食欲がないわけではない

朝は起き抜けでは食欲がわかない。
ホントはユックリとお茶を数杯飲んで、それから何かを口にする生活を長年していたので同様にしたいのだが、なにぶんにも居候の身。
出されたものを何も言わずに食べるように心がけているのだけれど、どうにも食欲がわかない。
口には合わないとは言えないので、部屋でインスタントコーヒーを飲んで、野菜ジュースを飲んでごまかすのだが、それを心配して老母がおにぎりを握る。
そこまでされると、仕方なくのどに流し込む。

昼食は基本的には食べないのだが、朝を抜いた時は駅前へ出てどこかで何かを食べようとするのだが、何を食べたいという欲がなく、またサラリーマンで混む（勤め人は男しか昼食へでないようだ）店を見ると、それだけで食べる気がなくなる。
唯一頭に浮かぶのはサンドイッチなので、コンビニで買って公園でのんびり食べたりして済ます。
夕食も出されたものを黙って食べる。
何が食べたいという気もない。

休日に出かけても美味しいものを食べたいという気持ちもなく、駅で立ち食いうどんを食べるか、ラーメンを食べる程度だ。
これが食べたいというものがないのだ。
美味しいものは美味しいと思うのだけど、だからどうなんだという気持ちが強いのだ。
とりあえず空腹が満たされればイイのだ。
それはそれでイイんじゃないかと思っている。


琵琶湖・沖島 4