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山登りと旅行の雑記帳です。

和賀山塊(堀内沢~マンダノ沢~羽後朝日岳~部名垂沢下降)2日目

2012年08月19日 | 東北地方の沢
朝4時起床5時半出発。
今日は羽後朝日岳頂上を踏んで夏瀬ダムまで下山する長い道のり。

上天狗沢に入るといきなり7mほどの滝が出てくる。


ここは右から簡単に登れる。

ここから先はナメ→ナメ→滝、ナメ→ナメ→滝の連続。
とにかくきれいの一言!













そして途中からは高山植物も。






こんなすてきな沢なのにあまり人が入っていないなんてなかなかもったいない。
だけど人があまり入っていない雰囲気というのは格別だ。

そんなこんなで遡って行き1,100m地点の水枯れ地点へ。
ここでヤブこぎに向けて態勢を整える。


ヤブこぎ突入!


意外にヤブは深くなくて30分ほどでヤブを抜けた。


そして抜けたところは…




もう言葉は要りません。
素晴らしすぎるフィナーレ。

そして9時に羽後朝日岳山頂到着!!


頂上からは、
遠くに田沢湖


和賀山塊最高峰和賀岳


八幡平と岩手山


そしてそれをバックに


天気も文句なしの晴れだった。
ちなみにこの山、登山道がないので登るとしたら沢から登ることになる。
それだけに希少価値のある山だった。

30分ほど休憩して下山開始。


振り返ると羽後朝日岳が


これから下る夏瀬ダム


ここからは部名垂沢を下降
しかし、今回下降地点を間違え部名垂沢の右俣に降りてしまった。

この右俣、かなりのガレ沢で7~8mクラスの枯滝がたくさん出てくる。
その度に緊張のクライムダウンが続き、本来の2倍近くの時間を費やし二俣に到着。


時間以上に神経を費やしかなり疲れた。

ここからは平凡な沢をひたすら下り2時間ほど林道に到着。
地形図だと夏瀬ダムまでの道が途中で切れていたけど、途中の標識には夏瀬ダムまでの表示が。
よく見てみると「新奥の細道」という表記。




ほぉ~、こんなところに奥の細道があるのか。

この道は途中まで工事中で舗装されているものの、工事終了地点で道がいきなり途切れる。
と思いきやよく探すとかつての林道が出てきててくてく歩いていくと昨日見た標識の地点に合流した。
なるほど、昔はこの道がつながっていたのか。

そして息もきれぎれにようやく駐車場に到着。
Kさん、ちょっとハンガーノック気味だったけどなんとかゴールしました。

それにしても和賀山塊は素晴らしいところだった。
まだ登れる沢がたくさんあるのでまた機会があればぜひきてみたい。
東北ありがとう!!

<コースタイム>
二俣(5:30)-水涸れ地点(7:30)-ヤブこぎ終了(8:15)-山頂(8:30)-休憩(30分)-山頂(9:00)
-部名垂沢下降地点(9:20)-二俣(11:10)-夏瀬林道(13:20)-夏瀬ダム(14:15)


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2 コメント

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Unknown (ニシ)
2012-08-27 10:32:59
いいですねえ、人のいない素敵な沢。
天気にも恵まれたようで何よりでした。
来年は私も東北の沢デビューしたいデス。
機会があれば是非ご一緒して
おいしい魚をたくさん釣ってごちそうしてください。
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Unknown (ryuzo)
2012-08-27 21:25:07
ニシさん!
ご一緒できるとK島さんから聞いて楽しみにしていたんですよ!!
東北の沢は天然イワナの宝庫なのでぜひ次回は一緒に行きましょうvv
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