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今、まさに「おでん」の季節です!

2013-09-03 21:59:50 | マーケティング
今日、セブンイレブンに行ったら「おでん70円セール」をやっていました。なんでも今週9月1日~9月7日の間150円未満のおでん商品が全品70円になるとか。結構、並んでおでんを買っていくお客様がたくさんいらっしゃいました。
しかし、まだ猛暑終わらぬこの時期に、セブンイレブンは何故おでんの販売キャンペーンを実施するのでしょうか。ちょっとクイズ形式にしましたので考えてみてください。
1.冬とは違う、夏でも美味しいさっぽりした味付けに変えているから。
2.おでんは、既に季節を問わず一定量売れる定番商品であるから。
3.今週人気グルメ番組で、おでんが特集されるから。
4.今、まさに「おでん」の季節だから。

答えは、もちろん4番です。温か~いコンビニのおでんが一番売れる季節は、気温が低い冬ではなく、前日と当日の気温差が大きくなる9月に一番売れます。昼と夜との気温差も大きくなる9月に体がブルッと来て「おでんが欲しい!」となるわけです。ですのでまだまだ日中は暑さが続くものの、朝夕の気温が秋めいてくるこの時期が、まさにおでんのシーズンなのです。
このおでん販売の時期の事例は、今よくIT業界で言われているビッグデータの活用を例示する時につかわれています。コンビニエンスストアは全店のPOSデータから単品ごと販売分析を行っていますが、この膨大な販売データと、天候・気温・地域の行事・競合店の動き・TV番組など店頭の販売に影響が出る外部のデータとの相関関係を分析して「売れ時」を判断します。この外部要因データの事をコーザルデータといいます。

ビッグデータのデータサイエンティスト達は、まさにこの販売の黄金律を見つけるのが仕事です。おでんは、過去は気温が低い秋~冬~春の季節商品と思われていましたが、夏でもおでんが売れているのを見て「何故?何故?」と突きつめて分析した結論が「おでんは、体感気温差の大きい季節、9月に売れる」という事実です。まだコンピュータの判断が人間の五感の判断精度をを上回ることはありませんが、人間の五感による判断を確信に変え、ビジネスを変える大きなヒントにはなるのです。皆さん是非「SC相模原のホームゲーム(麻溝)に2000人以上お客様が訪れる日の黄金律」を探してみてください。常識にとらわれず「なぜこの日は2000人集まったのだろうか?」と考え抜くところから全ては始まります。ビジネスもサッカーも。
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