S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

ファンタジスタ佐野登場!5-1で勝利!

2011-07-30 22:11:38 | SC相模原・激闘の足跡
本日、麻溝公園競技場で関東リーグ2部、クラブ・ドラゴンズ戦が行われ5-1の大差でSC相模原が勝利しました。また首位を走るエリースFC東京はACアルマレッザと3-3の引き分けに終わりました。この結果、関東リーグ2部の優勝争いは・・・

エリースFC東京とSC相模原の勝ち点差は「1」。得失点差はSC相模原が「11」上回っていますので、SC相模原は今日の勝利で首位エリースFC東京の背中がはっきり見えてきました!また、今日の試合からJ2ギラヴァンツ北九州から移籍してきた新戦力・佐野が先発出場。いきなりの大活躍でSC相模原を勝利に導いてくれました。先発出場選手は下記の通りです。
FW:佐野・森谷 MF:古賀・水野・坂井・富井 DF:八田・工藤・大将・中川 GK:佐藤

SC相模原は、天皇杯・神奈川県予選で敗れてからの最初の試合。また新戦力・佐野加入の最初の試合ということでどのような試合になるかサポーター皆注目しました。今日佐野はFWでスタメン登場。開始早々の6分、いきなり佐野が魅せてくれました。自身が入れたコーナーキックをファーサイドで中川が中央に折り返すと、ゴール前密集の中からボールは再び佐野につながり、佐野がゴール左上にシュート!ゴオオル!いきなり決まった裕哉ゴール。1-0。スタンド皆「スゲェー」と大盛り上がり。ピッチ上の選手たちも下画像の通り嬉しそう。

今までは前半しっかり守備からゲームに入るクラブ・ドラゴンズですが、試合の開始早々で失点し前半から積極的に仕掛けてきます。14分~17分の間は、クラブ・ドラゴンズがポゼッションを維持。SC相模原の守備網を崩しにかかります。この攻撃策が実ったのは前半19分。SC相模原の左サイドでボールをもらった20番(吉村)が、SC相模原左SB中川との1対1に勝ち中央にクロスを上げます。するとクラブ・ドラゴンズの中で一番危険な11番(小川)が、何故かファーサイドでフリーとなり、このボールをヘッド!ゴオオル!1-1。クラブ・ドラゴンズにわずか13分で追いつかれたSC相模原。いやな空気が漂います。

この空気を一掃しようとSC相模原は、勝ち越し点を取りに行きます。前半22分、今度は大将が、右サイドでのSBとの1対1に勝利。そのまま前に出して中央でフリーになっている古賀にラストパス。古賀狙ってシュート!ああ~ゴール枠の上・・。前半25分右サイドで今度は古賀が中央にパス。中央に走りこんで来た水野がフリーでシュート!GKの左横を抜けて入ったか?と思われましたがゴールポスト外。あ~惜しい。

クラブ・ドラゴンズの素早いプレスに対して、1タッチ2タッチでボールを回すSC相模原。特に佐野が中盤まで落ちてくると、佐野の華麗なパス回しにスタンドのサポーター「おぉ~っ!」。さすがファンタジスタ、魅せてくれます。しかし、クラブ・ドラゴンズも、早くシンプルにボールを前線に出して攻撃を仕掛けます。32分、クラブ・ドラゴンズDFから縦パス1本でFW11番(小山)にボールが入ると、11番はそのままゴールに向かいシュート!やばい!しかし佐藤がパンチングで外に出しピンチを凌ぎます。互角の攻防の中、46分にはまたまた大将が、右サイドで相手DFとの1対1に勝ち、またまた中央にフリーとなっている古賀へラストパス。古賀シュート!しかしこれも決まらない。このまま前半を1-1で終了します。

上の画像が後半の佐野の位置(矢印)。森谷がトップに入り、そのやや下の位置でチャンスメイク&シュートと攻撃陣をリードしていきます。6分、この位置で縦パスを受けた佐野が、右前に流すと富井がこれをシュート!ボールは枠の中に向かいますが、相手GKパンチングで逃れます。そして12分、右CKキックを古賀がファーに蹴ると飛び込んできた工藤ヘッド!ボールはネットに突き刺さる!ゴオオオオル!2-1。ついにCBがセットプレーを決めてくれました。しかも大事な勝ち越し点。このゴールでいやな空気が一掃され、試合はSC相模原ペースに流れていきます。下の画像はゴールを喜ぶ工藤。

しかしまだ1点差。粘り強いクラブ・ドラゴンズの反撃に注意しなければなりません。しかし次の得点を上げたのもSC相模原でした。後半18分、左サイドから古賀がクロス、ファーサイドの佐野が中央に巧みな折り返し。中央水野、体を反転させてこれを押し込む!ゴオオオオル!3-1。この得点で逃げ込めると確信した望月代表は、健太(←水野)吉岡(←富井)松本(←佐野)と短時間に3人一気に選手を入れ替えます。すると26分、松本が縦へのスプリントでドラゴンズDFラインを抜けるとGKと1対1に。松本GKを抜きシュート!しようとしたところ抜かれたGKが松本の足を掴んで倒す!PK!PK!。これを坂井が決めて4-1。さすがのクラブ・ドラゴンズも「今日は駄目かな」という空気が流れます。ドラゴンズベンチはここで選手2人を代えて「追いつくぞ!」のメッセージ。ドラゴンズも必死に食い下がってきます。

しかし、逆にSC相模原がまた突き放します。後半39分。右サイドを駆け上がる大将が大きな声で「出せ!」と呼びかけると、いいパスが大将の足元に収まりそのままドリブルでゴールへ。ゴールラインぎりぎりの深いところから、ファーサイドへクロス!松本がそこに飛び出して来てヘッド!ジャストミート!ゴオオル!5-1。さすがにラスト5分で4点差ではクラブ・ドラゴンズもモチベーションが上がりません。このまま試合終了。5-1でSC相模原が勝利しました。ヨシ!勝った。喜ぶFW松本と森谷。(下画像)

今日は、佐野のプレーが見れて満足の試合でした。1ゴール1アシストと佐野らしさを発揮。私個人的には最前線FW起用でのスタメンよりも、やはり後半のようにトップ下で周囲を使うポジションの方が圧倒的に存在感があると感じました。また攻撃の組み立てが上手い。最近聞かなくなった「ファンタジスタ」という形容詞が一番合っているのではないでしょうか。
しかし、全社で全国の強豪クラブとの対戦を考えると、1-1の状況下での古賀がフリーで打ったシュート2本は、どちらか確実に決めて欲しかったです。またCB八田が、ビルドアップからのパスを2度カットされ危険な反撃を食らう場面がありました。どちらも自身で処理しこのあたりはさすが八田と思いましたが、こうした守備面でのプレー品質も上げていって欲しいですね。でも敗戦のあとの快勝。ここまできたらなんとか首位エリースFC東京を捕まえて欲しいです。あと1歩だ、頑張れSC相模原!
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SC相模原専門スポーツ紙・今日50号目!

2011-07-29 22:27:09 | マーケティング
明日7月30日の試合で、SC相模原・2009年シーズンのユニフォームが限定販売されるそうです。10年後オークションでこのユニフォームが高く売れるといいですね。是非、お買い求めください。
SC相模原は、この試合が終わると「残念ながら」夏休みです。5週間開いて次節は9月の11日保土ヶ谷での厚木マーカス戦となります。ここらが今年の後半戦。JFL昇格への戦いも佳境に入ってきます。特に今年は全社・4連勝が必達になりましたので、この8月の夏休み期間中、チームの一層のパワーアップが必要です。レギュラーはもちろんですが、控え選手がより一層レベルアップしないと勝ち抜けません。
あと楽しみなのが、怪我で出遅れていた選手がそろそろ戻ってきます。特に今年まだ一度も練習試合にもでていない、「山本選手」「榎本選手」「山形選手」の雄姿がそろそろ見たいところ。それにも増して新加入・佐野選手のプレーぶりも見てみたいですね。こうした選手たちが出てきてくれると間違いなくSC相模原は、さらに強くなっていくと思います。

明日7月30日の麻溝公園競技場は、11:00からのSC相模原 VS クラブ・ドラゴンズの試合に次いで14:30から神奈川県リーグ1部「ブレッサ相模原 VS さがみ大沢FC」の試合が開催されます。現在、県リーグ1部は下記の通り、六浦FCが順当に勝ち星を伸ばしており、念願の関東リーグ昇格にむけて歩みをすすめています。

そして相模原勢は赤字のポジション。3チームとも中位に位置しています。しかし、勝ち点6とか8では少し負けが込むと2部降格ラインに落ちてしまいますので、明日は両チーム何としても勝ちたいところでしょう。お時間ありましたら是非こちらの試合も応援よろしくお願いします。

SC相模原サポーターズ・フリーペーパー「ゲットゴール!相模原」は、おかげさまで今週号で50号目となりました。記念すべき第50号ですので、明るく勢いのある記事に!とは思いましたが、残念ながら天皇杯・県予選敗退の記事。でもなかなか負けないSC相模原の場合、敗戦の記事は逆に非常に貴重な記事かもしれません。是非、ご一読よろしくお願いします。

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ゲットゴール!相模原 第50号

*マイクロソフトの変更で高画質版と低画質版が一緒になっています。
以下の図の通り真ん中より下に50号のファイルがありますのでクリックください。
「Web用」が低画質版です。操作が変更になりお手数をかけますがよろしくおねがいします。

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あまりにも観客が少ない「J4」関東リーグ

2011-07-28 23:25:17 | SC相模原日記
日本サッカーはJ1・J2の2つのカテゴリーが、プロサッカーリーグを形成、その下のJFLが、3番目のカテゴリー「J3」にあたり全国18チームで構成されています。このJFL、約10年ほど前までは「企業クラブ」がその大半で観客も数百人程度が普通の状況でした。しかし近年「J2は最大22チームまでとし以降はJFLとの入替制度をスタートする。」という日本サッカー協会(JFA)が決めたJ2の上限まであと2チーム(現在J2・20チーム)に迫り、日本サッカー協会は「J2チームが降格できるJFLへの改革」を急いでいます。すなわち、JFLの試合でも3,000人以上の観客を常に集められる観客動員力とそれに伴うスポンサーの支援が得られるチームを増やすことです。この改革により、JFLはJ1・J2のような「地域密着型チーム」が圧倒的に多くなり各クラブJ2に上がるために必要な、年間平均「3,000人以上」の観客を集めようと必死の営業作戦を展開。これが功を奏し、以前と比べJFLリーグ全体が活性化されつつあります。

一方、JFLの下に位置し「J4」のカテゴリーにあたる地域リーグは、各地域ごと独自に運営を任されている結果、ここ5年リーグの構成・運営に大きな変化なく「これまでどおり」を貫いて運営されています。特に変わらないのは「観客が少ないこと」。よって、ホームの試合で観客・サポーターが5人~10人しか集まらないクラブも珍しくありません。また10人しかお客様が来ないことにリーグが警鐘をならすことはないため、ほぼ無観客状態でも当該チームの問題意識は低いのが現状です。SC相模原が純粋にアウェイチームのホームグラウンドで戦ったのは今まで3試合。そのうち日立ビルシステム戦・東京海上日動戦は、相手サポーターの数は数えるほどでした。

上の表は、現在の関東リーグのチームをその支援地域・団体・母体から分類したものです。まず「観客を集める環境にない」チームが「その他」の中にある、エリースFC東京とACアルマレッザ。なぜならば、ホームグラウンドがなくホームゲームでも相手アウェイチームのホームグラウンドで試合を行うことが多いからです。次に「観客を集める意識の薄い」チームが「企業チーム」です。試合は観客席の無いグラウンドで行われたり、観客も会社の同僚や近所住民がちょろっと見に来る程度。しかし「部活動の試合」ですから「観客数」など当然眼中にありません。関東リーグをもっと盛り上げて「関東リーグの試合は白熱して面白いから行こう」というお客様を増やすためには、まず以下を全チームに課することが必要なのではないかと考えます。
1.全チーム、ホームタウン&ホームグラウンドを持つこと
2.ホームグラウンドは100人以上の観客席を有すること

関東リーグが、盛り上がらない要因の一つに町田ゼルビアがJFLに昇格して以来、首都・東京都の地域に根差したチームが育っていない事が上げられます。FCコリアは、その名の通り「韓流チーム」。日立ビルシステムは、東京都リーグから昇格してきましたが実態は埼玉県が本拠地。エリースFC東京はホームタウン&ホームグラウンドを持たず、東京海上日動は、観客席のない企業グラウンドで試合開催、と東京都民が関東リーグを見に行くモチベーションがないのです。その意味で、現在東京都リーグ1部で首位を走る東京23FCや、かつて関東リーグで活躍した青梅FCなど地域に根差したチームが、関東リーグに昇格してくるとリーグ活性化のきっかけとなることと思います。また東京海上日動は、多摩市陸上競技場での試合開催を検討する、エリースFC東京は、駒沢公園第二球技場をホームグラウンドにする、などのアクションプランを今から取り組む必要があるのではないでしょうか。

私たちSC相模原サポーターは、関東リーグの試合でも麻溝公園競技場で皆んなで一生懸命応援し、ゲームを楽しみ、勝利を喜び、次節の試合の必勝を願って帰路につきます。地域リーグだからつまらない、などということはありません。サッカーをする目的を「自分のため」だけでなく「応援してくれるスポンサー様のため」「勝利を一緒になって喜んでくれるサポーターのため」にサッカーをするクラブがどんどん増えていけば、関東リーグはもっともっと人気リーグとなるはずです。
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残り関東リーグの試合を全て勝利しよう!

2011-07-26 22:32:30 | SC相模原日記
7月24日(日)今年全国で初めて地域リーグ決勝大会進出チームが1つ決定しました。

北信越リーグ1部・Japanサッカーカレッジです。予定通り、実力通り優勝&地域リーグ決勝大会進出を決めました。さすが、松本・長野・金沢としのぎを削った「最後の強豪」ですね。そしてSC相模原「産業能率大学に敗北」に伴って、地域リーグ決勝大会出場がほぼ内定したチームがあります。(昨年と同じレギュレーションの場合)

関西リーグ1位の奈良クラブです。奈良クラブは関西リーグ1部で既に2位以内が確定しており、SC相模原が「日本サッカー協会推薦枠」見送りの場合、関西リーグは2位まで地域リーグ決勝出場が可能になるためです。また同時に関西リーグ2位のバンディオンセ加古川が、次節9月11日アミティエSC戦に勝利すると関西リーグ2位以内が確定。同じく地域リーグ決勝大会出場が濃厚になってきました。橋本監督の大きな声で笑う姿が目にうかぶようです。

SC相模原にとっても、少しいい知らせがあります。関東リーグ2部で自力優勝が復活しました。7月24日(日)関東リーグ2部で首位を走り続けるエリースFC東京が東京海上日動に0-2で敗れ、今シーズン初の黒星。この結果関東リーグ2部は、以下の順位になりました。

SC相模原とエリースFC東京の勝ち点差は3。両チームこのまま残り試合を勝ち続けたとして、最終節の両チームの直接対決でSC相模原が勝てば勝ち点で並び得失点差の勝負となります。現在得失点差は7点SC相模原の方が上回っており、SC相模原が優位です。9月までSC相模原はこの関東リーグ2部の試合に集中できる訳ですから、
1.次節クラブ・ドラゴンズ戦に「必ず」勝って2位以内確保の道筋をつけること
2.残り試合を勝ち続け関東リーグ2部を優勝で昇格すること
を、実現してほしいと思います。
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学習しない組織に未来はない~昨日の敗戦に思う

2011-07-25 12:07:27 | SC相模原・激闘の足跡
先日、ある歌手が「東日本大震災以来、しばらく曲も詞も書けなくなった。」と漏らしていましたが、ブログも一緒でSC相模原が負けた後は、どうもブログを書く意欲が湧きません。何度も、何度もキーボードをたたいてみるのですが、今のSC相模原サポーターの気持ちを代弁するいい言葉がみつからず途方にくれます。特に昨日のような負け方はなんと言ったらよいかわかりません。
「悔しい・・。残念・・。」「神奈川県大学リーグの産能大に負けて恥ずかしい。」「大学生は万全の準備で日曜日の天皇杯に照準を合わせてコンディション調整してきたのに対し、社会人は土日連戦でハンデが大きすぎた。」いろいろ皆さんの想いはあると思います。

その中で一番今私が強く思っているのは、
「試合開始早々のセットプレーは注意、と東京海上戦で学んでいた」
「ここ3試合合計で、セットプレーの得失点は0-3と大敗」
の事実です。ここ3試合(東京海上・日立ビル・産能大)とも試合を押していたのはSC相模原。しかし1試合、山のようなセットプレーのチャンスが活かせません。Jリーグのように、相手の戦術がメディアなどから簡単に情報入手でき、かつ力量の差が小さいチームが年間34試合全ての試合の結果で順位を決めていくリーグ戦では、相手のセットプレーのパターンを確率高く読むことができるので、相手DFがしっかり引いて守っている中でのセットプレーでの得点は、決まる確率が低いかもしれません。しかし、昨日の天皇杯・神奈川県予選のように「負けたら終わり」のトーナメントでは、セットプレーが決まるか決まらないかで、試合の結果が大きく左右されます。
●南アフリカ・W杯で日本代表が得点した4点の内2点(50%)はセットプレーであった。これにより日本は決勝リーグに進出することができた。
●なでしこも今回のワールドカップでの得点源はセットプレーであった。アメリカ戦の澤の同点ゴール、ニュージーランド戦の宮間の決勝ゴールなど、勝敗を分けるカギとなる得点は全てセットプレーからである。
●そして産業能率大が、力量上位のSC相模原を破った唯一の得点はセットプレーからであった。

まず、キッカーの問題。セットプレーでの得点パターンの一つがキッカーが直接入れてしまうもの。ワールドカップ南アフリカ大会の本田のブレ球ゴール、遠藤のキーパーの動きを読み切ってゴール右隅に直接きめたゴール、なでしこのニュージーランド戦での宮間のゴールなどのパターンです。最近、古賀・富井らが大半のキッカーになっていますが、今年公式戦で直接決めたシーンの記憶がありません。キックの精度の低さ、壁の作り方の工夫のなさ、シュートコースをつくる周囲の選手との連動など、もう少し工夫して50本に1回くらいは成功できないのものかと思います。
次いで空中戦の弱さの問題。八田・工藤といった長身CBの今シーズンの得点は「0」。セットプレー・空中戦からの得点不足が浮き彫りになっています。逆に、相手FW・CBにセットプレーを決められるという悪循環。「負けたら終わりの一発勝負」でセットプレーから失点し、追いつくもそのままPK戦に逃げられて負ける、といった試合は昨日を最後にしてほしいと私は考えています。

さて、この試合の先発は
FW:松本・森谷 MF:坂井・健太・富井・古賀 DF:八田・工藤・大将・中川 GK:佐藤
前半10分、CKから中央に待つFWが頭で合わせて産業能率大学1点を先制します。しかし23分、松本がゴール右45度から斜めにドリブルで切れ込んでシュート!ボールのスピードにGK反応しきれずゴール!1-1と追いつきます。問題はここから。前半30分過ぎから、SC相模原のポゼッション率が高くなるものの、SC相模原の選手たちの動きが普段より重く、逆に産業能率大の選手の方がボールに対する集散が早く、またその豊富な運動量で SC相模原の選手にプレスをかけると、SC相模原のパスの精度が落ち意図した選手にパスがつながらず産業能率大学に、ボールを渡してしまうケースが連続します。

産業能率大は、ボールを奪うと早く前線にボールを放り込みます。特にSC相模原の、大将・中川が上がった裏にボールを放り込み、左右に開いたFW&攻撃的MFが、サイドで起点を作り中に攻撃を仕掛けます。しかしSC相模原は中央で工藤・八田・健太らが戻り、産能大に得点を許しません。しかし、大将・中川・健太らが、産業能率大学の攻撃の度に、全速力でボールの位置まで戻らなければならず、ここでも体力を消耗し、大将・中川・健太らの動きのキレが落ちていきます。しかし前半はこれで終了。1-1で折り返します。

後半のポイントは、「吉岡・村野の決定力」。SC相模原は後半10分、富井に代えて村野を投入、後半14分には、松本に代えて吉岡を投入。前線の運動量を確保し攻撃の活性化を狙います。さらに21分には、健太に代えてクリスティアーノを投入。健太の足が止まり始めたのと「はやく1点とってリードしよう」という目的の選手交代と思います。この時間帯、2~3分おきに繰り返すSC相模原の攻撃から吉岡・村野ともにゴールを「決められる」チャンスがありましたが得点になりません。攻めるSC相模原、MYボールになると、早い展開でサイドに開き攻撃に移る産業能率大学。この繰り返しで時間は刻々と過ぎていきます。

結局、このまま試合終了。PK戦に入ります。4人とも決めた産業能率大に対し、SC相模原は大将・クリスティアーノが外し4-3で産業能率大学が勝利しました。SC相模原は、天皇杯・神奈川県予選に出場している大学チームの中で、最も弱いカテゴリーに属する産業能率大学に敗れる、という屈辱の敗戦となりました。興行的にも、来週のクラブ・ドラゴンズ戦でこの夏の試合を終了し、次節は9月11日まで試合がありません。「YSCC戦」や「天皇杯・県予選決勝戦」、さらには「全国大会でのJチームとの対戦」を通じSC相模原への関心を喚起するチャンスだっただけにこの敗戦は打撃。SC相模原が天皇杯・神奈川県代表になればNHKで試合が放映され、高い広告効果を期待していたユニフォーム・スポンサー様にとっても悲しい敗戦。SC相模原には、「失点・敗戦の原因分析を徹底し、同じミスを繰り返さない」作業を、徹底してほしいと思います。サポーターの皆さんも今日以降「前半、開始早々セットプレーを決められ先制」「決まらない古賀・富井らのFK、八田・工藤の無得点記録更新」が続くようなら「学習しない組織」に対して「檄」を飛ばしていきましょう。まずは、来週重要なクラブ・ドラゴンズ戦から注視しましょう。
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まず1勝!守備に徹する日立ビルに4-0

2011-07-23 22:59:02 | SC相模原・激闘の足跡
今日の日立ビルシステムとの関東リーグ2部の試合は4-0でSC相模原が、勝利しました。私は、昨日~本日と連日タフな仕事で先ほど帰宅。残念ながら試合を見れませんでしたが、代理で私の息子が応援にいってくれました。そして残してくれた初試合レポート&画像で今日の日立ビル戦を振り返ってみたいと思います。先発メンバーは以下の通り。2連戦ということで、いつもは控えの選手が出場。はつらつとしたプレーで勝利に導いてくれました。
FW:森谷・松本 MF:古賀・坂井・健太・クリスティアーノ DF:八田・工藤・大将・中川 GK:佐藤

日立ビルシステムは、「4-3-2-1」のフォーメーション。前半は3ボランチが「ドン引き」状態で守りを固めました。日立ベンチからも「前半0-0でOKだぞ!」の声。言われなくても、日立の選手たちのサッカーを見れば一目でわかる前半「0-0」狙い。前回の試合で「0-6」と大敗した苦い経験がそうさせているのでしょう。
一方、SC相模原は攻め込んでいるというよりは、相手が引くので攻めているような状況。
10分、中盤で健太-古賀-クリスティアーノとワンタッチパスで相手中盤を交わすと、クリスティアーノがDFライン裏にボールを流します。これに松本が反応しシュート!ゴール・・と思われましたがオフサイド。得点なりません。
SC相模原のボール回しが続いて24分、今度はワンツーから健太がDFライン裏に抜けだすもシュートならず。28分、スルーパスに抜けだした松本がシュートを打ちますがGKセーブ。

全く攻める気配のない日立ビルシステム。大将も常に右サイド中盤まで上がり、チャンスボールを待ちます。31分、右サイド・センターラインを日立陣内に入ったったところでボールを受けた大将が、ドリブルで前に出してから中央へ切れ込みDFを1人抜き、2人目も抜き中央付近からロングシュート!相手DFに当たりコースが変わったボールにGK反応しきれずそのままゴール右すみにボールが転がってゴール!1-0。(上の画像はゴールが決まり祝福を受ける大将)ドン引き日立から1点を先制します。このあとも、左サイドを抜けた中川からゴール前松本に渡り松本シュート、大将からのパスにまたまた松本シュート!しかし両方とも決め切れません。日立は全く攻撃らしい攻撃をしないまま前半を終了します。日立ベンチは戻ってくる選手を「1-0なら100点だ」と励まします。

後半、SC相模原は松本に代えて村野を投入。後半3分、この試合日立ビルシステム唯一の攻撃&得点チャンスが訪れます。中盤キープしたボールを大将が上がりっぱなしになっている裏のスペースにボールを出します。そこに追いついたMFがクロス、中央に待つFWがヘッド!シュート。しかし佐藤がこれをセーブ。得点に至りません。
しかしこの後はまたSC相模原の一方的なポゼッションに変わります。9分、大将がドリブルで相手ペナルティエリア右外から前に持ち出そうとしたところ、日立DFがこれをファウルで止め、日立DFも申し訳なさそうにプレーを止めましたが、審判の笛はなりません。転がるルーズボールを村野が中央に向けてドリブル、左から飛び込んできた古賀にパス、古賀シュート!しかし日立DFがセーブ。得点なりません。

しかし14分、相手GKが蹴ったゴールキックを、中盤で坂井が取ると、坂井そのまま相手DFライン裏に山なりのボールを上げます。これにスプリントで抜け出した森谷がGKと1対1に。GKをよく見てゴール左隅にシュート!ゴール!2-0。SC相模原リードを広げます。(上の画像が森谷得点シーン)
SC相模原は、相手が攻めてこないので八田・工藤に加えて健太か中川がDFラインに入り3バックの状態。大将は高く上がったままです。その大将、21分今度は相手ゴール右45度からドリブルでゴールを目指します。たまらず日立DFぺナルティエリア右手前で大将をボディアタックで止めにかかりますが当然ファウル。今度は審判の笛も鳴りFK。古賀がこれを狙いますがゴールなりません。

24分、この試合2点差ながら相手の得点気配が全くないのを読んだ望月代表は、ここで古賀・健太を下げ吉岡・水野投入。明らかに明日の試合に向けて古賀・健太の「温存」を狙った交代です。これでボランチは水野&クリスティアーノの「大魔神コンビ」(上の画像が大魔神)。CBの前にそびえる2人の守護神。日立は足も止まり始め、試合はさらにSC相模原に流れます。
40分、左サイドをドリブルで崩した吉岡から中央森谷にパス、森谷1歩前に出てCBを抜くぞ!と見せて右に走りこんで来た村野にパス。村野GKを交わして中央からゴールマウスに転がしゴール!3-0。終了間際にもスルーパスにGKと1対1になった森谷が左隅に駄目押しゴール。4-0。このまま試合は終了しました。

SC相模原サポーターにとっては4-0で「OK」と言うところでしょうが、第三者的に見ると日立が攻めない分迫力を欠いた試合になりました。前回の試合の「0-6」の敗戦が非常にショックだったのでしょう。あまりにも腰が引け過ぎてそこをSC相模原に上手く得点されてしまいました。
一方SC相模原は、クリスティアーノ・村野・松本ら控え選手がいいプレーを見せ、望月代表の期待に応えました。特にクリスティアーノの攻守の活躍はすばらしく、この「7月4連戦」でさらなる活躍が期待されます。
さぁ明日は天皇杯1回戦・産業能率大学戦です。皆さん、是非保土ヶ谷公園サッカー場にお越しください。私も明日は応援に行きます!
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地域リーグ決勝大会出場決定!が今週末にも

2011-07-22 00:31:59 | フォーキャスト
「JFL昇格のための登竜門」地域リーグ決勝大会進出決定を、目前に控えたチームが現在4チームあります。
最も最短距離にいるのが北信越リーグ1部のJapanサッカーカレッジ(JSC)。今週末24日(日)グランセナ新潟戦で勝利すれば、全国で今年初めての地域リーグ決勝大会進出に名乗りを上げます。但し負けると24日及び最終節の7月31日の勝敗次第で、アルティスタ東御・上田ジェンシャンに逆転のドラマの可能性が残ります。
次に近いのが、関東リーグ1部。YSCCは、7月23日(土)7月30日(土)の2試合2連勝すれば、自力で地域リーグ決勝大会進出が決まります。関東リーグ1部の場合、2位以下のチーム成績が不安定で7月30日(土)に他力で優勝が決まる可能性もあります。しかし、今のYSCCの強さ・安定感からすると、最下位・東邦チタニウム、6位流通経済大学FCに敗れる可能性は少なく7月30日(土)に決まる可能性が高いと見てよいのではないでしょうか。

次節で自力優勝が決まるのは、関西リーグ1部・奈良クラブも同様。しかし関西リーグは、先週末で7月の試合を終了、次の試合は9月になるため、地域リーグ決勝大会進出への勝ち名乗りは9月11日にならないと決まりません。同様に、四国リーグの愛媛FCしまなみも、次節で他力優勝(黒潮FCが負けた場合のみ優勝が決まる)の可能性がありますが、次節は同じく9月11日。2位以下のチームは、この夏最後の可能性を信じてしっかり鍛えなおし、9月に「ドラマ」を起こしてしてほしいですね。

さてSC相模原ですが、上記の通り関東リーグ2部で2位。しかし3位クラブドラゴンズとは勝ち点差「3」。つまり関東リーグ1部昇格圏内確保のためには、負けが許されない状況です。しかし、7月30日(土)クラブドラゴンズとの直接対決を控えており、ここで勝てば勝ち点差は「6」と広がり、2位以内確保の確率がグ~ンと上がります。ですので、まず7月23日(土)日立ビルシステムの試合に勝ち、次節「鍵となる試合」クラブ・ドラゴンズ戦に勝利すること。この2連勝で関東リーグ1部昇格権がグッと手元に引き寄せることができます。

その上で、SC相模原にとって「JFL昇格」の鍵を握る試合が、7月31日(日)天皇杯・神奈川県予選のYSCC戦です。当然YSCCと戦うためには、7月24日(日)の産業能率大学との試合を勝たないと、王者YSCCに挑戦することすらできずに終わるという惨めな結果になります。SC相模原のHPに「2011年の目標」として以下の通り謳われています。
2010年に達成することのできなかった
JFL昇格を一番の目標に掲げます。
また、昨年、県予選決勝で敗れた悔しさを糧に
2011年は天皇杯本大会出場を目指します。

昨年、天皇杯神奈川県予選決勝戦で戦って敗れたYSCC戦。その借りを今度こそ返したい、この想いを胸に選手は連日の練習でチーム力アップに力を注いでいます。ですので7月31日(日)に向けて、チーム&サポーター全員で力を合わせて4つ全部勝ちましょう。

(去年はここから先は書けませんでした。しかし今年は、SC相模原サポーターの皆さんが考えていらっしゃることをそのまま書きます。)
そうして、8月の天皇杯・神奈川県予選を最後まで勝ち抜けば・・・・Jリーグ川崎フロンターレとの試合が目の前・・・・それもそうですが、9月に「神の声」がSC相模原に囁くかもしれません。そうです。奈良クラブよりも先にSC相模原が「名乗りを上げる」可能性があるのです。だからこそ「7月31日・YSCC戦」は、JFL昇格に向けて重要な試合なのです。「全社・関東予選(勝利)--関東リーグ1部昇格を確保するクラブ・ドラゴンズ戦--YSCC戦」がSC相模原にとって今シーズン前半戦の山場となります。
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第二の岩清水選手を生み出す道筋

2011-07-20 23:43:40 | SC相模原日記
なでしこジャパンのワールドカップの優勝は、日本のみならず世界の注目と祝福を受けました。ドイツ・スウェーデン・アメリカを破っての世界一は本当に素晴らしかったですね。
一昨日7月18日(月)テレビ各局では、なでしこのワールドカップでの試合・表彰式のシーンが流され続けました。しかし不思議と何度見ても嬉しい気持ちがわいてきます。昨日7月19日(火)、今度は休刊日明けの新聞が、一斉に「なでしこ特別紙面」一色となり、夜のスポーツニュースでは、帰国したなでしこ達のインタビューがどの局でも流されました。どれも同じような内容なのですが、これもどれを見てもまた嬉しくなります。アメリカのGKホープ・ソロ選手はウェブサイトで「わたしたちは偉大なチームに敗れた」とコメント。 FWアビー・ワンバックは「日本はいいプレーをしたし、最後まであきらめなかった。」と祝福の言葉。各国メディアの反響も大きくやはりFIFAワールドカップ優勝というのは、凄いことなんだ、ということを改めて感じさせてくれます。

相模原市でも岩清水選手のお母さんを中心に、パブリックビューイングで優勝の瞬間を迎えました。相模原市出身の岩清水選手だけでなく、座間市出身の大野選手、大和市出身の川澄選手、厚木市出身の永里選手、横浜市出身の近賀選手ら神奈川県からも多くのなでしこ優勝メンバーを生みだしています。現在、神奈川県・そして相模原市の女子サッカー選手を育成している主要なクラブは以下の通り。男子に比べると「これだけか・・」と思いますが、他県と比べれば「こんなにあるからこそなでしこメンバーを生みだすベースになっている」とも見ることができます。

私の親族にも中学・高校と女子サッカー部だった女の子がおり、私はよく試合の応援に行っていました。まず女子のチームを作る時、誰もやりたがらないのがゴールキーパー。泥まみれ、すり傷だらけ。強いシュートが体にあたると「痛い!」。男子に比べ筋力がないのでゴールキックを遠くへ飛ばせない。点を入れられれば「お前のせいだ」と非難されやすい、ド派手なユニフォームの色がオシャレじゃない、などゴールキーパーは、女の子が一番やりたがらないポジション。ですのでリーグ戦のチーム成績は、ゴールキーパーのスキルの高さに比例していきます。こうした場面を見てきているので、女子サッカーの底辺拡大策の一つに「GK育成」という課題があるのではないかと、私は感じています。

なでしこワールドカップ優勝を、一夜の宴にせず、これを機に全国の各地域で「女の子がサッカーを楽しむ環境づくり」が少しでも前進してくれれば、と思います。ちなみに、相模原で一番強い女子サッカークラブは、県リーグ1部の「相模原SC」。SCはサッカークラブの略のようです。チーム名も似ていますので「SC相模原+相模原SC」が協力し相模原の女子サッカーの裾野を広げて強化に取り組む、というような機会も将来できてくるといいですね。
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ギラヴァンツ北九州から佐野裕哉が加入!

2011-07-19 22:41:40 | SC相模原・記念日
本日、「ギラヴァンツ北九州のMF佐野裕哉選手がSC相模原に期限付き移籍」が決まり発表されました。佐野選手は、1982年生まれの29歳。世代としては、大久保嘉人・田中達也・坂田大輔・田代有三・黒津勝らと同期になります。望月代表の後輩で名門・清水商業を卒業後2001年東京ヴェルディに入団。湘南・長崎を経て2008年JFL時代の北九州に入団、北九州のJFL入りに貢献しました。そして2011年SC相模原移籍。SC相模原のJFL入りに必ずや貢献してくれるです。早くSC相模原でのプレーが見たいですね。

SC相模原は、年初から他のポジションに比べてボランチ・FWの層が薄いと感じていました。ただ、水野・坂井らはボランチ・FWも高いレベルでプレーができるので、関東リーグまでは問題なく戦えました。しかし、全社出場が決まり全国の強豪と戦う時、ここに佐野が1枚加わると攻撃力が一層高くなり勝率が上がっていくことでしょう。もちろん、選手層も厚くなり攻撃のオプションも一層増えていくことと思います。

昨日、中国地区の全社出場チーム3チームが決まりました。なんと昨年SC相模原が地域リーグ決勝大会で戦ったレノファ山口が敗退。デッツオーラ島根・松江シティFCに加え、3年前までJFLで戦っていた三菱自動車水島が入りました。いずれにしても強いチームばかり。しかしどんな強敵チームであろうとも、佐野を加えさらにレベルアップしたSC相模原が「全社-地域リーグ決勝大会」を勝ち続けJFL入りを決めて欲しいと思います。

佐野と古賀のコンビネーション、そこに齊藤と森谷がからみ得点を狙う・・・どんなサッカーになるのでしょうか。早く見てみたいですね!大いに期待です。
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豪快シュート4発!しかし失点はセットプレーから

2011-07-17 21:29:33 | SC相模原・激闘の足跡
本日、SC相模原は関東リーグ2部・SC相模原 VS 東京海上日動の試合が行われ4-2でSC相模原が勝利!しました。SC相模原は、1点目は中川の豪快ミドル、2点目は古賀の豪快ドリブル&シュート、3点目は森谷の豪快ダイビングヘッド、最後の4点目は松本の豪快ミドルと、4点とも相手GKが防ぎようがない得点で「気持ちよかった!」です。しかし反面、2失点は望月代表が監督就任後の一試合最多失点。しかも2点ともセットプレーでの失点。この点は今後分析をして来週以降の連戦勝利のために活かしていかなければなりません。先発メンバーは、以下の通りです。
FW:齊藤・森谷 MF:古賀・坂井・健太・富井 DF:八田・工藤・大将・中川 GK:佐藤

試合開始早々、東京海上日動は、フリーキックから先取点を獲得します。下の図の通り中央やや右からのFKにCBの3番浅海が走りこんできてシュート。ボールはGK佐藤の左手先をかすめてゴール!0-1。

試合の入りで少し集中を欠いたのでしょうか。しかし、試合開始早々の失点ですから切り替えて同点にすべく攻撃的なプレーが続きます。この時間帯、東京海上日動の動きも未だ元気でSC相模原の齊藤・森谷・古賀・坂井らの裏を取るプレー、サイドからの攻撃、パスワークを防いでいきます。特に、大将には2人がかりでその突破を防ぎにかかってきました。序盤、こうした守りに集中する東京海上から得点は取れない・・か、と思っていた21分、相手陣内左サイドでボールをキープした中川が、ペナルティエリア外側をシュートのタイミングを計りながら中央にボールを持ち出すと中央からシュート!豪快にゴールネット右上に決まった!ゴオオル!1-1。これで試合の流れはSC相模原に来る!とサポーターの多くの方が思ったことでしょう。

しかし同点に追いついた4分後の前半25分。東京海上日動のコーナーキック。SC相模原右サイドから蹴られたボールは、中央に待つCB浅海の足元にスポリ。そのままシュート!ゴール。1-2。またまたセットプレーからの失点。とられ方、とられた時間もあまりよくありません。しかし、試合の流れはSC相模原のサッカーが続いていましたので大きな不安はありませんでした。

前半40分を過ぎると、SC相模原のゴールをこじ開ける攻撃が連続します。時折チャンスとみるや、工藤がするすると前線に上がって攻撃に参加。攻撃に厚みを加えます。攻めに攻めていた前半44分。中央右で坂井がボールをトラップすると、ドリブルで中に持ち出し、左45度からDFライン裏へ走り出した古賀にパス。古賀、DFを抜きGKの位置を見極めシュート!ゴール!2-2。前半を同点で終了し後半に勝負をかけます。

ハーフタイム、ボールボーイを務めていた東京海上日動の若手選手が、「古賀誠史さんって僕の高校の先輩ッスよ。」と前半の古賀の前半のプレーを仲間に自慢していました。なんか微笑ましい・・。後半、双方メンバー交代なしでスタート。開始早々、健太がプレー中、足首をひねってピッチで立ち上がれなくなってしまいました。これまでも健太が怪我で欠場した試合で、SC相模原が黒星を喫した試合を見てきただけに心配です。

しかし、2~3分冷やして癒して健太ピッチに復帰。良かった!。その直後、東京海上日動は、DFがバックパスしたボールをキーパーがキャッチ!「ハンド!」駆け寄る坂井・富井。SC相模原、ペナルティエリア内で間接フリーキックのチャンス。東京海上日動の選手全員がゴールマウスの前に立ち並びます。(下の画像)

このFKを坂井がヒールで流して古賀シュート!しかし相手選手にあたりゴールになりません。SC相模原ペースながら決勝点が取れない望月代表は、後半16分富井に代えて吉岡を投入。ここからSC相模原の一方的な攻撃が始まります。23分、左CKから森谷シュート。24分、吉岡が左サイドをドリブルで突破するとラストパスを逆サイドの大将へ。大将シュート。しかし枠の上。26分、大将右サイドの突破から森谷にパス。森谷シュート。

猛攻撃が実ったのは後半30分。右サイドを大将が切り裂き、中央へクロス、森谷ダイビングヘッド!ゴオオル!3-2。ようやくこの試合のリードを奪いました。ここで森谷に代わり松本を投入。暑さとSC相模原の猛攻撃で足が止まった東京海上日動からさらに追加点を狙う交代です。

40分、相手セットプレーからのカウンターで吉岡がドリブルで抜け出しGKと1対1に。吉岡キーパーを良く見てシュート!しかしゴールネット左に逸れゴールになりません。(下の図)上で見ていたSC相模原サポーター「あぁぁぁぁぁ~」。

このまま、攻め続けて後半ロスタイム。投入されてから「絶対決める!」意志がプレーからあふれ出ていた松本が、中央からミドルシュート!ゴーール。4-2。松本の豪快なシュートが決まりこのまま試合終了。SC相模原が攻撃力で快勝しました。

「控え選手の活躍が見たい!」と思ってこの会場に来ましたが、吉岡・松本の「躍動するプレー」を見ることができて本当に嬉しかったです。森谷が富井がベンチへ下がっても守備力は下がりませんし、逆に攻撃力はアップしました。さぁ来週は、「土日連戦」の1戦目。7月23日(土)麻溝で日立ビル戦、7月24日(日)保土ヶ谷で産能大戦の2連戦です。ますます控え選手の出場のチャンスが広がります。今日の吉岡・松本のように期待以上のプレーを是非見せてくださいね!チーム全員の力を合わせて暑い夏の連戦を「勝利」で乗り切りましょう!!
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