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山登りと旅行の雑記帳です。

飯豊連峰全山縦走トレイルラン

2017年09月05日 | 飯豊連峰トレイルラン
飯豊連峰にトレイルランニングに行ってきました。

飯豊連峰は4年前に同じルートを走ったものの、ほとんどガスの中で何も見えなかった。
<前回の記録>

飯豊といえばあのたおやかな稜線。
いつの日か必ずリベンジする!と、この計画をずっと温めていたところ、ようやくチャンスが巡ってきた。

もともと夏休みを取る予定だった日に運良く高気圧到来、これは間違いなく天気良さそう!ということで思い切って行ってきました。

仕事を終えて、荷物をコインロッカーに押し込め、電車を乗り継ぎ、飯豊連峰の北の玄関口、越後下関駅へ。


今回は、越後下関駅から大石ダムを経て、飯豊連峰を縦走し、飯豊本山の登山口である川入へと下山する計画。
(ちなみに、杁差岳へと至る西俣川コースは、近年死亡事故が発生した関係で通行禁止になっている。なので草も刈り払われていないので実質通行不可能。by小屋の管理人の方のお話)

越後下関駅で仮眠し、深夜0時にスタート。
この時間にスタートしないと、今日中に下山できないのだ。

空を見上げると満天の星空。
胸が高まる。

川沿いを走って大石ダムに到着。


ここから林道に入り、車止めゲートを通過。


林道が終わって登山道となり、ここからいよいよ杁差岳への急登が始まる。

せっせと登って千本峰通過。


学生時代の正月に飯豊を縦走した時はラッセルの連続で1日かかってここまでしか来ることができなかった。
懐かしい思い出。

さらに登ってようやく杁差岳に到着。


駅をスタートしてここまで4時間かかった。

まだ日の出まで時間があるので、避難小屋で少し休憩することに。
と、小屋に入るとなんと人が!

まさか杁差岳の避難小屋に人がいるとは思わずお互いかなりびっくりしてしまった。

話を聞くと、慶応のワンゲル部で弥平四郎(以前走った時のゴール地点)から3日かけてここまで来たのだどか。
気さくな4人組で、抹茶ラテをご馳走してもらった。
感謝!

しばらく談笑し、日の出とともにお別れ。
小屋を出ると息を呑むような景色。


少し登ると鉾立峰。


これから向かう稜線が素晴らしい!


立石山の先で日の出を迎える。


頼母木山避難小屋到着。


小屋前からの景色も絶景。


小屋の管理人の話では、今日の天気が今シーズンで一番いいかも、とのこと。
すばらしい!!

頼母木山を経由して


北股岳へと続く稜線。


振り返るとこれまでの稜線と小さく頼母木山避難小屋が見える。


地神北峰と稜線




地神山頂と稜線




門内岳避難小屋到着。


少し休憩後、次の北股岳へと向かう。


北股岳


山頂からは日本海が丸見え。


次に向かうは梅花皮岳。


梅花皮小屋を経由して、


梅花皮岳


次は御西岳避難小屋を目指す。


途中池塘とかあって素敵。




御西岳避難小屋到着。


ここからは、一旦縦走ルートを外れて大日岳へと向かう。


大日岳は飯豊連峰の最高峰。
これまで来た2回とも登れなかったので、三度目の正直でようやく登ることができた。


また御西岳避難小屋へと戻って、次はいよいよ飯豊本山へと向かう。




夏の名残が残るような雲がなんともいい感じ。

山頂付近にガスがかかって来た。


ようやく山頂に到着。


苦労した甲斐があって、山頂ではガスがとれてくれた。

さすが百名山、平日にもかかわらず人がたくさんいた。

飯豊本山を過ぎると下山開始。
本山小屋を過ぎて


いくつかアップダウンを越えて、切合避難小屋が見えてきた。


切合避難小屋


この後三国岳避難小屋を過ぎて


遠い下界を目指す。


長い長〜い下山道を歩いてようやく登山口に到着。


ここからはやっと道路に出る。
川入の営業しているかわからない民宿街を抜けて


しばらく走ってゴール地点のいいでのゆに到着。


いや〜疲れた…
疲れたけど満足度500%の素晴らしいトレイルを満喫できました。

飯豊連峰は本当に素晴らしい稜線を持つ山でした。
それぞれの小屋の管理人の方とのふれあいも楽しかった。
次に飯豊に来る機会は来るのだろうか。。
来るのなら次はテントを担いでゆっくり歩きたい。

<コースタイム>
越後下関駅(0:00)-大石ダム(0:50)-千本峰(3:10)-杁差岳(4:10)-小屋出発(4:40)-頼母木山避難小屋(5:30)-門内岳避難小屋(6:30)-御西岳避難小屋(8:50)-大日岳(9:30)-御西岳避難小屋(10:15)-飯豊連峰本山小屋(11:15)-三国岳避難小屋(12:50)-登山口(14:20)-いいでのゆ(15:20)

距離:越後下関駅〜いいでのゆ(約66km)

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