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教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

白い花に集う

2013年05月13日 | 自然

先日歩いた横浜自然観察の森は
初夏の白い花で彩られていました。



ノイバラが花盛り♪



後ろ脚に花粉団子をつけたハナバチの仲間が
花から花へとせわしなく移動していました。
モコモコの丸い体が可愛らしい♪

そういえばノイバラを訪れる蝶を見たことがないかも。
やはり蝶好みの蜜や花の構造があるのでしょうか。



今が盛りのシャリンバイの花にはジャコウアゲハ



素敵な香りのスイカズラにもジャコウアゲハ



散り始めたミズキの花にサトキマダラヒカゲ
この蝶は花の蜜よりも木の樹液を好むそうなので
花にとまっていたのはたまたまなのかもしれません。
この日は元気よく飛ぶサトキマダラヒカゲをたくさん見ました。



アザミの葉にステルス機のようなスズメガがとまっていました。
羽化したてと見えてピッカピカ!流線型の形、ビロードのような
輝き。見惚れる美しさです。
朝8時に出会ったのですが昼休みに見に行ったときも
まったく同じ場所、同じ姿勢でした。



スズメガの複眼は大きくて果実のよう。こんなに近づいても
動かず、前脚で葉の先端をしっかりつかんでいました。
どうやら名前はブドウスズメ。幼虫はブドウ科の
ヤブカラシやエビヅル、ノブドウなどを食べるということですが
たしかに近くにたくさんヤブカラシが生えていました。

ゆっくり歩くほどに小さな生き物が視界に入って
なかなか前に進めず、まったく散歩にはなりません。


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