S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

座間高校・全国高校サッカー選手権1回戦突破!

2010-12-31 15:38:23 | SC相模原日記
第89回全国高校サッカー選手権大会1回戦「座間高校(神奈川県)vs 香芝高校(奈良県)」の対戦が、ニッパツ三ツ沢球技場で開催され、座間高校が1-0で勝利、初戦を突破しました。座間高校は前半早々5分、CKから中央に詰めていた3番CBの内田のヘッドで先制すると、その後も試合を座間高校ペースで進め虎の子の1点を守り切り勝利しました。
この試合のポイントは以下の2点にありました。
1.奈良県予選で、奈良育英以下4試合連続無失点で勝ち上がってきた「堅守」香芝高校。この堅い守りから座間が得点できるのかどうか。
2.座間高校のキャプテンであり正GKである宇佐美が怪我で欠場し、座間高校の守備に破綻はないか。
結果的に座間高校は1は◎、2はややDFとの連携・コミュニケーションの面で不安を見せるプレーがあったものの試合通じてはGK山口が安定した守備を発揮、勝利に貢献しました。

メインスタンド・バックスタンドともに満員の三ツ沢球技場で12:05キックオフ(上画像)。座間高校は、4-4-2の中盤4人がダイヤモンド型の陣形。攻撃の中心は10番FW今野。183cmと高さもあり足元も柔らかくまさにストライカー。この今野に、もう一人のFW11番梅田と、トップ下9番坂本の2人がからみ3トップのような形で攻撃を展開します。前半5分、座間右CKを獲得。香芝DFは当然得点力のある今野・梅田・坂本の3人をマークし得点を許さない構えです(下画像)。

しかしボールは、マークをかいくぐり中央に詰めていたCB内田(3番)の頭に!内田ヘッド!ゴーール!「1-0」。最初のセットプレーということもあり、香芝はマークがつき切れませんでした。堅い香芝のゴールを試合開始早々に破ったことによりこの試合の流れを座間高校に引き込むことに成功しました。歓喜のイレブンたち(下の画像)。いい時間帯で精神的にも余裕を持って戦う事ができるようになったナイスゴールでした。

しかし前半この得点のあとは一進一退の攻防が続きます。お互いにロングボールを前線に放り込んで、セカンドボールを拾って攻撃という時間帯が続き、やや大味な試合内容でした。座間はロングボールを10番今野に。そのセカンドボールを梅田・坂本がシュート。しかし香芝GK山本が、それを難なくセーブして追加点を与えません。香芝は、ロングボールからの展開からミドルを打ち込んできますが精度を欠き、このまま前半を終わります。

後半、香芝はFWに192cmの柳を入れ高さを活かした攻撃を試みます。一方座間は、後半中盤からサイドに展開し、サイドを起点に攻撃を仕掛けていきます。後半7分伊能が左サイドを上がり、中央の坂本へ、坂本はゴール右に待つ今野にパス、今野シュート!しかしゴール左にそれます。後半25分頃から35分までの10分間は香芝の流れ。28分ロングボールを香芝・濱武が落としそのボールを藤野がシュート、強烈なシュートでしたがゴールマウス上をそれます。座間高校は、2人の選手を入れ替え試合の流れを取り戻そうとします。しかし、流れは香芝が攻めて座間がカウンターでゴールに迫る、という時間帯が続きます。31分カウンターからDFライン裏を抜けた今野がGKと1対1に。今野シュート!しかし香芝・山本ナイスセーブ。後半ロスタイム、同じくカウンターから抜け出した座間竹谷がGKと1対1に。竹谷シュート!しかしこれも山本がセーブ。ロスタイムまで香芝は攻め続けますが、駆け付けた遷都くんの応援もむなしく試合終了。1-0で座間高校が勝利しました。

座間高校は、2回戦新年1月2日等々力競技場で、京都府代表久御山高校と対戦します。アーセナル宮市率いる中京大中京は、2-4でこの京都・久御山高校に敗れました。サッカーはチームで戦うスポーツ。ですのでどんなに傑出した選手がいても個人技だけでは勝てません。座間高校もよりチームの連動性(特に中盤)を高めて2回戦もぜひ突破してください!

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新年度・地域リーグチームの昇降<東海リーグ>

2010-12-30 14:06:36 | ライバル達の咆哮
東海サッカーリーグは、2011年度のチーム構成が既に決まっています。まず、東海リーグ1部で7位となった中京大学FCの2部降格にともない、東海リーグ2部のChukyo univ.FCが愛知県リーグに連動降格となりました。これにより今月12月11日~12日開催された「東海社会人サッカートーナメント大会」で勝ち上がった2チームが東海リーグ2部に自動昇格しました。1チーム目が浜松市からJリーグ入りを目指すボラーレFC。もう一つは岐阜県・長良クラブです。
2011年度全国社会人サッカー選手権大会は岐阜県で開催されます。よって開催県である岐阜県のチームは1チーム「開催県枠」で全社に出場します。FC岐阜セカンド・長良クラブにとっては、2011年は東海リーグ枠・開催県枠と全社出場のチャンスが高くなりチーム強化にも拍車がかかることでしょう。
結果、2011年の東海リーグのチーム構成は以下の通りです。

1部にはFC岐阜セカンドとともに、トヨタ蹴球団が昇格。依然として藤枝が一つ抜けたチームとしてリーグを牽引していくと思いますが、あとのチームは実力差は僅差で激しい順位争いが繰り広げられることと思います。楽しみですね。

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新年度・地域リーグチームの昇降<関西リーグ>

2010-12-29 23:55:44 | ライバル達の咆哮
年末年始入替戦の準備を続けているのは、SC相模原だけではありません。この12月~1月、各地域リーグで1部と2部、または県リーグと地域リーグの昇格・降格をかけた戦いが繰り広げられています。今日は関西リーグの動向を見てみたいと思います。

府・県リーグから、関西サッカーリーグへの昇格を賭けた戦い「関西府県サッカーリーグ決勝大会」は、12月23日準決勝が行われ、注目の「FC大阪 VS アルテリーヴォ和歌山」のJリーグ昇格を目指す2チームの戦いは、PK戦の末アルテリーヴォ和歌山が勝利しました。和歌山は、1月15日(土)同じく準決勝を勝ち抜いたOSAKA KOREA FC との決勝戦に臨み、勝てば念願の関西リーグ昇格が決まります。負けても1月23日(日)に関西リーグ2部7位の三菱重工神戸との入替戦で勝てば昇格が決まります。和歌山県サッカーの活性化のためにも背中を押したくなるチームです。昇格頑張って欲しいですね。

これにより、1月23日(日)に2011年の関西リーグのチーム構成が上の通り全て決まります。三洋洲本を止めるのはアイン食品か、奈良クラブか、今年に引き続き激戦が予想される面白い優勝争いになりそうです。

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男が行列する店「ラーメン二郎」

2010-12-28 20:48:22 | SC相模原・激闘の足跡
SC相模原の本部の前の道を、西方向(アイ・ワールド方向)に歩くと、すぐに相模原ラーメンストリートになります。アイ・ワールド周辺にラーメン屋さんが鈴なりのように立ち並んでおり壮観ですね。「青葉」「金太郎」「長浜」「揚州商人」・・・これだけ競争が激しいと絶対まずいラーメンは出せない、って感じです。
相模原ラーメンストリートにはありませんが、常連さんが常に行列を作っているラーメン屋の一つに「ラーメン二郎」というお店があります。相模原市内だと相模大野に1軒あります。同じ行列ができるラーメン屋でも「ラーメン二郎」はたいへん異質・異次元のラーメン屋さんです。本店は東京都港区三田の慶応大学のすぐ脇にある東京ラーメンの代表格。その異質ぶりは下記の通り。
1.お客は9割以上男性客。そしてカウンターで皆、黙々とラーメンを食べる。
2.とにかく量が多い。小ラーメンで普通のラーメン屋の大盛りくらい。
3.二郎を賞賛する人と、嫌いな人と二極化している。
(二郎なしには生きられない人をジロリアンというそうです。)
     
今日、本屋さんで「ラーメン二郎にまなぶ経営学」という本をみました。内容は、支離滅裂で経営学の事を書きたいのだかラーメン二郎の事を書きたいのだかよく分からない本ですが、「ラーメン二郎は、他のラーメンとは異質」「固定客をがっちりつかんで離さない」事は頷けました。とにかく「若い男性に強烈に支持されているラーメン屋」という点が最大の特徴です。最近「若い男性のだけに強く支持される商品・サービス」って意外と他にはありません。

昭和の人間から見ると、現在の若い世代に昔の「男らしさ」というものが少し薄れているような気がします。昔の「ガキ大将」が、今では「イジメ」の原因となる悪い子供。酔っ払いの歌舞伎俳優の些細な喧嘩に、日本の新聞・テレビが釘づけ。婚姻率は下がったまま上がらず、離婚率は高どまりのまま。男だ女だという以前に「自分という個」の意識を非常に強く感じます。そういう世相の中で、若い男性が集まるラーメン屋の行列に、「男だよなぁ」と感じ何故か懐かしい風景を見た気分になりました。

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「お先に!」相模原ライズXリーグ昇格

2010-12-27 22:13:41 | SC相模原日記
昨日、相模原ライズがXリーグ入替戦を制してトップリーグへの昇格を決めました。企業名がチーム名になっているチームが大半のXリーグ。その中で唯一地域名を冠にした名前のチームが相模原ライズですから喜ばしい限りです。昇格おめでとうございます!アメリカンフットボールとサッカーでは、裾野の広がりが違いますが、SC相模原も刺激になりますね。こちらも入替戦がんばりましょう。
また、Jユース杯決勝で、横浜Fマリノスユースが初優勝を飾りました。横浜F・マリノスユースは、今年天皇杯神奈川県予選で神奈川大学(関東大学リーグ1部)を破り、準決勝では敗れたもののYSCCに最後まで食い下がって善戦しました。この試合でも小さな小さな松本君が、素晴らしいパフォーマンスを見せていました。来年は、Jリーグ横浜F・マリノス入りが決まっている松本君。レギュラーをつかめれば、本当に注目選手になるでしょう。SC相模原には、マリノスユース出身の選手が多いだけに後輩の活躍は刺激になるのではないでしょうか。
なんか、周囲から「SC相模原も早く上がって来い」とでも言われているようなニュースが飛び交っています。入替戦は2011年1月16日ですが、気分は2010年13月16日。年末年始、休養と同時にいつでも試合ができる準備を進めこの日の勝利で2010年に区切りをつけてしまいましょう。

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JFL→J2昇格、残り2枠選抜をめぐる攻防戦

2010-12-26 15:40:04 | 勝利への叡智
今年、鳥取がJ2に昇格してJ2チーム数は「20」。JリーグがJ2チーム数上限としている「22」まで秒読みの段階となってきました。さらにその上限に至るまでの付則的なアクションとしてJFL→J2への昇格条件を下記の通り発表しています。
J2が19クラブになった翌シーズンに入会できるクラブ数は、22から逆算して定める。
※ この場合もJFL4位以内など、一定の成績条件を設ける。

この文章のニュアンスは受け取り方によって微妙に意味が異なってきますが、J2が19クラブになった2010年の翌シーズン(2011年)に入会できるクラブ数「残3チーム」は、一層慎重に昇格チームを判断する、と考えてよいかと思います。というのも「J2・22チーム構成の開始」は「J2⇔JFLの自動昇格・降格の開始」を意味するからです。しかし、JFLの現状はJ2以上にリーグの魅力度が非常に低い状況です。ここ数年、リーグを構成するチームの入替施策が進んでいますが、まだまだ目標とする活性化の進行には程遠い状況です。このような状況で、現在J2チームの中で多額の負債(累損)を抱えているチームがJFLに降格すれば、チーム運営会社は倒産の危機に直面します。Jリーグは降格チームに対し「J2から降格したクラブへの支援施策」を施す、としていますが、この支援作業が如何に大変かは大分・東京Vのケースで痛いほど理解したはずです。こうした状況変化から、Jリーグ(日本サッカー協会)は以下のような施策を進めているように見えます。
1.J2下位チームに対し、早期に「運営企業の自立」を促す。具体的にはJFLに降格しても「運営企業の経営が維持」できる企業に変革する。
2.JFL→J2昇格チームは、再度JFLに降格しても問題ない自立した「資金力・運営力・インフラ」を持つチームを選抜する。
3.JFLの一層の活性化を急ぐ。

客観的な現在の状況からして、松本山雅FCが今年以上の成績と営業力を発揮すれば、2011年末J2昇格を止める理由は何も見つかりません。ですので「J2→JFL降格」のスイッチは、松本に続く「最後の22番目のチーム」が押す事になります。さらに「J2→JFL降格チームを決定する」スイッチは「その次の23番目のチーム」が押す事になります。ですのでこの「22番目と23番目」の「残り2枠」のチーム選択とその時期に関しては、当然のことながら今まで以上に厳格な判断となることでしょう。この判断の前提は上記3のJFLの一層の活性化です。活性化のためには、J2昇格争いを核にした白熱した上位進出争いと、下位チームの地域リーグチームへの厳しい自動降格チーム争い、そして準加盟制度を活用した健全で魅力的なクラブの増加が必要です。地域リーグから実力・人気の備わったチームの押し上げも不可欠です。「残り2枠」選抜をめぐる攻防戦は、クラブの生き残りを含んだ激しい争いとなり先行きが全く読めません。

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ゲットゴール相模原は津久井へSC相模原事務所へ

2010-12-25 16:43:34 | いい街・相模原
今日、「ゲットゴール相模原~2010年の激闘」を、多くの皆さんに見ていただこうとまずSC相模原・本部事務所にお邪魔しました。広報の川島さんに拙いサポーターズフリーペーパーの総集編を事務所においていただけないか、お願いしたところご快諾いただき上の画像の通り、事務所のフロントのところにおいていただきました。「ありがとうございます!」。サポーターの皆さん、事務所に訪れた際には是非ご覧いただければ幸いです。
事務所を出てから、緑区・橋本図書館に移動、「ゲットゴール相模原~2010年の激闘」が閲覧されているのを見てそして図書館の方にお礼。その上で
「緑区の津久井中央公民館・図書室に1冊『ゲットゴール相模原』を置いていただけませんでしょうか」
とお願いしてきました。津久井中央公民館・図書室は、津久井町の中心、中野の津久井文化福祉会館の3Fにあります。土・日でも開館、スタッフの方もいらっしゃり、問い合わせにも丁寧にご対応いただけます。しかし、書籍の受け入れ判断は緑区の中央図書館にあたる橋本図書館の判断ということで今回のお願いとなりました。橋本図書館のスタッフの方は、「一度受け入れOKという判断がでている書籍なのでご希望にそえるのではないか」と前向きにご検討いただく事になりました。
これで非公開になっている座間市立図書館を含めると5冊の嫁入り先が決まり、1冊が津久井町で「縁談進行中」となりました。SC相模原の魅力発信装置として、少しでもお役にたれば・・と思っています。

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2010・SC相模原トピックス~「25対1」の異常

2010-12-24 22:29:18 | SC相模原・激闘の足跡
上の画像、鑓田選手の横を走る「ぽっちゃり王子」選手。鍛え上げられた相模原の選手11人と、対照的に可愛い大学生9人とが試合した結果、「25対1」という見たこともないSC相模原の大勝利で試合は終わりました。相手チームは「横浜商科大学サッカー部」。試合は、日本最大のサッカートーナメント大会「天皇杯・神奈川県予選」。レッキとした公式戦です。見ている時は、SC相模原のゴールが入りっぱなしである意味「楽しい試合」でしたが、試合が終わり時間が経てば経つほど「気持ち悪い試合」に思え、さらに時間が経つと少し腹立たしい試合に思えてなりませんでした。横浜商科大サッカー部に、異議を唱える気は全くありません。7人以上揃えばサッカーは試合は成立。彼らもベストを尽くして戦ったのですから。私の個人的な見解ですが問題は「天皇杯県予選兼神奈川県サッカー選手権大会」という大会の勝ち抜きのルールが陳腐化しているように思うのです。

この試合は今年の5月2日のゴールデンウィーク中に行われました。大学のサッカー部は、3月末で4年生が卒業。逆に4月に1年生が入ってきて新チームを作りあげていきます。しかし4月新入部員が入らず部員が集まらない、また入ったとしてもチーム結成1ヶ月ですから連携など全くでき上っていない事は「あり得る」のです。一方、対戦するのは社会人神奈川県リーグ1部の上位4チーム。SC相模原でなくても、六浦FC・横浜猛蹴が対戦しても10点以上の大差になった事でしょう。ちなみに横浜商科大学は、今年の神奈川県大学リーグでも10点差以上の差で負ける事しばしば。やっぱり選手が11人集まらなかったのでしょうか。

私は、今年全国の都道府県での天皇杯予選を調べ、どのような勝ち抜きの設計になっているか見てみました。そうすると神奈川県には次の様な特徴があることが分かりました。
1.他の都道府県の大半は、社会人の代表チーム、大学の代表チーム、高校&ユースの代表チームをそれぞれのカテゴリーの中で決めて、勝ち抜いたトップチーム4~8チームが、最後に天皇杯県代表を賭けて戦います。しかし、神奈川県は一次予選からカテゴリーの違うチーム同士で勝ち抜きを競います。ここに大きな無理があります。大学を高校生に置き換えて考えてみてください。中学を卒業したばかりの高校生の交るチームと横浜猛蹴・六浦FC・SC相模原と対戦させるのです。しかも対戦相手は3月までの旧チームの実績で決めるのです。
2.神奈川県の社会人サッカーのレベルは今充実した時期を迎えています。関東リーグに横浜猛蹴が昇格し1部・2部合わせて5チーム、運良く1月16日SC相模原が入替戦勝利すると6チームにもなります。関東リーグ全16チームの4割近くを神奈川県のチームが占める圧倒的な最大勢力です。ここにさらに県リーグ1部の六浦FCなどの強豪も加わるのです。それに比べ大学サッカーチームの層の薄さは否めません。毎年、神奈川大学・東海大学・桐蔭横浜大学+関東学院大学の4つだけです。増える傾向も見られません。しかし、天皇杯神奈川県最終予選は、大学・社会人・高校&ユースを公平なチーム数・枠で振り分けトーナメントを組んでいます。実力差を考えず「公平」を優先した結果、「25対1」という異常な試合が出てきてしまうのです。

こうした大会「前年と同じ、今までと同じ」事が公平だ、また一番強いチームを決めるにふさわしい、という考え方も一理あります。しかし今年地域リーグ決勝大会は、思い切った勝ち抜きの仕組みの変更を実施しました。参加チームは16チームから12チームに減少。その中の貴重な2枠を全社で勝ち抜いたチームから選抜したため、各地域リーグの2位チームは関東・関西以外出場の可能性は、ほとんどなくなりました。これにより、地域リーグ決勝大会は出場チームの実力差が縮まり「勝ち点1」「得失点差1」を争うスリリングな大会に変身しました。そして、昨年に続き全社の優勝チームが地域リーグでも1位となるという「本当に強いチームがJFLに昇格する」システムが確立したのです。全国の天皇杯都道府県予選の中でも、大変珍しい勝ち抜きシステムを取る「神奈川県予選」。25対1という異常な試合を見、社会人・大学のレベル合わせの議論も必要ではないかと強く思いました。

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SC相模原の活躍が相模原そして日本を元気にする

2010-12-23 11:07:18 | SC相模原日記
世は忘年会・クリスマスシーズンで大にぎわい。逆に、おもちゃ・洋菓子(ケーキ)を扱う企業は「命運を賭けた1週間」です。トイザらスなど玩具小売企業では、年間売上の3割~4割が12月需要に支えられているため、1日1日の売上推移に全社が過敏になりますし、特に今日に関して言えば、1時間ごとの売上推移に経営幹部が釘付けのはず。山崎製パンも、子会社の不二家など洋菓子部門が現在「稼ぎ頭」となって事業収益を支えていますから、ピークを迎える今日・明日は、洋菓子部門(クリスマスケーキ)の販売状況に幹部の注目が集まっていることでしょう。

そんな私も、来年のマーケティング戦略のレビューで忙殺の毎日。製造・流通大手~準大手企業の2011年度上半期の業績は企業によって明暗を分けていますが全体的には「好調」。昨年がよくなかっただけに前年比にすると経常利益で200%・300%upの企業も多く見受けられます。こうした企業・業界毎の投資マインド・投資領域に企業毎の経営戦略を加味して設備投資需要の変動を一つ一つ見極めていかなければなりません。その作業の中で、一番関心を持ったのが、「日本-韓国-台湾」のエレクトロニクス製造業の競争優位バランス。いままで、技術開発力においては「日本の技術を韓国・台湾で安く製造する」傾向にあったものが、「韓国・台湾企業に技術開発力で追い越されている部分が増加」しており日本メーカーの競争優位性が発揮できていないエリアが広がりつつあります。しかし、そうしたコモディティ化したエリアもさることながら、日本企業はこれからの需要の柱となる環境技術・スマートシティ構築技術などで、世界の最先端に立つための変革が最優先。非常に難しい投資判断を迫られている状況が浮き彫りになっていました。

今の日本社会にとって不幸なのは、「良くなった事を喜ぶ」「達成できた喜びを共有する」世相が小さくなっていく傾向にあることです。景気が上向いている現象をメディアが「良かった事」として明るく具体的なメッセージを発信する事は、ほとんどありません。「ユニクロネタ」ぐらいなものです。「円高は輸出関連を中心に企業業績にマイナス」とか「経済のグローバル化(TPPなど)に伴って日本農業が危ない」など、多くの誤解を含んだメッセージだけが強調されています。また経済以外でもメディアに「売りネタ」として選ばれるのは「喧嘩・争い」「危機・挫折」「不祥事」ばかり。「相撲界不祥事ネタ」「検察特捜・証拠改ざんネタ」「押尾学ネタ」「尖閣諸島ネタ」「レアメタルネタ」「沖縄基地ネタ」「海老蔵ネタ」「小沢ネタ」「北朝鮮ネタ」「年金ネタ」などなど。
その中で、スポーツ関連だけが「良くなった事を喜ぶ」「達成できた喜びを共有する」話題を発信し続けています。サッカーワールドカップ日本の躍進は、日本に元気をもたらしました。野球(イチローなど)・スケート(浅田真央など)・ゴルフ(石川遼など)での日本人の活躍は、本当に明るい話題として日本を元気づけてくれます。「ロッテ優勝」は千葉を、「グランパス優勝」は名古屋を、そして「SC相模原の快進撃」は相模原市を明るく元気づけてくれます。来年SC相模原の更なる飛躍が、相模原市だけでなく多くのSC相模原に好意を寄せていただいている人たちを明るく元気づけてくれる事を願わんばかりです。

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1勝でなんと8試合分もお得!

2010-12-20 23:19:51 | SC相模原日記
今日、入れ替え戦の日時・場所が発表されました。
 日時;2011年1月16日(日)11:00キックオフ
 場所;駒沢補助競技場
 試合形式;入替戦は90分1回戦制、勝敗が決しない場合は延長(10分×2)、
      PK戦の順で決定
この日の関東リーグ入りを決める1勝は、2010年のSC相模原の全社経由地域リーグ決勝大会の歩み(上の図)でいうと、全社県予選にあたる神奈川県社会人サッカー選手権大会の出場が免除となり「まず5試合お得!」。関東リーグチームは全社関東予選からの出場となります。また天皇杯神奈川県予選を加えると以下の通り。

ここでも一次予選が免除されますから「3試合のお得!」。合計すると「8試合分免除!」され大変お得な1勝です。社会人サッカーは通常1週間で1試合ですから8試合は約2ヶ月分に相当します。また「8試合戦う」のではなく「8試合勝ち続ける」事からの解放は、選手への負荷も軽減される事でしょう。折しも1月16日(日)は大学入試センター試験の2日目。SC相模原も、この試合を「関東リーグ入学試験」と思って合格必勝を期しましょう!!

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