S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

「もっと高い目標をめざそうよ!」

2009-09-29 23:27:34 | クラブマネジメント
「もっと高い目標をめざそうよ!」今日、SC相模原のオフィシャルHPを見てそう思いました。ゆうさんからの情報の通り、本日「第16回全国クラブチームサッカー選手権大会」の不参加が発表されました。理由は「大会要領7.参加資格(4)参加チーム名は法人名(組織名)を冠していないこと。」に反するとの事でした。今回の全国社会人サッカー連盟の判断が、矛盾に満ちたものであることは、言うまでもありません。しかし、これを機会にSC相模原は、クラブサッカー選手権大会を卒業し、もっと高いレベルの目標を目指し再出発した方が長期的にはクラブにプラスだと思うのです。先日、全国の参加予定クラブをご紹介しましたが、他地区のチームを調べれば調べるほどSC相模原の力が抜けているように思います。それだけSC相模原にとっては連覇以外に得るものがない大会と、感じていました。今後は、県リーグ2部の優勝&1部昇格を目指すのと同時に、より上位のチームとのトレーニングマッチや、遠征などでさらに力を伸ばし、今回の燻った思いを、来年の全社・天皇杯予選で爆発させようじゃありませんか。

しかも県2部Bリーグ無敗決戦、FC厚木戦が10月11日に行われることも、発表になりました。SC相模原のゲームができれば絶対勝てます。この試合に勝ち県2部Bリーグ優勝に一歩近づくべく、サポーターの皆さん応援がんばりましょうね。

SC相模原にとって、来年は変えて欲しいなぁと思う事があります。それは「スケジューリング」です。チームの強化計画と、ターゲットとするゲーム・大会のカレンダーをもっと綿密に、さまざまな可能性を考え立案した上でサポーターともスケジュールを共有して欲しいなぁと思います。それが計画的に回れば、今度は興業計画(営業計画)です。来年からは、そろそろ有料観戦試合があってもいいと思うのです。今年6月のTake Action FCとのTMは、極秘・無観客にする事が条件だったのでしょう。しかし、エキシビジョンマッチにすれば有料でも観客が集まったと思います。ヒデのコンセプトを尊重するならチャリティーマッチでも良かったかもしれません。そうしたプロクラブとして営業計画も加味したスケジューリングもそろそろ考えてみるのも一案かと思います。




相模原・町田・厚木のマンデーフットボール②

2009-09-29 01:07:35 | SC相模原日記
神奈川県リーグ1部、優勝がかかった試合「日本工学院F・マリノス VS 横浜猛蹴」の試合が、26日日本工学院グラウンドで行われました。上の写真は、ハーフタイムに指示をだす、日本工学院F・マリノスの永山邦夫コーチ(元Fマリノス)です。日本工学院、勝てば神奈川県リーグ1部優勝が決まります。さて結果は・・・横浜猛蹴に1-4で破れ、日本工学院の優勝決定は次週以降に持ち越されました。この試合、横浜猛蹴のセンターバック大坪と青野が、日本工学院の攻撃をうまくかわす中、右サイドハーフの鳥毛が、後半途中交代するまで全ての得点にからむMVPの活躍で勝利をもぎ取りました。敗れた日本工学院は、かながわクラブに首位を譲りましたが、残り試合数から1部優勝への優位は変わりません。しかし1敗したことで、かながわクラブ・六浦FC・横浜猛蹴の3チームには、残り試合全勝が前提で、優勝の可能性が残りました。しかし残念な事に、さがみ大沢FCは、かながわクラブに敗れ優勝の可能性はなくなっています。

SC相模原が、駒沢で鹿沼FCと戦っていた9月20日、麻溝公園競技場で初めて「相模原・町田クラシコ」(もっといい名前募集中!)が、ジュニアユース戦で実現しました。結果は1-2でFC町田ゼルビアに敗れましたが、ユース・ジュニアユース世代でFC町田は「名門」。そのFC町田に最後まで競っての1-2は、SC相模原JY大健闘といってよいでしょう。SC相模原は、トップチームもJYも、そしてサポーターも、まずはライバルFC町田ゼルビアに追いつく事が、Jに向かうためのマイルストーン。いい意味で意識して競って共に、上を目指したいですね。

お正月の風物詩にもなっている、全国高等学校サッカー選手権大会の神奈川県予選会が、9月20日行われ、相模原市の弥栄高校と淵野辺高校は共に勝利しベスト16に進みましたが、東海大相模はシード校厚木北に惜敗しました。次は10月18日、弥栄は武相と、淵野辺は法政二とそれぞれ対戦します。準々決勝(ベスト8戦)は、地元麻溝公園ですので、10月18日のベスト16戦は両校ともに是非勝ち上がって地元で優位に戦って欲しいですね。期待しましょう。またJYの高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権神奈川県大会もベスト16・32の試合が9月26日行われ、相模原市のチームでは、ヴェルディ相模原JYと相模原FCの2チームが勝ち上がっています。

ジュニアユース・ユース(高校)と相模原勢が大健闘しているようです。SC相模原JYも、来年は様々な公式戦に出場し、こうしたチームを是非追いつき追い越してタイトルを獲得してほしいですね。SC相模原を応援する楽しみが2倍になりますように!ジュニアユース選手の成長を祈念!頑張れSC相模原JY!


SC相模原の練習場を探せ①

2009-09-28 00:01:51 | クラブマネジメント
現在のSC相模原を運営していく中で、相模原市内に練習場を確保するのは大変難しいことであり現在チーム関係者の皆さんは、大変な御苦労をされていることと思います。また、いい選手が集まれば集まるほどもっといい環境で練習させてあげたい!とサポータの皆さんも思っていることと思います。ここで、何回かに分けてサポーターの皆さんから「この場所は使えないのか?」というアイディアをいただく為に、当ブログで誰でも気が付きそうなグラウンドを少しづつ紹介していきたいと思います。

まず第一回は「企業グラウンド編」。上記写真のグラウンドは、相模原市民であれば誰でも思い浮かぶ「旧OSフィールド」。現在のオンワード樫山相模原グラウンドです。照明灯がないのがネックですが、それを除けばこの天然芝グラウンドは、サッカー練習には理想的なグラウンドです。しかし問題は、オンワード樫山がアメリカンフットボールオンワードオークスからの全面撤退を決め、その後継チームである相模原ライズも、練習場としてここオンワード樫山相模原グラウンドを使えるのは今年2009年末となっている点です。もしオンワード樫山が、社員の福利厚生施設として保有し続けるのであれば、オンワード側との交渉も可能でしょうが、この土地の売却などを計画しているようであれば、難しいかも知れません。市立鹿沼公園と隣接していることもあり、市営のグラウンドにでもなれば一番良いのですが、どなたか情報を持っている方いらっしゃいましたらコメントよろしくおねがいします。


次のグラウンドは、南橋本の日本電気の相模原事業所のグラウンドです。荒れ果てて雑草が生い茂っていますが、照明もありグラウンドを整備しさえすれば使用可能です。しかしこの土地は、既に売却されたようです。埼玉県のスーパー「ヤオコー」が施設(店舗?)を建設するような看板が立っていました。しかし全敷地スーパーにするのか、サッカーコートだけでも残せないのか、計画は全く分かりません。「ヤオコー」自体は非常に経営状況もいい企業ですので、スポンサーシップを求めてみる可能性はあろうかと思いますが、どなたか情報をお持ちではありませんでしょうか。

現在の景気状況の中で、企業は保有しているグラウンドを売却して現金に換える傾向は続くものと思われます。ただその広大な敷地の跡地は、どのように使われるのか、これは地元市民、相模原市も関心を持って対話する必要があるのではないでしょうか。企業が保有出来なくなったグラウンドを、地元市民が活用できるよう道筋をつけられれば、SC相模原の練習場に関してもなんらかの可能性が出てくると思います。


天皇杯に県代表として出場する重み

2009-09-27 00:20:40 | SC相模原日記
SC相模原が、駒沢でクラブリーグ選手権関東大会を戦っている裏?で、サッカー天皇杯の1回戦が全国各地で開催されました。桐蔭横浜を破って神奈川県代表として参加した東海大学は、2-0で千葉代表順天堂大学に勝ち2回戦はJ1ヴィッセル神戸と対戦します。
SC相模原と同じくJを目指すチームも、続々と1回戦に登場、JFL&大学チームを倒し2回戦のJチームとの対戦を決めたチームや、惜しくも敗退が決まったチームと悲喜こもごも。その一部を少しご紹介します。

●レノファ山口1-1(PK7-6)三菱自動車水島
 山口県からJ入りを目指すレノファは、JFL三菱水島を破り2回戦J1川崎に挑戦します。
●カマタマーレ讃岐1-0SC鳥取ドリームス
 車椅子の監督羽中田 昌氏が率い、香川県からJを目指すカマタマーレ讃岐がうどんパワーで順当に勝利。次は味スタでJ2ヴェルディ戦です。
●松本山雅1-0FC刈谷
 長野・松本からJ入りを目指す松本山雅FCは、JFLのFC刈谷を破って、2回戦地元松本でJ1浦和レッズと対戦します。松本のスタジアムが満員になるでしょう。
●アルテリーヴォ和歌山2-3佐賀東高校
 和歌山県からJ入りを目指すアルテリーヴォ和歌山は、地元での高校生との対戦に敗れてしまいました。高校生に負けちゃいけません。頑張れ和歌山。
●福島ユナイテッド3-3(PK3-1)尚美学園大学
 福島県からJ入りを目指す福島ユナイテッドは、埼玉県代表の尚美学園をPK戦の末勝利。2回戦はJ2セレッソ大阪と対戦します。
●ツェーゲン金沢1-0関西学院大学
 石川県からJ入りを目指すツェーゲン金沢は、兵庫県代表の関西学院大学と対戦し勝利。2回戦はJ2仙台との対戦です。
●グルージャ盛岡2-4明治大学
 岩手県からJリーグ入りを目指すグルージャ盛岡は、東京都代表明治大学に敗れました。さすが、明治強いですね。
●奈良クラブ1-0サウルコス福井
 奈良県からJリーグ入りを目指す奈良クラブが、同じく福井県からJリーグ入りを目指すサウルコス福井を接戦で下しました。2回戦はJ1新潟と対戦です。

今年だけ、或いは関東だけかもしれませんが、クラブチーム選手権と天皇杯の、両方出場を狙うのはスケジュールが重なり、事実上難しいようです。全国の多くのJを目指すチームは、天皇杯の県予選を勝ち抜くこと。そしてJチームとの対戦を実現し勝利することを目標に、日頃のトレーニング&研鑽に励んでいるようです。SC相模原もクラブチーム選手権は、今年全国大会2連覇達成を持って卒業し、来年は何が何でも天皇杯県予選を勝ち抜く!事を目標に掲げてはいかがでしょうか。神奈川県代表として天皇杯に出場、1回戦を突破すれば2回戦Jチームとの対戦が実現するのです。バックスタンドも完成した麻溝公園競技場にJチームを招き地元ファンの歓声の中、トレーニングマッチではないJチームとの本気の勝負が初めて実現します。サポーターも上を目指して支援と声援の輪を広げる事に一層がんばりましょう!JチームとSC相模原のガチンコ対決実現を目指して。


Jを目指すチームのための新しい道を

2009-09-26 00:15:39 | 勝利への叡智
先日、J2横浜FC VS 東京ヴェルディの試合後、横浜FCのFWカズ(三浦知良)が、古巣・東京Vの「身売り」について以下の通りコメントしました。
「時代とともに形は変わっていく。これから先も20年、30年と経てば、時代とともにいろんな形のクラブが出てくる。自分は(今は)プレーヤーとして一生懸命やっていくだけ」
しかしカズの「いろんな形のクラブがでてくる」という想いを実現させるためには、J昇格へのステップを現在の厳しい経済状況に則したものに変えていく必要があるのではないか、と思います。

今年の地域リーグ決勝進出が決まっているクラブと現在最短距離にいるクラブ(カッコ内)は、下記の通りです。
北信越・JAPANサッカーカレッジ
九州・沖縄かりゆしFC ヴォルカ鹿児島
北海道・札大GP
関東・YSCC 日立栃木UVA
☆現在各地域リーグ上位クラブ
東北(グルージャ盛岡)
関西(三洋電機洲本)(ASラランジャ京都)
中国(佐川急便中国)(NTN岡山)
東海(矢崎バレンテ)
四国(ヴォルティスセカンド)
☆全国社会人サッカー選手権大会・優勝チーム 準優勝チーム

残念ながら、これらチームの中でプロ化しJリーグ入りを目指すと宣言しているのはグルージャ盛岡だけです。全社からJを目指すチームが上がってくることを期待したいですが、いずれにしても、Jを目指すチームが昨今地域リーグ決勝に参加することが難しい、また参加するまで時間がかかるという現実がここにあります。また地域リーグ決勝大会を勝ち抜く難しさは以前記したとおりです。
この経済環境の中、プロを目指すクラブに求められるのは「社会人・大学・専門学校・Jのセカンドチーム」を凌ぐ強さよりむしろ、「強固な経営基盤、地元公共団体の支援、人気と集客力、本拠地設備の有無」の方がより重要になってきていると思うのです。現在の東京ヴェルディの苦悩は、それを裏付けています。そう考えると「県リーグ→地域リーグ→JFL」で、強い「社会人・大学・専門学校・Jのセカンドチーム」を勝ちぬかなければ昇格できない今のシステムは、多少軌道修正する時期にきているのではないかと思ってしまうのです。

プロチームとして可能性のあるチームに、昇格のチャンスを広げる為にJリーグは「Jリーグ準加盟」認定のハードルを下げ、JFLだけでなく地域リーグ・都道府県リーグレベルで増やしてはどうか、と思います。そして現在、全社優勝・準優勝に与えられている地域リーグ決勝大会参加2枠を、Jリーグ準加盟2チームに与える、とすれば全国のJを目指すクラブは、もっと活性化していくに違いありません。SC相模原も、「Jリーグ準加盟」が認定されれば、今年の地域リーグ決勝に、飛び級で参加させてもらえる可能性があります。過去2年前、福島ユナイテッドが県リーグ2部で申請しましたが不認可でした。Jリーグ側も、準加盟基準を緩和し、都道府県リーグの有力チームにどんどん申請しチャレンジするよう働きかけて欲しいものです。SC相模原の選手たちに再びチャンスを与えるためにも是非!



全国大会代表チームはどんなチーム?

2009-09-24 00:16:09 | フォーキャスト
SC相模原が昨日関東王者として出場を決めた第16回全国クラブチームサッカー選手権。
10月31日(土)~11月4日(水)場所は、大分県大分市と別府市で開催されます。公式には発表されていませんが、各地の代表は全24チーム中19チームが決まっているようです。各代表チームは下記の通りです。
(一部不確実な情報があるかも知れません。ご了承ください。)

北海道 1.マルセイズFC(帯広市・道東)2.とかちフェアスカイジェネシス(帯広市・道東)
東北  3.アンソメット岩手・八幡平(八幡平市・岩手県) 4.不明
関東  5.SC相模原(相模原市・神奈川県2部) 6.コラソン千葉(千葉市・千葉県3部) 
    7.フエゴベルグ(甲斐市・山梨県3部)
北信越 8.ARTISTA東部(上田市・長野県1部)9.ジョカトーレ高岡(高岡市・富山県1部)
東海  10.Black Kitty(静岡市・静岡県1部) 11.SHARKS(西三河・愛知県)
関西  12.京都伏見蹴遊会(京都府1部)
    13.カンパーニャサッカークラブ(寝屋川市・大阪府2部)14.FC TERROR(滋賀県1部)
中国  15.アウトロウ(岡山県) 16.Dandelion(広島県1部)
四国  17.昭和クラブ(高知市・高知県) 18.不明
九州  19.都農FC (都農町・宮崎県2部) 20.スポーツの森大津(大津町・熊本県1部)
開催権(大分県)21.FC NewYork(大分市・大分県1部)
開催市 22.大分市代表 不明 23.別府市代表 不明 24.中津市代表 不明

●今日の注目チームご紹介  東北代表;アンソメット岩手・八幡平
  今年、結成された岩手からJを目指すクラブチーム。岩手県では、まずグルージャ盛岡がJを目指すクラブチームとして結成され、現在毎年のように地域リーグ決勝に挑んでいます。そのグルージャから分裂してできたのが、FCガンジュ岩手。アンソメット岩手・八幡平はそのFCガンジュ岩手から別れて結成されました。監督は、FCガンジュ岩手のDFだった丸山富洋氏 ヘッドコーチに元清水商業コーチの、カルロス・フェルナンド・サロモン氏がそれぞれ就任。主将に元YSCCのGK東風淳、またファジアーノ岡山から3選手、ブラジル人選手4選手と精力的に選手を増強しています。特にブラジル人選手のレベルによってはSC相模原も、対戦が決まると注意が必要です。(但し外国籍選手は3人まで)
アンソメットのように岩手県としては県内に強力なクラブチームがまた一つ増えることは素晴らしい事。しかしまず岩手県で1チームがJのつくリーグに到達してからでも、裾野を広げるのは遅くないと思います。岩手の地元サッカーファンがどのように見ているか聞いてみたいところです。

参加チーム全体を見れば感じると思うのですが、SC相模原は昨年のチャンピオンチームでありまた関東大会の結果を総合すれば、今年も本命として各チームからマークされると思います。組み合わせ抽選会のくじで、SC相模原と同じブロックのチームは「不運」と思うことでしょう。王者として相手を見下すことなく確実にSC相模原のサッカーができれば2年連続の全国制覇も夢ではありません。「本命」とマークされていても勝つ!全国大会でも常に上を目指したサッカーを見せてもらいたいですね。頑張れ!SC相模原。


コラソン千葉戦(クラブチーム選手権関東大会・決勝)

2009-09-22 19:42:34 | SC相模原・激闘の足跡
本日、駒沢陸上競技場で全国クラブチームサッカー選手権関東大会決勝戦でSC相模原は6-1でコラソン千葉を下し、2年連続2回目の関東大会優勝を決めました。10月31日から大分県で開催される全国大会へ「関東王者」として出場します。
スターティングメンバーはこの3連戦、全く変化ありませんでした。
【SC相模原】FW齋藤・森谷MF水野・吉岡・坂井・鈴木DF秋葉・奥山・井上・藤田GK榎本
【コラソン千葉】*4-4-2 中盤4人がフラットに並ぶ形。

前半は、お互いに相手の出方を探りながらも、SC相模原のパス回しにコラソン千葉が対応するという流れで試合は進んでいきます。しかし、13分吉岡がペナルティエリア内左から正確にコラソンゴール右隅を狙いシュート、ゴーール!SC相模原大事な先制点を決めます。この試合、全体の流れを振り返って見ると、早い時間に先制点をGETできた事で、試合の流れが決定付けられたと思います。コラソン千葉には、指導者・リーダーの存在が見えず、SC相模原の2列目、3列目がどんどん飛び込んで攻撃してくるのに対し、どう守るのか、逆にどう切り返すのか、チームとして意思の疎通が感じられません。相手を見極めた前半SC相模原は、以降ほぼ一方的にボールの主導権を握り攻撃を繰り返します。

15分左サイドで粘った井上から吉岡にパスが通りシュート、右側をはずれます。
21分坂井が中央から豪快なミドルシュート、決まったかと思われましたが、ここはGKがよくはじき出します。22分、今度はマーティン齋藤が左井上のセンタリングをシュート、ここもGKよく弾き出し追加点を許しません。23分右から鈴木のセンタリングを奥山ヘッド、またもGKセービングで防ぎます。さらにさらに攻め続ける26分、秋葉からのロングパスをゴール右で受けた坂井がシュート、ゴーール。待望の追加点がSC相模原に入ります。

30分鈴木のゴールに向けたドリブルに相手DFゴール右脇でファウル。坂井のリスタートから飛び込んできた奥山がヘッドで決め3点目。次いで33分、応援団の「マーティンゴール」の大声援に応えるかのように、齋藤がドリブルを急加速しDFを抜き相手ゴール左から右側ゴールネットめがけシュート、ゴーール。SC相模原4-0で前半を折り返します。
後半、望月代表・秋葉監督共に、完全に相手の力量を見極め、なんと最初から2バック。JYの中学生も「お~2バックかよ。」と歓声。4分、マーティン齋藤がペナルティエリア手前左から中央に持ち込み、秋葉にパス、秋葉正確にゴール左隅を狙いシュート、ゴール。5-0で勝利を確信した望月代表は、8分一度に3人を交代(真仁田・木下・野村in)相手FWと同数のDFを残し、あとは全員攻撃という「SCS攻撃祭り」。

コラソン千葉は、背番号のない手書きのゼッケンを付けた選手の登場、相次ぐイエローカード、「痛ぁ~い」という大声を上げてファウルをアピールする選手など、追い込まれて精神面から崩れ、スタンドのJYの中学生の失笑をかいます。25分1点を返したものの、そのすぐ後30分齋藤の豪快なシュートで6-1。SC相模原が完勝で、2年連続で関東大会のタイトルを獲得しました。
今大会、SC相模原が目指すサッカーは3試合とも、はっきりしていました。3試合同じスタメン、4バック→3バック→2バックと攻撃的になるにつれ木下・真仁田らのスピードのある選手の投入、奥山・秋葉・野村らCBの積極的な攻撃参加など選手起用や試合運びにも表れていたように思います。全国大会に向けた、更なるレベルアップに期待したいですね。おめでとう!SC相模原。


決勝戦コラソン千葉戦を展望する

2009-09-21 09:25:06 | フォーキャスト
全国クラブチームサッカー選手権関東大会決勝の相手は、千葉県代表コラソン千葉です。昨年に続き神奈川県代表VS千葉県代表の対決となりました。「コラソン」といっても相模原市のFCコラソンとは全く関係ありません。千葉県リーグ3部のチームで、創部まもないクラブチームと思います。しかしクラブチーム選手権関東大会の1回戦、準決勝をそれぞれ5-1、4-0で勝ち上がっているように、実力は千葉県リーグ1部の下位クラスのレベルではないか、と考えて良さそうです。クラブチーム選手権千葉県大会でコラソン千葉は、準決勝で蔵波FC・決勝で習志野クラブを接戦で下して県大会優勝を果たしました。蔵波FCも習志野クラブも、千葉県リーグ1部と2部を行ったり来たりしているクラブ。この2チームを少し上回るレベルと想定されます。ですので明日22日(火)の決勝は、1点を争う接戦になる確率が高いと予想されます。

非常に情報が少ないコラソン千葉ですが、千葉経済大学付属高校・千葉経済大学のサッカー部卒のメンバーが主力になっており、また年齢も今年3月大学を卒業した23歳の学年が中心という若い選手で構成されています。「千葉経済大学5年生」チームの印象です。高校は、市立船橋・流通経済大付属柏といったトップ校を追う第二グループレベル。大学も千葉県大学リーグ2部に所属しています。ジェフ・レイソルの2つのJチームが中心になって若い優秀な選手を育て続けた結果、千葉県のサッカーのレベルは関東でも高い位置にあります。ですので第二グループといっても強豪校に違いありません。

昨年の全国王者として臨むSC相模原にとって、実力的に恐れる敵ではありません。大きな故障者も少なくチームとしていいコンディションで決勝戦に臨むことができました。きっと私たちサポーターを熱くするゲームになるはず。会場は、東京オリンピックのサッカー会場だった2万人収容の駒沢陸上競技場。屋根付きスタンドで日焼けも気になりません。サポーターの皆さん、是非会場に行きましょう。そして私たちの後押しで、関東王者戴冠式を実現させましょう。頑張れSC相模原!

鹿沼FC戦(クラブチーム選手権関東大会準決勝)

2009-09-20 14:33:29 | SC相模原・激闘の足跡
本日、鹿沼FCとの全国クラブチームサッカー選手権・関東大会準決勝が行われ、SC相模原が4-1で勝利、大分県で開催される全国大会への切符を勝ち取りました。22日(火)
13:00駒沢陸上競技場での決勝戦で、千葉県代表コラソン千葉(千葉市)と対戦、2年連続の関東王者のタイトル獲得を狙います。スターティングメンバーは以下の通りです。
【SC相模原】FW齋藤・森谷MF水野・吉岡・坂井・鈴木DF秋葉・奥山・井上・藤田GK榎本
         *昨日と全く同じ4-4-2のフォーメーション
【鹿沼FC】 *4-4-2のフォーメーション。中盤はダイヤモンド型。

前半、試合開始からSC相模原がボールを支配、チャンスを作り続けます。鹿沼FCのフォーメーションも、ダイヤモンド型の中盤が、SC相模原の攻撃の圧力で、1ボランチと左右サイドハーフが横一列に並んでしまい、結果的に3ボランチでSC相模原の攻撃を、凌ぐ形になりました。相模原攻勢の9分、右サイドからのセンタリングに、吉岡がゴール前で合わせシュート、ゴール!。先制点が相模原に入ります。早い時間の先取点獲得に、少し緩んだか12分、鹿沼9番FW高橋が、秋葉と競り合いながらゴールへ突進、秋葉ー榎本間で、バックパスするのか、榎本が飛び出すのか躊躇が感じられた瞬間に、鹿沼・高橋が浮き玉でシュート、榎本の頭上を越えそのままゴールネットに吸い込まれ1-1の同点になります。
嫌な形で同点にされましたが、その後もSC相模原はボールを支配し続け、攻撃を繰り返します。18分、今度は左サイドからのセンタリングにまたもや吉岡がヘディングでシュート!ゴール。吉岡の連続得点で相模原再び2-1とリードします。その後も、相模原ペースで試合が進み続け、前半を終了します。

後半、SC相模原は野村が入り(藤田OUT)昨日と同じ3バックに変更します。その開始早々2分、中盤右の水野から、ゴール正面の齋藤に向けて早いパス、その齋藤にDF2人が詰め寄りますが、齋藤は股下でスルーし、DFのマークが外れた森谷にボールが入り、そのまま正確にシュート!ゴール!SC相模原、3-1と2点差のリードに広げます。ハーフタイム「1点差ならまだ勝つチャンスは十分ある。」と鹿沼ベンチから指示が出ていましたので、この3点目が、結果的には試合を決定づける得点になりました。
SC相模原は、9分真仁田(OUT水野)15分木下(OUT吉岡)を入れサイドハーフ陣を交代、前線でのボール支配率がさらにアップします。19分に榎本に変わりGK平川が入ってすぐの20分、DF野村のバックパスを平川がボールに足を「チョコン」と当てすぐキャッチ。これがバックパスを直接キャッチしたと判断され、ゴール前左5mのところから間接FK。先日のジェフ千葉は、SC相模原の壁が出来る前にクイックスタートで簡単に決められてしまいましたが、鹿沼FCは壁が出来るまで待ってのゆっくりスタート。結果的にこれで助かりました。間接FKは得点につながらず3-1のまま。

このあと秋葉がボランチに上がり、井上・奥山・野村の3バックになりますが、奥山も次第に攻撃参加の度を強め、井上・野村以外は、相手陣内に深く入り分厚い攻撃を繰り返します。そうした28分、木下がゴール右45度のところでパスを受けDFのプレッシャーもなくそのままシュート!これが綺麗に決まって4-1。木下選手はSC相模原での公式戦初ゴールを決め、軽くガッツポーズ。応援団からは、盛んに「伸二!コール」。この歓喜のまま試合終了。SC相模原、2年連続の全国大会出場を決めました。

昨日の江南ブロッコリーズSA戦よりも、ボール支配率がさらに上がり、全体では安定した試合運びでしたが、ディフェンスとゴールキーパー間のコミュニケーションミスでの失点やFK献上などの点は、今後の宿題かと思われます。22日の決勝戦、必ず勝って2年連続の関東王者として全国大会に駒を進めましょう!





江南ブロッコリーズSA戦(クラブチーム選手権関東大会・1回戦)

2009-09-19 19:11:26 | SC相模原・激闘の足跡
本日、全国クラブチームサッカー選手権・関東大会初戦、SC相模原は埼玉県代表江南ブロッコリーズSA(熊谷市)と対戦し、4-0で勝利しました。SC相模原は、明日20日栃木県代表鹿沼FCと対戦します。スタメンは、以下の通りです。
【SC相模原】FW齋藤・森谷MF水野・吉岡・坂井・鈴木DF秋葉・奥山・井上・藤田GK榎本
     *4-4-2・攻撃的MF水野(右)吉岡(左) 守備的MF坂井・鈴木
【江南】*SC相模原と同じ4-4-2のフォーメーション。

前半20分過ぎまで、SC相模原のボールキープ率が高いものの、ほぼ互角の戦いが続きます。まず10分、SC相模原がチャンスを作り森谷がシュート、しかし惜しくもクロスバーに当たり得点にはなりません。江南も12分、ペナルティエリア内からのシュートがゴール左に外れチャンスを逃します。しかし20分頃から、SC相模原が、チャンスを作り続け森谷・藤田・井上らがシュートを打ち続けますが得点には至らず、0-0のジリジリした展開が続きます。
この均衡を破ったのは、やはりマーティン齋藤でした。28分、正面でボールを受けた齋藤は、相手DFの位置を正確に見極めゴール右隅にシュート!これが決まり先取点が、SC相模原に入ります。また5分後の33分、ゴール前相手DFと水野が競ってボールはペナルティエリア内正面の齋藤の足もとに。「さぁ2点目か?」と思われたシュートを江南GK至近距離からよくはじき、このまま1-0で前半を終了します。

後半、SC相模原は3バックのフォーメーション(3-5-2)にチェンジ。右サイドハーフに真仁田を入れ(OUT 藤田)、水野がボランチに下がり、鈴木がトップ下に入ります。まず後半開始早々の2分、江南14番梅沢が、GKと1対1になりシュート。しかし榎本が俊敏に反応し、足でセービング。江南は絶好の同点機を逸します。この後5分頃から、機を見て奥山が前線に上がり、SC相模原はさらに攻撃のプレッシャーをかけ続けます。10分パスに抜けた森谷が、GKと1対1に。そしてキーパーをかわしガラガラのゴールにボールを流しこみ「これで2点目か?」と思った瞬間、相手DFが辛くもゴール前に滑り込み、ボールをクリア。しかしこの後もコーナーキックからのシュートを2本、加えて奥山はずっと前線に上がり続け、相模原の怒涛の攻撃が続きます。

このプレッシャーに江南は遂に耐え切れず、14分齋藤のゴールへの突進に対し、江南6番DF京藤が後ろから齋藤を押し倒し「レッドカード」。このレッドで江南、今まで耐えていた気持も折れ、以降ゲーム終了まで相模原が完全にゲームを支配します。まず19分、坂井の右コーナーキックを奥山ヘッド、ゴール!2点目、次に32分、スルーパスに抜けた鈴木が、1対1になったGKもかわし無人のゴールに流し込んで3点目、最後は後半35分を過ぎたロスタイム、左コーナーキックから水野が決めて4点目。SC相模原、大事な初戦を勝ち取りました。

後半、相手が10人になると秋葉・井上の2バックで守り、奥山が攻め込むなど、大船FC戦同様、SC相模原の狙う攻撃的なサッカーが出来ていたのではないでしょうか。またレッドカードの後、交代でFWとして入った木下も、得点にはなりませんでしたが積極的にシュートを打ち込んでいましたし、MFで入った野村も中盤の様々なポジションを移動しながらチャンスづくりに貢献していました。明日は、FLUTTO-FLUTTOを延長の大熱戦の末、1-0で下した鹿沼FC(日光市)と対戦します。勝てば、「大分への道」が開かれます。気持のいい天気・会場ですので、皆さん是非応援よろしくお願いします。