複数のスポーツ紙によると、現在Jリーグが管理している東京ヴェルディを、西武鉄道グループに新運営母体企業となるよう交渉していることが明らかになっています。もちろん水面下の話であり、破談になる可能性も十分にありますが、ヴェルディの社長を兼務するJリーグの羽生英之事務局長は、約3億8000万円の赤字を解消し、10月末までに新運営母体企業との交渉をまとめたうえで、リーグ3位以内に入り来季のJ1昇格を目指す、と自信のコメントを発表しています。
新しい本拠地の候補は「練馬区」。人口72万人と相模原市とほぼ同じ規模のホームタウン。ホームスタジアムは、豊島園の中に4~5年後に3万人規模のスタジアムを建設するとか。しかし、事業規模・工期・予算とも未定で、単なる区の青写真との事。ですので練馬を本拠地にするならば当面、練馬から大江戸線で1本の国立競技場や距離的に近い西ヶ丘サッカー場など都内各スタジアムを暫定的に使用していくしかないでしょう。
一方で、地元から強くJ2入りを懇願されている松本・町田・長崎・鳥取に対し日本サッカー協会は、「財政面の改善」「基準に満たないスタジアム」など厳しい指導でJ2入りのハードルを上げています。逆に、ヴェルディの新運営母体企業との交渉では、Jリーグクラブとして多少の不足は目をつぶっても日本サッカー協会は「売り渡す」ことを最優先に動いているように見えます。練馬区民の皆さんは、ヴェルディを支える事を望んでいるのでしょうか。スタジアム建設事業も現在まだ構想段階、サッカー興業によるビジネスシュミレーション・予算計画、西武側の野球とサッカーのカニバリ解消など全てこれからのようです。
日本サッカー協会は、サッカークラブ経営を指導する立場にあります。クラブライセンス制度を実効しようと準備も始めています。その評価制度で今度の新運営母体企業による新クラブがきちんと合格点がとれるような「新ヴェルディ」を立ち上げて欲しいと思います。今回のケースがクラブ再生のモデルケースとなるように。
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新しい本拠地の候補は「練馬区」。人口72万人と相模原市とほぼ同じ規模のホームタウン。ホームスタジアムは、豊島園の中に4~5年後に3万人規模のスタジアムを建設するとか。しかし、事業規模・工期・予算とも未定で、単なる区の青写真との事。ですので練馬を本拠地にするならば当面、練馬から大江戸線で1本の国立競技場や距離的に近い西ヶ丘サッカー場など都内各スタジアムを暫定的に使用していくしかないでしょう。
一方で、地元から強くJ2入りを懇願されている松本・町田・長崎・鳥取に対し日本サッカー協会は、「財政面の改善」「基準に満たないスタジアム」など厳しい指導でJ2入りのハードルを上げています。逆に、ヴェルディの新運営母体企業との交渉では、Jリーグクラブとして多少の不足は目をつぶっても日本サッカー協会は「売り渡す」ことを最優先に動いているように見えます。練馬区民の皆さんは、ヴェルディを支える事を望んでいるのでしょうか。スタジアム建設事業も現在まだ構想段階、サッカー興業によるビジネスシュミレーション・予算計画、西武側の野球とサッカーのカニバリ解消など全てこれからのようです。
日本サッカー協会は、サッカークラブ経営を指導する立場にあります。クラブライセンス制度を実効しようと準備も始めています。その評価制度で今度の新運営母体企業による新クラブがきちんと合格点がとれるような「新ヴェルディ」を立ち上げて欲しいと思います。今回のケースがクラブ再生のモデルケースとなるように。
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