S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

ピッチ上で躍動せよ~SC相模原卒業生達の今

2012-06-25 22:55:25 | SC相模原日記
今日は、SC相模原を卒業した選手の近況をまとめてみました。トップバッターは久しぶりの斎藤将基選手(マーティン)。SC相模原を卒業して、今はJFLツェーゲン金沢のFWとして活躍しています。しかし、得点はFC琉球戦で上げた1点のみ。今一つ乗りきれない状況は昨年と同じ。一昨年まで見せていたあの破壊力を再びJFLのピッチでも見せて欲しいです。

鎗田志郎選手は、昨年SC相模原からJFLのMIOびわこ滋賀に入団、昨年は年間通じてほぼDFラインのレギュラーを維持していました。しかし、今年はリザーブで出場機会が減っています。センターバックでもサイドバックでもどちらでも行けるのが鎗田の強み。また是非MIOのレギュラーに返り咲いて欲しいですね。

さて東北リーグ2部北で、青森県からJリーグを目指す「ラインメール青森」というチームがありますが、ここに2人のSC相模原卒業生が頑張っています。1人はコーチ兼選手としてディフェンス・ラインを統率するクリスティアーノ・アキオ・イトウです。アキオは、もともと岩手県のFCガンジュ岩手でプレーしていましたから、ある意味里帰りで東北に戻ったことになります。もう一人が、SC相模原のスピードスターだった森野徹選手。将棋に「香車(きょうしゃ)」という駒があります。「香車」は、将棋盤の両端をまっすぐに直線に進む駒ですが、森野選手はまさに「香車」。ピッチ上の両サイドをスピードで駆け上がる突貫小僧の印象が非常に強く残っています。
現在ラインメール青森は東北リーグ2部北で3位につけています。後半順位を上げ今年東北リーグ1部にまずは昇格したいところ。頑張れ!アキオ・森野。

そしてその東北リーグの王者に突き進んでいるのがグルージャ盛岡です。ここには、昨年SC相模原で活躍した富井英司選手と、萩原直斗選手の2人が、開幕からほぼレギュラーでチームの快進撃を支えています。上が今年のグルージャ盛岡の戦績ですが、素晴らしいのは今シーズン未だ無失点であること。ボランチの富井・左サイドバックの萩原の貢献あっての成績だと思います。富井・萩原にJFL入りの先を越されないよう、SC相模原も頑張らなきゃ。

さて最後はJリーグ復帰組の2人~坂井洋平選手(水戸)と八田康介選手(福岡)。しかし残念ながら2人ともレギュラーはもちろん、リザーブとして登録されることも少なくなっています。Jリーグ復帰という素晴らしいチャンスを与えられた坂井と八田には、なんとかレギュラー争いを勝ち抜いて、常時J2のピッチに立って欲しいところ。「君よ!ピッチ上で躍動せよ!」頑張れ坂井!八田!
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発表!2012年「相州オールスターズ」おお~っ

2012-06-21 23:06:41 | いい街・相模原
SC相模原には、工藤選手(上の画像)や、鈴木淳選手の2人の相模原市出身の選手はじめ宮川(厚木市)渡辺(藤沢市)佐藤(平塚市)ら「相州出身選手」が数多くプレーしています。Jリーグでも相模原市やその周辺の「相州出身」の選手が少しづつではありますが、増えているのではないかと思います。では、今Jリーグに所属する相州のサッカー選手、今年の調子はどうでしょうか?

相模原市出身のサッカー選手で最も期待されている2人の選手といえば、このFC東京の河野広貴と、鹿島アントラーズの本田拓也でしょう。河野は各世代の日本代表でプレーしていましたし、本田拓也は日本代表でもプレーしていました。しかし今年はこの2人出場機会に恵まれていません。本田は昨年の怪我からの復帰途上にあり、層の厚いアントラーズの中盤の一角に割り込むことができていません。河野も同じ。途中出場はあるものの、レギュラーの座を掴んでいません。2人とも元のチーム(ヴェルディ&エスパルス)にいた方がよかった、という声もよく聞かれますが、それを払しょくするような大活躍を後半戦期待したいところです。

河野・本田以上にJリーグで活躍している相州人がいます。大和市出身の藤本淳吾(名古屋)、そして座間市出身の佐藤晃大(G大阪)です。2人ともJリーグのトップチームで堂々レギュラーを張っています。凄いですよね。この2人は説明するより、週末Jリーグ中継見てください、必ず出場しますから・・って感じです。
そしてJ2で頑張る若手相州人選手がこの2人。

左がFC岐阜のセンターバック、関田寛士・22歳、相模原市出身。右がヴァンフォーレ甲府の左サイドバック、佐々木翔・22歳、座間市出身。この2人なんと生年月日が全く同じ1989年10月2日生まれ、サッカーの神様はこの日相模原市周辺に舞い降りてきて2つの「サッカーの魂」を置いていったのでしょうか。2人ともフィジカルに恵まれ、両足での正確なキックを持つところまで一緒。今はJ2ですが、岐阜・甲府でガンガン成長して是非Jリーグを代表するディフェンダーに成長して欲しいです。

今度は、ベテラン編です。左がFC岐阜の野田恭平選手。ポジションはゴールキーパー。30歳、相模原市出身。右が徳島ヴォルティスのDF三木隆司選手。センターバックでレギュラーを張るバリバリの33歳、相模原市出身です。野田は今年ちょっと出番が少なくなりましたが、野田は岐阜の、三木は徳島の「顔」といってもいい選手。チーム&サポーターにとっても愛されている選手2人です。
次は少し若くなってこの2人・・。

左は、南 秀仁(みなみ しゅうと)選手・東京ヴェルディ所属、相模原市出身の19歳、ポジションは「シュート」選手ですから当然FWですね。右は、飯田 健巳(いいだ・たつみ)選手・カタ―レ富山所属の26歳。出身は座間市で、高校は宮川選手の後輩で向上高校の出身です。ただ残念なことに飯田選手は、今年開幕からレギュラーとしてゴールを守っていたのですが、5月末試合で負傷し登録を抹消されてしまいました。南選手は、まだ今年は出番が回ってこない様子。でもまだ19歳、あせらず着々と進歩して欲しいですね。

最後は、「昨年までJリーガー」だった相模原市出身の2人の選手です。左は昨年まで将也とチームメイトだった前・水戸ホーリーホックの神村奨選手。昨年11月水戸が神村選手との契約を更新しない、との発表があった時「望月-秋葉ホットライン」で地元・相模原市出身の神村に声をかけるのでは?と思っていたのですが、神村は1月早々「アルビレックス新潟シンガポール入り」を決断してしまいました。専修大学時代は関東大学2部の得点王になったこともある点取り屋です。今SC相模原は、有望若手選手が懸命に力を伸ばさんと凌ぎを削る「道場」ですので、早く実家に帰国してSC相模原で練習生からJを目指して再トライして欲しい選手です。将也も待ってます。
そして右が海老澤 宏樹選手。昨年まで東京ヴェルディ所属のMFで、2011年後半シーズンは森谷のお兄さんが所属するぺスカドーラ町田でフットサルをやっていました。相模原市出身の24歳。で、今はタイのスパンブリーとかいうチームでプレーしているとか。海老沢選手も、実家に帰ってSC相模原の練習生から一緒にJを目指しましょう!

いかがでしたでしょうか。この他にも、町田の酒井良ら地元選手はまだいますし私が知らない地元選手も多いはずです。
さて最後に、私が勝手に選んだ2012年「相州オールスターズ」の選手の発表です!
FW:佐藤晃大(G大阪)宮川大輔(SC相模原)
MF:河野広貴(F東京)本田拓也(鹿島)藤本淳吾(名古屋)酒井良(町田)
DF:佐々木翔(V甲府)関田寛士(岐阜)工藤祐生(SC相模原)三木隆司(徳島)
GK:野田恭平(岐阜) sub 飯田健巳・南秀仁・海老澤宏樹・神村奨
どうですか?結構いけるでしょう!来年オフシーズン、「相州オールスターズ VS SC相模原」の対戦が実現すれば、相州オールスターズ勝利!と見ます。Jリーグで頑張れ!相模の国の選手たち。
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成長が見えた試合だけに勝たせたかった!

2012-06-18 23:15:25 | SC相模原・激闘の足跡
今日の「SC相模原 VS クラブ・ドラゴンズ」の試合は、私は見ていて相模原の各選手の成長が感じられるいい試合!と思いました。それだけに、「今日は何としても勝ってこの成長を成果につなげて欲しい!」と祈るような気持ちで後半の攻撃を見守っていました。ロスタイム3分という札が上り、「う~ん引き分けかなぁ・・もったいないなぁ~」と思った瞬間のPK獲得&決勝ゴールに、周囲のサポーターの皆さんと一緒に私も大きくガッツポーズ。結果を残せてチーム&サポーターいい雰囲気で、大事な全社関東予選に突入できる事になり本当によかったと思います。今日の先発は以下の通りです。
FW:森谷・宮川
MF:菅野・佐野・北原・将也
DF:小澤・工藤・橋本・天野
GK:佐藤

この日試合開始時間である11:00頃は、まだ雨が降っていたため、双方のゴール前ペナルティエリア内にできた、大きな水たまりは拡大をし続け、ここに入ると水しぶきがあがりボールがまともに転がらないピッチの状況でした。特に前半相模原が、攻撃しなければならないクラブドラゴンズゴールキーパーの前にできた水たまりが一番大きく菅野のようなドリブル得意の選手には気の毒なグランド・コンディションでした。キックオフから中盤での激しいボールの奪い合いが続く中、前半10分宮川のパスをバイタルエリア正面で受けた森谷がDFをかわし初シュート。するとSC相模原は13分からFK→右CK→右CKとセットプレーの3連続を迎えましたが、決め切れません。クラブドラゴンズは11番FW石井の動きがよく相模原DFラインをかわしシュートを打ってきますがこれも得点には至りません。

この日、よかった選手の1人が森谷です。彼の持ち味である開いて両サイドに起点をつくり、正確なクロスを中にいれたり、バイタルエリアでボールをもらい正確なシュートでゴールを狙ったりは普段通りなのですが、この日はDFライン裏をスプリントで抜けるプレーが素晴らしく、またパスの出し手との呼吸もぴったり合っていました。前半28分、センターサークル付近から将也が森谷の飛び出しのタイミングに合わせてDFライン裏にボールを入れると、森谷がこれを捕まえてGKと1対1に。そのままペナルティエリア内でシュートしますが、GKに弾かれ得点になりません。そして前半30分、またまたDFライン裏にパスがだされると、森谷が敵陣ペナルティエリア右でこのボールをキープ。相手DFも戻ってくる中、遠いサイドに宮川を見つけると、森谷が宮川のヘッドの位置にクロス!宮川「いただき!」とばかりヘッドで叩き込む!ゴーール!1-0。SC相模原が先制しました。下の画像は、先取点の立役者2人のハイタッチです。

今年公式戦、初出場&初先発だった北原選手。先週、マリノスとの練習試合でもフル出場し無難なプレーでチームを支えていましたが、練習試合と公式戦ではやはり相手のプレーの激しさが違います。しかし北原は曾我部欠場を感じさせないプレーでこの日のSC相模原の中盤を佐野とのコンビネーションでしっかり組み立てていました。また天野の右SBからの積極的な攻撃参加も◎。相手右サイドのスペースにタイミングを見計らって飛び出し、将也とのコンビネーションでしっかりサイドから攻撃を組み立てていました。1点先取した後も、SC相模原のペース。33分、34分と連続で形を作りそのまま相模原が試合を優位に進めます。観客席から選手が目の前でしたので、選手同士の体のぶつかりあう音や、荒い息遣いを聞きながらそのまま前半を終了します。

後半は、両チームともに交代はありません。完全に雨があがり、強い日差しがピッチを照り付けるコンディションの中キックオフ。いきなり相模原は、左サイド菅野がスペースにパス出し、森谷が左サイドスペースでこれをキープすると中央にクロス、中央に宮川らがこのクロスに合わせますがヒットせず。3分、将也のショートコーナーから佐野が中に入れると、宮川ヘッド!しかし相手ゴールキーパーパンチングでこれを防ぎます。すると後半6分、クラブ・ドラゴンズはFWに身長188センチの12番佐藤を投入。高さを駆使して挽回に出ます。そして後半15分でした。クラブ・ドラゴンズ右コーナーキックのチャンス。これを二アに待つ選手ヘッド!ボールはクロスバーにあたりそのままゴール前ルーズボールに。これをクラブドラゴンズ4番園馬が押し込みゴール。1-1。6月3日のエリースFC東京戦の1点目、先週のFマリノス戦での1点目と同じようなルーズ・ボールを押し込まれる失点シーンが、龍ヶ崎でも再現したかの様でした。

ここからSC相模原が猛然と攻撃開始。16分、左サイド菅野と小澤がワンツーで縦に抜け中央にクロス、これを森谷が合わせますが惜しくもゴール枠右外に逸れます。20分宮川に代わり松本投入。松本いきなり21分。左サイド菅野がドリブルで上がり中央にクロス、松本シュート!しかしボールはゴール枠上。この後もいい攻撃が連続しますが、シュートが決まらない。サポーターからも「松本!決めろ!」と檄が飛びます。相模原35分に、菅野に代わり右SBに祐輔が入り、天野が右MFにポジション・チェンジ。39分には森谷に代わり地頭薗が入ります。地頭薗も徹底して相手左サイドを縦に抜けて、左サイドから中にクロスを蹴り続けますが、シュートを決める事ができません。試合はロスタイムに入ったその直後でした。またまた地頭薗が相手左サイドをえぐり中へラストパス。松本これをフリーでシュート!のところを、クラブ・ドラゴンズDFが後ろからスライディングで松本を蹴り倒し「PK!」。キッカーは松本。「松本、決めろよ!」とSC相模原選手&サポーター全員の祈りを背に受けて、松本シュート!ゴーール!決まった!勝った!。2-1だ。このままこの試合は終了。SC相模原貴重な勝ち点3を手にしました。

地頭薗も後半約10分の出場でしたが、周囲との連携もよく最後の松本PK獲得のシーンも地頭薗の演出が効いていました。木村監督が古賀ではなく、最後の1枚のカードを「地頭薗」で切った理由が、なんとなく理解できたような気がしました。また一歩SC相模原は成長を遂げました。しかし、JFL入りを決めるためにはまだまだ前進が必要です。今週は練習試合が3試合組まれていますが、そこでも1日1日小さな進歩を獲得し、7月1日の全社・関東予選には万全の体制で臨んで欲しいと思います。相模原ファンの皆さん、大事な試合ですので是非応援よろしくお願いします。
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SC相模原、関東リーグ頭一つ抜ける!

2012-06-17 21:49:58 | SC相模原・激闘の足跡
本日SC相模原は、茨城県龍ヶ崎市・流通経済大学サッカー場でクラブ・ドラゴンズと戦い、2-1で勝利しました。前半30分、SC相模原は宮川のヘッドで先取点をあげましたが、後半15分セットプレーから1点を失い1-1の同点とされてしまいます。その後、決勝点を奪いに押しに押し続けたSC相模原は、試合終了直前のロスタイム、松本がペナルティエリア内でシュートを打とうとしたところ、クラブ・ドラゴンズのディフェンスが、後ろからスライディングで松本を押し倒し「PK!」。これを松本自身がゴール右隅に決め2-1。このまま試合終了しSC相模原が勝利しました。さぁ、今日の試合を終わっての順位表です。

2位エリースFC東京は、本日さいたまSCと戦い2-2と引き分けました。これによりSC相模原とエリースFC東京との勝ち点差が1から3に広がり相模原は関東リーグ1部優勝争いで頭一つ抜け出しました。一方この引き分けは、まだまだ自力優勝の可能性のこるエリースFC東京よりも、むしろさいたまSCの方が痛かったと思います。さいたまSCは、先週のSC相模原、そして今週のエリースFC東京との上位2連戦で連勝すれば、優勝争いに十分加われるはず!でしたが、この2連戦「負け+引き分け」に終わってしまいました。さいたまSCは、昨日FCコリアに勝利したヴェルフェたかはら那須とともに3位集団を形成、相模原・エリースの下降を待つ形となりました。

関東2部は、今節の結果で上位の勝ち点差が縮まってきました。昨日、東京23FCが6位・三菱養和SCにまさかの敗戦。また首位・日立ビルシステムも浦安SCに敗れ、逆に3位横浜猛蹴が勝利したため、ACアルマレッザを含めて勝ち点差3差の中に4チームがひしめく混戦になっています。東京23FCの優位は変わりませんが、今後の上位直接対決の結果でどのチームにもチャンスがあります。

関東リーグは、今週で一旦中断し、次節は7月15日(日)の開始となります。
そしていよいよ「第48回全国社会人サッカー選手権大会(全社)」の関東予選が来週から始まります。SC相模原は2回戦からの登場となり、7月1日(日)14:00から横浜・保土ヶ谷公園サッカー場で海上自衛隊・厚木マーカスと戦います。この全社関東予選は、JFL入りを狙うSC相模原にとって絶対負けられない試合です。サポーターの皆さん、相模原市民の皆さん、7月1日(日)は保土ヶ谷公園サッカー場で是非応援よろしくおねがいします!(保土ヶ谷バイパス-横浜新道・藤塚インター下車すぐです。)
*試合詳細レポートは明日アップします。(今日は試合が朝早かったので・・)
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折り返し点に立つ全国地域リーグの優勝争い

2012-06-12 23:14:06 | ライバル達の咆哮
関東サッカーリーグも、後半戦が開始されたのと同じく、全国の地域リーグでも前半戦をほぼ終了し、後期に向かおうとしています。ここでSC相模原とJFL入りを争う全国の地域リーグ強豪チームの戦いぶりを見てみたいと思います。まず先週までの関東サッカーリーグの順位表を見てみましょう。

なんと1部はSC相模原が首位に返り咲きました。しかし勝ち点差僅かに「1」。エリースFC東京との直接対決に敗れれば優勝が消えるだけに、「残り試合全部勝つ!」状況は全く変わりありません。それよりも不気味なのが、先週エリースFC東京を破ったクラブ・ドラゴンズです。次週6月17日(日)にSC相模原はクラブ・ドラゴンズとの対戦が待っています。クラブ・ドラゴンズは2部降格圏内だけに何としても勝利か引き分けをもぎ取りに来ます。クラブ・ドラゴンズの選手は、FW・DFに高さがある選手が多く攻守にその高さを活かしたサッカーを仕掛けてきます。相手の長所を消しSC相模原が自分達のサッカーをどのように展開していくか、興味の尽きない試合となりそうです。

関東リーグ2部は、1試合少ない東京23FCが事実上の首位を見て良さそうです。出だし快調だった横浜猛蹴は、ここにきてやや足踏み状態。逆に出だしつまずいた浦安SCがじりじりと順位を上げ現在5位。好調日立ビルシステムと合わせたこの4チームの混戦がもう少し続くものと思われます。

関西です。奈良クラブは首位アミティエSCとの勝ち点差が7→9へと広がり関西リーグ連覇は黄色信号が灯ったままです。選手個々の力、層の厚さは関西でもトップクラスだけに、早くきっかけをつかみ、上位への浮上を期待したいところです。

九州は、鹿児島の2強が先週直接対決した結果、ヴォルカ鹿児島がFC鹿児島を破り逆転で首位に立ちました。FC鹿児島も昨年以上にチーム力が安定していましたので若い田上監督率いるFC鹿児島が有利か、と見ていましたが、終わってみればヴォルカ鹿児島の快勝。SC相模原が今年鹿児島勢との初対決はあるのでしょうか。楽しみです。

中国リーグは、クラブにより最大2試合も試合進行が異なり読みづらい順位表ですが、現在のところデッオーラ島根が優位にリーグを引っ張っています。現在首位に立つレノファ山口は、昨年不覚を取った全社中国予選を確実に勝ちぬき、心おきなく後期の島根との直接対決に臨みたいところです。四国(勝敗表なし)は、愛媛FCしまなみ改め今治FCがリード、しかし黒潮・南国高知などがまだ「今治射程圏内」です。

戦国・東海リーグは、今年国体開催県で強化が進むFC岐阜SECONDが首位に立ちリード、追って刈谷・マルヤス・矢崎・鈴鹿の順となっています。ここはまだ5試合しか消化しておらず今後の対戦で、まだ順位が入れ替わる可能性が大きい「戦国リーグ」です。

北信越は、「1強」Japanサッカーカレッジに今年はサウルコス福井が食らいつき、現在勝敗全く同数の両チーム1位で並んでいます。今年は長野県勢がやや勢いを欠いているようです。Japanサッカーカレッジとサウルコス福井との直接対決は7月8日(日)@テクノポート福井です。この試合で今年の北信越王者が決することでしょう。

東北は、福島 vs 盛岡の2強直接対決を制した盛岡が一歩リードしました。昨年SC相模原でプレーしていた富井・萩原のいるグルージャ盛岡。2人ともレギュラーとしてコンスタントに出場している様子。相模原との対戦が楽しみです。

北海道は、近年「ノルブリッツ北海道 VS 札大GP」の2強対決でしたが、今年はノルブリッツ北海道の独走になりつつあります。昨年、SC相模原が全社・1回戦で対戦した六花亭マルセイズが2位につけています。

以上、ざっと全国の地域リーグの熱き戦いの様子を眺めてみましたがいかがでしょうか。新しい実力チームとして関西のアミティエSCと北信越・サウルコス福井の2チームが大きく成長しているのに対し、福島・山口・奈良といった強豪チームが、やや遅れをとっている感があります。SC相模原も、後期全勝を目指して次はクラブ・ドラゴンズ戦。成長著しい大学生チームですので、侮ることなく絶対勝利でいきましょう!遠方ですが、皆さん応援よろしくお願いします。
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SC相模原 VS 横浜Fマリノス 試合レポート

2012-06-10 23:27:14 | SC相模原・激闘の足跡
本日、横浜市みなとみらいにある、マリノスタウン(横浜F・マリノスMM21トレーニングセンター)で行われたSC相模原 VS 横浜F・マリノスの練習試合は、3-0で横浜F・マリノスが勝利しました。両チームともに昨日大雨の中、公式戦を戦っていたため、どちらも控え選手同士の試合となりましたが、後半横浜F・マリノスが地力を発揮、SC相模原は敗れました。今日は、両チームの先発出場選手を記載します。(フォーメーションもこの名前の並びと同じです)
SC相模原
FW:松本 宮川
MF:吉岡 北原 曽我部 菅野
DF:小澤 工藤  橋本 広野
GK:渡辺
横浜F・マリノス(数字は練習生の背番号)
FW:小野 松本翔
MF:森谷 中町  谷口 狩野
DF:42   41  熊谷 金井
GK:六反
一番上の画像は、マリノスユース出身の3選手。(谷口博之・鈴木健太・奥山雅之)
下の画僧はゴール前FKを待つ橋本&鈴木淳。

普段、関東リーグ中心にサッカーを見ているので、この日の試合の出だしは「マリノス、さすがJリーグの強豪チームだなぁ」と感心することしきりでした。パススピードの速さ&正確さ、そのスピードに連動する選手の動きの速さ、シンキング(考える)スピードの速さ、連動性、オフ・ザ・ボールの動きの質など、どの点を取ってもSC相模原にとっては非常に参考になるサッカーでした。こうした強いチームと練習試合をすると、相模原の選手が自然と「このレベルについていこう」とするために、本当にいい成長の機会になります。序盤戦は、横浜のサッカーに必死に食らいつくSC相模原という流れで進んでいきました。

前半20分頃になると、SC相模原の選手たちもマリノスのパスのリズムに慣れ始め、個々の選手の特徴が出始めます。特に、マリノスユースの練習生2人がDFラインに入っている右サイド(マリノスの左サイド)は、相模原の選手が1対1で勝つ場面が増え、曾我部・菅野・広野(こうや)らが右サイドからチャンスを作ります。23分、右サイドを広野が上がり曽我部にパスを出すと、ボールは橋本を経由してペナルティ・エリア左に待つ吉岡にパスが通ります。吉岡シュート!ゴールキーパー六反これをパンチんグ。こぼれ球を宮川コースを狙ってシュート!しかしゴールマウス上にそれ得点になりません。
28分、右サイドDF裏に曽我部がスルーパス。これを走って来た松本がキープし、シュートに持ち込もうとするところ、たまらず横浜左サイドバックの練習生42番が松本を押し倒しイエローカード。
38分中央をドリブルで進んだ菅野が、右サイドを上がって来た広野にパス。広野は練習生を置き去りにし、右サイドゴールライン沿いに切り込むと宮川を見つけラストパス。宮川シュート!しかしゴール右上に外し得点になりません。この前後、松本のスピードでDFライン裏を抜けるプレーも連続し、前半終わってみれば双方ほぼ五分五分のサッカーで終了。スタンドで横浜Fマリノスサポーターの皆さんから「SC相模原ってJFLだっけ。」「いや地域リーグだったと思うけど・・。」というような声が聞こえるほどSC相模原の善戦が目立ちました。

後半のメンバーは以下の通り。先週入団発表のあった鈴木淳選手(上の画像)が登場。プレーぶりに注目が集まりました。
FW:松本  鈴木淳
MF:地頭薗 北原 曽我部 菅野
DF:小澤 奥山  橋本 広野
GK:渡辺
前半終了間際位から、なかなか得点が入らない上に審判の不可解な判定もあり、マリノスFW小野が少しナーバスになり大きな声で判定を愚痴るシーンが連続し始めます。しかし後半13分でした。横浜Fマリノス・谷口が相模原ペナルティ・エリア内に攻め込むと、奥山との1対1になります。激しい当たりあいの中、ボールはルーズボール気味に浮き上がりGK渡辺も前に出てこのボールを処理しようとしますが、谷口はこのボールを競り勝ち頭で中にボールを入れると、小野がゴール前でフリーで受けこれを蹴り込みゴール。0-1。この得点で試合は、一気に横浜Fマリノスのペースに変わりました。後半15分、得点を上げ気分上々の小野が、橋本との1対1を振り切ってシュート。しかし渡辺セーブ。この流れを変えようとSC相模原は古賀・健太・祐輔を投入します。フォーメーションは以下の通りです。
FW:松本  鈴木淳
MF:古賀 健太  北原 地頭薗
DF:広野 奥山  橋本 祐輔
GK:渡辺

「健太が戻って来た!」ピッチの上に立つ健太を見て、本当によかった!と、安堵しました。それも健太が育ったマリノスとの試合で復帰を果たすとは・・これも縁なのかも知れません。でも再発を防ぐため急がず一歩づつプレーを元に戻していけばいいと思います。さて試合の方は、後半23分、SC相模原は自陣ペナルティ・エリア内に侵入してきたマリノス選手とボールを競ると、マリノス選手が倒れPKを取られます。「えええええ~っ!」と大合唱だったのは、マリノスサポーターの皆さん。誰が見ても「この判定どうよ?」と首かしげましたが、判定は変わらずPK。このPKを谷口が押し込んで0-2。後半30分を過ぎると、試合は完全に横浜Fマリノスの支配下に。44分にも3点目を決められこのまま0-3で横浜Fマリノスの勝利で終わりました。

今日健太が、万全ではないにせよピッチ上に戻ってきましたので、SC相模原は現在負傷リハビリ中の選手が「0」になりました。昨年春~夏、榎本・山本・山形・天野・萩原・・・らの選手が負傷離脱し野戦病院と化していた時の事を思うと、今のこの状態はほんとうに素晴らしいです。選手の皆さん自身の体へのケアはもちろん、サポートするトレーナー・コーチの皆さんの尽力の賜物と思います。来週のクラブドラゴンズ戦の勝利に向けて、万全の準備で臨みましょう。サポーターの皆さん、SC相模原後援会のバスは、非常に楽ですので、お時間ありましたら是非メールでバス乗車の申し込みをしていただき、一緒に応援しましょう!頑張れ!SC相模原。
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曽我部ゴール!1-0勝利~さいたまSC戦

2012-06-09 19:58:30 | SC相模原・激闘の足跡
今日は、雨の中での応援お疲れさまでした。関東サッカーリーグ1部・後期第1節「SC相模原 VS さいたまSC」の対戦は1-0でSC相模原が勝利しました。後期ということで、相手チームもSC相模原をよく研究しての対戦となりましたが、前半の虎の子の1点をSC相模原が守り切り3試合ぶりの勝利を飾りました。先発出場選手は下記の通りです。
FW:森谷・菅野 MF:将也・天野・佐野・曽我部 DF:工藤・奥山・祐輔・小澤 GK:佐藤

開幕戦4-1の大差で敗れたさいたまSCは、ボランチに守備的な選手を2人起用し、前半は守備的な布陣でスタートします。SC相模原もヴェルフェ・エリースと、守備的に来る相手に対してどのように突破口を見出していくか、については今日も取り立てて対策を講じるまでもなく、自分達のサッカーを貫けば先制点が取れるはず、とばかり攻撃を仕掛けます。そして前半9分でした。カウンターから左サイドを菅野が上り敵陣左サイド奥のスペースでボールをキープすると、中にクロス。これを中央でFWがシュートを打ちますが相手DF・GKに弾かれ、ボールはペナルティーエリア外正面の位置まで跳ね返ります。このボールを詰めてきた曽我部がシュート!ゴール右端に狙ったシュートはさいたまSCゴールキーパー手を伸ばせども取れない・・ゴール!1-0。SC相模原が待望の先制点をゲットします。

1-0になるとさいたまSCは、すぐにメンバーチェンジ。守備的なMFを1人下げて、攻撃的なMF清水を投入。追撃体制に入ります。さいたまSCは、FW宮島がDFラインの裏を狙い、スピード&テクニックで相模原ゴールを目指しますが、工藤・奥山がこれにうまく対応。チャンスを作らせません。一方相模原も、サイドに起点までは作れるのですが、そこから中へのパスが精度を欠き形を作れません。双方雨の中激しいボールの奪い合いが続きこのまま前半を終了します。

後半、SC相模原は前半の攻撃の状況から判断したか、FWに松本を投入し菅野を下げます。3分、佐野が中盤からフリーキックをペナルティエリア内に蹴り込むとこれを工藤が中に折り返し中央にまつFWがシュート!しかし入らない。逆に7分、さいたまSC右サイドのスローインから清水が中央にボールを流すと、そこにさいたまSCエースストライカ―杉下が飛び込みシュート、しかしボールはゴール右をそれ得点には至りません。こう着状態が続く中、さいたまSCは2枚目のカードを切り攻撃的MFを入替えます。SC相模原のチャンスはそのすぐ後でした。松本がカウンターでDFラインの裏に飛び出すと、ここでシュート!は・・相手DFが体を寄せて来て打てません。打てれば得点の確率が高かったのですが・・。

この後18分にも小澤が攻撃参加。中央から前線の松本にパスをすると松本がタメをつくりそのまま前に上がってきた小澤にパス。小澤シュート!しかしDFにあたって跳ね返る。このこぼれ球を森谷がシュート!しかし決まらない。22分、SC相模原も2枚目のカードを切ります。祐輔を下げて、古賀を投入します。古賀が左のサイドハーフ、将也が右に転じ、天野が祐輔の後の右サイドバックに入ります。マルチロール(さまざまなポジションをこなす)の選手が多いと様々な選手交代のパターンがあるのだと感心します。さいたまSCも前線の清水・杉下・宮島らが目まぐるしくポジション・チェンジを繰り返し、SC相模原のマークを混乱させようとしますが、相模原DF陣は、落ち着いて対処し失点に至りません。

この後25分・38分、森谷がシュートを打てれば、ゴールか?というシーンがありましたが、いずれもヒットせず。試合終了間際、またまた清水と杉下のコンビで杉下がシュート!一瞬「あ」という言葉が出てしまうほど、危険なシュートでしたがボールはゴール右横をそれそのまま試合終了。1-0でSC相模原が逃げ切りました。
SC相模原は、今日のさいたまSCに限らず今後も「相手が引き分け上等の守備的なサッカー」を展開してくる試合が多くなると思います。今日試合を見ていて、前線の起点から速くかつ正確に連動しゴールへと向かうプレーの精度がもっと上がっていけば、さらに得点が増えるような予感がしました。今年のチームは若い選手が多いだけに常に成長過程ですので、来週は龍ヶ崎でさらにすばらしいチームプレーを見せて欲しい!ですね。後期このまま連勝し地域リーグ決勝へ進出しまましょう。ガンバレSC相模原。
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4人目の鈴木君は相模原市城山に潜伏か

2012-06-08 23:31:39 | SC相模原日記
今週は、菊地容疑者逮捕にからみ、「相模原市」という言葉がマスメディアを賑わしていた一週間でした。その相模原市城山高校卒の選手が、今週SC相模原に入団しました。名前は鈴木淳選手。「あれ?大宮アルディージャの監督だったあの人?」いえいえ同姓同名の鈴木淳選手です。これで鈴木選手はSC相模原に4人目ですね。健太・祐輔・将也、そして淳。最近の試合で、同点の場面から勝ち越しに行く時の攻撃のオプションが不足している感がありましたが、そこを埋める選手として期待されます。

これが現在の関東リーグ1部の順位表です。注目は明日対戦するさいたまSCです。勝ち点16の3位ですが、SC相模原より試合消化が1試合少ないため、さいたまSCの勝ち点は「19」と置いて見るべきでしょう。そうするとさいたまSCは十分首位が射程圏内にあることが分かると思います。ですので明日の試合、開幕戦の感覚で相模原が試合に臨めば必ず痛い目に会います。

今度は、先週末での関西リーグの順位を見てみましょう。本命と思われた奈良クラブが首位アミティエSCと勝ち点7差の5位と勢いがありません。関西リーグもまだ6試合しか消化していませんので、今後の順位争いは全く分かりませんが、奈良クラブの「関西リーグ連覇し地域リーグ決勝へ」という目標は黄色信号が灯っています。強いチームも歯車がかみ合わなければ夢遠のくのはあっという間です。SC相模原は、1試合1試合決勝戦と考え後期全ての試合に勝利し、私達の応援も加え必ずや関東リーグ経由地域リーグ決勝進出をきめましょう。

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もう引き分けはいらない、勝利あるのみ!

2012-06-04 00:05:36 | SC相模原・激闘の足跡
本日は、多くのお客様に麻溝公園競技場にご来場いただきありがとうございました。後半終了寸前のロスタイムで、アンラッキーなシュートが決まってしまい、結果惜しい試合となってしまいましたが、森谷・松本の2つのゴールには大いに盛り上がりいい試合だったと思います。今日のSC相模原の先発は以下の通りです。
FW:森谷・菅野 MF:将也・天野・佐野・曾我部 DF:工藤・奥山・小澤・祐輔 GK:佐藤

今日のエリースFC東京は、2列目にDFの木村とMFの柿沼を入れ中盤をしっかり守る体制で臨んできました。やはり先週のSC相模原の引き分けの影響が大きくエリースFC東京としては「引き分けでも首位」の考えがはっきり出た前半の戦いぶりでした。FWの2トップは身長の高い吉田と山下の組み合わせ。「中盤で奪ったボールは、前線の2人に早くパスを入れて、そこでタメを作り攻め上がる。」エリースFC東京のゲームプランは、明確でかつ全員が意思統一されていたように思います。

ですので、前半の試合は4/29SC相模原が敗戦したヴェルフェたかはら那須との試合を再度見ているようでした。エリースのDFラインとMFがコンパクトな守備陣形で、パスコースを限定すると、SC相模原はなかなか中盤で、いい攻撃の組み立てができません。また出したクサビの縦パスを前線の選手がキープできず、ボールをリズムよく縦につなぐことができません。SC相模原は、これを打開しようとDFラインの裏を狙って森谷・菅野がタイミングよく飛び出しゴールを目指しますが、ボールの出し手との意思が合わず、時間はあっという間に前半40分を過ぎていきます。ここでSC相模原、ようやく前半最大のチャンスを迎えます。前半41分、右サイドを祐輔が崩し中央にクロス、ファーサイドで森谷がシュート!ゴールキーパーこれを弾く、森谷がこのボールを再びシュート!しかしGK外に弾き出します。このコーナーキックのこぼれ球を曾我部がシュート!前線で残っていた将也がコースを変えますがこれもGK外に弾き出します。このコーナーキックを今度は工藤がヘッド!これも決まりません。前半最大のチャンスを逸したSC相模原。このまま前半を終了します。

後半出だし、まず天野が前半より高い位置を取り積極的にサイド攻撃を仕掛けていきます。こうして迎えた後半14分でした。右サイドで曾我部にボールが入ると曾我部は前に持ち出し中央に入ってきた森谷にパス、森谷中央からシュート!GK正面のボールでしたが取り損ねて後ろに逸らしてしまいボールは、ゆっくりとゴールマウスの中にコロコロコロ、ゴール!1-0。SC相模原が先制します。1点のビハインドになってしまったエリースFC東京は20分、中盤の木村に代えてFW原を投入。普段の4-2-4のシステムに戻し同点を狙ってきます。

ここでいきなり夕立の大雨。会場のお客様も屋根のあるスタジアム上部に移動し観戦。こうしたコンディションが大きく変化した後半23分、エリースFC東京はコーナーキックのチャンス。中央に落ちたボールは、遠いサイド流れ、これをエリースFW吉田が中央に折り返し。このボールを代わったばかりのFW原が押し込み同点となります。SC相模原は同点となると後半29分菅野・曽我部を下げ、松本・古賀を投入。するとこの木村監督の采配が的中します。後半31分、左サイド古賀にクサビの縦パスが入ると古賀は、ワンタッチでこれを左サイドDF裏にスルーパス。このボールを中央に待つ松本にクロス、松本待ってました!とばかりにシュート!ゴオオル!2-1。久々に見た綺麗に崩してのゴールにスタンドは大いに沸き上がります。

なんとか同点に追いつこうと、エリースFC東京は、豊富なFWの選手をどんどん投入し1点をもぎ取りにかかりますが、SC相模原はこれを上手くかわし逃げ切りに入ります。ロスタイム表示が「3分」と出たそのすぐ後でした。エリースFC東京のコーナーキック。SC相模原がこのボールを弾き出すと、このこぼれ球を、中央ゴール正面で拾ったエリース・ボランチの谷川がシュート。ボールは佐藤の正面、と思われましたが、DFに当たりコースが変わるとボールはゴール右隅に入ってしまい2-2の同点。サポーター全員溜息。「なんてツキがないんだ。」このまま試合は終了し2-2で引き分けました。

試合内容は今日も「惜しい試合」でしたが、結果は「引き分け」です。今日で関東リーグ1部は前期を終了、数字だけ見るとSC相模原は「全国でも最もレベルの高い関東1部で上位の実力を備えたチーム」であることは間違いありませんが、関東リーグ1部のトップチーム相手には「勝ちきれないレベル」という結果でもありました。今日の試合終了後、多くのサポーターの皆さんの感想から聴けた言葉は、「惜しい・・ツキがない」「無失点を目指して欲しい」「審判の判定おかしい」「決定力不足」「FWの駒不足」、というあたりが最大公約数だったでしょうか。来週も麻溝公園競技場で3位のさいたまSCとの試合が待っています。今日、来場数が1000人を超しサポーターの応援の輪は試合毎に広がり続けています。そうしたお客様に「今日は勝ったね!」「また来ようね!」という感動を是非届けられるよう、選手の皆さん今度こそ勝利をよろしくお願いします!

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勝ちきれないもどかしさ,エリースと2-2

2012-06-03 17:28:42 | SC相模原・激闘の足跡
本日行われた関東サッカーリーグ1部、SC相模原 VS エリースFC東京の試合は2-2で引き分けました。
試合は、前半「守るエリース、攻め手が見つからない相模原」の硬直化した試合が続きそのまま後半へ。後半14分、森谷が中央からゴールを決めSC相模原が先制します。後半20分頃から、麻溝公園競技場は雨が強く降り出しますが、この雨の中後半23分、エリースFC東京は、コーナーキックから吉田が折り返し、最後はFWの原が押し込み同点とします。
SC相模原は、後半29分、松本・古賀という攻撃の駒を2枚入れると、すぐこの2人が活躍します。
後半31分、左サイドで古賀が起点となり、中央にクロスが上がると、最後は松本がシュートを決め2-1。試合はこのままロスタイムに進み、SC相模原の勝利かと思われた後半46分、コーナーキックからのこぼれ球をエリース・谷川がミドルシュート。不運にもこれが相模原DFにあたり角度が変わると、GK佐藤は反応できず失点。試合はこのまま2-2で終了しました。
先週に続き勝ちきれない試合が続いています。不運もありましたが、今のSC相模原が、流通経済大学FCやエリースFC東京とは、五分五分のチーム力であることを物語っているようです。このままで後半戦大丈夫なのでしょうか。この辺をこのあと試合詳細レポートの中で考えてみたいと思います。

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