昔の私 〇〇歳の誕生日を迎えて

先週は誕生日だった。
年なんて忘れたいと思っているので、静かにしていた。

断捨離をしていたら、昔の写真が出てきた。といっても働き出して1～2年ぐらいのころのもの。
うーん、我ながらかなりかわいい。ちょっと尖っているけど。

子どものころを思い出すと私はけっこう、いやかなり、男子に人気があったと思う。
勉強もできたし、運動神経も抜群だった。運動会ではリレーの選手で花形だった。
音楽の時間は独壇場だったし。

今となったら、ただの自慢話のようなものだが。

あるとき、Mさんというかなり可愛い友人が、S君の好きな人を聞きたい、というので、私がS君の親友に聞き出すという役割を仰せつかったことがあった。「S君の好きな人はだれ？」「君だよ」といわれ面食らった。当時、S君はイケメンで女子の間で人気があったので、みなから恨まれた。でも、私は全然タイプではなかったので、その後何も新しい展開はなかった。その後、Mさんの猛烈なアタックでS君とMさんは恋人同士になったという後日談がある。まあ、別にどうでも良い話ではあるが。


誕生日を迎え、昔の写真を眺めながら、いくつかの恋の物語を思い出す。
全勝を続けていた私だが、１敗したことがあり、それは今でも心の深いところにある傷である。
互いの消息、動向を知る手段はいくつもあるし、同じ街でうろうろしているから偶然あってしまうこともありそう・・・・。