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経木は風味の引き立て役

子どもの頃、茹でた大豆をわらの束に挟み込み納豆菌を入れて室に入れ自家製納豆
をつくり、その納豆が朝食に出されてよく食べた覚えがある。
記憶の中に美味しいと思って食べた覚えがなかったが、なぜか納豆は嫌いにならず
大好きで毎日食べている。

茨城県常陸大宮市に住む友人から奥久慈名産の舟納豆が送られてきた。
納豆は舟形の経木の容器に入っていて、からしと醤油を加えてよく混ぜていると木
の香りも加わって食欲が湧いてくる。
経木の中の納豆が残り少なくなった頃、あったかいご飯を納豆の中に入れ、糸を巻
きつけるかのように混ぜて食べてみると、木の香りもいっしょに食べているかのようで一味違う。

納豆と言えば、年末に頂いた天野屋の『芝崎納豆』大粒大豆の旨みと強い粘りの糸
が印象的だったが、舟納豆は木の香りが納豆の風味を引き立てていて美味しい。





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