S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

相模原の夢と勇気の物語を語り継ごう!

2013-05-30 23:04:10 | いい街・相模原
山口自動車さんが運営しているSC相模原の応援バスでは、試合会場に向かう道すがら、時間つぶしに、と映画のDVDを車内で流してくれます。私が一番よく見た映画は、JAXA相模原の小惑星探査機「はやぶさ」の物語です。ご存じの通り「はやぶさ」の映画は、20世紀FOXと東映と松竹の3つの映画会社が映画化しています。竹内結子・西田敏行が主演しているのが20世紀FOX版、渡辺謙・江口洋介が主演しているのが東映版ですが、山口自動車さんのSC相模原応援バスには、この2つのDVDが車に搭載されており、両方の映画共に何度か見せられました。とってもSC相模原の応援バスらしい映画です。

でも、60億キロの旅を終えて、最後「はやぶさ」が地球に帰ってくるシーン、あの輝きながら燃え尽きてゆく「はやぶさ」のシーンは何度見ても感動します。相模原市から必死に「はやぶさ」を、小惑星イトカワに着陸させて、そして地球に帰還させる7年間の宇宙の旅の物語は、多くの相模原の子供たちに何度も見て欲しいなぁ、とつくづく思います。世界最先端の技術力を持って、困難に立ち向かい、わずかな可能性に望みを託し諦めない日本人の物語は、子供たちに夢や勇気を与えてくれるはずです。

横浜市では、毎年6月2日は開港記念日で、市内の小中学校は全て休日です。何も知らない横浜の子供たちは「今日は何で休みなの?」と両親に尋ねます。両親は「江戸時代、横浜に港が出来た記念日だから」と子供に教えます。こうして横浜市の誇りとシンボルが子供の脳裏に刻まれます。
相模原市には、残念ながらこうした歴史と物語を持った「街の記念日」がありませんでした。しかし昨年から、はやぶさが地球に帰還した2010年6月13日を記念して、毎年6月13日を「はやぶさの日」としてさまざまなイベントをスタートしています。
ここは思い切って小中学校ともにお休みにしてはどうでしょうか。「はやぶさの日」の様々なイベントに相模原市の子供たちが参加する日にしてはどうでしょうか。そして相模原市のお父さんお母さんは子供さんたちに、はやぶさの夢と勇気の物語を是非教えてあげてください。私達の街には、こんなに素晴らしいところがあるんだよ、と。
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勝負に出たうどん県

2013-05-29 21:54:15 | ライバル達の咆哮
5月28日、香川県はカマタマ―レ讃岐に2千万円出資することを表明しました。目的は、カマタマ―レ讃岐の財務状況の改善にあります。同時に、高松市と丸亀市にもそれぞれ1千万円づつ増資するよう要請、6月末のクラブライセンス取得に向けて官民一体となった活動に拍車がかかっています。
現在JFLで首位を快走する讃岐。その中でこのニュースを聞けば「うどん県が今年J2昇格の勝負に出てきた」ように思えます。ただシーズンの半分も終えていない、しかも町田・長野といった上位直接対決は、まだ全くこれからという時点での発表ですので県&チーム全体で今年のチーム力に対して自信があるのでしょう。

SC相模原の今シーズンJFL開幕戦は、長野との試合でしたが、この試合のキックオフに先立ち長野市長から「2015年度シーズンから使えるJ規格のスタジアムを建設する。」との宣言がありました。つまり長野は遅くとも来年2014年度にはJ2昇格の環境が整う、ということになります。「そのためにも昨年・一昨年の準優勝はもう要らない。今年は優勝して欲しい」という、長野市長の檄が響き渡っていました。
もちろん、町田も1シーズンでのJ2返り咲きが今年の唯一の目標です。

もうすぐ5月が終わります。JFLでは6月前半戦の最後の4試合が行われますが、その中でも注目は讃岐VS長野(6/8)、讃岐VS町田(6/16)の上位同士の直接対決です。ここで讃岐が2連勝でもすると、香川県の官民一体となったJ2昇格活動がさらに熱を帯びてくることでしょう。「そうはさせじ」と町田・長野が奮起してくれれば、JFL優勝の勝ち点ラインが下がり、SC相模原にも上位進出の可能性が残ります。そのためにも苦しい試合を1試合1試合トーナメントのつもりで全力で勝ちぬいていきましょう。SC相模原がJ2昇格のために今できる最善のアクションは、JFL優勝戦線に加わり相模原市民を熱狂させることです。
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辛抱強い守備と2列目の展開力の勝利

2013-05-27 23:07:24 | SC相模原・激闘の足跡
JFL第13節「SC相模原vsMIOびわこ滋賀」の試合が行われたのは、滋賀県湖南市にある湖南市市民グラウンドでした。電車で応援に来た「エコな人」は「入場無料」とばかりに、最寄駅の三雲駅で入場券が無料で配られた上、駅から会場までのバスも無料でした。アウェイの遠征が続くとこうしたプログラムは本当にお財布が助かります。
SC相模原の先発メンバーは以下の通りです。
FW:御給・ウイリアンス
MF:曽我部・将也・佐野・菅野
DF:小澤・田村・枡田・天野
GK:森田
いっぽうMIOびわこ滋賀のフォーメーションは以下の通り。

びわこは前線に9番と10番という2人のフィジカルが強いFWを配し前線で起点をつくり、そこにゲームメーカーの11番の久保田、2列目から13番・17番が飛び出すと言った攻撃が基本的なボールの動かし方でした。ですので、前半の出だしは、相模原もびわこも2トップにボールを入れてセカンドボールから攻撃を組み立てるという同じような攻撃パターンが繰り返されます。

しかし2列目の攻撃の形を作る力で相模原が上回り、特に左サイドの曽我部・小澤からシュートチャンスを作っていきます。前半15分、曽我部からカウンター気味にトップのウイリアンスにボールが通りシュート、しかしびわこGKがこれを防ぎます。20分、右からのサイドチェンジのボールを曽我部がシュート。23分、ウイリアンスが中央からシュートと形を作り始めますが、シュートの精度に欠け得点に至りません。
前半28分、SC相模原が決定的なチャンスを作ります。左サイドから小澤が縦に抜け、中央にフリーで待つ御給にパス。御給シュート、しかし相手GKに阻まれ得点ならず。小澤がパスせずそのままシュートまでいった方が面白い形と思いました。45分には、右コーナーキックから御給ヘッド。しかしGKに阻止されこれも得点になりません。前半は、相模原がやや優勢の状況で終了します。

後半に入ると、びわこは特に左サイド(相模原の右サイド)から、枡田との1対1に活路を見出そうとする攻撃が目立ち始めます。13番と11番が左サイドからゴールに迫りますが、枡田がこれを体を張って抑え攻撃を阻止します。逆に後半12分、右サイドで菅野・ウイリアンスが起点となり、佐野シュート、曽我部シュートとたたみ掛け、次第に相模原の得点の匂いが高まってきます。
そして後半の18分でした。DFビルドアップのボールを、左サイド田村がセンターサークル付近まで持ち出すと、前線のウイリアンスにスルーパス。ウイリアンス、左サイドで相手DFと競り合いながらペナルティ・エリア左から、中央に走り込んできた御給にパス。御給はワンタッチでこのボールをゴールに流し込む、ゴオオオオオオル!1-0。相模原が先制点をゲットします。

勢いづく相模原は、19分曽我部、20分御給と続けざまにシュートを放ちますが、これは得点に至りません。局面を打開したいびわこはFW10番に代えて同じくFW20番を入れ、1トップ2シャドーのような形で相模原ゴール攻撃を仕掛けます。しかし、この日の相模原DFの集中は切れることなく、決定的な形を作らせません。逆に、御給・菅野らが追加点を狙ってシュートまで持っていきますがこちらも精度を欠きゲームを決め切るところまではいきません。

ロスタイム2分となり、ホームびわこは最後の力を振り絞って、半ば強引にゴールに向かいますが、ことごとくファウルを取られ万事休す。1-0でSC相模原が勝利しました。相模原は嬉しいアウェイでの完封勝利。この日敗れた琉球を抜いて5位に浮上しました。
試合終了後、SAGAWA-SHIGAを応援していたサポーターの方々が、御給・森田・吉村を激励する光景を目にしました。来週は、この3人の昨年までのホームグラウンドで佐川印刷との試合が行われます。とにかく1試合1試合全力投球で辛抱強く勝ち星をかさね、上位の讃岐・町田・長野に食らいついていきましょう。選手の皆さん、来週も完封試合よろしくお願いします!
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MIOびわこに勝利し5位浮上!

2013-05-26 17:43:58 | SC相模原・激闘の足跡
本日SC相模原はMIOびわこ滋賀とのアウェイの試合にのぞみ1-0で勝利しました。この試合、滋賀&相模原には、普段以上に気合が入っていた選手が2名いました。MIOびわこ滋賀の主将・鎗田と、SC相模原の桝田です。鎗田は2010年SC相模原に在籍していた選手。また神奈川大学出身で、将也や淳の先輩です。相模原にまけるか、後輩に負けるか、とばかり気合いのこもったプレーを見せてくれました。そして試合終了後、将也が鎗田にしっかり挨拶。
枡田は、昨年まで在籍した古巣が、MIOびわこ滋賀。こちらも「枡田ならぬける」とばかりMIOのFW陣のターゲットになっていましたが、堅い守りで切り抜けていました。
試合は1点を争う激しい試合でしたが、SC相模原は、ウイリアンスと御給の2トップの活躍で先取点をとり、そのまま逃げ切り。「1-0」で勝利し、順位を5位と1つあげています。
私の乗っている電車は、いま四日市です。帰宅次第試合レポートをアップします。

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最初で最後?のアウェイ・ユニフォーム

2013-05-23 22:46:07 | SC相模原日記
今週末のMIOびわこ滋賀戦で、今年13試合目にして初めてアウェイ・ユニフォームでの試合が見れそうです。理由は、MIOびわこ滋賀のユニフォームが「緑」だからです。昨年の関東リーグや全国地域リーグ決勝大会では、アウェイの赤ユニフォームでの試合が結構あったのですが、JFLに昇格してから今年目にしたことがありませんでした。理由は、JFLのチームの多くが、赤系統の色のユニフォームをホームゲームで着る事が多いからです。
また、相手のホームユニフォームが、青系統の色の場合も、SC相模原は緑のホームゲーム用のユニフォームを着てアウェイの試合を戦っています。ですので、SC相模原のアウェイの赤いユニフォームは、相手のホームゲームのユニフォームの色が緑の時しか着用する機会がありません。では、JFL各チームのホームのユニフォームの色を、確認してみましょう。
赤・橙色のホームユニフォーム
長野・福島・琉球・ホンダ・ホンダロック・佐川印刷・金沢・大分
青・水色のホームユニフォーム
讃岐・町田・YSCC・横河・ソニー・秋田・栃木
紫色のホームユニフォーム
藤枝
緑色のホームユニフォーム
相模原・滋賀

これを見れば、今年SC相模原が赤いアウェイユニフォームを着るのは滋賀戦だけなのではないか?と、想像されます。ですので、今週末の滋賀戦がJFL公式戦で「最初で最後の」アウェイユニフォームとなりそうです。
アウェイでも、選手が相模原「緑」のユニフォームを着て試合ができる事は大変嬉しいことです。が、アウェイユニフォームは、全国各地で相模原を表現する「選択肢」の一つだけに、もったいない気もします。赤色ではない別なデザインのユニフォームを作っておけばよかったのに、とも思います。多くの人に「相模原カッコ良すぎ!」と感じてもらえるアウェイユニフォームを作って相模原のイメージアップを図る・・・。今からでも作ってみてはどうでしょうかねぇ。golさん。
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琉球らしさと相模原らしさ、クラブの個性って何?

2013-05-22 23:27:18 | 遠征旅日記
「沖縄に応援に行きたいがどうやって行ったら安くいけるのか?」SC相模原サポーター皆、悩みに悩み、思い思いに予算計画を立て沖縄に向かいました。スカイマークを活用する案、成田-沖縄線の安い便を活用する案、安いパッケージツアーを活用する案、月曜日に有給休暇をとって平日の安い便を活用する案、だいたいこんなところだったでしょうか。私は「安いパッケージツアー」を選択しました。往復JAL+ホテル1泊朝食付きで30,000円かかりました。予算オーバーでしたが、ま、2週間出張づくめで疲労しきった自分へのご褒美というところでケリ。美ら海水族館のジンベイサメやマンタの泳ぎをぼ~っと見ながらの半日で随分精神的に癒されました。

FC琉球の試合は、もちろん初めて。試合会場では、雨にもかかわらず様々なイベントで試合を盛り上げてくれました。トップの画像は、「具志堅くん+いけめん連+チアリーダー+子供たち」のダンス。みんなよく合っていて、結構練習したんだろうな、という感じです。その次にはこの上の画像にある「The Blue Sky Kick's」のスタジアムライブ。人気の琉球バンドの歌声が、雨の中スタジアムに響いていました。

電光掲示板が無いので、出場選手はピッチ手前に出場選手が一覧となった看板が掛けられていました。そして試合中、選手交代になるとピッチに入った選手の看板を持ってチアリーダーがスタンドに高く掲げてくれます(上の画像)。「過剰じゃない?」という声もありますが、私は試合を盛り上げよう、との努力に拍手を送りたいと思いました。
ただ、こうしたおもてなしは全て「FC琉球流」。これをそのまま相模原で、とは思いません。FC琉球だからできる演出であり、沖縄ならではのエネルギーと元気を表現した盛り上げ方です。

アウェイ試合応援の旅では、その国その土地の風土・空気といったものを強く感じる事が出来ます。逆に、麻溝公園に来場されるアウェイのお客様に、私達はどれだけ「相模原」を発信出来ているかと言うと、今はまだ自信がありません。相模原を今一度見つめ直し相模原を再発見し相模原をサッカーの試合で表現する。これこそSC相模原の成長を支える生命線です。これができなければ、Jリーグクラブ密集地域~横浜・川崎・湘南・東京の中に埋もれたまま、小さな県央のローカルクラブとして、生きて永らえて行くことしかできないでしょう。
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主将佐野がキッカーを譲った日~琉球戦記

2013-05-21 00:41:16 | SC相模原・激闘の足跡
JFL第12節、SC相模原はアウェイでFC琉球と対戦しました。試合開始前から沖縄は雨。しかしウォーミングアップを終えキックオフが近づくと今度は雷が鳴り始め、雨は激しい熱帯雨状態に。審判は、落雷の危険を回避するためにキックオフを見合わせ試合が中断します。中止&再試合となるとSC相模原は沖縄遠征費用が倍増することになり「真っ青」でしたが、30分後、雷の音は消え試合は再開されました。SC相模原の先発メンバーは以下の通りです。
FW:ウイリアンス・松本
MF:曽我部・将也・佐野・菅野
DF:小澤・田村・枡田・天野
GK:森田

SC相模原のキックオフのボール、何を勘違いしたのか、ウイリアンスが、ドドドドド~と走り込んで「ドッカーン」とゴールに目がけて蹴り込みました。ボールはぐんぐん伸びてライナー性の強いボールをFC琉球GKがキャッチします。「凄い・・センターサークルからシュートして枠の中に入れた・・。」通常、ゴールキックの様に山なりのボールでしたら、センターサークル付近からシュートしてそのままゴールというのもあるのですが、PKを蹴るようなシュートがゴール枠に届くなんてビックリしました。ただ、この時は「ピッチが雨で重いので思い切り蹴ったのだろう」位にしか思いませんでした。しかし、この日の試合の行方を占うキー・ポイントが、このキックオフ・シュートに隠されていたのです。

上の画像の通り、とにかくピッチは水びたしでした。前半、滑り出しは両軍選手共に、この「水サッカー」に慣れるのに精いっぱい。次第に慣れてくると、ロングキックを相手陣内深く蹴り込み、そこにFW・MFの選手がなだれ込み起点を作る、といった作業の繰り返しになります。こうした「水サッカー」の違和感を消し去り、本来のサッカーに戻してくれたのが、前半21分のFC琉球高橋のゴールでした。相模原陣内左サイド(SC相模原の右サイド)で琉球・小幡、相模原・天野がボールの奪い合いになります。ここで天野が後ろに倒れ込みファウルをもらいに行きますがこれが結果的には不用意。ノーファウルで小幡はフリーで右サイドを中に食い込んでいきます。するとCBがこれに対応しに行かざるをえません。枡田が小幡を止めに行くと、小幡はバイタルエリアに入って来たエース高橋にパス。フリーの高橋は「待ってました!」とばかり、ゴール右隅にボールを蹴り込みゴール。0-1。琉球が先手を取ります。

この後、高橋のプレーを見ようと、私の目は高橋ばかり追いかけていたのですが、とにかくプレーエリアが広くトップからボランチ、右サイドから左サイドと雨の中を縦横無尽に動き回ります。特に、SC相模原のDFラインがペナルティ・エリア内に下がる時にできるDFラインとボランチの間のスペースを上手く使っていました。高橋の2得点は両方共にその典型でした。前半40分、SC相模原のDFラインは、左サイドで攻撃を受けラインを下げると、FC琉球は左サイドやや中央にいた高橋にパス。高橋は、すっぽりスペースの開いたバイタルエリアを中央にボールを持ちだしシュート。ゴール。0-2。FC琉球が試合の主導権を掌握します。
しかし、この直後スタジアム全体が「おおっ」といううなり声を上げる、そんなプレーを目にすることになるのです。

私のノートには16:15と書いてありますから、おそらく前半44分頃と思います。FC琉球陣内センターサークルから10メートルくらい入ったところでSC相模原FKを獲得します。まず最初の驚きは、佐野が蹴らずにウイリアンスがキッカーに立った事です。昨年からこのチームの主将を務め不動のフリーキッカー・佐野。その佐野がキッカーを譲るというのは何かある、と思いました。そしてウイリアンスはキックオフと同じようにまた、ドドドドドド~と走り込んでそこから思い切ってシュート!弾丸ライナーのボールが琉球GKに襲いかかります。GKは、かろうじて頭の真上でパンチングして外にかき出しました。一瞬ビックリしたFC琉球サポーターは「おおっ~」。何かが起こりそうな危うい余韻を残して前半を終了します。

後半、まず動いたのはSC相模原の方でした。佐野と将也が縦にポジションを取り、「4-1-3-2」のフォーメーションに変更します。2点を追うため将也を高く上げる狙いと、佐野をアンカ―にしてDFライン前のスペースを使わせない狙いと2つあったと思います。この後佐野は、試合終了までアンカーでプレーしましたが、以降高橋にバイタルエリアのスペースを使われる事はありませんでした。しかし攻撃の狙いはすぐ破綻します。後半17分、ゴール前に蹴り込んだボールに松本が突進、松本はボールを蹴りに行ったのですが、これが琉球GKと接触してしまい危険なプレーということで一発退場となってしまいます。「2点のビハインド」&「FWが1枚退場」どうするんだ・・SC相模原。

ここで木村監督が打った策が「3バック」。この試合この後10人で2点差を跳ね返す事になるのですが、その一番の成功要因は私は「3バックの判断」だったと思います。天野を中盤に上げたこの「3バックの判断」が後半30分「吉」と出ます。
琉球陣内右サイドに展開したSC相模原は、菅野がキープ、そのすぐ後ろに詰めていた天野にパスをすると、天野は左足でゴール左隅に蹴り込みます。するとボールは低い弾道でゴールネットを揺らします。ゴール!1-2。
しかし、まだこの時点では、琉球1点差でリードしていましたからスタジアムの空気も、まだ余裕がありました。そして後半32分。SC相模原はゴール正面やや右、距離にすると40メートル弱のフリーキックを獲得します。ウイリアンスがボールをプレースすると、この試合繰り返していたのと同じくドドドドド~と走り込んで「ドッカーン」とゴールに目がけて蹴り込みます。ボールは軌道を少し変化させながらゴール左隅へ。ジャンプしたキーパーが倒れる。ボールはネットの中。「何が起こったんだ・・」静まりかえるスタジアム。飛び上がって喜ぶSC相模原の選手たち。これを見てスタジアムはようやくウイリアンスの同点ゴールを認知します。「うぅぅ~・・・化け物か・・」。熱帯雨の降り注ぐ中、凍りつく沖縄市陸上競技場。

この後、FC琉球は「ふざけやがって」とばかり、SC相模原ゴールに攻め込みます。SC相模原は、佐野・安藝・枡田・田村が文字通り体を張ってFC琉球のこの波状攻撃を阻止します。天を仰ぐFC琉球・薩川監督。そして試合終了のホイッスル。抱き合い喜ぶSC相模原。素晴らしい敢闘ぶりに大きな拍手で迎える相模原サポーター。確かに勝ったわけではありません。しかし、水浸しのピッチで行われた制御不能&予測不能なアウェイ試合で、2点差をはねのけて掴んだ勝ち点1は大きい。またウイリアンス・安藝という新しい戦力が台頭してきた事は、チーム全体の戦力を底上げします。今までと同じところに成長が留まっている選手は、これから出番が少なくなるのです。沖縄の雷雲の下でつかんだ自信を、次の試合にも是非つなげて欲しいと思います。SC相模原選手・サポーターの皆さん、沖縄遠征お疲れさまでした!
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ウイリアンスのスーパーゴール画像(琉球戦)

2013-05-20 08:21:07 | SC相模原・激闘の足跡
私もようやっと、帰宅しました。皆さんお疲れさまでした。とにかくレポートより何より「ウイリアンスのゴールってどんなシュートだったの?」が、沖縄に行けなかったSC相模原サポーターの皆さんの関心事と思いますので、連続画像で掲載します。小さくて申し訳ありませんが、イメージを掴んでいただけるとありがたいです。
1.この位置を見てください。尋常な距離ではありません。ゴール前にクロスを上げるのか?とも思いました。

2.キックしたウイリアンス

3.ライナー性の強いボールがゴール左上に突き刺さります。

4.ボー然FC琉球・・・「化け物か・・」。

5.同点ゴール!歓喜SC相模原

この距離のFKですと、風で流されて入ったゴールは見た事がありますが、雨で水をたっぷり含んだ重いボールを、ライナー性の強いキックでゴールに突き刺すなんて、本当にスーパーゴールです。グサリ!です。素晴らしい!このシュートが見れただけでも沖縄に行った甲斐があったかも知れません。
とりあえず、速報その2をお届けしました。レポートは、もうしばらくお待ちください。
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ウイリアンス、グサリ!と同点ロングFK!

2013-05-19 19:18:39 | SC相模原・激闘の足跡
本日、行われたJFL第12節「SC相模原vsFC琉球」の一戦は、2-2で引き分けました。FC琉球は、現在JFL得点王の高橋が前半2点をゲット、試合を優位に進めます。後半、2点を追いたいSC相模原でしたが、早々にFW松本がレッドカードを貰い退場。大喜びだったのが琉球FCサポーター。「この試合、貰った!」という歓喜がスタンドに響き渡ります。しかし、10人のSC相模原はあきらめません。攻撃的なフォーメーションに代えこれがズバリ的中します。まず、サイドバックから中盤右に上がっていた天野が右サイドから左足でゴール左隅を撃ち抜き1点差。そして後半30分過ぎ、FKのチャンスをゲットすると、キッカーはウイリアンス。中央やや右サイドから放ったロングシュートは、大きな弧を描きゴールネットにグサリ!「ヤッター凄い!」と喜ぶSC相模原ベンチ。遂に2-2の同点に追いつきました。
「2-0から10人の相模原に追いつかれた・・・」静まりかえるスタジアム。このまま2-2で試合終了すると、SC相模原の選手たちは「してやったり!」の握手。盛り上がるSC相模原応援団。前半高橋駿太劇場で始まったこの試合、後半はSC相模原劇場で幕を下ろしました。
私は、今沖縄那覇空港です。自宅に戻り次第、この大荒れの試合の詳細レポートをお送りします。
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相模原を代表する名産品って何よ

2013-05-18 22:53:29 | いい街・相模原
私は先週・今週と出張が続き、福岡・大阪・名古屋・仙台とかけずり回っていました。ようやく昨日で地方の支社まわりも一段落しホッとしています。この4都市どこも大きな都会ですが、出張に行くとその都市の空港・駅には、お土産が数多く並んでおり出張みやげにと、ビジネスマンがさまざまなお土産を買い求めています。しかし、相模原市には著名な「相模原みやげ」がこれといってありません。仕方ない、とは思うものの何か1つくらいは「相模原といえばコレでしょう。」というものが出来るといいなぁ、と思います。

この大阪・名古屋・仙台・福岡の4都市の人気のあるお土産を見て思うのは、別にこの街で買わなくとも手に入るありきたりの商品が「おみやげ」として人気があることです。例えば、大阪みやげで人気の「551 HORAIの豚まん」や、福岡みやげの定番「博多のめんたいこ」は、商品は、相模原のスーパーで売られている「豚まん」「めんたいこ」と同じです。確かに、美味しい「豚まん」「めんたいこ」だからお土産に珍重されているのだと思いますが、それなら相模原でもおいしい名産品をつくれば、「おみやげ」として珍重される可能性はあるのではないでしょうか。今、相模原市産業振興財団では以下の通り、相模原の銘菓・名産品を紹介しています。
相模原の銘菓・名産品

相模原には、大きなターミナル駅がない、空港、サービスエリア、道の駅もないから、名産品が育たないという見方もありますが、市内各所に大きなショッピングモールが数多くあり、どこのモールの責任者も相模原市民に強く支持されている名産品があれば、その売場づくりに前向きに協力してくれるはずです。相模原市民がお中元やお歳暮で、親族・友人に自信を持って贈る人気地元名産品があれば、スーパーも百貨店もこぞって店頭にならべるはずです。やっぱり「相模原に生きている、また生きてきた事への誇り」を胸にしている市民の数や、想いの強さが、相模原を代表する名産品誕生の原点であり、これはSC相模原を成長させるエネルギーとも近いものが有るような気がします。

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