闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

今日は文句たらたら

2006年07月11日 00時26分53秒 | Weblog
一般のサラリーマンの方はご存知ないでしょうが、
7月10日は社会保険・年金の書類を社会保険事務所へ提出する期限である。
うちのような小さな会社では、社労士さんに頼まず私がすべてやっている、
しかし手間は掛かるものの、税率や今後毎月どれだけ支払わなければならないか
などがはっきり分かるので、とっても勉強になる。

それと同時に、社会保険事務所や社会保険庁の悪行にはとっても頭にくる。
ちょっと前にあった社会保険事務所が納付率を上げるために
勝手に保険料免除の手続きをした件など、なけなしのお金の中から
まじめに支払っている私たちはバカみたいだ。

民間の会社で、会社の商品をただで他人にあげたりすると
業務上横領や額が大きかったら背任罪などという罪になるが、
お役人はせいぜい減給だろう。
全く優遇されていて公僕という言葉は死語である。

また毎月10日は国税納付の期限である。
ここで言う国税とは、従業員から源泉徴収した所得税や
私の報酬から差し引いた所得税を上納するものだ。
現物にしてうちで作ったソフトで収めてやろうかと思うことがあるし
事務手数料を差し引いて払ってやろうと思うこともしばしば。

今後、消費税の値上げ、高齢者の負担率の増加、法人税の引き上げ
と暗い話題が目白押しだ、日本の借金も1000兆円弱、
民間企業にしても一般家庭でも、借金ができれば普通は
歳出をできるだけ切り詰めた生活をするものだ。

政府も切り詰めと口では言っているがやる事は弱いものいじめ、
国会議員は少なくとも1ヶ月は一般家庭の中で生活を経験しなければならない
というような法案が提出されないものだろう、無理だろうな・・・


今日目に付いた記事:
 ・佐渡のトキ98羽に・9組から18羽誕生
 ニッポニア・ニッポンの増加のように、日本も誇りを取り戻せるか?!

今日のステータス:

今日のオススメサイト:
 ・国立国会図書館
  私たちが書いた本も所蔵されているよ!(写真)

身障者と健常者の心の壁

2006年07月09日 21時24分29秒 | Weblog
今日はオフでしたが、知り合いの方がセミナーを開催されているので、
見学に行きちょっと身障者の方と触れ合う機会がありました。

その時の話、ホールのところで車椅子の身障者がちょっとの段差を
なかなか超えられない様子で、周りの人も手を貸そうとしません
それで近くにいた人に聞いてみたら、その車椅子の障害者の方が
常々健常者と同じように扱って欲しいと希望されていて
手を貸したら叱られるから傍観されているとの事。

私はそれに納得できず、車椅子を押しましょうかと言うと
「ありがとうございます、でも私は身障者として同情して欲しくありません
健常者と同じように扱って欲しいので手助けはいりません」との事でした。

その時は「そうですか」と応えてその場を離れたのですが、
帰り際、同じところでまた段差を越えられないようなので
再度、「押しましょうか」というと、「私は健常者と同じですから」
と先ほどの応えと同じでした。

私もそのまま立ち去れば良かったのですが、つい言ってしまいました。
「私は精神的に健常者も身障者の方も差別などしません、
 しかし、困っている人を見たら、健常者であろうが身障者の方であろうが
 つい手助けしてしまうのです」
すると「それはおせっかいというものです、これは個性だから
 放っておいてください」と言われたので
「では大変失礼ですが、あなた今、大地震が起こったらどうします?
 健常者は建物から走って逃げられますが、あなたは他人に助けを求めるでしょう。
 でも緊急時にはなかなか他人の事などかまってられないので
 あなたは大怪我をわれるか、へたしたらしにますよ」と言ってしまった。

私は引き続き「私にももちろん個性があります、また日々問題が起こります。
その時、自分でどうしようも無かったら他人に助けを請います。
個性だから放っておいてくれなんて言いません」

それから一言二言言葉を交わして、立ち去りましたが
それを見ていた知人は冷や冷やして見ていたそうです、
健常者の私が身障者の方をいじめているように見えないかと(笑)

帰る道すがら「さっきあなたが仰っていた事は正しいですよ、
あの人は頑固だから・・・」と話かけてくるオジさんがいました。
そこでまた一席打ってしまいました。
「正しいとか間違っているとか、頑固とか柔らかいとか関係ありません、
他人が困っていたら助けようとする気持ちが起こるのはあたりまえでしょう。
それはコチラの気持ちの問題です。私が正しいというのは違います」
おじさんは「そうですか」と一言残して立ち去っていきました。

その後、知人とお茶して駅に行きました。
そうしたら向かいのホームに、なんと問答した車椅子の方がおられました。
その時、向かいの電車が来ると、車椅子の方から頭を下げて頂きました。

「そんなに頑固な人じゃないやん」と思いました。
思うに身障者の方にお仕着せの親切をされる人が沢山います、
多分、今日お会いした車椅子の方もそのような扱いをずっと受けてきたから
健常者と同じ扱いに・・と思われていたのかと推測します。

私は常々今の日本が間違ってなぁと思う事の一つが身障者の方への応対です、
過剰な手伝い、過保護な扱い、これは間違っています。
それこそ身障者だからとどこかで差別しているのではないでしょうか。
私は身障者の方だからといって別に過剰なサービスなどしません、
困っておられたら健常者の方が困っている時と同じように手助けはします。
差別していなから、身障者の方とも同じステージで議論します。

それを見て冷や冷やしている人の方こそ身障者の方を差別しているようにしか
見えない私は間違っているのでしょうかね?
今日はそう意味で考えさせられる一日であった。


今日目に付いた記事:
 ・小中校で通知表廃止 年4、5回評価 埼玉県熊谷市教委
  これも行き過ぎているような気がするのですが・・・

今日のステータス:

今日のオススメサイト:
 ・日本絶滅危機動物
  原因の多くは人間の存在です。悲しい・・・どうして共存できないのか

オレ流、事業計画書のブラッシュアップ方法

2006年07月08日 23時57分52秒 | Weblog
今日は結局客先で仕事でした。 まぁ緊急リリーフなので仕方ありません。
実は今日ちょっと前から書いていた事業計画書が書きあがったので
知り合いの社長さんに見てもらおうと思っていたのですが・・・

普通の人にとっては事業計画書など見た事も聞いた事もないかもしれませんが
経営者や起業家にとって事業計画書はとっても大事なものです。
何しろ、日本を変える未来の計画が書かれているわけですから。

では、どうして事業計画書を知り合いの社長さんに見てもらうか?
「すごい!」って褒めてもらうからではありません、
もちろん出資してもらうからでもありません。

見てもらう目的は、滅茶苦茶にけなしてもらうためです。
あれもダメ、これもダメ、ダメ、ダメ、ダメ、ダメのオンパレードです。
そんなにけなされるのに、どうして見てもらうかというと
「ダメ」と言われるには原因があり、当然書いていないといけないのに
抜けているとか、表現がわかりにくいとか、章立てが悪いとか。
「ダメ」=「これも考えておきなさい」とか
「ダメ」=「分かりにくいからかきなおしなさい」とか
実は教えて頂いているんですね。

知り合いの社長さんだからこそ、徹底的にバカにされますよ、
終いには「何考えてんだ!」と怒鳴られることも。
でも逆を返せば、それだけ一生懸命教えてくれてるんです。
興味の無い人や興味の無い事業には何も言わない、興味がないんだから。

もちろん言われた事はすべてメモしておかないといけませんが、
それを改善したら、最初の事業計画書よりかなりバージョンアップします。
でもそれで完成ではありません。
次にはもっと違う考えを持った人や、もっと厳しい人の所にもって行きます。

するともっと滅茶苦茶言われる、それをメモしておく、そしてバージョンアップ。
その繰り返しを10回ほどやったら、かなり素晴らしい事業計画書になります。
また、その過程でいろいろ質問されるわけですから、
10回も終われば、かなり何を聞かれてもスラスラ応えられるようになるし
叱られつつも、いろいろ知恵を授かる事も多いから
事業計画書の肉付けになったり、また新たなアイデアにつながったりします。

そしてかなり完成度があがったところで、
実行に移したり事業資金を借りに行きます。
今回の事業計画では資金があまりかからないので
事業のパートナーを探すための説得材料として用いるんです。

その一番最初のステップが今日の仕事で消えた事は
長いスパンで見るととっても大きな損失です。
何故なら、こうしている間にも誰かが事業化するかもしれないからです。
やはりもうちょっと仕事の請け方を考えねば。


今日目に付いた記事:
 ・ Astronauts begin spacewalk
  無事、地球に帰還して欲しいですね。

今日のステータス:

今日のオススメサイト:
 ・世界の恐竜博
  見学に行きたいんですけどね・・・

コンピュータ内に棲む悪魔

2006年07月08日 00時36分33秒 | Weblog
昨日は眠気と戦いながらブログを書いている最中にブラウザが固まり
コンピュータを再起動する気力も無く寝てしまいました
本当にコンピュータというモノほど信用できないものはありませんね。

本業がソフトウェアの開発なのでコンピュータを使う時間が
普通の人とは比較にならない位多くの時間でコンピュータを使います。
その分、一般の方たちより多く痛い目に合わされてきました

1週間かけて作ったプログラムが一瞬で消え去った事
何時間もかけて考えながら書いた資料がやはり一瞬で消え去った事も
資料を書いている時にソフトが固まるなんて事は日常茶飯事

バックアップをとっていない時に限ってハードディスクが壊れる、
インストールしたソフトが他のソフトと相性が悪く
さっきまで動いていたソフトが動かなくなるなどもよく起こる事です

最初にご紹介した1週間かけて作ったプログラムが一瞬で消え去った時なんか
呆然として声も出ず、ただ立ち尽くすばかりでした
次の瞬間、私はこの一週間遅くまで残業までして何をしてきたのだろう
という嘆きの言葉、それ以後2日ほどは食事も喉を通りませんでした

コンピュータの中には悪魔が棲んでいます、大事な場面や努力が
まさに実ろうとした矢先、悪魔は静かに微笑むのです
悪魔は知っています、どういうタイミングなら最も人間に精神的な
ダメージを与えられるかという事を。

聖書の中に悪魔の刻印として3つの6、オーメンという映画でお馴染みの
悪魔・アンチキリスト・ニセ預言者の三位一体をあらわ数字が書かれていますが
コンピュータに携わっている人間は皆、666を刻印されているのではないか
とさえ思うときがあります。
何故なら、そんなに痛い目に逢っているのにコンピュータから
離れる事ができないのですからね

また友人が「悪い女にひっかかったようなものだ」とも言っていましたが
まさにその通りで、痛い目に逢えば逢うほどのめり込み
安い給料を注ぎ込んで、最後には裏切られるのですから

前にもちょっと触れましたが、私たちの業界用語は一般社会とは
かなりかけ離れたものを使います。
「堕ちた」「殺せ」「死んだ」なんて物騒な言葉も日常的に使います。
これも悪魔が私たちが平気で口にするように
悪魔パワーでコントロールしているのかも知れませんね。

ちなみに私たちの業界の三位一体とは...
コンピュータ・エンジニア・ビルゲイツでしょうか


今日目に付いた記事:
 ・「身代金」ウイルス注意 データ暗号化、戻すならカネを
  今後、必ず日本にも上陸してくる、ご注意を。

今日のステータス:

今日のオススメサイト:
 ・Amazon.comのバーゲンコーナー
  結構良い映画DVDが安かったりする

田原総一郎さんの講演会

2006年07月06日 00時10分44秒 | Weblog
今日は朝からミサイル発射騒ぎで大変でしたね。
もし日本領内にまで飛んで来ていたら、
今年中に北朝鮮という国はなくなっていたでしょうね。
まぁ今後の展開を見守りましょう。

先日、ある企業の広告で「田原総一郎講演会の案内」というものがあった、
引っ張りだこの同氏の講演会なので抽選になるから当たらないと思っていたら
くじ運の悪い私なのに、昨日、入場券が届いた、抽選に当たったのだ。
朝まで生テレビやサンデープロジェクトで少々強引な論理の同氏だが
生で公演を拝聴できるので楽しみである。

以前、生活倉庫の堀内九一郎さんの講演会を拝聴した事があるが
ホームレスから立ち上がった人だけに、なかなか面白い内容だった。
先輩起業家の話を拝聴する事はいろいろな意味で勉強になる、
もちろんエネルギーももらえるし、見聞も広がるからだ。

ジャーナリストの講演会は上記の田原氏のものが初めてであり
どんな内容が話しに出るか予想もできない。
そうそうテーマは「時代をよむ」なので、サンデープロジェクトの
延長のような感じになるのではないかと予想している。

もっといろいろ見聞を広げるために様々な人の講演会を拝聴したいのだが
何分、費用と時間がなかなかままならないのが実情だ。
今週の土曜も客先に行かねばならない。

私が講演会を拝聴したい人は、京セラの稲盛さん、イトーヨーカドーの鈴木さん
わが経営でおなじみのジャック・ウェルチさんなどである。
でもジャック・ウェルチさんの英語は聞き取りにくそうだが。
マイケル・デルさんなんかも拝聴したいですね~

稲盛さんなんかは講演会という形でなくても、稲盛さんの経営塾があるから
その塾に入れば直接会話も可能だ、しかし今の私にはハードルが高すぎる。

今日目に付いた記事:
 ・06年情報通信白書 ネットで購入25%超に 消費者の商品評価増加
  そういえば私自身、確かにネットでの購入が増えましたね~
  書籍、PCのパーツ、音楽、DVDの殆どはネットで購入しています。

今日のステータス:

今日のオススメサイト:
 ・阪神タイガース公式サイト
  私ファンクラブに入っています

真のプロフェッショナルとは

2006年07月05日 00時04分20秒 | Weblog
今日はプロフェッショナルについてちょっと考えてみます。
スポーツでも仕事でも伝統産業でも真のプロフェッショナルがいます。

うちの会社では真のプロフェッショナルの技術者を育成する事を目指しています。
うちの会社で言うプロフェッショナルとは、高い技術力、判断力、洞察力などを
持ち合わせ、ユーザのニーズに柔軟に対応でき、常に腕を磨く人とおいています。
とっても難しい要求です、でも目標は高く置かないといけないと考えています。

村上ファンドの村上さんは言い訳会見でプロフェッショナルという言葉を
言っておられましたが、真のプロフェッショナルなら自分にも厳しいものです。
私がいつも真のプロフェッショナルだと思っている人は
まずはイチロー選手、高い目標と日々の精進、見習うべき人です、
もう一人野球界から、新庄選手、イチロー選手とは違う型のプロですね。
昨日引退を表明した中田選手も真のプロフェッショナルでしょう。

残念ながら起業家ではプロフェッショナルは出現しません、
何故なら、起業家はいつも新しい事を追求しているからです。
経営者にプロフェッショナルが存在するかどうかは微妙ですね、
経営技術という点ではプロは存在するかもしれませんが
経営者も日々新しい事にチャレンジしていますからね。

仕事でお客さんからお金を頂いている人はすべてプロフェッショナル
という考え方もありますが、努力もせず不平不満を言っている人は
到底プロフェッショナルとは言えないでしょう。

ちょっと前の事になりますが、父がデジカメが欲しいというので
家電量販店に同行した時の事、店員さんが近寄ってきたので
候補となるデジカメについていろいろ尋ねたら全然知識がなく
客の方が詳しいという笑い話にもならない店員さんがいました。

買う機種を決めたので、別の店員さんを読んだら、
商品棚であちこち商品を探すこと4・5分、
レジのところに持ってきた来たものが間違っていると指摘すると
「あれ?XXという型番はシルバーじゃなかったでしたっけ?」と私に聞いてきた。
「XXは紫でこの色の型番は**ですよ」と言った。

こういう笑えない恥ずかしい自称プロの店員の多い事多い事、
真のプロフェッショナルが如何に少ないかです。
せめて自分の売っている製品の仕様をすべて頭の中に入れるほどの努力や
目をつむっていても商品が何処にあるかが分かるくらいの努力が欲しいですな。

だからうちの会社の若い者たちには、真のプロフェッショナルに
なってもらいたいと切に願っています。


今日目に付いた記事:
 ・シャラポワが3年連続で準決勝進出…ウィンブルドン
  きれいで、なおかつパワフルですね~

今日のステータス:

今日のオススメサイト:
 ・動物図鑑
  こういうサイトを見ているとホッとします。

仕事・使命・引き際

2006年07月03日 23時59分05秒 | Weblog
今日驚くべきニュースが飛び込んできましたね、中田英寿さんの引退表明です。
理由や真意は計り知れませんが、なかなか潔い引き際ですね。
私の勝手な推測では、中田さんは人生を全力で走ったのでしょうね。
いずれにしても中田さんにはお疲れ様と言いたい。

私は常々人生には3つの生き方があるとおもっています、
一つはマラソン、今ひとつは短距離走、残りは歩く人生。
私たち起業家もある意味で走る人生を選んだ人間です。

会社を興した瞬間から、否応なしに競走に参加し
ある時は血を吐きながら、ある時は走る事に生きがいを感じながら
ある時は隣で走っている人と手をとりながら、またあるときは
隣の人と全力疾走で競走しながら、前進する事を義務付けられています。
従って走る事を止めた瞬間、ステージから去る事になります。

いずれにしても、人間引き際が肝心だと思います。
特に経営者の場合、次の世代へバトンタッチする事が
次世代に対応できる会社への脱皮となるから
そのタイミングや引き際は大変重要な問題である。

私はまだ40代半ばだから、まだまだ引退には程遠いのだが
いずれ後進に道を譲らなければならない日がやってくる。
その時、潔く後進に道を譲れるかどうか自分自身でもわからない。
現在は引退できる日まで会社を存続させる事が今の仕事である。

私には私が実現したい夢の他に、起業した瞬間から与えられた使命がある。
後に続く起業家を育成する使命だ。
素晴らしい先輩起業家の人たちは、様々な形でその使命を果たされている。
私自身は引退後、その使命を果たすために尽力したいと思っている。


今日目に付いた記事:
 ・ウィニー:開発した元東大助手に懲役1年求刑
  この件は微妙な問題であるが、金子さんの脇が甘かったのも事実。
  技術の進歩のためと仰っているようだが、進歩する事がそんなに大事な事か?
  科学技術の進歩という美辞麗句で、人間は残忍な兵器を生み出したではないか。

今日のステータス:

今日のオススメサイト:
 ・朝鮮日報
  お隣の国の考え方などを知るには最適。

金属疲労を迎えた日本社会の歪か

2006年07月03日 00時13分12秒 | Weblog
7月1日からタバコの価格が上がった、直後からタバコが盗まれる事件が多発
中には3320箱盗まれたというものもあった。
3320箱盗んだところで、3320箱*20円=66,400円
たった66400円を惜しんで犯す犯罪としては
捕まるリスクや逮捕後の社会的信用の失墜などを考えると全く割りがあわない。
あまりのセコさに石川五右衛門もあの世で嘆いているに違いない。
同じ犯罪に走るなら、村上ファンドくらいの何千億単位の
でかい犯罪をやる度量が欲しいですな。

いずれにしても犯罪は割があわないし、万が一、時効を迎えて
法的に逃げ切っても犯した事実はなくならないし、
大手を振って生きていく事ができなくなる。

いつも思う事であるが、例えばオレオレ詐欺を一番最初に考え付いた人、
巧みに人の心理を付く優れた視点をもっているのだから、
それを他人のために使えば、きっとビジネスマンとして成功しただろうに。
それがどうしてそのアイデアを犯罪にしか使えなかったのか・・・
新手の犯罪を生み出せる人は、そのパワーを良い方に使えば
優れたアイデアマンになれるだろうに。

大都会では若者の落書きに頭を抱えている事が多い。
殆どの落書きは全く馬鹿げたものであるが、
中にはプロ顔負けの素晴らしいものもある。
書くところを店のシャッターからキャンバスに変えるだけで
その才能を更に発揮できるのにと残念に思う。

この例などは確かに本人の意識の低さは悪いのだが
それを教えてやる周りの大人のサポートがない事や
自由に才能を発揮できる場が提供されていない事も事実だ。
私事で申し訳ないが、私が起業するにあたっても
周りからのサポートを得られなかった。

特に馬鹿げていたのが国民生活金融公庫、
開口一番、「どういう実績がありますか?」だと!
実績が無いから実績を作るための資金を借りにいってんだ。
それでも「中小企業の味方」とやっている事と乖離した
訳のわからん事をうたい文句にしている。

自殺者が3万人を超え、ニートが約70万人、治療中・未治療を含め
うつ病患者が約650万人、登校拒否児童(小中)25万人弱。
今の日本といういシステムは国民に夢や希望を与えられない。
夢や希望を持てない人の中には犯罪に走る人も出てくる。
全く現在の日本では、エネルギーのある人間にとっては
真っ当に生きていく事が難しい社会構造であり、
政府に骨抜きにされ夢を持たない臣下としての
サラリーマンが増加していくのだろう。


今日目に付いた記事:
 ・我孫子市から2583人にウイルスメール 外部から侵入
  こんな事があるから住基ネットなんかで管理して欲しくないんだよね

今日のステータス:

今日のオススメサイト:
 ・日刊スポーツ
  プロ野球ペナントレース中はお世話になっております

ザ・祇園祭~地元のジレンマ~

2006年07月01日 21時41分12秒 | Weblog
今日から7月、2006年も半分過ぎ去ったわけだ、早いものである。

京都の7月は祇園祭の月である、今年の宵宵山、宵山は土日に当たるので
例年より多くの人出が予想される。観光客も多いだろう。
京都に沢山の観光客に来て頂くのは大変結構な事である。

しかし、地元に住んでいる者としては困る事も多い、
まずは交通規制だ、山鉾は各路地で組み立てられるから交通規制が敷かれ
路線バスでさえ路線の変更を余儀なくされる、
宵宵宵山~宵山は京都の中心部分にホコ天になり周辺部は大渋滞だ。

もう一つはゴミの問題、人出が多いという事は必然的にゴミも多い。
ゴミの量は半端じゃない、町内の人たちはゴミ掃除で仕事もままならない。

更に宵宵宵山~宵山の間、祇園祭の範囲内にある会社では残業はままならない、
窓の外を見ると沢山の見物客が居て、コンコンチキチンのBGMと歓声で
とても仕事ができる環境ではなくなる。
山鉾のある町内の人は山鉾の世話などがあるので原則仕事は休みである。

私は祇園祭自体あまり好きではない、
何故なら明らかに公家文化を意識した祭りであり庶民は参加できない。
それに何より蒸し暑い人ごみに出かける気力がない。
それでも毎年宵宵山などには出かけるが、あくまで友人と酒を飲む口実である。

そもそも祭りというものは、五穀豊穣を願ったり、子孫繁栄のための儀式であり
庶民と神様が一体となる儀式だと思っているので
庶民が参加できない祭りでは、全く見世物そのもだ。
ここでいう庶民とは町衆以外の一般人という意味である。

私がもし参加できるとしたら、岸和田のだんじり祭り、飛騨の御柱祭り、
東京の喧嘩祭りには参加したいと思っている。
ただ、山鉾を引いて路地をまわるだけの祇園祭とは違い
古代から続く「祭り」本来が持っているエネルギーがあるからだ。
古代においては若い男女が祭りの夜だけは自由に情を交わせる場でもあり
そういう意味でもエネルギーは必要であったろう。

それでも祇園祭は京都の3大祭りの中では庶民的な方である、
葵祭りや時代祭りに至ってはただの見世物行列である。

私自身、今年は仕事が忙しいので、祇園祭だからという口実をつけて
友人と酒を飲みに行く事もできないと思われる。
そうなるとますます祇園祭は面白くないものになる。


今日目に付いた記事:
 ・祇園祭 特集
  一応、お決まりとして...

今日のステータス:

今日のオススメサイト:
 ・財団法人日本盲導犬協会
  視覚障害者のたった2%ほどにしか盲導犬は行きわたっていません、
  その中でも盲導犬希望者がおよそ5000人、盲導犬は900頭ほど
  盲導犬育成には時間とお金が必要なんです。

「価格」は難しいね~

2006年07月01日 00時39分42秒 | Weblog
昨日は体調が悪かったのでブログを休みました。
おまけに今朝は寝坊するし、この季節は辛いですわ。

7月1日からタバコが値上がりになるので、買いだめに走る愛煙家が多いらしい。
中には十数万円分買いだめした人もいるそうだ、
タバコに十数万円も使うのなら、そのお金で禁煙治療受けた方が良いのにね。

モノの値段、販売価格はどのように決まっているか皆さんご存知だろうか?
スーパーとかディスカウントショップ、100円ショップとかで
「こんなものがこんなに安いなんて信じられない」というご経験はないでしょうか。

本来、売る側と買う側がモノの価値をどの程度と考えているかで
妥協点を見つけてモノとお金を交換する、その時の価値が価格である。
従って、同じモノでも場所や時代、歴史的背景、環境などの要素が
複雑に絡み合って価格が決定されている。

よくある例えだが、日本では水はタダ同然だが、
砂漠の国に行けば水は高価なものとなる。
最近はグローバル化してきたから、昔ほどではないにしても
確実に日本よりは高価である。

では現在のタバコの価格は適正な価格だろうか?
某大学の教授の試算では、1500円がタバコ1箱の適正価格だそうだ、
現在のタバコには、社会的コストや経済的メリットなどのお金が
全く含まれていないらしい。
適正価格が1500円だとしたら、愛煙家は激減するだろう。

現在のタバコは国、地方、特別などの税金で約60%強が占める
税負担の大きな商品であり、愛煙家はある意味、高額納税者である。
他人より税金を沢山納めて、日々発がん実験をしているのだから
国から補助金が出てもよさそうなものだ(笑)

ソフトウェアの価格はどのように決まっているか、
すべてではないが、大抵は開発費+諸経費に利益を見込んで
それを何本売れるかの予測を立てた値で割ったものだ、
簡単なものである。

ソフトウェアの開発では「人月(にんげつ)」という単位で計算する。
例えば、私一人が10ヶ月掛かる仕事は「10人月」と計算する。
10人月=1人で10ヶ月
では2人ではどうだろう、もちろん理論上5ヶ月で終わるはずだ。
5人で掛かればどうだろう、理論上2ヶ月で終わる。
従って、10人月という数字はスケジュール上の単位ではなく
ボリュームを表す事になっている。
5人で掛かろうが2人で掛かろうが、10人月のボリュームは変わらない。

スキルにもよるが、大体1人月40万円~100万円くらいだ。
それが適正であるかどうかは、技術的スキルを発注側がどの程度に
評価するかによって変わってくる。

知り合いの八百屋さんに野菜の価格はどうやって決めているのかと
たずねた事がある、何とも簡単な応えを頂いた。
「利益がなくならない範囲で近所の競合の八百屋よりちょっとだけ安い」
そこには経済学もお客の事も含まれていない事がわかった。

さて、あなたの給料は適正価格だろうか(笑)


今日目に付いた記事:
 ・ウルトラマンの敵“目元勝負” バンダイが怪獣モチーフ眼鏡
  めがねはいらないから、おまけらしきバルタン星人のマスコットが欲しい!

今日のステータス:

今日のオススメサイト:
 ・便利コム!! :「2006年カレンダー」
  こちらもいつもお世話になっております。