闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

日本社会は決断がトロい!

2012年06月06日 21時35分40秒 | Weblog
日本の警察は優秀だとよく言われてきましたが、
その実はそれほどでもなさそうですね。

菊池容疑者逮捕後、逃走中の高橋容疑者の自宅を確認しておきながら
おめおめと取り逃がしてしまうとは、トロいという他ありません。
それが今回が初めてではないから、大問題です。

ホステス殺人事件の福田和子受刑者が逃亡中も、
確か自宅を確認しておきながら、逃走されたという経緯があり、
また外国人英語教師殺人事件の市橋も、警察が潜伏先を確認しておきながら
取り逃がし、長期の逃亡を許してしまったという経緯があります。

そりゃぁ確実に確保するための戦略・戦術は必要です。
逮捕状請求のための時間も必要でしょう、
それを差し引いてもあまりにもトロ過ぎて、カビが生えるんじゃないですか。
そういうドン臭い日本の警察ですから、検挙率が伸びないんですよ。

とりあえず逃げられないだけの体制を敷いて、速攻で乗り込み
逮捕状がなければ、任意同行を求めればいいじゃないですか。
まぁ警察もお役所ですから、日本のトロいお役所の例にもれず動きが鈍い。
そんなことで、日本国民の安全と財産が守れるのでしょうかね?

いつも口が酸っぱくほど言っていますが、
日本社会の場合、一度間違うと立ち直れなくなる社会体制ですから
できるだけ責任を取らないように、上役の承認を求め
上役も自分が責任を取らなくても済むように、100%を追求するあまり
行動が遅くなるという、スピード重視の現代に合わない社会です。

家電競争の中で、中国や韓国に負けてしまった原因の一つは
低価格競争ではありますが、他の原因としては、
上で書いたような行動に移すまでのトロさが大きな原因の一つでもある。

日本だと「それでは社に持ち帰り、上司と相談いたしまして・・・」
と重要な局面でも即決できる人が来ないが、中国や韓国では
契約の話が出そうな時には、決済できる人がやってきて即決だ。

「上司と相談しまして・・・」と持ち帰った会社では
上司が更に上役に相談し、最終的には会社トップや経営陣の承認を
貰う頃には、書類に沢山のハンコが並んでいる始末。
ビンゴゲームじゃあるまいし、何とトロい事でしょうか。
そういう悪癖を絶たなければ、日本の復活はありえませんね。

そういう社会にするには、まず失敗しても復活できる社会にする必要があり
出る杭は打たれるのではなく、杭がいっぱい出るような社会、
折れた杭は直ぐに復活できるような社会にしなければなりません。


今日目に付いた記事:
 ・美浜2号機、10年延長可能=保安院が提示、老朽化評価「妥当」
  だから何故安全と判断できるのか示してみろよ!えーっ!!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 日本人全体で意識改革が必要だ

努力しない日本レコード協会とマヌケ法案

2012年06月06日 01時33分14秒 | Weblog
今日の「YAHOOみんなの政治」で違法ダウンロードに関する記事が
載っていました。
『政治クローズアップ ネットの議論「違法ダウンロード刑罰化は必要か」』
衆院文部科学委員会所属の与野党委員理事の間において修正案が提出され、
今国会で成立すれば10月1日に施行されることになるという。

全くバカげていますな。そりゃぁ違法アップロードはダメです。
これは意図的なもの、無意識のものを含めて、罰せらるるものです。

しかし、ダウンロードの方は、意図的か無意識か本当のところはわからない。
サイトの誘導で、知らず知らずのうちにダウンロードさせられているかも
しれませんし、また他のクリックアイコンと間違ってクリックして
ダウンロードが始まってしまう場合もある。
誘導や間違いで検挙されたら、たまったものじゃない!

違法ダウンロードが音楽CDの売り上げ減につながったとする
日本レコード協会など業界団体「違法ダウンロードは被害者の告訴を受けて
捜査する親告罪で、捜査の慎重さは担保される」とし、誰もが捜査対象に
なるわけではないと強調しているらしいが、本当だろうか?

大体CDの売上が落ちたのは違法ダウンロードだけじゃなく
CDというものが持っている特性が時代に合わなくなってきたわけで
違法コピーの方が大きな要因だと思いますけどね。

でもまぁ違法ダウンロードも確かにあるわけですから
著作権保護の観点から、それらは処罰の対象とすべきでしょう。
日本も含め諸外国でも、著作権を侵害した違法ダウンロードが横行し
それらを処罰する必要は、私もわかっております。
意図的に違法ダウンロードする人間と、無意識にダウンロードさせられる
人間と同列の扱うのはどうかとおもいますよ。

例えば1回目は注意、2回目は警告、3回目は検挙という段階制なら
まだ納得できますがね。
それに著作権を主張するだけで、なんら自分たちでコピー防止の手段を
講じない協会側の姿勢にも問題があるのではないでしょうか。
ここでいう「なんらコピー防止の手段」というのは
直ぐにコピーガードを破られる手段は、防止とは言えないという事です。

今、コピーガードにCPRMという方式が一般的なコピーガードですが
これなどは、もはや誰もが解除できてしまうので
あまりコピーガードになっておりません。
これらを強化する努力を協会がやっているという話を聞いた事がありません。

それに法案は、実情をよく知らない大先生方が机上でこしらえたもの。
そんなもののどこに正当性があるものか、全く理解できません。
とにかく、一律に検挙の対象とするのはバカげています。


今日目に付いた記事:
 ・ジーンズの「ボブソン」倒産 民事再生ならず破産
  私もボブソンのGパン持ってましたけどね・・・もっとブランドの
  差別化を行い、価格競争を避ける戦略をとるべきでしたね。

今日の気持ちステータス: 無駄な定時後のお付き合いは嫌だ

今日の一言:
 何でも一律の考えしかできないバカな日本人の頭はマヌケとしか
 言いようがありませんな。