goo

クビ…

 うーむ。
誤解を恐れずに、率直に表現するなれば…
私自身は、基本的にクビにならない人間なのですが。

 数少ない同期、と申しましょうか。
正に同じタイミングで、
アキハバラのインド人だらけの雑居ビル。
怪しさダイバクハツの東京支社の事務所で
面接を受けた山ちゃん(仮称)と会ったのが
丁度5年半程前の事でした。

 最初町田に配属されましてね。
僕は3ヶ月ほどで、一人運営の部署に転属。
最初は左遷かと思ったものですが
直属の上司が、
先方の責任者に対して勧めてくれての移動でした。

 何を起こすかわからない新人を
そのまま責任有る場所に移動させるなど…と
当時はびっくりしたものです。

 そんな中、
同期の山ちゃんは、そのまま町田に残留。
以来、今に至るまで町田勤務を続けていました。
直属の上司の信任も厚く、安泰な立場かと感じていました。

 その山ちゃんから、僕が休日の昨日、
会社のグループウェア経由でメールが入っていました。
精一杯『軽いノリ』で、山ちゃんらしいメールでしたね。

 『リストラに遭っちゃったよ、ハケン切りってヤツだね』

だってさ。

 僕たちは派遣ではありませんので
ハケン切り、という表現は適切ではありませんが
僕は年俸制の正社員、ヤツは契約社員みたいな感じだったのかな。
そんな山ちゃんからの、突然の告白は正直ショックでしたね。

 しかも、解雇の宣告の前には、そうとも知らずに
職場の近くの結構良い住居に引っ越しもしていたらしいんです。

 業務規模が小さなベンチャー気味の、
本社が北国の我が社では、
今回の人員整理数、十数人はかなりの数である筈。

 正直、【頂戴した給金分に対する充分な責任感】はありますが
特段【やる気】も無いような僕の方が
先に切られるべきな気がするんですけどね。

 元来、やるべき事が他にある人間なので
この会社にそこまで執着が無いという事実もあります。

 ま、会社規模でかなり怪しい雲行きではありますが
在籍する以上は、【仕事】は全うしてゆこうと思う所存。

 ひとまず、同期の山ちゃんお疲れさまでした。
山ちゃんの気持ちを考えると、
『無責任なテンションにもなれないよな…』と
襟を正す思いです。
またどこかの”道”で遭おうぜ!

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする