S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

栃木SCを食ったぞ!こりゃ勝ち点5の価値だ!

2017-05-28 18:17:06 | SC相模原・激闘の足跡

今日のSC相模原 vs 栃木SCの試合は、1-0でSC相模原が勝利しました。今シーズン5勝4分けと負けがなかった2位栃木SC。こうした、他のチームがなかなか黒星をつけられない実力チームに対する今日の白星は、勝ち点3+2の価値があります。本当に見事な勝利でした。勝因はさまざまあろうかと思いますが、私は第一に栃木を「0」に抑えた守備が辛抱強く最後まで集中していて素晴らしかったと思います。試合当初から、栃木は2トップと同じくらいの高さに右ウィングの宮崎が高く上がり、前半徹底して右サイド(相模原の左サイド)からの攻撃を繰り返します。それを予想してか、安永監督は工藤を右サイドに起用し、このサイド攻撃を封じにかかります。センターを守る梅井・米原も体を張ってボールを跳ね返します。今日のGKは川口。前半、ビッグセーブを一つ決め栃木にゴールを割らせません。栃木西谷のミドルシュートも強烈でしたが、クロスバーに当たるなどラッキーな面もありこの試合を完封することに成功しました。

ただ、SC相模原の前半の攻撃は、なかなか形になりませんでした。右サイドで辻尾が上がると、誠との連動でクロスが中に入るのですが、あとは、単発で前に出ようとするところを栃木にとめられてしまい、ボールを奪われてしまいます。栃木のサッカーは相模原の選手に裏を取られるとファウルで止めてリスタートに。接触プレーになるとすぐ倒れてファウルをアピール、と試合がブチブチ切れるので、SC相模原はなかなか流れをつかめません。前半が終わった段階では「なんとか0-0でこのまま終わってほしい」と感じるくらい、難しい試合だったと思います。

後半、なかなか前線でボールに触れていなかった呉に変えて保崎を入れます。久保負傷、ジョン出場停止の状況にあり、FW不足の状況。「誠を1トップにするのかな」と思いきや保崎がそのまま1トップに入りました。結果的には保崎を1トップの位置に置いたことが、この試合を勝利に導きました。ポストプレーや、裏に抜けるプレーなど、急造FWの空気を漂わせる場面もありましたが、とにかくゴールに向かう強い気持ちがプレーに現れていて、久保・ジョンよりもFWの臭いを強烈に放っていました。後半出だしは栃木が点を取りに来ましたが、後半15分から、岡根・徳永・菊岡の三角形のパス連動に、誠・飯田・辻尾らも連動し、中盤のポゼッションを握れるようになります。この中盤の組み立てから裏に、サイドにと展開しシュートチャンスが続々と生まれます。4月の中断期間の練習で、この中盤のパス連動が非常に上がったのですが、これは徳永がレギュラーに加わった事が大きいと思います。徳永は右に左に攻撃に守備にとにかく縦横無尽に動き、ボールを奪いつなげていきます。パスセンスの高い徳永が入ったことで、パサー菊岡のパスの出しどころも増えて、菊岡のプレーも3月に比べてよくなってきました。

後半延長の保崎のゴールは保崎の決定力の高さが生きたゴールでしたが、私は保崎にパスを出した誠のプレーが素晴らしかったと思います。右サイドセンターライン手前からの辻尾が出した右サイドの裏のスペースに蹴ったボールは、保崎を前に出そうとした意図と思いましたが、これを中央付近から誠が全速力で追って、栃木DFに競り勝ちました。後半のアディショナルタイムにあれだけ走れる持久力は感服です。ここから誠が中に出して保崎がシュートをたたきこみました。いいゴールでしたね。ギオンスがボッと燃え上がりました。ここのところイライラする試合が続きましたが、今日はスカッとしましたね!次節は富山。ジョンも戻ってきますから、今日の上昇気流を活かして次も絶対勝利してほしいです。頑張れ!SC相模原。

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川戸初ゴール!試合は引き分け・・勝てたけどなぁ・・

2017-05-18 08:02:37 | SC相模原・激闘の足跡

5月14日のSC相模原vsグルージャ盛岡の試合は1対1で引き分けに終わりました。この試合、前半の戦い方はSC相模原が押していただけに、勝ちたかった試合でしたが引き分けに持ち込まれ、もったいない印象が強く残ります。失点シーンも前週と同じく、左サイドから逆サイドに抜けたファーサイドのボールを決められてしまいました。梅井が相手選手をつかんでいないほか、相変わらずサイドをえぐられた時の岡根のポジションが中途半端で、ゴール前人数は揃っているのにいるのに決められる、という残念なゴールになってしまいました。SC相模原は昨年・今年と1試合当たりの平均得点数が1点を割ったままです。攻撃が上向いてきているものの、1試合中に2点を取る確率は現状低いままですから守備陣が「0で抑える」気概がないと勝てません。また左サイドを破られるとき、徳永が裏のスペースが危ないからケアしてくれ、と指さしして指示しているのに、周囲の選手の反応が遅れました。もう一度、相手のサイドからの崩しに対するDFラインの守備と岡根のカバーリングの動きについて再確認しないと、次節以降もサイドからの失点が再び起きることでしょう。相手チームも試合のビデオを見て「相模原を崩すならサイドから」「左右に揺さぶるとマークがはずれやすい」とサイド中心の攻撃を仕掛けてくることは間違いないのですから。

前半は素晴らしいサッカーが続きました。誠・菊岡・徳永・麦倉のパス連携がよく、特に左サイドの誠と麦倉の崩しから何度もいいボールが上がっていました。徳永の動きはこの日も素晴らしく、攻撃・守備両面において視野の広さを感じます。誠とともにこのチームの中盤のキープレーヤーになっていくことは間違いなさそう。またこの日のジョンは高さではなくポストプレーで存在感をアピールしました。前半の戦い方を見る限りにおいては、「今日は勝てる」雰囲気150%でした。しかし、これが引き分けに終わってしまった最大の原因が「川戸・久保の怪我退場」。また、交代選手の入れ方にも疑問符がつき結果的に後半の攻撃はジリ貧に終わりました。特に、ジョン・久保が交代した場合のFWの準備がチームとしてできていません。この日は呉の1トップに菊岡を高めに置くようなフォーメーションでしたが全く機能しませんでした。久保負傷退場の時点で3バックに変更するオプションもあったと思います。決定力のある保崎をウィングに置くのもオプションの一つとしては、あり、と思いますが、中盤のポゼッション率が下がるのでFWに高原のようなキープ力のある選手がいることが条件になります。次節琉球戦、久保・川戸が元気な姿でプレーしてほしいですね。沖縄で勝ち点3をゲットしよう!

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ジョンの2発で同点!チーム力の向上の手応え十分!

2017-05-08 23:11:20 | SC相模原・激闘の足跡

2017年5月7日(日)、約1ヶ月ぶりのホームゲームにギオンスタジアムが沸きました。この試合のヒーローはジョン。試合終了寸前のロスタイム、ジョンの同点のゴールが決まりSC相模原は2-2で貴重な勝ち点1を獲得しました。

J3は、この5月から7月の3ケ月が前半の山場の時期に入ります。3~4月は、サッカーの連係プレーがまだ不十分なチームが多いのですが、この5月からはチームプレーが出来上がり、個人技に加えて個人の力を活かすチームの連携・戦い方が勝敗に大きく影響を及ぼしてきます。ジョンの最初の1点目もまさにチーム連携の賜物で、麦倉がジョンの高さを活かすところに正確にクロスを上げることができたことがゴールが決まった最大の要因になりました。

この試合、前半の25分くらいまでの戦い方は芳しくありませんでした。4月の練習を何回か見ていて、中盤のパス連携が非常によくなっていたので、当然この試合も中盤はつないで、形を作ってくるのかと思いましたが、浮き球を久保にあててセカンドを狙う、というシンプルな攻撃に終始しました。逆風だっただけに、藤吉のゴールキックも角度が下がり、結果ポゼッションは沼津優位が続きました。この辺の当初のゲームプランが上手く回らない時の修正をどうかけていくのか、次節以降の課題と思います。前半14分の失点も、沼津の速い攻撃に縦、右から左と振り回され、DFラインがバラバラになった中、FWの園田をゴール前でフリーにしてしまいました。徳永がいち早く危機を察知しDFラインまでよく戻っていたのですが、梅井・工藤は右からの攻撃に対処した後、右サイドに残ってしまい、左サイドががら空きになってしましました。左右に振られた時のDFラインのポジション修正、岡根のカバーの入り方など、宿題が残ったシーンでした。

前半23分の普光院のドリブルからのシュート、こぼれを菊岡が上げて正面で久保が合せたシュート、これが最初の形になったSC相模原のシュートだったと思います。30分、34分、37分、39分と連続して徳永が絡んだ攻撃シーンが続きました。徳永は試合を通じていいプレーをしていた、と私は思います。徳永は前節福島戦からスタメン出場ですが、練習試合でもスタメン出場が多かったです。関西学院大学の10番が、相模原の前線のポジションの一角をつかみかけていますよね。これからも楽しみです。

後半から1トップにジョン、後半10分に菊岡に変えて川戸を入れました。前線のフォーメーションはジョン1トップ、左に徳永、右に川戸、中央に普光院・千明の布陣。この布陣でようやくSC相模原の前線が活性化し始めます。後半19分のジョンの同点ゴールも左で徳永・麦倉で崩しクロスを上げたもの。後半のサッカーは、この若手選手たちの躍動で非常に面白いサッカーが繰り広げられました。私はこの試合、確かに沼津から勝ち点3が取れなかったことは残念とも思いますが、それ以上にこの試合での若手の力強い成長に「今後が非常に楽しみになってきた」というワクワク感の方が上回りました。その意味で安永監督は素質の高い大卒ルーキーをここまでよく育てていると思います。徳永・川戸・麦倉・ジョンの成長で、呉・飯田というゴールハンターたちが、うかうかしていると試合に出ることができない程、選手層が厚くなりました。

ただこの試合、結果論だけの後だしじゃんけん的な判断からすると後半34分の徳永を下げて保崎を入れたのは、間違いだったと思います。前半からタフワークをこなし、後半30分頃には体力が消耗し、交代してあげるべきは千明の方だったと思います。私は、徳永を中央に回して左に保崎か呉を入れるのが正解だったと結果的には感じました。それだけ後半ロスタイムの失点を引き出してしまった千明のボールロストのシーンは、私だけでなく私の周囲の席の人たちも「やべぇ」の声がでたシーンでした。終了直前、体力が限界に近づく中で前掛かりにボールをつなぎ攻め込んでいた場面でしたから選手が戻り切れず相手FWの青木をフリーにしてしまいました。でも、それをも帳消しにしたのはジョンの同点ゴール。盛り上がりましたね。楽しかった。引き分けでしたが、6000人を超えるお客様は満足したことと思います。次節、盛岡戦が今から待ち遠しいですね。次こそ勝ち点3を取りにいきましょう!

 

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