先日歩いた横浜自然観察の森は
初夏の白い花で彩られていました。
ノイバラが花盛り♪
後ろ脚に花粉団子をつけたハナバチの仲間が
花から花へとせわしなく移動していました。
モコモコの丸い体が可愛らしい♪
そういえばノイバラを訪れる蝶を見たことがないかも。
やはり蝶好みの蜜や花の構造があるのでしょうか。
今が盛りのシャリンバイの花にはジャコウアゲハ
素敵な香りのスイカズラにもジャコウアゲハ
散り始めたミズキの花にサトキマダラヒカゲ
この蝶は花の蜜よりも木の樹液を好むそうなので
花にとまっていたのはたまたまなのかもしれません。
この日は元気よく飛ぶサトキマダラヒカゲをたくさん見ました。
アザミの葉にステルス機のようなスズメガがとまっていました。
羽化したてと見えてピッカピカ!流線型の形、ビロードのような
輝き。見惚れる美しさです。
朝8時に出会ったのですが昼休みに見に行ったときも
まったく同じ場所、同じ姿勢でした。
スズメガの複眼は大きくて果実のよう。こんなに近づいても
動かず、前脚で葉の先端をしっかりつかんでいました。
どうやら名前はブドウスズメ。幼虫はブドウ科の
ヤブカラシやエビヅル、ノブドウなどを食べるということですが
たしかに近くにたくさんヤブカラシが生えていました。
ゆっくり歩くほどに小さな生き物が視界に入って
なかなか前に進めず、まったく散歩にはなりません。