ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




浅草聖ヨハネ教会。台東区蔵前2-7。2008(平成20)年3月1日(4枚とも)

江戸通りのすぐ裏にある日本聖公会の教会。尖頭アーチの縦長の窓やバットレスで判断がつくが、ゴシック様式による教会である。2008年7月に国登録有形文化財になった。そのデータベースによると、「昭和4年(1929)竣工、昭和30年(1955)改修」の建物で「西(江戸通り側)を正面とし、間口9.1m奥行22mのRC造2階建の礼拝堂を北に、RC造3階建の談話室を南に設け、その間を階段室で繋ぐ。」と解説されている。



礼拝堂の前の壁、下部に「1928」のプレートがはめ込まれている。建物の竣工年とされる1年前だが、プレートを設置した年を刻んだということだろうか。

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