Nonsection Radical

撮影と本の空間

普段と違う事に気づいているか

2010年02月26日 | Weblog
某月某日
iPodなどで自分の好きな音楽だけを聴く人が多くなり、興味のないものはまったく知らないし聴かないという人も増えている。
おかげで誰でも知っているミリオンセラーなどはなくなってしまい、いくら大ヒットと言っても知っている人しか知らない世代限定流行が多い。
テレビの歌番組も少なくなり、最近はラジオを聴いた事がない若者も増えてきたという。
そうなると自分の興味以外の歌曲と触れる機会がない。
触れる気もないのだろう。

ところがここ最近、そんな風潮を断ち切るかのように、多くの人が自分の知らない歌曲を積極的に聴くためにテレビの前にいる。
気がついているのか?
iPodのイヤホンを外し、流れる曲を嫌がるでもなく、次々と聴いているのだ。

オリンピックのフィギュアスケートだ。
流れる歌曲に合わせて舞い踊る選手達。
曲目はそれぞれ。
映画音楽もあれば、クラシック曲もあり、ポピュラーもあるのだろう。
流れる曲名をsatoboは知らない。
唯一、先日話題にしたラーメン屋さんで、流れた曲が映画「ロミオとジュリエット」の中の曲である事だけはわかった。
なぜならオリビア・ハッセー主演のこの映画を観ていたからだ。
当時15才でアルゼンチン出身と映画パンフに書いてあった。
映画の中でジュリエットが裸身でうつ伏せから一瞬向き直るシーンがあり、その瞬間satoboはオリビアのファンになったのはいうまでもない。

ほとんどの人はsatoboと同様にその筋では有名だが自分は知らない曲を聴きながら演舞を飽きもせずに見ているのだ。
普段はしないそんな行為に気づいている人はどれだけいるのだろう。

普段はしないといったが、他にも実はある。
映画もだ。
コメント
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