3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

歌の話:Donde lieta usci" La boheme

2015-06-15 12:15:44 | 日記
このところ家族に病人がでて仕事もはかどらず、ましてや歌はなおさらのこと、割く時間がない。

とはいえ、週1回のレッスンには休みがちではあるが、なんとかキープしている。

ドイツものばかりを歌ってきたが、歌の仲間がラ・ボエームを歌うのをきいて、歌ってみたくなり、
このところ、挑戦している。

”Donde lieta usci" La boheme

病いと貧しさが故に別れることになる男女。
別れの歌を女が歌う。その歌である。

プッチーニはなんと美しいアリアを作ったのだろう。
歌っていて、最後のほうは涙声になってしまう。

別れたくないけど、病いと貧しさから別れなければならない。
私のことを忘れないでね。
愛の形見によかったら、私の残したものを持っていて。

さようなら。

憂いを込めてかつ情熱的にしかし病いをもつ女の怨念を込めて
歌ってみたいものである。


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