闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

また時代に乗れなかった企業が1社消えた

2014年07月16日 21時48分34秒 | Weblog
今日は祇園祭前祭宵山、今日も沢山人が繰り出しているだろうなぁ~。
昨日の宵々山は28万人、去年より5万人増えたのだとか。

人間1人当たりおよそ100W/sの発熱量があるらしいので
28万人だと 280,000×100W/s=28,000,000W/s=28,000,000J/s
28,000,000J/s÷4186.8=6687.7Kcal=6,687,700calとなり
0℃1000gの水の場合、6,687,700cal÷1000g=6687.7℃ だから
0℃1000gの水を6687.7℃まで上げられる熱量です、凄いですねー。
(先日同じような計算をやったので、多分、合っているとおもいます)
そりゃぁー暑いはずだわ。ちょっとした発電できるんじゃないか?!

さて、今日のYAHOOニュースに「音響機器メーカーとして知られた元東証1部上場の山水電気が破産
と出ていました。
私くらいの年代の方なら、オーディオファンでなくても
山水といえば高級オーディオ機器メーカーとしてご存じだと思います。

昔のオーディオ機器は、スピーカー出力にトランスを介していたので、
トランスの品質の良さから、スピーカーから流れる音質が
素晴らしかったのですけどねー。

しかし1990年頃に外国に身売りし、その後も転々と身売りされました。
確か2・3年前には民事再生手続きに入っていたはずですけど
ついに破産してしまったのですね。

山水電気ほどの技術があれば、他にもその技術を転用して
新たな活路を見いだす事ができたと思いますけどね。
時代の波に乗れなかった技術一辺倒の企業の末路です。
客のニーズの変化を知ってか知らずしてか分かりませんが、
客のニーズが多様化・重層化する中、方針転換出来なかったのでしょう。
だったら外国資本に乗っからずに、最初の経営危機で潔く散った方が
よかったとは思いますけどね。

オーディオマニアはまだ沢山おられると思いますが、
最盛期に比べればぐんとその数は少ないと思いますね。
だって家電量販店で1980円位の特売で売っているCD付きラジオですら
昔の高級アンプより綺麗で澄んだ音が出るのですから。

うちにも約畳1畳くらいを占拠しているオーディオコンポーネントが
あります、20歳代前半にかなり無理して買った物ですけど、
最近、殆ど電源を入れることがありません。
何故なら、パソコン+2.5chのスピーカーで十分間に合っているからです。

iPodやウォークマンに代表されるデジタルオーディオ機器の登場も
山水にとっては痛手だったと思いますね。
部屋でじっくり音楽を聴く時代は終わりましたからね。
何しろどこに居ても、高音質の音楽が聴けるようになったのですから。

でも山水電気から、学ぶことは沢山ありますね、
どうすれば会社が潰れるかという反面教師としてですけど。


今日目についた記事:
 ・サークルK売却、競合の複数企業に打診…ユニー
  コンビニ業界も生き残りレースは熾烈ですね

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 山水に続く企業は?