ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





かりがね荘
文京区湯島4-12
1987(昭和62)年11月

南側に旧岩崎邸の塀がつづく無縁坂の下のほうにあった。左の写真が無縁坂に向いている入口だ。門の間に吊るされた紙には「本日休業いたします」と書かれている。外観を見れば「本日」だけではないのは明らかだ。
無縁坂といえば森鴎外の「雁」が思い浮かぶ。読んだこともない小説が思い浮かぶのは、読んだ人が無縁坂について解説するときに「雁」を引用するからだ。「かりがね」とはガンの別名。

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