ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




路地の民家。文京区湯島3-27、28。1988(昭和63)年頃

湯島天神の男坂の通りとその南の中坂の通りを結んでいる路地である。南のほうを見ている。両側とも戦前に建った民家や長屋が並んでいる。
現在はかなり建て変わったがまとめてビルになったわけではないので、何軒かは残っている。



藤田刻印彫刻所。1989(平成1)年頃

1枚目の写真と同じ路地の真ん中辺りから北側を見ている。


現在も残っている古い家。左:2007(平成19)年10月24日、右:2005(平成17)年4月1日

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )






かりがね荘
文京区湯島4-12
1987(昭和62)年11月

南側に旧岩崎邸の塀がつづく無縁坂の下のほうにあった。左の写真が無縁坂に向いている入口だ。門の間に吊るされた紙には「本日休業いたします」と書かれている。外観を見れば「本日」だけではないのは明らかだ。
無縁坂といえば森鴎外の「雁」が思い浮かぶ。読んだこともない小説が思い浮かぶのは、読んだ人が無縁坂について解説するときに「雁」を引用するからだ。「かりがね」とはガンの別名。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



   次ページ »