Nonsection Radical

撮影と本の空間

和歌山へ絵を見に

2015年01月10日 | Weblog
最後のあおはる18きっぷを使って、今日は和歌山まで行ってきた。
目的は和歌山県立近代美術館のコレクション展を見るため。
この美術館はかなり収蔵に力を入れているんだけど、それも寄贈品の多さでもスゴい。
14000点のコレクションのうち60%を超える8500点以上が寄贈によるものだという。
そのコレクションを定期的に低価格(340円)で見せてくれるのだから行かない理由がない。
特に見たいと思ったのは佐伯祐三なんだけど、ミュージアムショップで見たカタログによると、佐伯祐三のまとまった展覧会は2005年に東京・練馬区立美術館で行なわれていたんですな。
実はそれを見に行ってます。
それで絵の具の盛り方にすげ~なぁと感動したんです。
絵の具を盛った絵が好きなんです。最近流行らないけど。
だから10年ぶりに”再会”する絵もあるなぁと期待していたんだけど、他の絵もすごくて・・・
特に村井正誠の「URBAIN No.1」にはやられました。
何度も何度も見返して、そのたびに、すげ~なぁと感嘆の声が。
他の絵も、絵と解説を見比べながら、この時代にこんな表現をしてたんだぁ、とか、そうだよねこの時代ってこんな表現が流行ったよね、とか、これは誰それの影響があるなぁ、とか、社会主義リアリズムだよねぇ、とか思いながら、結局数時間も居続けました。
帰りにミュージアムショップでポストカードをしこたま買い込んだのは言うまでもない。
2月22日までやっているから行かない手はないです。
ついでに和歌山ラーメンと梅干しもね。



旧南部鋳造所 キューポラと煙突
富山県高岡市内免1丁目,金屋本町
撮影 2014年9月6日 土曜日 13時15分
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