S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

SC相模原にとっての2014年とは

2014-12-31 10:01:23 | SC相模原日記
本日は、大晦日。お正月の風物詩、全国高校サッカー選手権が始まりました。神奈川県代表日大藤沢高校もPK戦までもつれ込む接戦をギリギリものにし2回戦に進出しました。SC相模原ジュニアユース育ちの選手が数多く所属する日大藤沢。今日はセンターバックに金井勇人選手(上の画像)が出場。ミスキックもありましたが、しっかりと相手の攻撃を防ぐことに成功しました。
SC相模原で育った選手が、活躍しているのは高校サッカーだけではありません。J1ではファビオが、J2では坂井洋平が小澤が森田が、日本代表U22ではSC相模原でS級ライセンスを取得した秋葉忠宏が国を代表して戦っています。

SC相模原にとってのこの1年はどんな1年だったのでしょうか。
これまで毎年各カテゴリーで優勝を続け又昨年はJFLで初年度にして3位と輝かしい記録を残し前進に次ぐ前進を続けてきたSC相模原。
それと比較すると今年のJ3で6位という成績は、物足りないかもしれません。
しかし確実にSC相模原のムーブメントは広がっています。J1にJ2に日本代表に高校サッカーに。相模原ギオンスタジアムに集う人の波。高原やトロといった日本代表やブラジル代表の選手がプレーするクラブとして。
トップチームだけではなく、クラブ全体が躍動し熱いムーブメントを発信し始めたSC相模原。
2014年の成果を礎にして2015年はさらに飛躍をとげるはず。大きな期待を胸に来年もSC相模原を応援よろしくおねがいします。
↓ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑

J3チーム編成動向~3.監督支えるコーチの力

2014-12-29 22:40:03 | SC相模原日記
先日、SC相模原は2015年度の辛島体制を支えるコーチとして鷲田雅一氏の就任を発表しました。「ワッシー」こと鷲田コーチは2010年年央に選手としてSC相模原に加わりその年の末に選手引退、以降SC相模原の育成部のコーチとしてSC相模原ジュニアユースの選手の育成に携わってきました。2014年までのSC相模原トップチームは監督1人のみが専任で、後のコーチ&スタッフは皆、他の仕事と兼業しながらSC相模原を支えていました。しかし木村監督から「監督への負荷が大きすぎる。」「J3の他のチームはコーチを置いている」との要求がシーズン中に出されており、今回それを受けての体制変更になりました。

コーチはその名の通り選手に技術・戦術の指導をするのが主業ですが、Jリーグクラブの中での監督とコーチの分業のあり方は監督の判断によって大きく変わってきます。レギュラーチームが監督でサブチームはコーチが担当し分業する。次節対戦チームのスカウティングと分析をコーチが担当し、当日の試合の指揮は監督が担当する。練習メニューの中で分業する。こうした様々なチームマネジメント内の分業の考え方から、どのようなコーチが最適かと人選が進められていきます。現在のJ3各チームのコーチ人選状況は下記の通りです。

前所属を見ると、
1.J1やJ2でのコーチ歴を持っている
2.ユースのコーチからトップチームのコーチに転属
というキャリアの違いで大きく2分できそうです。また、個々のチームを見ると、長野の衛藤コーチはS級ライセンスを持っていますから、GM・監督・コーチ3人ともS級ライセンスを持つという「S級」布陣で2015年のJ3に臨むことになりました。またカターレ富山の鄭容臺コーチや琉球の小湊コーチは、監督が自らのネットワークからのご指名で連れてきた「監督側近コーチ」。その中で相模原・鷲田コーチは、福島の江澤コーチとともに「クラブの下部組織からの生え抜きコーチ」であるといってよいでしょう。J3のコーチの中で選手時代の実績は鷲田コーチがナンバー1。こうした豊富な経験をチームに還元し、他のコーチ以上にチームを支え盛り立ていってほしいと思います。頑張れワッシー!
↓ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑

J3チーム編成動向~2.FC町田ゼルビア

2014-12-27 14:14:20 | SC相模原日記
今日は、町田ゼルビアの2015年チーム編成の進行状況を見てみたいと思います。まず町田ゼルビアのチーム編成はJ3の中で一番早い進捗と言っていいでしょう。おそらく2015年も2014年と同じ約30人編成で計画していると思われますが、80%の24人まで選手を固めました。残るはあと5~6人。修行・三鬼が更新の方向で進んでいるとすればのこり3~4人の選手の獲得を煮詰めている状況です。詳細は以下の表の通りです。グレーの選手は契約更新した選手。ピンクが退団した選手。青く塗った右側の選手3人が新規加入の選手です。選手名の左側に緑色で「1」が入っている選手は、今年のSC相模原と9月21日戦でベンチ入りした選手、つまり主力選手と考えます。

ご覧の通り基本的には2014年の体制の継続です。主力級の選手で退団したのは3人。特に背番号10番の庄司と点取り屋木島の2人の退団を見れば町田ゼルビアの今オフのチーム編成最大の目標は「得点力アップ」です。既に土岐田(大分)と中村(湘南)のJ2クラスの攻撃の選手との契約にこぎつけましたが、まだ選手の獲得を狙っていると思われます。ここに誰が入るのかで来年の町田の戦力が決まります。もしかしたらGKに関しては長野・鳥取と同じ3人体制(2014年は4人体制)に減員、その分の予算も攻撃の選手獲得に回すかもしれません。町田のFWの新選手発表にぜひご注目ください。
↓ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑

須藤右介の加入、森本良の退団

2014-12-26 22:17:41 | SC相模原日記
本日、SC相模原にFC岐阜から須藤右介の加入が決まりました。また、期限付き移籍で今年SC相模原に入団していた森本良の横浜FCへの復帰も発表されています。
須藤は大型ボランチとして2005年名古屋グランパスに入団、2008年横浜FCへの移籍を経て2010年松本山雅でプレーしました。松本ではボランチに加えてセンターバックとしてもプレー、松本のキャプテンも務めており中心選手として活躍していました。私の記憶に間違いがなければ松本のキャプテンを務めたあと、一時期SC相模原の練習にも参加していたように思いますが人違いかも。2013年志願してブラジルに渡り、1年半のブラジル生活の後2014年8月FC岐阜に戻ってきました。
1年半のブラジル生活で日常会話程度のポルトガル語の会話ができるのが、望月代表には大変魅力的に感じたはずです。トロ・ウェズレイらと守備を連動する上でこのコミュニケーション力はSC相模原には必要です。逆にJを1年半離れていたのでゲーム感覚等で不安要素もありますが、その心配なく望月代表の眼力に叶ったということで大いに期待です。頑張れ須藤。

森本は、今年年初こそレギュラーとして活躍したものの、夏場からはモービーにレギュラーポジションを渡しそのままシーズンを終えました。2014年横浜FCが2人のブラジル人DF選手を獲得したため、森本をSC相模原に移籍させ出場機会を与え成長させよう、が横浜FC側の狙いだったと思うのですが、森本からするとモティベーションをどう保ったらよいか難しいシーズンだったと思います。一年間でしたが森本選手ほんとうにありがとうございました。横浜FCでの来シーズンでの飛躍をお祈りしています。
↓ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑

J3チーム編成動向~1.カターレ富山

2014-12-24 22:23:21 | SC相模原日記
カターレ富山の監督が発表になりました。岸野靖之という監督経験豊富な情熱家を富山は後任に指名しました。これでJ3で監督交代が発表されてまだ後任の発表がないのは、秋田と藤枝の2チームのみです。先日のJ3監督人事の情報を以下の通りアップデートしました。監督の交代も留任も発表のない盛岡・琉球らは「留任」と仮説し薄い青色で印を付してあります。

「長野は美濃部」「富山は岸野」2015年のJ3をリードするであろうチームの監督が決まりました。こうした監督の顔触れや基本戦術を思い浮かべながら、2015年J3をリードするであろう上位チームのこれまでのチーム編成作業を見ていきましょう。第一回目はカターレ富山です。

上の表をご覧ください。J3上位チームの2014年の選手数とこの11月~12月クラブを去る選手の数をまとめました。これを見ればまずカターレ富山がJ2では35人体制(期限付きで他クラブに移籍していた3名を除くと32名体制)で今年を戦っていましたが、現段階で10人減らして25人まで選手数を落としていることが分かります。J3に降格したことや、YKKのスポンサーシップの減額により、予算を見直しまずチームの選手数をまず必要最小限に絞ったものと思われます。特に4人いたGKの内3人が退団し、残っているのは飯田1人です。
残りの25選手のうち、苔口・内田・白崎・平出といったJ1クラブから富山に出場機会を求めて移籍してきた選手たちが「J3でのプレー」をどのような判断をするのかが注目です。岸野監督の熱い熱い情熱で、こうした2014年の主力選手たちに「カターレ富山で共にJ2復帰」を説得しているところでしょう。
加入は今のところ1人桃山学院大学のFW中西です。ここからJ2昇格に向けてカターレ富山がどのような選手を獲得してくるのかが2015年のJ3の優勝争いを占うカギの一つです。
↓ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑

被災者の心を温め続けるサッカークラブ

2014-12-21 22:13:01 | 遠征旅日記
今日は繁多な年末のビジネスを忘れ、午後ぼ~っと見ていたテレビを見ていたのですが、ある番組に目が留まり、いつの間にか身を乗り出して真剣に見入ってしまいました。その番組が、NHKの震災ドキュメント「サッカーが勇気をくれた~コバルト―レ女川の挑戦」です。この番組は今年10月NHK仙台放送局が制作、東北地方で放映された番組を、好評だったためか今日12月21日日曜日の午後、全国にむけて再放送されたものです。番組の詳細は以下の2つのリンクをご覧ください。
「サッカーが勇気をくれた~コバルト―レ女川の挑戦」
コバルト―レ女川HP「被災地からのリスタート」
私は2年前の夏、2012年8月全国社会人サッカー選手権大会の東北予選準決勝の観戦に福島に向かいました。お目当てはグルージャ盛岡とこの年急激に実力を上げていたヴァンラーレ八戸の試合でした。しかし会場に到着してびっくり。前日グルージャ盛岡は、なんとコバルトーレ女川に不覚。既に盛岡への帰路についた後だったのです。私は、盛岡の勝利を疑わなかったので前日の結果を確認することもせず新幹線に飛び乗ってしまい、呑気に「富井のプレーが楽しみ」などと間抜けなサッカー観戦旅行をしてしまっていたのでした。

しかし観戦後は「福島に来てよかった」と素直に思いました。コバルトーレ女川のサッカーが素晴らしかったからです。このサッカーなら盛岡が負けたとしても不思議はありませんでした。また、前年の震災の被害から1年余りしかたっていないのに女川サポーターの皆さんが懸命の応援を繰り広げていました。「がんばっぺ女川!」コバルト―レの勝利が何よりも被災者の皆さんを勇気づけていることを目の当たりにして、私も思わず「女川がんばれ」と女川のドラムに合わせて拍手をしていました。
あれから2年、今日のテレビに映ったコバルトーレ女川はさらに逞しく、サポーターの応援もその輪がさらに熱く広がっていました。それ以上に、コバルト―レ女川のサッカーが、今もって被災者の皆さんの心を一層温め続けていることに感激しました。これこそサッカーの素晴らしさの一つです。人口わずか7,000人の女川町にアマチュア最高峰のJFLのクラブができるという「奇跡」は、必ず実現する、と私は信じています。
↓ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑

J3で「選手獲得戦」を戦う男たち

2014-12-20 21:10:07 | SC相模原日記
今、J3では来年の2月の新チーム結成に向けて、各チーム選手獲得戦の真っ最中です。この成果は2015年J3リーグの順位形成に直結してきます。2014年のJ3金沢の優勝は「金沢が町田から太田康介を引き抜いた」ことが、結果だけ見ると大変大きかったと言えるでしょう。それだけ選手獲得戦は重要な仕事。今日は、各チームの「選手獲得戦」を戦う男たちを見ていきたいと思います。
「選手獲得戦」を戦うメンバーの肩書きはチーム事情によって大きく異なります。鍵となるのは社長のバックグラウンドです。SC相模原やレノファ山口のように、社長が元サッカー選手で自らチーム編成を考え動くことができれば、「選手獲得戦」に専任スタッフを置く必要はありません。逆に社長が、ビジネスマンの場合は、当然サッカーのチーム編成を行う知識も経験もありませんので、GMや強化部長という肩書で専任のスタッフを置いています。富山・町田・福島・藤枝がその典型です。また、監督がチーム編成をリードしているチームもあります。JFL以下のアマのカテゴリーのチームでは一般的な形で、盛岡・鳴尾監督や琉球・薩川監督は、セレクションや自らのネットワークを活用しチーム作りを進めているものと思われます。この図式をまとめたのが以下の表です。

黄色に塗った方が、各チームの「選手獲得戦」に動いていると思われるメンバーです。上位4チームはGMや強化部長を置き積極的に選手獲得に動いています。特に富山の澤入重雄氏、長野・神野卓哉氏はS級ライセンスを持つ大物強化部長。鳥取の野人・岡野雅行氏はGMでありながらチームの顔として社長のような活動もこなしています。

秋田は、GMの新里裕之氏を解任したばかりです。当面は社長の岩瀬氏が中心となって新体制の確立を急ぎます。福島と藤枝は、それぞれ竹鼻氏と菊川氏が「選手獲得戦」を戦っています。福島はJ1湘南との協業がチーム編成の大きな柱になっています。
こうした中で、望月代表と辛島監督が、どのような選手を獲得してくるのか注目です。まずは2人が思い描く来年のSC相模原のサッカーを実現する選手の獲得が最優先ですが、他チーム、特に上位の長野「神野-美濃部コンビ」鳥取「岡野-松波コンビ」町田「丸山-相馬コンビ」の動きも注意深く見ていく必要があります。3チームとも監督や主力選手の大移動はなく2014年チームの「レベルアップ」が基本的なスタンスのようです。望月代表と辛島監督がこの3チームの戦力にどのように追いつきどのように上回ろうと考えているのでしょうか。それが真っ先に表面化するのが今行われている「選手獲得戦」。SC相模原の新戦力獲得のニュースが待ち遠しいですね。
↓ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑

辛島啓珠新監督のバイオグラフィー

2014-12-14 23:54:03 | SC相模原日記
辛島啓珠監督は現役時代はセンターバックとして活躍、京都の山城高校から筑波大を経て1994年ガンバ大阪に入団しました。京都の山城高校といえば、サッカー界では日本人最高のストライカー釜本邦茂さんの出身校として有名ですよね。ですから「山城高校-筑波大学」という経歴は当時バリバリのサッカーエリートだったのでしょう。筑波大学では望月代表の2年先輩で、望月代表の憧れの先輩・藤田俊哉や水戸や千葉の監督を務めた木山隆之らと同級生です。ガンバ大阪へは、筑波大学でセンターバックのコンビを組んでいた木山隆之と一緒に入団し、入団した1994年当初からガンバのレギュラーとして活躍しました。その後辛島監督は福岡・京都に移籍しますが出場機会に恵まれず2000年木山隆之が移籍していた水戸に入団。再び辛島-木山コンビのDFラインが水戸で復活します。しかし2001年シーズンを最後にJリーグを引退。指導者の道に転身します。

指導者として表舞台に立ったのが2005年の松本山雅の監督就任です。この年から松本山雅は地域リーグながら元・Jリーガーを入団させ、どんどん強くなっていきました。JFL昇格の最初のビッグチャンスが2007年に訪れます。この年の地域リーグ決勝大会の一次リーグの開催地は地元アルウィンでしたから、松本山雅は地の利を生かして決勝ラウンドにさえ進めば、決勝ラウンド進出4チーム中3チームがJFL昇格の可能性をゲット、というチャンスでした。その一次リーグ、辛島・松本山雅は1戦目2戦目を問題なく勝利し最後の3戦目に臨みます。しかしなんと地元の大応援団の前で不覚にも3戦目、戸塚哲也率いるMIOびわこ滋賀に負けてしまいます。天を仰ぎ涙するサポーター。しかし地域リーグ決勝でのこうしたショッキングな体験は、チーム&選手&サポーターの絆を一層深くするもの。今でも松本山雅サポーターの皆さんのブログを見ていると辛島監督時代の想い出の記述を発見することができます。

その後FC岐阜のコーチやJAPANサッカーカレッジの監督を経て2013年8月J2最下位の苦境に立っていたFC岐阜の監督に就任します。この時の就任インタビューに辛島監督のサッカー観がよく現れていますので以下に引用します。
「目指すサッカーについては、良い守備から良い攻撃に繋げられるようにやっていきたいです。他にもいろいろキーワードはありますが、まずは一番その所が大きいですね。できるだけリアクションではなくて、前から行っても、ある程度引いても、自分たちで狙って、自分たちのアクションで守備ができるようにしていきたい。それが僕の求めている守備です。後はバランスというのが僕のサッカーの一つの大きなポイントとなると思うので、そういう点に気を付けてやっていきたいです。」
2014年JFL佐川印刷京都の監督に就任しますが、その時の就任インタビューにも辛島監督のサッカー観が見てとれます。
「高い位置でボールを奪ってすばやく攻撃する、できるだけシンプルな戦い方をしたいというのはあります。」
「選手がいなかったらサッカーはできません。リスペクトする気持ちは持って、選手たちがある程度は納得できるカタチで進めていきたいと考えています。結果は出たけど選手自身が内容に納得していないようなら意味がありませんからね。そのためにも、練習や試合の中で失敗と成功を積み重ねてチームも選手も成長する、そんなプロセスが重要なんです。」

今年の佐川印刷京都の試合のビデオを2試合ほどYouTubeで見ました。まずフォーメーションは4-4-2で 今年のSC相模原のフォーメーションと同じでした。上にある辛島監督のサッカー観にあるとおり、アグレッシブな守備からボールを奪い、素早く攻撃に展開するサッカーも、今まで積み上げてきたSC相模原のサッカーと同じ方向を向いています。また現役時代から理論派のディフェンダーとして活躍していたことから、ウェズレイ・モービー・工藤らのディフェンスの選手に的確なコーチングを提供でき、今年以上の守備システムを構築できる可能性を秘めています。こうして辛島新監督のバイオグラフィをたどっていくと、改めて望月代表は、現在のチーム事情に一番フィットする人材を監督に選んだ、と感じます。望月代表と辛島新監督の筑波大時代のチームメイトだった藤田・木山・名波・大岩らから「がんばれ!」といった激励の声が聞こえてきそうです。
↓ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑

J3反則王ウェズレイ、チーム反則王は町田

2014-12-13 16:00:18 | SC相模原日記
全く有り難くないNo.1ですが、J3元年の個人反則王がSC相模原のウェズレイになってしまいました。出場停止処分で3試合出ることができず、その中で9枚というNo1のイエローカードをもらってしまいました。少しウェズレイを弁護すると、DFはどうしてもイエローが多くなるポジションである上に、J3でもトップクラスの屈強な身体能力を持っているため、本人は「問題ない」と思っているコンタクトプレーが、相手に必要以上に強いプレッシャーを与えて倒してしまうのです。でも、それももっとキレのある体の使い方を覚え、ファウルにならないコンタクトプレーに磨きをかければいいのであって、全くの言い訳でしかありません。ウェズレイは、身体能力、足元の技術等ではJ3屈指のDFの一人なので勿体ないですね。以下が反則の多かったJ3の選手です。

どうしてもDFは、局面によってイエローを使ってでも・・という場面が出てきてしまうので、以下の通り大半がDFの選手が反則王の上位を占めました。でも、優勝した金沢のセンターバック「作田・太田」の2人の名前が出てきません。フェアプレーで守りきり優勝の栄誉を獲得する。素晴らしいですね。SC相模原も見習いたいですね。
一方、チーム反則王は以下の通りになっています。

チーム反則王は町田。SC相模原も上位に名前があります。気休めですがSC相模原は、昨年のJFLの時よりは反則が減っています。曾我部も天野も精神的に充実してきた証拠と思います。あとは、ウェズレイの体の使い方の指南、三幸・健太の1対1の守備力アップができるともっと少なくなるはず。
町田や鳥取が反則王の上位にくるなんてこの表を作っていて初めて知りました。確かに町田は個人反則王2位の深津を始めぺ・星野・李と突出して多い選手が4人ほどいます。鳥取も「何が何でもJ2へ」の気持ちがDF陣に裏目にでてしまったのかもしれません。逆に下位3チームは、フェアプレイで戦った優秀チーム。ことしの「J3フェアプレイ賞」3チームは福島・長野・藤枝の3チームでした。SC相模原もこの3チームを見習って来年は反則ポイント半減でいきましょう。
↓ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑

JFL全16チーム決まる~奈良・大阪・龍ヶ崎

2014-12-11 23:05:39 | SC相模原日記
昨日2015年度のJFLを戦う16チームが正式に決まりました。それが以下の表です。

奈良クラブ遂にJFL昇格です。よかったですね。SC相模原とも地域リーグ決勝を争い敗れ、その後選手の世代交代に苦しんでいただけに喜びもひとしおの事でしょう。
またFC大阪・森岡監督も「ようやくJFL昇格まできたぞ!」と喜び一杯でしょう。森岡監督はSC相模原望月代表とは同じ年。お二方とも同時期にJを引退してそれぞれSC相模原とFC大阪のリーダーとして新生クラブの成長を牽引してきました。
そしてレノファ山口のJ3昇格でできたJFL最後の一枠に「流通経済大学ドラゴンズ龍ヶ崎」旧姓クラブ・ドラゴンズが昇格しました。JFLの資格規定に準拠する意味でのチーム名変更なのでしょう。どんなチーム編成になるのか注目ですね。

J3創設でクラブ数が少なくなっていたJFLですがこれで元の16チームに戻りました。上の表の青色に塗った「Jリーグ百年構想クラブ」のJ3昇格競争や門番・ホンダ&佐川の活躍ぶりなど2015年も見どころ満載です。JFLの今シーズンオフのチーム編成の動きも今後追っていきたいと思います。
↓ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑