ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



有精堂。神田神保町1-39。左:1987(昭和62)年1月1日、右:1996(平成8)年5月4日

すずらん通りから2本南の裏通りにあった。書籍の取次店が多い場所だから有精堂もそういう会社かと考えたが、『総覧』に「有精堂出版K.K.、建築年=S4」と載っていた。出版社らしい。
現在は建て替わったビルに「弘正堂図書販売株式会社」の看板がかかっている。



檜画廊の4軒長屋
千代田区神田神保町1-17
上左:1987(昭和62)年11月8日
上右:1987(昭和62)年
左:2001(平成13)年10月

すずらん通りの中ほどにある、看板建築にした4軒長屋の店舗。上の2枚の写真はアーケードがあった時代のものとして出してみた。ブレ写真なので小さい表示で。左下の写真がほぼ現在の状況。1986年の住宅地図では、手前の角から、檜画廊、中山書店、大野カバン店、楽々(中華料理)。
建物最上部の軒の飾り帯は、よく見ると三角形の形と大きさが揃っていない。ゲージなど用いず手書きしたようで味がある。

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