウンドで「たいしょう!」って呼んでいましたので、当ブログでも失礼ながら親しみを込めて「大将」と呼ばさせていただこうと思います。大将は1983年生まれの26歳。名門藤枝東高校から東京学芸大学を卒業、大学では鹿島の岩政選手の2年後輩にあたります。横浜FCにJリーガーとして入団し1年で水戸ホーリーホックに移籍しました。(横浜FC時代は坂井と同じチームメイトでした。)水戸では中盤のゲームメーカーとして活躍、水戸在籍3年間で約100試合に出場しています。慶應大学戦・ジェフ千葉戦でも見せたように、正確なクロス、パスセンス、テクニックは、SC相模原のポゼッションサッカーを構成するキープレーヤーの1人になってくれるはずです。永田・鎗田らと右SBのポジション争いを競い合い、攻撃・守備両面でさらなる成長を遂げて欲しいですね。頑張れ!大将。

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県社会人サッカー選手権・21日の結果

2010-02-22 22:28:41 | SC相模原・激闘の足跡
神奈川県社会人サッカー選手権大会で、2月21日(日)に試合を戦った、相模原市の2チーム、ブレッサ相模原(県1部)とFCコラソン・プリンシパル(県2部)は、両チームとも勝利を収めました。これでブレッサ相模原はベスト8に名乗りを上げ、六浦FCと横須賀シーガルスの勝者とベスト4を賭けて戦います。一方FCコラソン・プリンシパルは、日立小田原に勝利、次はベスト8入りを賭けて昨年県リーグ1部の覇者、日本工学院Fマリノスに挑戦します。

SC相模原が横浜GSFCコブラに勝ち上がった時の対戦する相手は、寒川町のフットワーククラブ(県1部)に決まりました。対戦したかながわクラブは、リーグ戦に次いでフットワーククラブに痛すぎる敗北。勝負は、やってみないと分からないものです。

さぁ2月28日は、SC相模原・さがみ大沢FC・FCコラソン・プリンシパルの相模原3チームが、ベスト8入りをかけて戦います。どのチームも可能性は大いにあります。ブレッサ相模原に次いで全相模原4チームがベスト8入りして欲しいですね。大沢もコラソンも頑張れ!

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SC相模原 VS ジェフ千葉戦(トレーニングマッチ)

2010-02-21 15:11:06 | SC相模原・激闘の足跡
本日、フクダ電子アリーナに隣接してできた「ユナイテッドパーク」でジェフ千葉サテライトチームとのトレーニングマッチが行われ3-6でSC相模原、残念ながら完敗でした。
後半27分まで3-2とリードしていたSC相模原と後半27分~45分までのラスト18分で4連続失点を喫したSC相模原。この「2つのSC相模原」の違いを明らかにし「原因分析と今後の対応策」をトレーニングの中で消化していかなくてはならないでしょう。ただ当面の県社会人選手権に向けては、ジェフにこれだけ戦えた事は自信につながるはず。新チームは確実に成長をしていると言ってよいかと思います。

ジェフは、上の図の通り3-4-3と非常に攻撃的なフォーメーションからスタートします。一方SC相模原は、GK佐藤、以下
FW 船越・斉藤 MF 富井・吉岡・水野・健太 DF 奥山・秋葉・井上・練習生
のメンバーでした。前半立ち上がりはジェフの攻撃を相模原が受けるような立ち上がりでしたが、相模原の緊張がほぐれてくると中盤でのパスカット、ボールの奪い合いが続く主導権争いになります。そして20分頃から両チーム共シュートで終わるシーンが多くなります。19分、ジェフ鎌田・金沢が連続でシュートを打ちますが、奥山らDF陣が体でブロックし防ぎます。逆に相模原も右SBの練習生と齋藤とのコンビネーションで右サイドから攻め込みシュートまで持ち込みますが、キーパーキャッチ。得点になりません。30分過ぎからSC相模原がポゼッションで優位に立ち始めると34分、左から吉岡が攻め上がり齊藤にパス、斉藤DF裏に抜けてシュート!ゴオ~ル!。SC相模原1-0とリードします。その後も38分今度は齋藤が左に流れ、吉岡にバックパス。吉岡中央に持ち込みシュートを狙いますがバーの上。前半はこのまま1-0で相模原リードで終わります。

後半は、一転して両者得点の奪い合いから試合が始まります。2分齋藤が持ち込んだボールを右サイドで練習生-富井と渡り富井が中央の船越にクロスを上げると、船越が綺麗ににボレーシュート!ゴーール!2-0。相模原が2点リードと差を広げます。この点で「ヤバい」とエンジンがかかったジェフ千葉、直後の3分谷沢がゴール前に持ち込み中央へパス、フリーになっていた金沢が慎重にゴールネット右横を狙ってシュート、ゴオル!まず1点返します。しかしこの後15分までは、SC相模原のポゼッションが上回りチャンスを作りますが得点できません。すると16分、ジェフ・ネットのポストプレーから左に落とし青木が左サイドからゴール右隅にシュート、ゴオオル。2-2。ジェフ同点に追いつきます。

後半20分を過ぎるとだんだんとSC相模原の足が止まり始めます。23分、秋葉がドリブルで上がり起点となると齋藤&吉岡コンビでDFを崩し吉岡がゴールし3-2となりますが、SC相模原の元気はここまででした。27分、PKからネットバイアーノが決め3-3。29分、ネットと青木のコンビでSC相模原DFを崩しネットフリーでシュート、3-4とジェフ千葉逆転します。41分には青木が正面右から綺麗にシュートを決め3-5。終了間際、再び青木-ネットコンビで3-6。試合は大差で終了しました。

SC相模原の後半だけで6失点は、チーム全体でその原因を確認し合う必要があります。ジェフと戦うために体力を前半でかなり使い、後半20分以降ジェフの攻守の切り替えの早さについて行くだけの足が有りませんでした。特に練習生の上がった後のジェフの左サイド(SC相模原の右サイド)は徹底的に青木らに使われました。ボランチもカバーリングに戻れず、結局CBが釣りだされる羽目になります。30分奥山を工藤に変え左からの攻撃に備えますが、今度は左からパスを右に展開しフリーになったFWがシュート、得点を重ねるという、ジェフ千葉の攻撃は的確でさすがです。SC相模原は、2-0 2-1 3-2 という後半勝っている段階でジェフ相手にどのように勝ち試合を作っていくか、「Safetyに試合を進める」時間帯が後半あってもよかったのではないか、とも思えるのです。

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岡田監督、苦しい時こそ気持ちを素直に!

2010-02-20 20:18:18 | クラブマネジメント
2月16日日本サッカー協会の川淵三郎名誉会長は、国土交通省で開かれた政府の観光立国推進本部の会合で岡田監督のメディアでのインタービューの対応について苦言を呈し、「仏頂面は止めた方がいい。」「メディアの後ろに何百万、何千万のファンがいることを前提に対応する必要がある。」と話したそうです。
確かに、サッカー日本代表監督の発するコメントは、様々な方面に誤解の起きないよう特別な配慮が必要になります。特に聡明な岡田監督はそうした基本的な言葉の使い方を良く理解しており、メディアの前では岡田監督なりの判断でコメントしているのがよく解ります。ただチームの敗戦・不調の時にあまりに考えすぎたコメントを淡々と発するのは、逆効果です。岡田監督は、全く意図していなかったでしょうが「仏頂面」に見えてしまいます。

2月5日、トヨタ自動車の豊田章男社長が一連の欠陥指摘問題で緊急記者会見を開き、問題発生に関し深く陳謝するとともに、当面のトヨタ自動車としての対応をトップとして説明しました。世界に誇るハイブリッド車プリウスだけに、早く問題を解決して「トヨタ品質」への信頼を早期に取り戻してくれる、と強く期待させる内容だったと私は新聞から感じました。しかし、日本国内・アメリカのメディアから、この記者会見は逆効果だった、失望した、という声が上がりました。改めてYou Tubeなどで記者会見の様子を見てみると確かに豊田社長が自分の言葉で語っておらず、盛んに原稿に目を落とし棒読みする様子が映っていました。特に日本語の分からないアメリカ人・アメリカ政府から見て、この会見は極めて形式的な記者会見だった、と言われても仕方ありません。豊田社長自身が心から深く陳謝しているとは受け取りにくい映像だったのです。

オバマ大統領の演説を語るまでもなく、企業トップ、しかもトヨタ自動車と同じ世界的な企業のCEOは、記者会見でも株主総会でも基本的には自分の言葉で話しかけます。また自分の言葉で話せるようプロンプターなど設備も含めて万全の準備をし、カメラの向こうにいる世界の人々に自分の考え・想いを自分の言葉で直接語りかけています。それは苦しい時ほど、厳しい時ほど切実に語りかけなければなりません。

岡田監督の苦しい胸の内は、日本全国のサッカーファンの多くは理解しています。こういう時こそ、気持ちを素直に吐露したほうが、自分の仕事の未達成部分を謙虚に認めた方が、カメラの向こうにいるたくさんの人たちの共感を得、代表に対する大きな期待をつなぎ留めることが出来ると思います。日本代表チームには、今まで多くの日本国民の期待・声援・熱狂が注がれ続けてきました。こうした多くの期待と声援の中で常に戦う状態に保つ事、さらに熱狂のボルテージを上げる事は、日本代表監督の仕事の一つだと私は考えています。

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