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2012年SC相模原展望~相州蹴球王

2012-01-11 23:06:54 | マーケティング
日本における様々な文化・風土・経済活動を説明する時、奈良時代~江戸時代まで約1,000年続いた令政国(奈良時代の律令制から始まった地方自治区分)で説明した方が分かりやすい時があります。サッカーに関しても同様です。例えば、
1.旧国名をそのままクラブ名にし地元県民のアイデンティティを高める
カマタマ―レ讃岐・MIOびわこ草津・琉球FC
2.同一県で2つのJチームクラブ同士の住み分け
福岡県・アビスパ福岡(筑前国)ギラヴァンツ北九州(豊前国)
静岡県・ジュビロ磐田(遠江国)清水エスパルス(駿河国)
太平洋戦後、荒廃した日本から新しい近代国家が生まれ、そこに生まれ現在に活きる私達にとって、全く古(いにしえ)の地方自治区分など全く意識していないと思います。しかし、今ある日本は間違いなく長い歴史の上に成り立っています。SC相模原も例外ではありません。

言うまでもなく、相模原市は旧国名「相模国」(通称:相州)に属していました。神奈川県にJリーグクラブは4つありますが、「相州」となると湘南ベルマーレの1つしかありません。川崎市の全てと横浜市の大部分は、東京都や埼玉県と同じ「武蔵国」(武州)でした。

相模川・相模湖・相模線・・相模原市は、「相模」という地名を現代に一番強く伝えている都市です。もし相模原市の個性が輝きだすとすれば、その糸口の一つに「相州」ブランドの確立があると思います。今、信州と言えば「アルプスと大自然」、長州と言えば「幕末の英雄たち」、上州といえば「空っ風」、甲州といえば「ぶどう」「ほうとう」など、その地の個性を思い浮かべることができます。残念ながら今、相州といっても、市民である私達でさえ何も想い浮かびません。でもこれから作ることはできます。新しい相州をどのようにブランド化していくか。今を生きる「相州人」達が、どのようにしたら自分の生まれ育ち、また生活拠点に誇りを持つことができるのか。SC相模原は、まさにそうした地域ブランドを作り上げるお神輿の一つだと思うのです。
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