ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




湯島印刷。文京区湯島3-2。1987(昭和62)年頃

前の坂道は清水坂という。右手に下ると蔵前橋通りの清水坂交差点。横に入る道路の角に妻恋神社の看板があるが、そちらが妻恋坂で、妻恋坂と並行する蔵前橋通りのほうは新妻恋坂である。このあたりは神田川のすぐ北側で本郷台地の南端になる。この台地に東のほうから西北の方向に谷が入り込んでいるため坂道が多いわけだ。樹木谷坂のいわれが樹木谷から、というから樹木谷といっていいだろう。その谷筋を蔵前橋通りが通っているのでこの通りを横断する道路は蔵前橋通りへと下って、そこを超えるとこんどは上がりになる。


常松動物病院
湯島3-1
1987(昭和62)年頃

蔵前橋通りから路地を入ったところで、正面の階段を上がると妻恋坂。妻恋坂を少し下ると立爪坂が現れる。写真の右側の家は千代田区外神田。どういう経過でこんな細い道が区の境になったのだろう?

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