闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

他人事じゃない、ホームレス転落

2009年11月16日 11時49分01秒 | Weblog
今日、午前中は発表するフリーソフトの開発、午後は打ち合わせです。
今週、またまた東京出張が入りそうなので、そのため打ち合わせです。

今朝のワイドショーで、私と同じ年の人で、昨年派遣切りにあった人の
特集コーナーをやっていましたが、失業保険給付の期間も切れ
出稼ぎに来ていた元の会社の寮からも出なくてはならず、
ホームレスになるしかないと言っていました。
故郷には、育ち盛りの子供が二人居るにもかかわらず、
仕送りすらできなくなり、全く情けない親だとも・・・。

深刻ですよねー、でも、私も人事じゃない。
今、仕事を失うと再就職は至難の業、おまけに経営者は雇用保険を
掛けていませんから、失業保険ももらえずホームレス転落は必至
ですから、その派遣切りにあった人の事は、到底、他人事とは思えません。

総務省・統計局の短期労働統計では、何と男女合わせて完全失業者数が
352万人、そのうち男性が215万人も居るそうですから驚きです。
でもこれは統計上の「完全」失業率ですから、ほぼ失業状態や
企業内での失業状態の人を含めると、この倍以上にはなるでしょう。
つまり失業率は10%を軽く超えているという事ですよ。

若者の雇用問題を声高に言われていますが、
一番お金のかかる小学校高学年から高校卒業までくらいの子供がいる世帯の
親の年齢は、私と同じくらいでしょうから、再就職も難しい世代ですので
私たちの世代の失業者の問題は、その人だけじゃなく家族全体の問題ですから
若者の場合より、より深刻だと思いますね。

まず、この世代の雇用を早急かつ大量に確保して、
早急に経済をV字回復させる必要があるでしょう。
若者の雇用も確かに必要かもしれませんが、経済をV字回復させるには
経験や実績のある即戦力の人材でなければ、効率が悪いですからね。

政府は、今年度中に10万人の雇用を確保するという政策を打ち出していますが
350万人以上の完全失業者がいるなかで、
10万人規模の雇用創出では焼け石に水だとおもいますけどね。
おまけに、福祉関係の雇用を考えているようですが、
以前から私が何度も主張しているように、昨日まで福祉に全く興味がなく
製造現場に居た人が、明日から他人様の下の世話が果たしてできるでしょうか?
自分の親の世話も、なかなかできない人がです。

景気回復のための雇用創出になら、赤字国債の発行も止むなしと思えます。
躊躇している時間がありませんから、マニュフェストに固執せず
鳩山さんは英断すべきだと思いますよ。
マニュフェストを履行できない批判より、経済・雇用対策が功を奏したら
評価の声の方が絶対多いと思いますけどね。


今日目に付いた記事:
 ・7~9月期実質GDP、年率4.8%成長 設備投資増加に転じる
  話としては明るいけれど、大企業の傾向でしょう。中小じゃない。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 鳩山さん!英断を!!