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ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



難波(なんば)仏具店。台東区寿2-8
2008(平成20)年4月2日

浅草通りの菊屋橋交差点(かっぱ橋道具街入口)の一つ東の横丁との角にある仏具店。浅草通りの南側に沿って、上野駅交差点から寿4交差点まで、点々と建つ仏具店の1軒。なんともユニークな外観で人目を引いている。
『日本近代建築総覧』によると、「建築年=1929(昭和4)年、構造=RC造、設計=榎本徳蔵、施行=戸田組、戦後内装数回改築、塔屋付」。
文化庁>国指定文化財等DB>難波商店店舗兼主屋』には、「RC造3階地下1階。昭和43(1968)年増築、昭和52(1977)年改修」「一階を店舗、地下一階と二階を倉庫、三階を居室とする。外壁は色モルタル塗で、縦長窓と丸窓を開き、緑色の瓦や高欄を廻し意匠性に富む。塔屋は反りの強い屋根を二重に架け、独創的な外観を形成している」とある。設計者の榎本徳蔵という人のデザインなのだろうが、この人がどういう人なのか、ネットでは分らない。建物は隣の寿ビルの後ろに回り込んでいて、L字形平面をしている。寿ビルの裏は増築部分なのだろうか。

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