最初の猪カードは偶然。
元スポクラ主催の宮古島ウルトラマラソンツアーに声をかけて貰ったのがきっかけ。
それまでにも遠征マラソンはあったがウルトラでは初。
緊張の中、1月と言えども25℃を越す気温や突然のスコールに苦しみながらも無事完走。
しかもベストタイムのオマケまでついたナイスランでした。
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次の鹿カードは必然。
ウルトラランナーなら一度は走らずに死ねるかのサロマ湖ウルトラ。
この回は独り旅で無理やり釣りも混ぜた結構大変な旅程でしたが
終わってみれば大幅更新のベストラン。
天気にも恵まれてかつこの先の指針になる様な本当に最高のトリップランでした♪
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そして当然としてここに最後の蝶カードを引く。
当選倍率約4倍のゲートをくぐり抜けゲトしたこのチャンス。
パートナーは是非も有無も言わさぬムジナさん。
そしてここ高知県四万十川ウルトラマラソン2014のスタートラインに満を持して立つ!
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正式な定義なんてないけど個人的に憧れ想うウルトラマラソン界の猪鹿蝶とは
宮古島、サロマそしてこの四万十川だ。
これは規模やコースレイアウトの美しさ、難易度で決めている訳ではなく
選考基準は繰り返すが私の「憧れ」だけだ。
それに参加できた事はなにより嬉しい事。
そしてその達成の瞬間にムジナさんが居てくれた事も嬉しい
大袈裟でもなんでもなくてさ。
それでは今年最後の大ネタ。じっくり書いていきますので完読してネ!
※ムジナレポートも途中でUPしますのでそれも読んでね~
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今回はJAL
なぜいつも左翼席なんだ?
降りたった高知龍馬空港はメローな空気でした。
気温はそれなりだけど沖縄のムッとする湿度ではなく乾いた秋の風が心地よい。
羽田発朝イチ機内は思ったほどジャージ率が高くないが
だがシューズをみればランナーだと丸わかりだ。わりと単騎が多い?
言うまでもなく明日おこなわれる四万十川ウルトラの出場者だろう。
何となく飢えた狼の群れの中にいる様な気分だが私もそれなりに狼の自負はある。
この日の為に研いできた牙脚は伊達じゃないッス。そんなピリピリした
雰囲気(←気のせい)だが偽狼の傍らにはムジナさんが呑気に寝ております
空港には坂本さんありき
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今回のレンタカーはワラクシ愛用のニコニコレンのマーチ君。
とにかくお安いからだがちょっとの難点はターミナルから遠い事だ。
運転イージーな車だよマーチは
しかしここは送迎しないかわりにタクシーで乗りつければ料金を支払ってくれるのだ。
ありがたや。
では
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前日の用事はとにもかくにもエントリーをすること。
そしてコースの下見をすること。
とりあえず空港からの距離があるので進みながら寄り道なのだが
空港近所の公園で土曜市が立っているらしいので早速そこから。
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オーガニック系のマーケットで高知のナチュラリストが集う感じ。
太陽さんさん
山梨から来たよー
さっそく買い食い
普段安価なジャンクフードに囲まれているワラクシとしては
目新しいアイデアでお値段も思ったほど高くない。
そんなに大きな市ではないけどトーンが揃えられてて面白いです。
(無農薬)野菜とかは旅先で買えないですがこうゆうのも悪くないね。
かぼちゃ・・・だと?
でも我が食生活(に限らずか?)は毒を喰わらば皿までがポリシーなんで無理だけどwww
一応翌日のレースの為に水断ち宣言をしたのだが余りにもみかんジュースが美味しそうで・・・
キタコレ高知!
サロマに引き続き出演中のハヤタ隊員
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四万十川方面には高知市内から途中まで高速があるがそれでも時間にして2時間近くは必要。
道草で時間を使ったので急ぎ車を西へ。
こうゆうのがいちいち珍しい
四万十はあっち
しかし四万十エリアに進入すると国道なのに妙に狭くツイスティな道路が進行を阻む。
ガイドブックにもあったが3桁の国道はなるべく避けた方が良いのは本当らしい。
急がば周れを地で行く不便さと途中で道を外す(←謎?)ハプニングもあり
前日エントリーのスポーツセンターへ着いたのが14時過ぎに。
そして明日の駐車場等の確認をしつつそれでは早速コースの下見にGO!
あぁついにエントリー通過
理由があれば走りたくない(現実逃避中)
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下見から外れた話。
四万十川と言えば沈下橋。
それは欄干のない剥き出しの橋で幅は車1台程度のシンプルな橋。
なぜ欄干がないのかと言うと増水時に水流をなるべくスムースに
かわすのや流木等が引っかかり溢れるのを防ぐ為でありんす。
ただそれでも壊れてしまうらしい・・・水の力は怖いねぇ。
さぁ沈下橋キタコレ
マーチギリギリwww
シンプルな構造
巨木が引っ掛かってます
水色は美しい
この橋渡るべからず?
オラに元気をくれ!
本番前に黄昏中
こんなのがあって
良く見ると・・・
破壊されておりんす
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ザックリ地図でも役に立つ
ほぼけもの道
コースは前半も前半の20km付近に最高地点がありそこへの上りがある意味ピーク。
15kmくらいから一気に上るのだがそれを一番見ておきたかった。
そのレイアウトを知ると知らないとでは雲泥の差だからね。
正確には21kmチョイで下りに入りました。
ここは我慢すべきポイントだな・・・(←翌日無視するとはこの時点では知る由もない)
20km!
この崖が最高標高地点
そこから道路が苔生すくらいの長い日陰を下り、ようやく四万十川にぶつかるのが40km手前。
ウルトラではフルマラソンの距離はおやつ程度の扱いだ。ここでヨロヨロしている様ならウルトラマンにはなれぬ。
そこからはランナー道を完全トレースする事は出来ず対岸に見つつ
平行に移動したが大体雰囲気はわかったかと。
いつの間にか夕暮れも迫りゴール地点である学校まで来た頃には既に夜に。
でも一応グルリ一筆書きは完成しました。
それにより「今回イケるんちゃう?」と根拠は曖昧ッスけど
100km完走出来るイメージも得た!
歓迎してくれてありがとう
囚人ナンバーは1854
どれ貼ろうかな?
さぁ決戦の時は来た!やんぞオラ!
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