S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

田村と須藤の引退

2015-11-28 23:15:58 | SC相模原日記

今日、田村の引退がSC相模原HP上で発表されました。田村がSC相模原に加入したのは2013年。2012年CBとして大活躍したファビオ(現・横浜Fマリノス)の退団に伴い、その穴を埋めるべく工藤のパートナーのCBとしてSC相模原に入団。恵まれた体格、体を張った守備、左足の正確なキックを武器に、SC相模原の守備の要として活躍しました。ただ、同じ時期CBとして活躍した橋本真人も田村も、ポテンシャルは非常に高いのですが、怪我に弱く「田村が良くなってきた。レギュラーポジションをとったな。」と喜んでいると、怪我で長期離脱、また復帰して調子が上がってくると、また怪我。これを繰り返していました。本人が一番悔しい思いをしたことと思います。今年は、センターバックと左サイドバックの控えとしてチームを支えてくれました。

須藤は、昨年退団した佐野の穴を埋めさらに守備のレベルアップを実現すべくSC相模原に入団してくれた選手です。年間を通じてボランチのレギュラーとして活躍、SC相模原4位上昇を支えました。年齢、今年のプレーぶりなどを見れば、まだまだやれる選手だと思うのですが、本人の意思で今年をもって引退。明るくルックスもよくおしゃべりも上手な選手だっただけに、引退後も日本サッカーを盛り上げていって欲しいと思います。

またこの日、小谷の期限付き移籍終了、セレッソ大阪への復帰が発表になっています。中央の守備の要が、田村・須藤・小谷と3人退団したことで、今オフの補強の目標として「センターバック」がクローズアップされそうですね。注目しましょう。

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2015年の総括:2.山口に0-10と歯が立たず

2015-11-26 23:47:13 | SC相模原日記

今年のSC相模原を象徴するのが「レノファ山口との3試合」でした。3試合合計0-10。1点も取れず10失点。どの試合も完敗でした。山口との試合は、まず山口のDFとボランチの安定したポゼッションで、SC相模原は全くボールが奪えません。山口は、SC相模原戦では、GKですらロングキックをすることなくDFにボールを預けてパスをつなぎながらSC相模原陣内に攻め込みます。SC相模原は攻撃型の選手が多く、相手の長いパス交換&ポゼッションに我慢ができません。読み・寄せ・球際が甘くなり一層山口のポゼッションが長くなります。

山口の凄いのは、トップの岸田と2列目の3人、島屋・鳥養・福満の前線の連動性の高さです。パス交換で攻め込み、前線にボールが入ると、この4人がワンタッチで速くボールを動かしSC相模原のDFラインを簡単に崩します。また、この4人は縦横無尽にポジションチェンジを繰り返すのでSC相模原DFは、相手の選手の動きが完全に読めなくなり、山口の選手はいとも簡単にSC相模原DFを崩していきます。そしてシュート。このシュートもシンプルなシュートで、正確に枠の中に流し込ます。山口との試合でSC相模原に欠けていたのは、この前線の4人の攻撃を防ぎきる守備力です。長野・町田が山口に2勝しているのは、まず山口の長所を消しにかかるから。前線4枚の動きの速さ、ポジションチェンジ、攻撃のパターンを研究し尽くし、ボランチのポジションを下がり目にしてしっかり守り、この4人の連動を断ち切ってしまいます。ここがSC相模原と大きな違いです。辛島監督は、最後まで山口の攻撃への対処をチームに徹底できませんでしたし、DFラインの選手は最後まで混乱のしっぱなし。この結果が0-10です。

今シーズン、J3は最初から山口が首位を走ったがために、山口戦に負けるとSC相模原は、首位とのゲーム差が開き、モチベーションから崩れていきます。辛島監督は、選手を入れ替え入れ替え突破口を見出そうとしますが駄目でした。来年、山口がいなくなりますが、FC東京やガンバ大阪の攻撃の連動性を食い止めるDF陣のレベルアップは、2016年のSC相模原の優勝に向けては不可欠なように思います。

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2015年の総括:1.相模原市、行動力なし

2015-11-23 20:18:12 | SC相模原・激闘の足跡

本日、J3最終節が行われSC相模原は、秋田と対戦2-2で引き分けに終わりました。最終順位は4位。これまでの過去最高の結果を残すことができました。一方J3は、レノファ山口がかろうじて町田ゼルビアを振り切り優勝。J2昇格を決めています。町田ゼルビアは、大分トリニータとの入れ替え戦に進出、勝てば4シーズンぶりのJ2復帰が決まります。Jリーグのクラブの地位(カテゴリー・ポジション)は、

1.クラブ

2.サポーター(個人・法人)

3.地方公共団体(地元)

の3者が力を合わせて獲得するものです。レノファ山口の優勝は、まさにこの3者それぞれにおいて「J3最強」だったといってよいと思います。鍛えあげられたチームプレー、熱狂的なサポーターの支援、山口県の全面支援・素晴らしい試合環境、そのすべてにおいてSC相模原は上回ることができませんでした。2015年3戦して3敗。チームが上昇機運に乗っている時期に山口と戦い完敗。そのたびに選手たちは上位進出のモチベーションを砕かれ、山口戦の後 SC相模原は敗戦が続きました。2015年のSC相模原のハイライトは「レノファ山口戦の3戦3敗」であることは間違いありません。山口に勝てなかった、2015年の総括はこの一言に尽きるでしょう。

クラブ・サポーター・地方公共団体の3つの中で、J3上位チーム(山口・町田・長野)のそれと比較して、2015年ノーアクションに終わったのは地方公共団体・相模原市です。J3チームの中で、夏季最も劣悪な試合環境である相模原ギオンスタジアムの改修に関し今年何ら対策を講ずることができませんでした。問題解決のスピードを高めて持ってもらうために 来年8月真夏の灼熱の炎天下、相模原市長・副市長・助役・教育委員会役員の方々を一堂に集まっていただき、相模原ギオンスタジアムのバックスタンド中央で13:00キックオフのSC相模原の試合を応援していただく、30分ほどタオルを振り回してサンバを踊っていただく、というのはいかがでしょうか。相模原市議会議員の皆さんに炎天下のピッチ上に降りていただき20分ハーフのサッカーを楽しんでいただくというのも、この問題の理解が深まると思います。2015年J3の中で、地方公共団体力の下位に相模原市が位置することは間違いありません。この状態いつまで続くのでしょうか。

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素晴らしいホーム最終戦~松原監督がチームを元気に

2015-11-15 21:22:10 | SC相模原・激闘の足跡

今日のホーム最終戦、強豪・長野パルセイロとの試合は、2-0でSC相模原が快勝しました。勝った以上に試合内容が久々に素晴らしく、久々にSC相模原のサッカーを堪能できました。樋口・高原・曽我部ら前線の選手が、前線から激しく長野の守備陣にプレス。また、中盤~前線の選手の球際が非常に厳しく、前半22分の高原のゴールも、高原・曽我部らが長野ゴール前で長野DFとのボールの奪い合いに粘って粘ってボールをキープした上でのゴール。気持ちが入ったいいゴールでした。また、10月チーム全体の動きが悪く「パスが全然つながらない」といった試合の印象が強かったと思うのですが、今日の試合は、選手が非常に広いエリアを走りボールがよく回りました。高原が右サイドバックの位置で守備のカバーに下がるシーンや、樋口が前線の右・左・中盤で激しく連動に絡むシーン、永芳がサイドバックから前線の中のスペースに切り込みゴール前までボールを運ぶシーンなど、選手の運動量が格段に上がり今日の勝利につながりました。

試合後のセレモニーで SC相模原サポーターの前で松原監督が挨拶。この場で「2015年の3試合のみの監督」であることが明らかにされました。現段階は、2015年を勝利で終わらせるための「ピンチヒッター」の監督就任のようです。松原監督は「必ず3連勝する」と宣言。来週のJ3最終戦の秋田でのアウェイでの試合での勝利を約束してくれました。SC相模原を元気にしてくれた松原監督。もし状況が許すのであれば2016年の継続もぜひ前向きに検討してほしいと思いました。

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遅きに失したJリーグU22選抜離脱の判断

2015-11-07 22:15:16 | SC相模原日記

Jリーグは昨日、昨年~今年とJ3で活動したJリーグU22選抜の活動終了を、メディアを通じて情報発信しました。このチームは2014年シーズン、J3をスタートさせるにあたってチーム数の不足を補う目的と、出場機会の少ないU22世代の有望選手の育成の場として結成されました。この2年間を通じてSC相模原は、このJリーグU22選抜に対してあまりいい戦績を残せていません。ただ、昨年JリーグU22選抜の試合ぶりを見ていて「このチームは2014年度で終了させたほうがいい」と私は感じていました。サッカーは個人技に頼り、相手チームの決定的なチャンスはイエローを使って凌ぐ。これで明日の日本代表を担う選手が育つとはとても思えません。当然、戦績は上がらず若手選手は「J3にすら勝てない」と自信を失い、プレーはますます荒れていきます。

昨年J3で10位となったJリーグU22選抜。2015年のJ3はJFLからレノファ山口が昇格しJリーグU22選抜がなくともリーグとして運営できる状態にありました。JリーグU22選抜の試合内容を見ていれば「2014年で終了。U22世代の強化は別な手段で2015年は実施する。」が正しい判断だ、と私は思いました。しかし、驚いたことに2015年度もこのチームは継続します。しかも秋葉忠宏はじめスタッフを増員し、年間の試合の中にはU22日本代表の選手を数多くそろえ、この「JリーグU22選抜」という奇妙なチームを強化したのです。2015年のこのチームの戦績を見れば、「JリーグU22選抜の継続」が、いかに愚かな判断だったか、ということが分かると思います。

来年、J3にはガンバ大阪やFC東京のセカンドチームの参加が準備されているようです。これはJリーグU22選抜より格段に優れた施策です。1.J3に東京・大阪のコア・サッカーファンを集客できる。 2.チームプレーを熟成したレベルの高いサッカーが期待できる。 新しい2016年のJ3が楽しみですね。

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辛島監督退任、松原新監督就任

2015-11-03 17:58:50 | SC相模原日記

今日、辛島監督の退任が発表されました。9月まで上位4強につけていたSC相模原でしたが、最近の不振により、J3の5位~8位集団に飲み込まれるポジションまで下がってしまい、このままでは最悪6位~8位陥落もあり得るチーム状況だけに、「今季このまま昨年(6位)よりも上位で終わらせること」と「2016年に向けて早期スタートを切ること」この2つを目的とした交代であることは明らかだと思います。

勝負事ですから4連敗はあり得ることです。むしろ「まだ4つ続けて負けただけでしょ・・」という見方もあると思います。ただ、4試合連続で無得点、しかも負け方に見るべきところが何もありませんでした。5失点と惨敗した上に森の暴力レッドカードのおまけがついてしまった山口戦、クラブ創設以来公式戦で負けたことがなかった福島戦でのホーム敗戦、攻めあぐねてロングボールを蹴りこみ続けたものの形すら作れなかった町田戦、9000人の大観衆の中ミスで失点を続けたYSCC戦。特にYSCC戦は、大入り満員が見込まれ、ボランティアの皆さんも朝6:30から準備に追われヘトヘトになりながら運営をサポートしていましたが試合終了後「こういう試合を見せられると、疲労が倍増する・・」と意気消沈。SC相模原全体に閉そく感を漂わせる試合内容でした。

私は、辛島監督は一年を通じて主力選手の故障が続く中で、常に上位を維持しSC相模原を引っ張り続けてきました。明らかに昨年以上のチームを作り上たこの功績はSC相模原サポーターの胸に焼き付いたことと思います。しかし、チームとして目指すサッカーの変化が激しく、ピッチ上の選手が、辛島監督の意図についていっていないような試合が目につきました。特に7月19日の魚津での富山戦、10月18日の町田戦の2試合は、それまで「このサッカーをしていれば勝てる」といった確信を持っていたピッチ上の選手たちに「どういう風に点取りにいけばいいのよ?」という疑問を沸かせるような選手起用だったと思います。怪我、練習での状態、コンディションなど総合しての判断だったとは思いますが、この2試合以降、SC相模原のチームとしての攻撃はしばらく混迷が続くことになりました。

SC相模原監督のポジションは、望月代表の1つ後輩の松原良香氏にバトンタッチされました。望月代表とは中学生時代以来の「盟友」。のこり3試合、強いチームとの対戦が続きますが、なんとか勝ち切ってまずは上位で2015年のJ3を終わらせてほしいと思います。

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