ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



中村ふとん店
千葉県鴨川市横渚(よこすか)714
2006(平成18)年3月13日

県道247号の34号との交差点から南へ、家にして5軒ほど南へ行くと西南へ別れる道路との三叉路がある。その角にあるのが古い長屋風の家で、下見板の壁に「中村ふとん店」の字が残っている。写真が手振れで、しかも建物の半分しか入っていないというひどいものだ。硝子戸の文字もぼやけているが「クリーング」らしい。今は廃業したようだ。同じ建物の右側は看板建築風にして「明治屋」と庇のテントにある。レコードショップだが現在は廃業しているかもしれない。
今、ストリートビューを見ると、中村ふとん店の向かい側には、「特選敷物雑貨大和屋」「和洋酒平野」「ワカマツヤ(衣料品)」などの看板建築が並んでいる。撮影当時は見逃したのか撮っていない。



中山治療院分室。鴨川市横渚714。2006(平成18)年3月13日

1枚目写真の左に写っている平屋の民家。玄関の庇の上に赤い球形の外灯がついている。この位置では玄関先は明るくならない。治療院であるという目印だろうか?
現在は取り壊されて4台分の駐車場にしている。建物右の横に石碑が1基と道祖神?が2基写っている(石碑には青いプラスチックの鉢をかぶせてある。1枚目写真のほうが分かりやすい)が、それらはそのまま置かれているので、空き地になって目立っている。 



三和電気。鴨川市横渚657。2006(平成18)年3月13日

県道247号から別れた中山治療院分室の前の道路は住宅地の中を南へ向かっていて、700mほどで再び247号に合流する。写真の家はその中ほどにあったが、今は取り壊されて駐車場にまっている。

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