goo blog サービス終了のお知らせ 
ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




渡辺家住宅。千葉県夷隅郡大多喜町久保。2003(平成15)年6月1日

大多喜駅から東へ200mの県道127号(城下町通り)に面している、江戸期に建てられた商家。1969(昭和44)年に国指定重要文化財になっている。
現地の案内板(平成2年、大多喜町)には、「嘉永2年(1849)年に地元猿稲町(さるいねまち)の棟梁、佐治兵衛によって建造された江戸時代末期の代表的な商家造り」。嘉永2年は黒船来航の4年前。「猿稲」の地名は今も在り、渡辺家住宅の久保町の少し北、いすみ鉄道がカーブしている内側(南)である。「寄棟桟瓦葺(創建時は茅葺)2階建で、正面入り口は縦格子戸を、表板戸には上下戸をつけてある」「慶応4年(1868)に房総地方鎮撫副総督柳原前光が宿泊した記念の資料が残されている」などとある。
千葉県>渡辺家住宅』によると、「渡辺家は、大多喜藩の御用達を勤めた町の大通りに面した商家で、「穀家」の屋号で知られる」とある。なんの商売をしていたのか書いていないのだが、屋号から米だろうか。いろいろ手広くやっていたのかもしれない。茅葺きから瓦葺きに改修したのは1934(昭和9)である(まるごとe!ちば>渡邉家住宅)。


洋品店。大多喜町久保
2003(平成15)年6月1日

渡辺家住宅の北はセブンイレブンの駐車場だが、そこにあった洋品店。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 田中布団店、... 中村タイヤ商... »
 
コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。