闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

カスが残り、素晴らしいものが消えてゆく・・・

2013年07月10日 20時45分38秒 | Weblog
ついに今年も祇園祭り・巡行の鉾の組み立て「鉾建て」が始まりました、夏ですね~。
今年は例年になく暑い日が続いているので、鉾を建てる職人さんたちも大変そう。
山鉾のある町内では、コンチキチンの練習もそろそろ佳境に入るところでしょう。
町衆も職人さんたちも、歴史を守っている人たちは大変ですね。

さて今日のYAHOOニュースに
“さよならロータス1-2-3”…全世界累計500万本出荷からの転落
という私にとっては衝撃的な記事が載っていました。


ロータス123かぁ・・・私たちの世代にはお馴染みだった表計算ソフト。
私も一時期使っていました、今の腐ったExcelより余程良くできたソフトでしたよ。
そうそう表計算ソフト黎明期には、Excelの前身のマルチプラン、Visicalc、三四郎等が
ありましたね、MS-DOSの時代ですな、懐かしい!!

そのお馴染みのソフトが消え去るのですね・・・。
ソフトウェアがスタンダードになるには、ソフトの出来の良しあしじゃないんですよね
それだけで決まるんだったら、とっくの昔にマイクロソフトはこの世にはないでしょう
あんないい加減なソフトが普及してんだから、驚きですよね。
ソフト・ハード両方の品質からすればアップルが世界一でしょう。
ソフトがスタンダードになるには「営業力」が最終的にものをいいます。

マイクロソフトのビルゲイツも、最初は技術者のまねごとをしていましたが、
最終的には、他社の製品を買収して少し改造したものを、
自社ブランドで売るという事をしていたに過ぎませんが、IBMに売り込むなど
それなりに営業力はあったものだと思われます。
そういう意味では、ロータスは営業力がなかった事と、
ロータス123の成功に溺れてしまったように思われます。

OSだって、未だにWindowsなんてカスですよ。Linuxなどの方が数段上だ。
にもかかわらずWindowsが普及した背景には、やはり営業力があります。
今でこそ、アップルは営業に金をつぎ込んでいますが、
昔は「良い製品は売れる」と思っていた時期があるのは確かです。

まぁビルゲイツの場合、競争力のない製品だからこそ、営業力でカバーする必要があり
結果的に、それが功を奏したとも言えるでしょう。

MS-DOS時代、私が好きなソフトや使い勝手の良いソフトが沢山ありましたが、
今では片手で数えるほどしかありません。
仕事で使っているマクロソフトオフィスなどには、
必ず1日1回以上、キレそうになる場面があるほど腐っていますが、
周りが使っているので、互換性を持たせるために使わざるを得ない必要悪です。
カスのマイクロソフトオフィスなんぞ、使わずに済むなら使いたくない。

あの時、デジタルリサーチ社のゲイリーキルドールがIBMと組んでいたら、
もっと素晴らしいコンピュータのハードやソフトが街中にあふれていただろうに。
(この意味が分かる人は、かなりコンピュータのマニアです

デジタルリサーチ社のゲイリー・キルドール


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