ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




吉田園、谷中せんべい(信泉堂)。台東区谷中7-20・18。2000(平成12)年5月5日

JR日暮里駅北口から谷中銀座へ向かう通り。御殿坂を登り切った辺りで、標高はほぼ20m。看板建築の吉田園茶舗と谷中せんべいの信泉堂は戦前築の建物かどうか疑わしい外見ではあるが、空襲での焼失は免れた地区にあるから戦前築としていいようだ。現在、吉田園茶舗は建物はそのままだが看板を下ろしてしまっている。信泉堂は大正初期の創業とか。
写真右手のオレンジ色の看板は中華料理の珍々亭(ちぇんちぇんてい)。最近、ビルに建て替わって店は閉めてしまった。



吉田園、信泉堂。谷中7-20・18。1989(平成1)年3月12日



木原雑貨店。谷中7-18。1989(平成1)年3月12日

1枚目写真右の看板建築の店。車の入っていく道が観光地図に「初音の道」となっている道路で、入るとすぐ初音小路や朝倉彫塑館がある谷中観光の中心のひとつ。旧町名が谷中初音町三丁目だ。
御殿坂の通り沿いの木原雑貨店の後ろは1966年の住宅地図に「川島写真館」となっている。その右の瓦屋根はエザワ花店。この家は低層のマンション(カートルセゾン、2011年2月築、3階建て8戸)に建て替わって、その1階にたいやき屋が入っている。花屋は向かい側に移った。

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