S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

今日の試合をチーム一段の成長の糧とせよ

2013-04-29 16:22:03 | SC相模原・激闘の足跡

昨日行われました、JFL「SC相模原 VS ブラウブリッツ秋田」の試合は1-2でSC相模原敗れました。試合を見ていて、個人の能力、チーム力共にSC相模原が劣っている部分は少なく、前半の流れを見る限りSC相模原の試合になる気配が漂っていました。しかし、試合の流れをブラウブリッツ秋田の選手たちが掴むのがうまく「ここ」という時にきちんと決め切れたブラウブリッツと再三のチャンスを逃し続けたSC相模原の差が、試合結果になったように思います。先発メンバーは昨日お送りした通り。今日は加えて、交代で入った選手をご紹介します。

鈴木淳(御給と交代) 地頭薗(森谷と交代) 安藝(北原と交代)

地頭薗と安藝はJFL初出場です。広野・北原・田村がJFL初先発となりました。今週は水曜日に試合が控えていますので、怪我人は無理させず若手含めてチーム全員で勝利に向かいます。一方ブラウブリッツ秋田のメンバーは以下の通りです。上が先日のYSCC戦、下が昨日のSC相模原戦です。

ブラウブリッツは、当然の事ですが、対戦相手チームを綿密に分析し、全体のフォーメーションと各選手の基本的な守備のポイントを決めて試合に臨んでいるように思います。熊林欠場もあって中盤の底にいつもの新里に加え鈴木を配し2ボランチで中央の守備を固めます。YSCC戦では積極的に攻撃参加していた二戸・大森の両サイドバックも相模原のサイド攻撃に備え自重し守備に重きを置いた動きでした。

キックオフから、両チーム激しい中盤でのボールの奪い合いが進みますが、バイタルエリアまでボールを運びシュートで終わるのはSC相模原でした。一方、秋田は示し合わせた通り前半はDFライン4人ボランチ2人が守備に張り付きSC相模原の攻撃を凌ぎます。カウンターから相模原ゴールに向かいますが、SC相模原DFがパスコースを消してしまい、有効な形を全く作れません。

前半ラスト5分、ここでブラウブリッツ秋田はDFラインを上げてきます。試合前のゲームプラン通りです。そしてSC相模原の右サイドに起点を作ると、バイタルエリアやや右に待つ秋田・半田にボールが渡ると半田コースを狙ってゴール右ネットに向けシュート。これが決まって0-1で秋田がリードします。秋田の得点源は、10番の松田と5番の半田が大半を占めており、相模原は北原や森谷・曽我部ら中盤がしっかりこの半田にプレスをかけなければならないところでしたが、この時間帯は残念なことに「どフリー」でした。

 しかし、後半開始早々でした。

SC相模原ボールのキックオフ。御給がポンと蹴ったボールを、松本がドリブルでゴールに迫りシュート!相手DFにあたりながらもボールは号るネットにスポリ!ゴオオル!1-1。いい時間帯に同点に追い付きました。このあと、秋田も中盤のボランチが前目でプレーし、得点を狙ってきます。そんな後半18分でした。やはりSC相模原の右サイドに起点を作ると正確に狙った山なりのボールを上げると、エースFW松田が飛び込んできて頭でゴール。1-2。ブラウブリッツンの試合で見る「判で押したようなゴールシーン」。1点目もそうですが、SC相模原の右サイドでなんで相手に余裕を持ってコントロールされたボールを上げさせてしまうのか。ビデオをよく見て絶対の再発防止を誓って欲しい場面でした。

終了間際、地頭薗・安藝が交代で入りましたが、時すでに遅し。1-2でSC相模原敗れました。

続々と出場してくる若手選手。田村・北原・広野にとっては思う存分できたのではないでしょうか。しかし結果は「負け」です。ただこの日の敗戦が3人にとって次なるステップの土台になれば、この敗戦は安い授業料です。昨年の今頃、将也にも菅野にも曽我部にもたくさん授業料を払いましたが、昨年後半から今年にかけて、見事に授業料を返済しそれ以上のプレーを見せてくれています。安藝・地頭薗含めて今後の若手の活躍に期待しましょう。

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若手溌剌、しかし敗戦

2013-04-28 17:51:32 | SC相模原・激闘の足跡

本日、秋田八橋運動公園にて、SC相模原 vs ブラウブリッツ秋田の試合が行われ、1−2で敗れました。
この日の相模原の先発選手は、
FW:御給 松本
MF:曽我部 北原 佐野 森谷
DF:小澤 田村 枡田 広野
GK:佐藤
と、初先発の選手3人を入れ試合に臨みました。
前半、相模原の方がシュート数で上回り攻め込みますが、ゴール前の決定力にかけ、得点に至りません。後半もキックオフ後に松本がゴールを決めますが前週に次いでの2失点が重くのしかかり結局追い付けず。1−2で敗れました。
次の試合は水曜日。ここでしっかり相手を0点に抑える見事な守備を見せてほしいです。これから秋田から相模原に帰りますが、長い帰路になりそうです。クッソー、悔しいぜい。次、勝ってくれよ!
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天野と団長がサッカーダイジェストに登場

2013-04-26 22:48:02 | マーケティング
今週号のサッカーダイジェスト誌に、天野と団長の画像が掲載されています。まず団長が掲載されているページが上。P53の「宇都宮徹壱の蹴球百景」のページです。先日の麻溝公園競技場で行われた「SC相模原 VS ホンダロック」の試合終了後ホンダロックとSC相模原のサポーターが一緒に行った「ええじゃないか!」コールのルポが描かれています。詳細な文章はサッカーダイジェストを買って読んでいただくとして、注目したいのはロック総統と団長の間に写っている「サイクリング・マン」さん。一昨年、SC相模原の中で「自転車部」を立ち上げようとした時作った「SC相模原サイクリングスーツ」でいつも応援されていますが、こうして見ると結構目立ってますね~。

そして天野。「J3の鼓動・福島ユナイテッド編」と題した記事には、福島ユナイテッドのこれまでの苦難の歴史について綴られています。で、そこに掲載された画像が福島ユナイテッドと一緒にJFLに昇格した「SC相模原」。P50に天野の競り合う表情がばっちり写っています。しかも団長とサイクリング・マンが写っているページとほぼ隣り合わせ。サッカーダイジェスト様、お気遣いありがとうございます。今後ともSC相模原選手・サポーターの掲載よろしくおねがいします。

JFLに昇格したので、SC相模原も小さいながら新聞・WEB等にニュースが少しづつ掲載されるようになりました。しかし、もっともっとSC相模原のニュースをメディアを通じて発信していくためには「PR(public relations)の充実」を図っていく必要があります。ネット時代となり昔に比べるとPR力の重要度は下がっている、という声もありますが、テレビ・新聞に流れる情報は必ずネットでも配信されるのでその重要度は変わらない、と私は思います。またPRは、マーケティングの中でも特殊な知識と人脈が必要な仕事です。ですからSC相模原自身が「PRを強化したい」と思わない限り、メディアやネットに掲載されるSC相模原の情報量が急激に多くなる事はないのです。
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気持ちの入った素晴らしい試合~金沢戦記

2013-04-22 23:21:33 | SC相模原・激闘の足跡
2013年4月21日、関東地方の桜は「葉桜」状態ですが、金沢に向かう関越道は長野県内で「雪」。チェーン規制のため迂回を余儀なくされて試合開始に間に合わなかったサポータも出てしまいました。福島ユナイテッドとホンダロックの試合は雪で延期になった模様。今年の気象は、本当にとんでもなく異常ですね。この日のSC相模原の先発メンバーは、以下の通りです。
FW:御給・森谷
MF:曽我部・将也・佐野・淳
DF:小澤・枡田・橋本・天野
GK:佐藤
一方、ツエーゲン金沢は、先発メンバーとフォーメーションは以下の通り。黄色の文字の選手は、今年加入した選手です。Jリーグや大学から優秀な選手を数多く獲得しチーム力は間違いなくJFLトップクラスなのですが、今シーズンの成績を見ると、やや新チームが100%機能するまでには至っていないように感じます。

14:00、試合がキックオフ。金沢はこの日午前中「雨」でした。ですので前半は、ピッチ上ところどころに水が浮いており、パスをして転がるボールに水しぶきが上がる状態でした。ですので、SC相模原の選手たちも、重いピッチを計算に入れたパスで攻撃を組み立てて行きます。前半はロングボールを効果的に使い、前線に拠点を作り左右のクロスボールからシュートでゴールを狙いますが決まりません。ただ、選手同士のコンタクトプレーに対する審判の判定にばらつきがあり、SC相模原の選手たちは、判定に対し少しいらついた気分をはらみながら試合が進んでいきます。

前半22分、佐野に対するツエーゲン金沢の選手の対応は、明らかにファウルに見えました。しかし審判はこれを流し、その後の相模原の選手が体でツエーゲン金沢の選手を止めたプレーにファウルの笛が吹かれます。キャプテン佐野は審判に「何で俺に対するプレーがファウルじゃないのよ」と抗議しますが受け入れられません。このわだかまりの空気が残るツエーゲン金沢のFKから金沢の先取点が生まれます。FKから18番牧野が頭で合わせますが、SC相模原DFクリア。このクリアボールをもう一度頭で中に入れ、この浮き球に対し18番牧野が後向きからバイシクル・シュート。これが決まって0-1。SC相模原は追いかける展開となります。
さらに前半32分、ツエーゲン金沢のゴールキックのボールを右サイド空中で競った天野が競り合いの時に腕を使ったとしてイエローカード。天野2枚目のイエローで退場となってしまいます。

急きょ天野が抜けた右サイドに入ったのは鈴木淳。森谷が右のサイドハーフに落ちて御給の1トップとなります。ここから「10人でも絶対負けない」と強い気持ちをまず見せてくれたのが鈴木淳でした。チームNo.1のタフガイがとにかくよく走ります。攻撃の時は、森谷がトップに上がり、鈴木淳が右のサイドハーフに戻りますが、敵にボールが渡り「切り換え」になると右のサイドバックに落ちて守備に徹します。淳以外にも選手全員がよく走り、1人人数が少ない事を全く感じさせないサッカーが続きます。
このまま前半は「0-1」で終了します。

チアリーダーによるハーフタイム・ショーの後、双方ともに選手交代なく試合再開。前半終了間際位から、ツエーゲン金沢の3バックの両サイドのスペースを使った攻撃で起点を作っていきます。特に相模原の右(金沢の左)のところで、1人少ない森谷・淳がスペースに飛び込んで右サイドから崩しにかかります。中盤戦の攻撃の形づくり、攻撃のバリエーションは明らかに10人の相模原の方が上。対するツェーゲン金沢は、中盤の4人とDFライン3人の間の距離を縮め、SC相模原のゴール前の崩しに対する堅い防衛体制を敷きます。時間を追うに従い、淳も森谷も将也も足が止まり始めます。皆1.5人分走っているのですから無理もありません。こんな疲労がたまって来た後半23分、ツエーゲン金沢の追加点が決まり0-2。「これまでか・・」「金沢までバスの長旅大変だったのに、帰りはもっとつらい長旅になりそう・・」SC相模原サポ―ターの頭の中に不安がよぎります。

ここで木村監督は、選手交代のカードを一気に切ります。御給に代えてFW松本。将也に代えてボランチ北原。淳に代えて右サイドバック斎藤広野。試合終わって振り返ると、この交代が後半残り15分のSC相模原に勢いを与えました。効果テキメン!後半30分、DFライン手前に張っていた松本に縦パスが入ると、松本は相手DFラインをスピードでぶっちぎってGKと1対1に、松本シュート!しかし金沢GKの足にあたり、これが入りません。このこぼれたボールを佐野がパナルティエリアでキープすると、慌てた金沢DFが佐野を後ろから突き飛ばし「PK!」。これを曽我部が慎重に決め1-2。ゴールネットを揺らしたボールを拾い、全員駆け足で自陣に戻ります。「まだ時間がある!逆転しよう!」

広野も北原も交代で入った2人にとっては、チームへの貢献を体で示す「ビック・チャンス」。ボールに「食らいついたら放さない」北原の中盤でのプレス。再三の金沢のサイド攻撃も広野がシャットアウト。こうした溌剌たる相模原のサッカーに対し、金沢は時間と共に逃げ込みに入ろうと一層MF&DFが引き気味になります。そうすると佐野の前にスペースができ、佐野は自然とトップ下の位置に入り相模原の攻撃は一層鋭さを増していきます。そして後半39分でした。小澤からの左サイドでのスローインを、松本が敵陣ペナルティ・エリア左でポストプレー。このボールを曽我部に落して、曽我部がペナルティ・エリア内で2人のDFに囲まれた森谷にパス。森谷がこれを又絶妙な体の使い方で、2人のDFのプレッシャーをかいくぐりシュート!ゴオオオオオオオル!2-2。同点だ!来た来た来た来た!行けるぞ!あと1点だ!

とても10人で戦っているとは思えない相模原の攻勢。ここからさらに足が落ちたのはツエーゲン金沢の方でした。そして後半44分。右サイドでボールキープした森谷は、中央に待つ松本にパス。松本シュート!ゴオオル!しかし得点は認められない。線審ジャッジはどうよ?と目を線審に向けると「あれま、まだゴールラインのところに戻り切れていない・・。」ベンチを飛び出す木村監督、入っただろう!と審判を見つめる松本。しかし判定は覆らない。試合はこのまま終了。2-2。引き分けで終わりました。う~ん残念。

松本の幻のゴールは、国際大会でもよく「誤審」が起きるシュートです。シュートが上のクロスバーにあたって地面に落ちゴールイン。しかしクロスバーにあたるとボールの回転が逆回転になり、ゴールマウスの外に出てしまうケースです。試合後、集まったSC相模原サポーターの全員が「あれは入ってた」と悔しがる事しきり。でも皆、顔は笑顔でした。天野が退場してからのプレーには、サポーター皆感動しました。「気持ちを見せてもらった」「いや~金沢まで来てよかった」「この引き分けの価値は勝ち点5だね」と口々に選手の健闘を讃えあいました。来週は、秋田でのアウェイ戦。次こそ絶対勝とうぜ!SC相模原。
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「0-2」しかも10人からの逆転劇!

2013-04-21 18:41:16 | SC相模原・激闘の足跡
本日、JFL第7節、「ツエーゲン金沢 VS SC相模原」の試合が行われました。前半39分天野が2枚目のイエローカードをもらいSC相模原は、1人少ない10人での戦いを強いられます。後半22分、ツエーゲン金沢に追加点を決められて、0-2。この1点でツェーゲン金沢の勝利が決まったかに思えました。
しかし32分、SC相模原はPKで1点を返すと、39分森谷の劇的な同点ゴールが決まり流れは一気にSC相模原に流れていきます。そして44分、右からの森谷のクロスに正面から松本がゴールをたたき込み1人少ない相模原が2点差のビハインドを押しのけて3-2と逆転します・・が・・。
しかし、このゴールを線審はゴール判定のポジションに戻り切れておらず、ゴールの判定ができません。また松本のシュートは一旦ゴールの中に入った後、バックスピンがかかり、ゴールからボールが戻ってきてしまいました。主審は、そのまま試合を流します。木村監督、中村コーチも思わず席を立ち主審にゴールをアピールしますが認められません。
試合は、このまま終了し2-2の同点引き分けに終わりました。
この白熱の試合、後ほど詳細レポートを送ります。

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相模国の夢のまた夢のお話

2013-04-18 22:54:41 | いい街・相模原
よくブログを読んでくださっている方から「相州ってなんとなく分かるけど、そういう言葉って今まだあるんだっけ?」と質問されます。このブログの左側にいつもある画像「相州の誇りを胸に」を見てのご指摘です。
確かに「相模原の誇りを胸に」で全然問題ありませんし、むしろそのほうが一般的で、多くの皆さんにご理解いただけるとも思います。でもやっぱり私的には「相州」でありSC相模原は「相模の国」の人たちに支持されるクラブであって欲しいと願っています。

現実に、SC相模原の活動を見ていると、積極的に隣接する市町村の皆さんと交流する場をもっています。普段、SC相模原が練習しているのは、綾瀬市です。4月、始めて出来たSC相模原のオフィシャルショップは海老名市にあります。またここ2~3年、愛川町の子供たちとの交流の場も積極的に作っています。関東リーグの試合を愛川町で開催したのは、近年ではSC相模原だけではないでしょうか。私は、座間市・大和市・厚木市・清川村も含めて、「県央地区」の市民の皆さんともっと積極的に交流を持っていいのではないか、と感じています。それを、考えると今年のJFLホームゲームで麻溝公園競技場が使えない10月26日(日)の試合が、なぜ「武蔵の国・横浜市」保土ヶ谷公園なのかが今もって疑問に思います。

鎌倉時代約140年間、相模国(さがみのくに)は日本の政治の中心地でした。今で言う県知事の相模守は、鎌倉幕府の最高の政治権力者である執権・北条氏が代々務めていたようです。また戦国時代、相模国・小田原城を拠点にした(後)北条氏は、甲斐・武田や越後・上杉と言った強力な戦国大名を押しのけ関東をほぼ平定していたのです。そうした、相模国(さがみのくに)の先人達の夢物語になぞらえて、このSC相模原というクラブを語るのも、面白いと思いませんか。相模国の覇権をめぐる湘南 VS 相模原対決。ヴァンフォーレ甲府との甲相決戦。こうした楽しい「戦国サッカー」ダービーマッチの構図がいくつも出来あがります。

SC相模原は、今年JFL昇格を達成しました。次の目標は「J2昇格」です。JFLであれば「相模原市のサッカークラブ」で十分です。しかしJ2に上がるのであれば少なくとも「神奈川県県央地区をホームタウンにするサッカークラブ」に、J1に上がりたければ湘南ベルマーレを追い越して「相模国(相州)を代表するサッカークラブ」に支持層を広げて行かないと、クラブ経営は成り立たないのではないか、と私は個人的に考えています。ベルマーレ平塚が湘南ベルマーレになった経緯、ジェフユナイテッド市原が、千葉に本拠地を移した経緯、ザスパ草津が今年からザスパクサツ群馬になった経緯を思い起こせば、なおさら「相模原市だけにとどまらず広く県央地区の市民の皆さまにも愛されるようになって欲しい。」と思ってしまうのです。
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得点を上げる工夫&失点数を抑える工夫

2013-04-15 23:22:06 | SC相模原・激闘の足跡
4月14日(日)第6節の試合を終了して獲得したSC相模原の総得点数は「10」です。これは、首位を走る長野と5位につけるFC琉球の「11」に次ぐ記録となっています。また、長野は宇野沢、琉球は高橋という絶対的エースストライカーがゴールを量産しているのに対して、SC相模原は御給3、菅野・森谷・曽我部が2、松本が1と前線の選手が万遍なくゴールをゲットしています。ここにこの数試合のSC相模原の強さが表れていると思います。前線の4人の個人技の高さ、コンビネーションのレベルの高さが際立っており、相手の守備やDFの個人能力を見極めながら戦略的に攻撃を組み立てて行くことができていると思います。この日の先発メンバーは以下の通りです。
FW:御給・森谷
MF:曽我部・将也・佐野・菅野
DF:小澤・枡田・橋本・天野
GK:佐藤

この日対戦したHOYO大分とは、2011年12月の大阪での地域リーグ決勝大会「涙の」最終戦以来の対戦となりました。しかしあの時とHOYO大分は、主力選手も基本戦術も全く変わり別なチームになったかのようでした。ファジアーノ岡山から移籍した中野がほぼ1トップの位置でプレーし残りの中盤の5人の選手は、小柄でよく走りしぶとく細かいパス連携が「上手い」との印象が強く残りました。前半の入りから、この5人の中盤の選手たちとSC相模原の中盤の選手たちの激しいボールの奪い合い、パスカット、プレスが連続します。
そして前半18分でした。左サイドに佐野が持ち出すと、中央にいる曽我部にパス。ここにHOYO中盤の選手がプレスをかけに来ます(下の画像)。

ここからが曽我部の個人技の高さで、相手MF2人の後ろにいる森谷にうまくボールを浮かせてパスを通します(下の画像)。

森谷はこのボールを受けながら時計と反対周りに体を反転させて、得意の右足で豪快にシュート!(下の画像)HOYO大分のDFラインは、森谷がシュートで狙ってくる事に対する反応が遅れ、足を出して止めにかかりますが、届きません。ゴーール!1-0。SC相模原先制しました。

上の森谷のシュートの画像で私が感じるのは御給のポジショニングの良さです。この位置に御給がいれば、森谷は御給へのパスも選択できますし、森谷がシュートを打てば、御給はGKが弾くこぼれ球を押し込む絶好のポジションにいます。試合毎の画像の整理をしていて感じるのは、御給の素晴らしさはボールの動きの読みの正確さとそれに対する抜群のポジショニングの良さだと私は思います。またそれは単に自分がゴールを決めるだけでなく、曽我部・菅野らを前向いてプレーさせることにも執心しており御給は無得点でも間違いなくチームの勝利に貢献してくれています。

前半25分、佐野からの長いクロスに御給ヘッド!しかしこれは相手ゴールキーパーがパンチング。惜しくも得点にはつながりません。その後HOYOは、短いパスを駆使してSC相模原ゴール前に迫ります。30分、ゴール正面から放ったHOYOのシュートは「入った!」と私は思いましたが、GK佐藤健が、なんとかギリギリ残った足に当てナイスセーブ。SC相模原の2点目はここからのカウンター攻撃から始まりました。カウンターのボールをセンターサークル右に待つ御給に縦パスを入れます。御給は、右サイドをオーバーラップしてきた天野にこのボールを落すと、天野は右サイドをドリブルでえぐり、中央に走り込んできた森谷にパス。森谷はHOYOのDFが戻り切れていないペナルティ・エリア左サイドにボールを流すと、待ってましたとばかり曽我部がシュート!ゴオオオオオオオル!2-0。

ただ反省点はこの後です。2点リードで明らかに気が緩んだSC相模原。逆に「ヤバイ」と前掛かりになるHOYO大分。32分ゴール正面からHOYO簡単にゴールを叩き込んで2-1。2点差にした後、もう一度チーム全体で守備への集中を確認して欲しいところ。この後、再びHOYOの細かいパス回しに翻弄され危ない場面が続きます。もう同点になるのは時間の問題か?と思われた43分でした。左サイドを曽我部が崩すとDFにマークされながらもバイタルエリア中央に待つ御給にパス。御給はここで簡単に右サイドに小さく落とすと、待ってたのはまたしても森谷、森谷シュート!ゴオオオオオル!3-1。ここで前半を終了します。

後半始まって早々でした。1分、HOYOの左サイドからミドルシュートが放たれると、麻溝の風にも乗ってSC相模原のゴールネット右に突き刺さり3-2となります。偶然とは思いますが、先週のホンダロックの失点と全く同じパターンの失点です。ミドルを狙う選手へのプレス、風を読んだキーパーの俊敏な対応など今後の試合への宿題になった失点でした。
ここからは、次の1点が試合を決めるとあって再び激しい中盤戦が続きます。双方選手交代で攻撃にテコ入れ、お互い「次の1点」を取りにいこうと激しいサッカーが続きます。

後半29分、SC相模原にビックチャンスが巡ってきます。上の画像の通り、スルーパスに松本が上手く裏を抜けGKと1対1に。スタンド大歓声!決めろよ~!松本シュート(下の画像)!

あ~相手GKの足にあたった。惜しい!この後30分にも曽我部シュート(下の画像)しかしボールは右ポスト直撃で入らない。HOYOは攻撃の駒を3枚投入してなんとかSC相模原に追い付こうとします。しかしSC相模原は、試合の終わらせ方も上手く、HOYOの攻勢を凌ぎこのまま試合終了。3-2。SC相模原勝利しました。

SC相模原のJFL6試合での総失点数は「9」。これはJFLのビリから数えて5番目の数字です。ちなみに最少失点はカマタマ―レ讃岐の「1」。来週から続くJFLの中堅チーム(金沢・秋田)相手にこの失点数では、苦戦は免れません。アウェイではまずしっかり守る事が必須です。前線、中盤、DFライン、ゴールキーパー、もう一度ポジション別に守備力を上げる工夫はないか、是非考えて欲しいと思います。まだまだ成長過程、まだまだ強くなるそ!頑張れ!SC相模原。
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SC相模原3位浮上!今日も勝ち4連勝

2013-04-14 18:01:05 | SC相模原・激闘の足跡
本日行われたJFL第6節、SC相模原 VS HOYO大分の試合は3-2でSC相模原が勝利しました。これでSC相模原は4連勝となりJFL順位も、この日首位長野が秋田と引き分け、2位讃岐は4位のソニー仙台に勝ったため、SC相模原は順位を2つ上げて3位に上昇し、首位長野との勝ち点差も「4」に迫りました。以下が順位表です。

この日は、先週同様風が強い中での試合でした。前半17分、森谷が中央から豪快なゴールを決めます。下の画像は今シーズン初得点を喜ぶ森谷選手です。次いで前半33分、今度は曽我部が左から決めて2点目。今日のトップの一番上の画像はゴールを決めてジャンプしてのガッツポーズの曽我部選手です。

しかし2-0とした直後、1点を返されて試合はちょっと不気味な流れになっていきます。しかし前半終了間際、またまた森谷が値千金の3点目。後半開始早々3点リードに気が緩んだか、相手のミドルシュートが決まりまたまた1点差。その後後半中盤戦でHOYO大分の細かいパス交換に何度か危ないシュートがGKを佐藤を襲いますが、佐藤のナイスセーブでしのぎ試合終了。3-2でSC相模原、4連勝を決めました。
JFL1年生のSC相模原が3位なんて、大健闘ですね。しかし来週からは金沢・秋田のアウェイ2連戦です。もう一度謙虚に今の戦力と相手の強さを見つめ直して、1点差でしぶとく勝つて麻溝に戻って来て欲しいと思います。さぁ、1戦必勝頑張れSC相模原!(試合の詳細をこのあとレポートします、)
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ロック総統、遂に相模原に現る!

2013-04-09 22:37:28 | SC相模原日記
ええじゃないか!ええじゃないか!ええじゃないか!ホンダロックでええじゃないか!
遂に、このコールが麻溝公園競技場で聞けたかと思うと、私も居ても立ってもいられずアウェイ側のホンダロックの応援団の中に向かいました。息を切らしながらホンダロック・サポーターの中に入っていくと、いました!ホンダロック応援団”総統”の「ロック総統」(上の画像)です。

私はというと、緑のSC相模原Tシャツに、SC相模原ジャンパー姿という、どこから見てもSC相模原サポ姿なので「ちょっとヤバいかな・・」と警戒していると、ホンダロックサポのちょんまげ隊長(下の画像)が、ホンダロック手ぬぐいを私に渡して「これで顔かくして一緒に応援しましょう」とのラブコール。負けた。やっぱり1回くらいは「ええじゃないか!」を歌いたい。どうしよう・・。そうだ!「ホンダロックも!ええじゃないか」なら相模原応援している事になる。これで団長に許してもらおう、とホンダロック応援団に加わってしまいました。ゴメン!

そして「ええじゃないか!ええじゃないか!ええじゃないか!ホンダロック”も”ええじゃないか!」と歌いながら、ホンダロック応援団+私は、SC相模原サポ―ターのところに向かいます。そして、ロック総統からSC相模原応援団長に「J3の鍵」をいただきました。ちなみにホンダロックは、ホンダの自動車のキー(鍵・ロック)を作っている宮崎県の企業。そのホンダロックから「J3で頑張れ!」といただいたJ3の鍵。SC相模原サポ一同感謝の図が下の画像です。本当にありがとうございました。

試合は、前半開始早々4分、御給のゴールが、ホンダロックサポ―ター席の目の前で決まります。スタジアム中に響き渡るDJの「ゴーール」の声。しかしロック総統は「皆さん、大丈夫です。我々には天照大御神がついていますから!」そうですよね~、宮崎には天の岩戸伝説で有名な高千穂峡がありますもんね~、と一同爆笑。ロック総統は、お笑いの世界にもいらっしゃったことがあるそうな。ツボを心得ていらっしゃる。

あれ?ロック総統と握手している人、どっかで見た事あるなぁ~・・と思ったら、サッカーのコラムや写真家で有名な宇都宮徹壱さんではありませんか(上の画像)。ロック総統が、あの宇都宮徹壱さんまで相模原市麻溝公園競技場に連れて来ていただいたのですね。人を引き付けるパワーすごいですね、総統。宇都宮さん、今度SC相模原の事もコラムにしてくださいね。

後半17分、ホンダロックに同点ゴールが生まれると、もうホンダロックサポが普段にも増して大騒ぎ!そうか!今シーズン5試合目にして初ゴールだった訳ですね!しかしその3分後、SC相模原曽我部の決勝ゴール。試合はこのまま2-1でSC相模原の勝利に終わります。試合終了するとすぐ、今度はSC相模原サポが大挙して「ええじゃないか!ええじゃないか!ええじゃないか!」と歌いながらホンダロックサポのところに向かってきます。ホンダロックサポも相乗りしてみんなで「ええじゃないか!」の大合唱。最後にロック総統から「ホンダロックを忘れないでください」の一言。忘れるもんですか、総統。ホンダロック、頑張れ!

試合後、SC相模原サポ―ター皆で、ロック総統からいただいた「J3の鍵」をよくよく見てみると、一つ一つ手作りで作られている事を発見し、なんだか心が「ホッコリ!」。私は家に帰って、ちゃんまげ隊長にもらった「ホンダロック手ぬぐい(上の画像)」が、一枚一枚マジックで「ホンダロック」と書かれているのを見てまた心が「ホッコリ!」。9月22日今度は宮崎で「SC相模原 VS ホンダロック」の試合がありますが、お金かかるけど絶対宮崎に応援に行こう!と思ったSC相模原サポーターは、私だけではなかったはずです。この日ばかりは麻溝公園競技場の派手なDJの演出が「過剰」に思えてなりませんでした。ロック総統万歳!そしてありがとう。
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強いホニと上手いウイリー~国学院大学戦

2013-04-08 21:27:27 | SC相模原・激闘の足跡
本日、18時より行われた練習試合「SC相模原 VS 国学院大学」の試合は5-0(前後半90分)でSC相模原が勝利しました。SC相模原には、控え選手にも強力な、そして有望な選手がたくさん所属しています。特にブラジル人選手2人は、いままで試合でのプレーぶりを見ていなかったのでどんなタイプの選手かな?と見学してきました。先発選手は以下の通りです。
FW:ウイリー・森谷(後半・地頭薗)
MF:淳・北原・安藝・スンミン
DF:吉村・ホニ・田村・齋藤(後半・翼)
GK:森田(後半・渡辺)
*ウイリーはウイリアンス選手のピッチ上の愛称です。当ブログでも親しみを込めて「ウイリー」と呼ぶことにします。

試合開始のポジションを見ての発見は、安藝選手がボランチで出ている事。もともとセンターバックの選手ですが、シーズン前の練習試合ではサイドバックをこなし、現在はボランチです。昨年から木村監督の采配を見ていますが、こういう使い方をされる選手は、「おまえなら後ろはどこでもできる」と、オールラウンダ―の素質を認めらている証拠。期待に応えて安藝は中盤のボールの奪い合いにもしっかり勝利し、前半34分にはウイリ―のコーナーキックにダイレクトで合わせ2点目のゴールも決めました。SC相模原の中で、着々とプレーの幅を広げています。

前半よかったのは、1点目と3点目をきめた森谷。特に前半43分の3点目は、淳の左からのクロスを胸トラップでボールコントロールし、ボレー気味にシュート。弾丸シュートがネットに突き刺さりました。他の選手では、スンミンがまたまた成長していました。後半13分の4点目はスンミンのゴール。北原のDF裏へのスルーパスにスンミンがDFライン裏をキレイにスピードで突破し、GKと1対1に。スンミン、ここでGKの位置を見ながら落ち着いてループシュート。キーパーは頭上を見上げるのみ。ゴール。4-0になりました。スンミンは、中盤の連携プレーや守備の時のポジション取りなども年初に比べ格段に良くなっています。見るたびに成長する19歳、恐ろしいくらい楽しみな選手です。

さぁ、注目の両ブラジル人選手ですが、CBのホニはいつでも出られる状態にあるように見えました。それはCBのコンビを組んだ田村も同じで、2人とも多少のミスキックはありましたが、国学院のFW相手には磐石でした。昨日までのJFL公式戦では、枡田・橋本のCBコンビがソツのない守備ぶりで、SC相模原に連勝をもたらしています。しかし今後2人の高い集中力とパフォーマンスが、もし落ちてくるような事があれば、ホニ・田村はすぐピッチに呼ばれることでしょう。こうした状況を見ても工藤欠場に伴うSC相模原の守備の戦力ダウンは今のところ「少ない」と思います。

ウイリ―は、高い個人技を持つ攻撃的選手です。この日のゲームでも精度の高いクロスやパスを数多く見せてくれました。ただチームとしてこのタレントをどう活用したらいいか、今必死に模索する作業が続いているように思います。既存のSC相模原のコンビネーションの中にウイリ―というパーツをどうはめ込むのか、ウイリ―も「このチームは前線からの守備を基本とするチーム」だ、といつ考えを変える事ができるのか。今が一番大事な時期のように思います。この日の5点目は、ウイリ―が出した見事なスルーパスに淳が抜け出しゴールを決めました。ウイリ―と周囲の選手の相互理解が高まれば今後こういう場面がどんどん増えてくるでしょう。ウイリ―の成長も本当に待ち遠しいです。
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