闘う社長の再起編

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世界同一賃金は無理でしょう~♪

2013年04月25日 22時01分23秒 | Weblog
先日、ファーストリテーリング会長の柳井さんが打ち出した「世界同一賃金」で
ファーストリテーリングはもちろん、他でもかなり話題になっています。

今日のYAHOOニュースにも『ユニクロ衝撃の「世界同一賃金」 日本人は喜べない?
という記事が載っておりましたが、しばらくはローカルルールもありらしいですけど。

確かに柳井さんの発想は正しいかもしれませんが、それを実現するのは非常に難しいですね。
確かに、同じ成果を上げてているのに、賃金に格差があるのはおかしい。
そりゃぁもっともだと思いますが、それは「同一条件の上で」という但し書きが必要でしょう。

例えば1日100円で生活出来る地域の人と、1000円でしか生活できない地域の人と
同一賃金というのは、どー考えてもおかしい。

でも日本人が現地に行って、現地の人の水準の賃金だと、日本人は納得しないでしょう。
といって、現地の日本人と現地採用の人間と、同じ結果を出して
方や日本のレベルの給与、方や現地のレベルの給与というは平等ではない。

賃金格差問題は、グローバル企業としては大変頭の痛い問題でしょう。
しかしどう考えても地域差があり、そこに住んでいる人と日本人との1円に対する
価値の差、価値観の差が存在する以上、この溝を埋める事はできないと思います。

ですから、やはり地域毎の賃金でやるしかないでしょう。
但し、日本から派遣されていった人には、賃金は現地レベルだとしても
別枠の手当てで補てんするとか、別の手段が必要になってくるでしょう。
従って世界同一賃金というのは、社会主義と同じで、いつか破綻するでしょう。

この問題は本当に難しいですね、ファーストリテーリング以外の世界的企業は
どのような賃金体系になっているんでしょうかね?


今日目に付いた記事:
 ・台湾で患者を初確認=中国本土外に拡大、江蘇省で感染か―鳥インフル
  日本も他人事では済まされません、入ってくるのも時間の問題でしょう。

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今日の一言:
 理想と現実は常に水と油だ