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レンダ・デ・パロマ

(#゜Д゜)<バイク乗りは傘をささんのだよ!
 
 仕事が終わりました。
それも週末の直前ともなると自ずとテンションが上がるものです。
ニンゲン気分がよいと妙なノリになるものでして。
帰りの豪雨の中で冒頭のようなフレーズが浮かんで参りました。

 まぁこれについては、
”オートバイに乗る”という時には無条件でテンションMAXなので(笑
ツーリング中に雨でも降ろうものなら毎度同じような感じでもあります。
決して喜ばしいものではない雨も、オートバイなら旅のエッセンスの一つ。
 
 言葉にすると「フハハハハハハハッ!!」のような感じでしょうか。
 
 
 
 
 そんなわけで?
帰宅してびっしょりの体を拭くとすぐにオートバイのところへ。

01_nightcbr

 ここの所は連日の夜間整備ですが、こういうのもいとをかし♪
 
 そうそう今日は新兵器を投入!
というか、工具置き場にはあったものの前回は面倒で使っていなかったもの。

      02_lightup

 足下にもう一つハロゲンランプを焚きました。
 
 これで夜間でもブレーキキャリパーの周辺が充分明るくなったので、
これまた仕事帰りに駅前のホームセンター?のような場所で買ってきた
HONDA純正のブレーキフルード(500ml・DOT4)を使ってエア抜き確認です。

 レバーのタッチ上は問題なかったものの、
熱のかかっていない状態でのタッチはアテになりませんので(笑
目視で完全に細かなエアが出なくなっていることを確認しつつ、
前回使用の数ヶ月前に購入したフルードと入れ換える形で、
新たなフルードで油圧系を満たしました。
 
 
 
 フロントは問題なし。
とくれば次はリアですよねー♪

03_material_r

 素材。リアタイヤの余りは性分てやつでして。へぃ。
 
 

04_rbrake

 外したキャリパー。
 
 

05_innerr

 中。なんともまぁ問題なしそのもの。
 
 

06_r_piston

 ピストン。テフロンかな?カシマコートかな?磨きは避けます。
 
 
 ほいで、ピストンシールとダストシールを新品交換。
フロントの時と比べると随分色気のない展開ではございます。
ところがリアキャリパーってのは本当に色気のないヤツで(笑
 
 ピストンの形状や処理などは時代の進歩を感じるものの、
基本的にむかーしのバイクについてるのとかわりません。
「同じ機能なら、機械は単純な方がエライに決まってる」は真理ですが、
いやはやなんともはや。

 自ずと、整備は随分とラクであり時間もかかりません。
それでもそこはブレーキ。最大限慎重に丁寧に作業を行ってはおります。
飛ばせば飛ばす程リアブレーキを使わない走り方ではありますが、
”使わない”のと”使えない”のでは月と鼈ほどの差がありますし。
 
 ピストン周りが組み上がったあとは、
ブレーキパッド及びシム、断熱スペーサー?などをクリーニングしてグリスアップ。
フロントと違いスライド式のキャリパーなのでブーツ無いもグリスで満たします。
 
 
 
 続いて油圧の確保とエア抜きです。
 

07_cup

 リアのマスターシリンダカップは、
通常の状態ですとCBR1000RR(というかRC211Vも)の、
張り出した特徴的なテールカウルに邪魔されてアクセスが出来ません。

 そこで、ステップを外してからカップをフリーにした上で
ステップにリピートタイで、実にてきとーにくくりつけました。
零れなければそれでいいんです。
 
 

08_vacuum

 200円で買った”らくがきせんべい”のシリンジはここでも大活躍。
大まかな充填のみこれで済ませ、
負圧では除去しきれないエアは加圧で抜いてゆきます。
 
 

09_r_assy

 完全にエアを抜いてから、動作確認と組み付け確認を終えて完了です♪
リアディスクの外周が錆びておりますが、
機能に関係ないので全く気にしません(笑
 
  
 
 これで前後のブレーキ系の作業は無事完了。
2週間ほどで若干放電の進んだバッテリだけ取り外して今夜は終了です。
予報ではこの土曜はしっかり雨模様らしいですが、
動作テストもかねてちょこっと走ってこようかしら( ´ー`)。
 
 ともあれ、30,000kmを迎える我がCBR1000RRもまだまだ元気!
この秋が本当に楽しみですね♪

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