ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




都立九段高等学校。千代田区九段北2-2。1986(昭和61)年9月23日

調べてみたら九段高校はなくなって、2006(平成18)年に開校した中高一貫校である千代田区立九段中等教育学校に引き継がれていた。
写真は早稲田通り側の表に対して、裏側である。肝心の表側の校舎だが、撮影時にはすでに現在の校舎に建て替わっていたのかもしれない。上の写真は学校の敷地の西側に並んでいた講堂だか体育館などだったかと思うが、まだ残っていたもの。
YouTubeの『東京都立九段高校校歌』で古い校舎を取り壊している「1984年の夏」の写真が見られる。上の写真の建物を校庭側から撮った写真も載せている。



下見板の洋館。九段北1-15。1982(昭和57)年4月

現在の九段中等教育学校の早稲田通りの向かい側に西洋館のお屋敷がある。『日本近代建築総覧』に「山口万吉邸、建築年=大正14年、構造=RC2階建て、設計=内藤多仲、備考=設計協力木子七郎、今井兼次」とあるスパニッシュ様式の建物だ。その屋敷の敷地の早稲田通りに向いた角は駐車場になっている。写真の家はそこに建っていた。山口邸の塀の外であり、借家として建てたのだろうか。アパートだったのかもしれない。

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