3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

紅白歌合戦2015.12.31 低下する視聴率

2016-01-03 15:45:01 | 日記
紅白歌合戦について、特に興味がないのだが、視聴率が低かったという記事を読んで、さもあらんと思った。
もう、国民的番組ではなくなったのである。
紅白が国民の関心の的であった時代ははるか遠く、宮田輝か生方アナウンサーあたりで終わっている。
テレビが一家に一台だった時代である。
その後、各部屋にTVがあるようになり、また、インターネットの普及でテレビが一家の中心ではなくなり、それぞれがそれぞれの年末年始を送るようになった。
海外ですごす人々も5万人ぐらいいて、また、年末に一斉に休むという働き方でもなくなり、24時間働く人々も少なくなくなって、年末恒例の歌番組への関心はますます薄れた。

紅白歌合戦の出場歌手も一体歌の題名なのかグループの名前なのか意味不明のものばかり。メロディも歌詞もめちゃくちゃで、おいおいこれでお金もらっているのか?とおもってしまうものばかり。アングラならいざしらず、受信料をとるNHKとは思えぬプログラム。
それに、AKBだかなんだか似ているグループが何度も出てきてうんざりだ。
アニメソングか?美しくない。

以前はクラシックの歌手も出ていたが、もうそんなものは吹っ飛んでいる。
鮫島有美子とか錦織ぐらいは出ていたような気もする。
鮫島有美子が紅白で夜明けの歌をうたっているのをyou tube でみて、うまいなあとおもったのだが、そういう出し物はもうないのだ。

大衆受けをねらって、結局撃沈するNHK。

嵐とV6は踊りが上手なので少しはましかもしれないが、あとはどうでもよい。

歌番組らしく、美しいメロディとだれもがなっとくする歌詞をお願いしたいものである。
12月31日にやるただの低俗な歌番組に成り下がったのであり、品もなければ、特別な雰囲気はすでになく、もう、31日にやらなくてもいいじゃないか。
あの程度の番組ならいつでもやっているじゃないかと思うのである。

NHKは大衆歌謡の文化をリードし創るという意識はないのだろうか。
「売れている」歌をテキトーにならべてAKBを侍らせておけば成り立つ工夫のない歌番組に辟易するのである。
毎月受信料をはらっている身からすれば、NHKよ、もっと力をいれて中高年層に通用するようなまともな内容を制作してほしいといいたいのである。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2016年、世界が平和でありま... | トップ | 女性蔑視の異文化の流入 ケ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事