ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




宮さ和。新宿区荒木町6。2002(平成14)年5月6日

車力門通りのクランクの少し南から横丁を東に入ったところにあった「宮さ和」という、料亭のような構えの店。たぶん元は正統な料亭だったのだろう。看板には「割烹」とあり、ネットでは「料亭」「板前割烹」「日本料亭」「日本料理店」といった肩書が付いている。今は建物はそのままで「赤坂 光楽亭 串揚げ処」に替わった。
パクパク日記08 3月2週』では、宮さ和は1968(昭和43)年頃の創業としている。まだ花街として繁盛していた頃かと思う。花街を返上したのは昭和50年代末という。
光楽亭の開店は2010(平成22)年11月なので、宮さ和が廃業したのも2010年かと思われる。
宮さ和の隣はやはり料亭のように見える「わかまつ(若松)」。こちらも建物はそのままで、「柳庵(りゅうあん)」という日本料理屋に替わっている。


日本家屋。荒木町6。2002(平成14)年5月6日

1枚目写真で右奥の角を曲がったところ。料亭のような家があるが、今は「四谷フラッツ」(2007年2月築、6階建て14戸)という小さなマンションに替わった。

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